4/22新丸ビル詳細です。




本日、大詰めの三菱地所さんとの打ち合わせが終わりました。



キヌギヌの引っ越し営業の場所が変わりまして、同フロアの来夢来人さんをお借りする事となりました。ミッツマングローブがママやってた店です。

急遽、カラオケ&生音の変態コラボ企画も浮上。負ける訳には行かないので、ありったけの小道具を持ち込んで死ぬ気でやります。


この様な雰囲気になります

皆さま是非、歌いに飲みにいらして下さい!


(7階フロアには1,500人程入れるそうです)紅白歌手、複数の飛び入りもあるかも?との事。



4/22(金)新丸ビル9周年パーティー

7階 19:30〜28:00 壁面にて、おなじみ画伯の個展も同時開催。




店名は「スナック新宿ロマン座 」となります。

普段のキヌギヌをこれからも守る為に店名伏せます(^_^*)





ロマン座近況でございます



春は何かとリニューアルオープンや、発表の機会が増えます。

ロマン座も、そのお陰様で沢山出番を頂いております。

月曜日は丸の内、新丸ビル7階にてLINEスタンプの発表会。パリ在住の画家、河原シンスケさんの作品です。

ウサギがパリジャンとパリジェンヌという設定なので、是非とも、とご依頼頂きました。




よかったなー、ロマン座はフランス設定で。体験からして日本の方はフランス音楽がお好きな方多いですし、割と、何とも親和性が高いようです。

テレビ番組、アタック25の優勝者の「パリ挑戦権獲得」のエッフェル塔の映像を子供の頃に毎週見て、「ああ、憧れのパリ、、」と、サブリミナル的に刷り込まれている人も少しはいると思います。僕だけかな。

これがもしも、ジンバブエの太鼓「ンゴマ」とかベラルーシの珍しい弦楽器「ドムラ」のユニットだったら、こんなに依頼を頂いていなかったかも知れない。(民族楽器を批判している訳ではないのですよw)


ともあれ、大盛況でございました。






その後、フロアの全店舗を練り歩き。おじさまから千円札を頂きました(笑)

嬉しかったよぉ、、。憧れの昭和の流し。


そして、火曜日は歌舞伎町入り口にある、とんかつ茶漬けで有名なすずやさんのビル竣工パーティー。






昭和30年代のオープン当時、民芸運動に携わっていた先代が棟方志功に依頼したメニューを三十部用意したら、1週間で二部しか残らなかったとか、とにかく面白いエピソードと歴史のあるお店です。

5階建てのビルがどーんと10階建てになりました。おめでとうございます!





そして本日水曜は鎌倉、鶴岡八幡宮の桜並木(段葛)の工事が終わり、中村吉右衛門さんの通り初めの日。

懇意にしていただいている、キビヤベーカリーさんのご依頼で、その並木の前で演奏させていただきました。





お隣のこすずさん(お蕎麦屋さんで、わらび餅で有名)の大将にもご挨拶。昔随分とご馳走になりました(笑)




とまあ、毎日お店を開けながらも、二足の草鞋でバタバタやっております。

そして周年の準備。お馴染みの弦楽四重奏団と新たにしょうじくんコラボの曲など、何やかんや用意しております。





まあ、好きなことやってるので苦ではないのですが、色んな音を聴きすぎて、クシャミすると鼻から音符が飛び出しそうです(汗)

今夜は何故か、狩人のあずさ2号が頭から離れません。困ったな。






さて、もう明日から4月ですね。僕の最も好きな季節であります。


皆さま、お仕事やお勉強、新年度から環境が変わられる方も多いと思いますが、どうか頑張って下さいね!


お店でも、またお話聞かせてくださいな。



僕たちの出勤日は

シンスケ 月曜日、火曜日
しょうじ 水曜日、木曜日

2人で入るのが金、土、日曜日となります。


どうぞよろしくお願い致します。



私は鎌倉から戻り、家でセコセコ紙芝居を書いています(笑)










腹話術の人形が欲しい!


今日は新宿ロマン座、パークハイアットでお仕事でした。

39階のボールルームにて。ピアノも沢山弾かせて頂きました。




何やかんやでお陰様で滞りなくお仕事を終えましたが、春に向けて幾つか仕事が入って来ています。今年はどんな展開になるのか。

楽器の演奏だけでない、色々なバリエーションがあります。お客様をいじったり、キャンディ配ったり。

前にご依頼を頂きました上野の精養軒でのロマン座仕事の時。たくさんのおじい様の前で急遽楽器の説明と講話をして欲しいとのリクエストがあり、死ぬほどビビった経験があります。

バーで話すのは得意なんだけど、楽器を背負って話すのはまた別の話。何となく苦手であります。そう、フリートークは苦手です。

何かモノでもいいし扮装でもいい。役割を与えられたらスルスル話せるのです!

例えばですが芸者の格好とかピエロとか、、

とはいえ顔に白粉塗るのは時間かかるし、そっちはまだ早い上にそんなスキルもない。

なーんて考えていた所、前から気になっていたアイテムが頭を過る!!




キャー!懐かしい!

腹話術の人形です。前から関心ありました。

ベタな笑いは結構好きでして、ブラックなネタとかしても許されます。

技術はなくてもそれなりに面白いかも(アコーディオンあるし)


ほら、こんなに動くんですよ!

眉毛とか、、



お口も開閉可能



目も閉じます!




ギロリ!





ダサい人形しか記憶がないんだけど、彼は比較的愛らしい。そしてなかなか凛々しいお顔立ち。こういう精悍でインテリジェンスを備えたような顔立ちは僕のタイプでもあります。ちょっと若過ぎるけどな(笑)



ほら、



キリッ!





あー、ブログ用に写真を見ていたら段々変な気持ちに、、。


すみません。冗談です。




んー、買おうかなぁ。


寅八さんという作家さんがお作りになっているそうです。

100,000円。

高けぇ!!


ん、、いや、夢への投資を考えたら高くはないなぁ。デタラメでもいいから店でやりたいなぁ。

ベランダもひと段落ついたし、また何かに打ち込みたい。変な技術をまた身につけて、益々気味の悪い器用なジジイになりたい。

昔から興味あったんですよ。一瞬はダサくてバカバカしい腹話術、けど、敢えてブラックなネタとか言ったら受けそう。

裏声の教室とかあるのかな。独学でも行けなくなさそうだな。



1週間考えて欲しかったら買おうかな。

他にもバリエーションあります。

おばあさんとか、



洋装の女の子



和装の女の子



おばあさんもこれまた可愛いな。女の子はイマイチ触手が動かない、、。眉毛が太いから?なんか違和感。



別の作家さんで、川口さんという方の作品も。残念ながら売り切れでしたが、こちらはまた目玉が飛び出そうな値段、150,000円ですって!

いや、飛び出しそうなのは人形の目玉かもしれない!!



ほら、激しく動かしたら眼球が客席に飛んでいきそう(汗)




ううう、、、



やはり寅八さんの凛々しい男の子のが僕とは一番相性が良さそう、、。顔立ちからして、とおるくんという名前が頭を過ぎりました。

とおるくん、、。キヌギヌに来たい?










「イキタクネーヨ!バカ!」








※画像を無断転載致しましたが、真剣に購入を検討しておる者です。問題ありましたら削除いたします、ご連絡下さいませ。








新宿ロマン座1周年!



去年の今日、新宿ロマン座を結成しました。今日から2年目、本当にありがとうございます。


伊勢丹新宿店の屋上で丸山敬太さんのお食事会があり、音楽を何かやって欲しいとのオーダーを頂いたのが9月。

自宅から電子ピアノを担ぎ、店からハープとクラリネットも持って演奏させて頂きました。




この時はまだ僕らはアコーディオンを弾けませんでした。アコーディオンデビューはクリスマスの三越銀座店からとなります。

あれから一年。


1年で頂いたお仕事は43本。

最初の6ヶ月には6本だけなのでちょうど月に1本ぺースだったのが、5月以降に37本も入りまして、今は月平均4本ペース。急成長でございます!

デビューの伊勢丹を始め、三越、有楽町阪急、パークハイアットやパレスホテル、上野精養軒、原美術館、ドッズ表参道に葉山一色海岸の海の家、、、。


MISIAを始め清水ミチコさんや野宮真貴さん、色んな方とも共演させて頂きました。

40過ぎのオッさんが2人で楽器を始めて、まさかこんな事になるとは、、。


全ては皆さんのご縁と優しさの結果だと思います。心から感謝しております。


そしてまだまだ青春は終わらない。何かドキドキするような事がある限り、毎日が楽しくて仕方ありません。


僕なんかが言うのは偉そうですが、敢えて一言言わせて下さい。

もしも何かを始めたいけど年齢もあるし、、と思ってる方がいらしたら、、、


何歳になっても、照れたりしないで絶対に始めてみましょうよ!やらなきゃ何も始まりませんよ!

ロマン座を通して、あまり恥ずかしさとか遠慮が無くなりました。今では楽器の解説とか、司会みたいな事も少し始めたりしています。


かといって、謙虚さも学びました。外に出て行くのはバーで待ってるのと、かなり仕組みが違う。

凄く勉強になります。そして、暖かい拍手。


今週も4本のお仕事をさせて頂きました。オープン直後で毎晩遅くまで手直しや工事をして体は疲労を感じますが、それでもなお楽しくてワクワクします。


年齢や経験なんて無視して、楽しいめる事を始めましょうよ。人生なんて短い。精一杯謳歌しないとね(-_^)



【ロマン座一年の軌跡】
































石川さゆりさんと





























上野精養軒、先週の水曜日。




これは昨日のウエディング。




皆様、懲りずに2年目も宜しくお願い申し上げます

( ´ ▽ ` )ノ





VOGUE FASHION NIGHT OUT



新宿ロマン座、土曜日はヴォーグファッションナイトアウトに参加させて頂きました。


表参道から青山、原宿にかけて数百店のブティック、レストランなどが開催するファッションのお祭りなんですが、これが凄い。

人人人の大行列。各店ノベルティやお酒を配るもんだから大混雑。

我々は野宮真貴さんの伴奏で、トッズ表参道店にてLIVEをさせて頂きました。


トッズさんから頂戴した靴。エナメルのドライビングシューズです!



この日は全身真っ黒。タイもシャツも黒です。



そして一階の会場へ。




野宮さん自撮りを取らせて頂きました(笑)



LIVEは野宮さんオリジナルとカバーを二曲づつ、そしてお召替えの間にいつものフレンチミュゼット、5曲の演奏でした。

「東京は夜の7時」と、お着替えミュゼット以外の曲は、しょうじくんのアレンジによる打ち込みのど迫力。

自分で言うのもなんですが、我々はきちんと役割分担されていて、色んなジャンルの楽曲に対応できます。



美しい野宮さんへの力一杯の黄色い声に包まれ、変な興奮で汗だくの僕を横目に、汗を全くかいていらっしゃらない涼しげな野宮さんとショウジくん。

多汗症って治る方法ないのかね。(汗)





トッズさんを後にして、昔勤めていたレストランにてサプライズ演奏。

南青山四丁目にカフェエイト、というペジタリアンレストランがありました。完全菜食主義のレストランなんですね。

こちらのオープニングに合わせて上京し、一月後に店長として働いたんですが、もうカルチャーショック。

芸能人やお洒落な方はもちろん、ディオールのデザイナー、エディスリマンが週に6回いらしたり、世界中の方が野菜を求めてごった返した、とんでもない店でした。

飲食店経験は長い僕ですが、さらにこちらで企画書や絵の描き方、LIVEやイベントの仕切り方、全てを叩き込まれました。オーナーは女性2人のグラフィックデザイナーの会社で、飲食店の慣習をぶっ飛ばしたアプローチが逆に良かったんだと思います。

数回目の移転先として、青山学院大学の隣にこの日オープンされました。




涙の再開。




みなさま、是非オススメです。青学隣の本屋さんの二階「エイタブリッシュ」というレストランです。


そして、ケイタマルヤマ青山本店にて。

ブティックを練り歩きしながら弾かせて頂きました。








お店にトンボ帰りしまして、皆さんのサプライズお祝いに涙。(40歳の誕生日でした)


幸せモノです、私。








怒涛の営業終わりました。


週に5本の営業と、お店も毎日空けての過去最高にハードな一週間が終わりました。


最終日は寝ずに朝から葉山の海にて楽器4台持ち替え演奏、トンボ帰りで新宿御苑にあるキッチンスタジオにて。

腹ペコのオッさん40人位が、3人のシェフの作る飯をひたすら食いまくるというイベント。



カメラの反対側は人で一杯。そこで、世にも軽妙なフランスのワルツを弾く。

まるでプロヴァンスの港町の漁師の集まる酒場に来たみたいでした。(笑)

楽しかったなぁ。


さて、家に帰ったその後。

夜中にうなされ、目覚めると汗だく。熱を測ると39℃も熱が出ていまして、、


そのあと、背中がつる。なんだこれ。


まるでポンコツの中古車に乗ってるみたいです(汗)

とはいえ、乗り換えることも出来ず、、。


メンテしていたわりながら大事に乗りたいと思います。まだ走らねばいけない、僕の体。





トホホ。



今夜もお店開いてます。ゆっくりやりましょ。







有楽町阪急メンズ館終わりました



今日は2度目の有楽町阪急メンズ館。


ドドン!





2月にも演奏させて頂きまして、今回2度目の出演となります。

館内全フロアにてファッションショーあり、ライヴあり、しかもお酒を飲みながら服が買えるという、大人のワンダーランド。

前回同様、全フロア練り歩きという、腕の鳴るお仕事です。





先ずは地下のモノクルカフェからスタートして、各階を走り回ります。


デパートの中には色んなシーンがあり、とてもバラエティーに富んでいます。

靴のを磨く方や、ネクタイを並べて検討されている方、洋服を試着する方、ネイルコーナー、アクセサリー売り場、カフェにBAR、、。


各シーンに音をつけると、普通の景色が古い白黒の活動写真みたいに、つまりは少し滑稽に見えてきます。

前回の経験を活かし、溶け込みつつもさらに異次元にトランス出来るよう、大袈裟に動きを付け、練り歩いてみました。


んんん、大成功!


ネイルサロンコーナーでは、ヤスリの動きに合わせてチクタク弾く。

ウィスキーのコーナー、妙齢のオシャレカップルの前では肘をついて色男っぽくキザに。

真剣にアクセサリーを選んでらっしゃる方の横に張り付いて、一緒に品定めしながら弾く。

女性がいらしたら跪まづいたり、クルクル回ってみたり。

ノリノリの美容部員の方に、コットンで汗を拭いてもらいました。お客様もご近所も大笑い。

お見送りは、前回同様店長さん(総支配人)と並んでお見送りをさせて頂きました。

きちんと阪急の社歌、「すみれの花咲く頃」を盛り込んで、内輪受けもしました。(笑)




各フロアでとても喜んで貰えました。大爆笑も拍手も頂きました。もはや恥ずかしくも何ともない。

店でいつも目指すところの、日常の動きに効果音を加えて劇場にする、あれのバリエーションですね。




いやー、楽しかったなぁ。ワクワクしました。また演奏したい。


前にも書きましたが、アコーディオンの持つピエロ性が、日常を古い活動写真さながらに変えてしまうのでしょう。皆さん警戒もせず、暖かく迎え入れて下さる。

喜劇性は勿論、哀愁漂う場面も、物憂げにタップリ弾けば直ぐにそうなる。


お洒落なファッションに身を包んだ大人の前だと、大袈裟な音は特に映えます。

妙齢のご夫婦と思しき、飛び切りお洒落なお二人。音に合わせて写真館みたいに気取ったポーズを取ってくださった。

美しくて格好よくて、涙が出そうでした。かの日劇の跡で、感無量であります。




僕は人より多くの楽器に手を出していますが、中でもアコーディオンはかなり特殊だと思うのです。

似たところで、もしこれがギターなら。

歩きながら同じフレーズは弾けても、お芝居感を出すのは少し時間が掛かると思います。それにワルツでバカみたいにクルクル回っても合わないと思う。



それぞれ一長一短ありますよね。


ともあれ、またアコーディオンが好きになりました。

そして、溶け込み、練り歩きというジャンルに更なる可能性を感じました。


自分の実力以上に場の空気を変える事のできる稀有な楽器。

奥は深いぞ、アコーディオン。



ロマン座、今週はパレスホテルと丸の内のブティックオープン、そして今夜の阪急。

明日も葉山一色海岸で演奏の後、とんぼ返りで御苑前のキッチンスタジオにて出番、その後お店を開けます。

家では移転準備もしてます。毎日お店もきっちりオープン。


我ながらよく働いてます、、、。


( ;´Д`)





















新宿ロマン座近況



MISIAさんのコンサートが終わったらのんびり、、、なんて話していたんですけど、むしろ前より沢山お仕事を頂いてしまいました。

嬉しい悲鳴です。( ;´Д`)

7月にはウエディングやレストラン、沢山の仕事を頂きました。

そして、野宮真貴さん(元pizzicato five)のお歌の伴奏をさせて頂きました。東京は夜の7時のフレンチボサノヴァバージョンなど三曲。



このユニットはとてもご好評頂き、今後も続けましょうというご提案を頂戴しました。




伊勢丹新宿本館4階でもお仕事を頂きました。




そして、8月後半も丸の内仲通りのブティックのオープン、皇居前パレスホテルのパーティー、有楽町阪急メンズ館にて全フロア練り歩き。

9月にはスコットランド産ジンの発表会や、青山で開催される仏ファッション誌の大きなイベントでもお仕事を頂けそうです。



んー、、神様のイタズラで、何かのピントが合ってしまったのでしょうか。こんな予定ではなかったのに、、。有難くも空恐ろしい。

ただ、風が吹く間は帆をしっかり張ってグングン進みたいと思います。また風が止んだら立ち止まって休憩すればいいし。


お店を少しだけ遅刻する日も出てきますが、都内で演奏の場合は休まずにやらせて頂きます。


キヌギヌが「寄せ鍋」だとしたら、ロマン座のお仕事は〆の雑炊。キヌギヌで得た沢山の経験を濃縮して、アコーディオンを弾かせて頂いてるといっても過言ではありません。

なので、しっかりダシを取るためにも(笑)本業は疎かにすべきではないと考えております。

ここで調子に乗ると、痛い目に合うのが世の常。オッさんバンドはガキ共とは経験値が違います。


そして最近、「出来ること」「したい事」「やるべき事」がどんどん一致してきています。

これは素直に嬉しい。お金儲けや承認欲求の先にある大きなものを片隅に置きながら、取り組んでます。それはお店も同じ。


陳腐だけど「クスッと笑って貰う」とか「素敵な世の中にする」とか、そんな事になるんだけど。

体力あるピチピチの若い子たちに出来ない何か。まだまだ負けられません。




(遺影みたい...)



頑張りますので見守って下さいまし!







遅ればせながらMISIAコンサートの事。



MISIAさんのファンの共同ブログにこのブログが貼り付けられており、アクセスが急増してビビっておりました。

やはり、新宿の怪しげなBARはひっそりとしていなければいけません。岩場の高山植物は植え替えたら枯れますもの。




※検索などてこのブログをご覧の皆さま。

大変恐れ入りますがキヌギヌは会員制BARとなっております。現在お通いになっている方とご同伴でないとご入店頂けません。

MISIAのコンサートの依頼を頂く遥か昔の2007年依頼、このシステムでやらせて貰っております。どうかご理解下さいませ。




さて、大阪の二日間が終わり、翌週の同じ火曜、水曜で東京フォーラムに戻って参りました。



席数はおよそ倍の5,000席。もはや五千でも一万でも同じような感覚に陥っています。寧ろ、狭いほうが僕たちの小さな動きが見やすくて良いのでは、とも思いますが。


この日はMISIAさんのバースデーでした。そりゃ何かしたくなる。

キャンディ練り歩きの後に舞台袖でバースデーソングを弾こうと言うことに勝手に決め(笑)ボスに提案。

すると、快諾とのこと。

しかもその日は清水ミチコさんがゲストに。なんか華やかな話になっています。

当日のリハに向かうと、ボスに呼ばれ、「どうせならステージで弾きなよ」と、恐ろしいご提案。

しかも清水ミチコさんと一緒に!!


そりゃ受けますとも。


なんだかんだありまして、バースデーケーキを運び込む時に、着いて歩いて弾くことになりました。ドンドン出番が増えるぞ。


翌日のテレビで沢山流れたみたいです。
めざましテレビより。


バースデーのニュース。



ミッちゃんご紹介




何故か我々オッさんがヒョコヒョコと、、。




撫子の澤穂希さんからのケーキとメロンタワーでした!!



スーパーの隙間でゴリラがアコーディオン弾いてます。
ウォホウォホ!




てな流れで、帰りにメロンまで頂きました。お店でお客さんに全てお出ししましたよ、太っ腹!




さてさて、翌日。


この日も清水ミチコさんがゲスト。バースデーソングは流石に二日間やらないので、ミチコさんとMISIAがデュエットをしたらどうか、という話に。

何故か僕たちにミチコさんから指名が来て、一緒にどうかと。


( ;´Д`)!!!


夢のようですよ。

神様がもし一つだけ夢が叶うなら、場合によってはこの状況を提案してたかも。

MISIAと清水ミチコさんとロマン座だけで大ホールで一曲やるだなんて、、。



でもね、一応僕らもプロの端くれなんですよ。素晴らしいミュージシャンがずっとツアーを回られてるなかで、僕らのような雰囲気重視のユニットなんぞが、高いチケットを購入しているお客さんの前で弾くわけには行かない、と。

誇りを持ってお断りをしました。



でも、「そーいうほっこりしたコーナーだから笑」と言われまして。

もしかして、フィレステーキの後の一口シャーベットみたいなものかも知れない。

んー、それなら、、。とやっぱチャレンジする事に。(早いな)


そりゃ流石に緊張しましたよ。歳のせいかあんまり緊張しないんだけど。

あっという間にリハです。僕はクラリネットで参戦。いつもの音響のお姉さんにワイヤレスマイクをセットしてもらいます。





曲はWHAT A WONDERFUL WORLD 。
正にこの瞬間の気持ちですな。





その後、リハを聴かれたミュージシャンの方からアドバイス。ブルースで多用する「ブルーノート」(ベースから見て上の3度と7度を半音下げてちょっと悩ましいコードにするやつ)が、ヴォーカルとぶつかってるから整理したほうがいい、と。

全くおっしゃる通りでした。それらしく聴こえるんだけど、多用するとぶつかる。ヴォーカルがどの音で来るか瞬時に予測しなくちゃいけない。そしてぶつかって音を変えると、違和感がある。

ならば最初から避けたほうが賢明な訳です。

思いっきりアドバイス通りに。

そして本番、大成功でした!!

MISIAのお客様はみなさん音楽好きで暖かいので、助けられました。他所の歌姫のコンサートならこうは行かないのかも。

いつも客席から観ていたアレにも参加しました。いやはや、、。





その後、ミチコさんとお話し。色々お話し出来ました。


ヤーッ!!




コンサート終了後40分、ほら、もう店でモヒート作ってます。当たり前ですけど。




まあ、短い夢を見させて貰いました。僕らの経験となって、少しでもお店に還元出来ればと思います。

今後はお店の営業と、そして移転に打ち込ませて頂きますので、どうぞよろしくお願いします!


とはいえ、ロマン座の出番、今月あと5本あります、、。


どうぞよろしくお願いします。



MISIAツアー大阪終わりました!



昨日の午前中に新幹線にて一路大阪に向かいましたが、名古屋辺りであの事件が起こりました。(男性が一号車でガソリンを巻いて焼身自殺、2名がお亡くなりになりました。)

本当に腹立たしい事件です。新幹線で人を巻き込んでやるなよ、一人でやれ。


それはさておき、楽屋が素敵な事!




住友本店やら堂島川が見渡せます。お風呂とソファーにタオル、ポットから何でもある。


軽食コーナーには蓬莱の豚まんに野菜ジュース!




食事はビュッフェが食べ放題で、メニューが20種ほどあり、、

こりゃ、やる気出ますな。


明日から現実のチャリンコ生活に戻りますが、たまにはいいじゃんね。




さてさて、その後。

新幹線の事故でバンドメンバーさんが立ち往生、リハの順番が入れ替わるも、無事に幕が開きました。

今回は東京フォーラムの半分の2000席。木がふんだんに使われたホールで、温かい反響がありました。こげ茶と赤のシックな内装。




画像がアップ出来ないのが残念なのですが、お客さんもノリノリ!

黄色い声で手を振られました。人生最初で最後かも。子供達にも大人気。飴パワーはスゲーや(笑)

来週はまた東京フォーラムに戻って2DAYS、やらせて頂きます。

何と、スペシャルゲストが清水ミチコさんなんですって。(笑)

楽しい事になりそうです。またご報告致しますね。

そうそう、MISIAご本人もここを読んでらっしゃると聞きました。恥ずかしいけど嬉しいな。


この場を借りてMISIAにメッセージを、、、。


「愛してます!」







おしまい




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宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして (JUGEMレビュー »)
高谷 朝子,明石 伸子,太田 さとし
千代田の森の奥深く、宮中賢所に57年お住まいの神職の女性の半生を描いた作品。下界と分断された森の中で祈りを捧げる日々。厳格な穢れの区別(下界のものに触れると潔斎しなければいけない)、四足のものは食べてはならない、毎朝数時間かけて髪おすべらかしに結うなど驚愕の生活と共に、日本古来の自然に寄り添った質素な習慣を紹介する。

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朝香宮家に生まれて
朝香宮家に生まれて (JUGEMレビュー »)
北風 倚子
渋谷・松濤の鍋島公園一帯は戦前、広大な鍋島侯爵邸であり、著者の住まいであった。大空襲で火の海になった屋敷を逃れ、昭和という時代を生き抜いた、旧華族のお姫様の生涯。

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社長 島耕作(8) (モーニングKC)
社長 島耕作(8) (モーニングKC) (JUGEMレビュー »)
弘兼 憲史
言わずと知れた島耕作シリーズ単行本。長い経緯はさておき、弊店が表紙になっております。店主もタキシードでモデルを致しました。
是非お買い求めくださいw

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梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫)
梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫) (JUGEMレビュー »)
小田部 雄次
佐賀藩主鍋島家令嬢伊都子。彼女はのちに梨本宮に嫁ぐが、明治から昭和に渡って77年間日記を残していて、その様相は「書き魔」と言わんばかり。初の洋行先のパリで買い物の様子や婚礼、即位式などの華やかな思い出を経て、戦中戦後の倹約の様子や時代に対する落胆ぶりなど。往時の匂いが漂ってくるかのような生々しさ。著者、小田部雄次の解説が当時の世情をわかりやすく補ってくれる。

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写真集 酒井美意子 華族の肖像
写真集 酒井美意子 華族の肖像 (JUGEMレビュー »)
酒井 美意子
加賀藩前田家令嬢の酒井美意子。マナー講師として厚化粧キャラでメディアに登場した姿をご存じの方もいらっしゃるであろうが、彼女は戦前まで駒場の前田侯爵邸に居住していたことを知る人は少ない。莫大な財産と華麗な人脈を、膨大な写真とコメントで紐解く、いわば現代版歴史絵巻的な写真集。必読。

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極楽商売―聞き書き戦後性相史
極楽商売―聞き書き戦後性相史 (JUGEMレビュー »)
下川 耿史
戦後の性関連産業を裏側の視点から取材した戦後風俗史。進駐軍専門のパンパン宿や性具の販売店、愚連隊、ゲイバー、カストリ情報誌、個室喫茶・・・。戦後の性に携わった人々の汗や息遣いが聞こえそうな一冊。

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 (JUGEMレビュー »)

京セラ、auの創始者ににして仏門に入った稲森氏が、街の小さな碍子工場を一代にしていかに大企業へと成長させたかを描く。単なるサクセスストーリーに収まらない哲学や思想を散りばめた珠玉の一冊。

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芝桜〈上〉 (新潮文庫)
芝桜〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
我らが有吉佐和子先生の長編。戦前の花柳界を舞台に、二人の女が艶やかに力強く生き抜く。温厚で情緒的な梅弥、狡猾で気ままな蔦代。共に授かった類い稀な美貌を武器に、ただひたすら戦前、戦後の花柳界を生きる。花柳界独特のお茶屋の仕組みや旦那制度、一本や水揚げなど、判りにくい独自の世界がこの一冊でよくわかる。ストーリを彩る、旦那からの贈り物の三越謹製三百円の帯や、大粒の翡翠の簪、英国土産の巨大ダイヤモンドなど、随所に登場する豪華絢爛な衣裳拵えと、それを取り巻く年増女将との丁々発止のやりとりの描写は必見。店主のバイブルと同時に、不動の一位たる女流文芸作品。

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書いた記事数:1517 最後に更新した日:2024/03/25

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