ベランダ その2



背中の痛みも引いてきましたので早めにお店へ。家にいて挫けてしまったら大変です。



リハビリを兼ねて、簡単な作業をしました。電気工事は腰や背中に悪いので、比較的簡単な額の取り付けなどです。


その前にベランダでお茶を頂く。今日の気温は19度。





なんかいい雰囲気じゃん。



ベランダその後ですが、かなり茂って参りました。




前回3/24の写真がこんな感じです。20日間でまた伸びました。






やっと、スクリーンの効果を発揮して貰える時期になりました。お向かいさん、たまに目が合います。流石にそれは困るので、、。


ローズマリー、ちょっと元気良すぎます。今度のパーティーでミネストローネを作るときに大量消費きてやろ。





モッコウバラには、既に花の蕾が。四月中に咲けば嬉しいなぁ。





壁を這わせたピエールドゥロンサールもこの通りお元気!






こちらも蕾が付いていまして、この後秋までバリバリ伸びます。


一気に伸ばして、天井まで行ってもらいましょう。


入り口を開けるとこんな感じ。





奥のグリーンが眩しいです。京都の坪庭効果、真似をしております。







さて、額を少し増やしました。ソファ後ろの壁です。






ロートレック三連発です。







左のオッさんの後ろ姿の絵、ブリュアンという歌手のポスターでして、シャンゼリゼ界隈で大人気だった小屋の興行ポスターだそう。


右の写真はロートレック自身の写真、こちらはムーランルージュ前で撮影とのこと。キャンバスが見えます。



そしてこの黒猫。






こちらの方が見やすいかな。





画家志望であったロドルフ・サリが開店したシャノアールというピアノバー。

1881年モンマルトルにて創業のこのバーはピアノに合わせてシャンソンや詩の朗読、ダンスなどに興じた、芸術家の集まるお店だったそう。

先ほどのオッさん、ブリュアンもここの目玉歌手だったとか。



4年後の1886年、静かな環境を求めてラヴァル通り12番地に移転すると、店の一角に影絵専門の上演設備を併設した。

工夫を重ねて多色化した専門の照明を用いた影絵、上演に際しては朗読者、歌手、楽団員などの大人数を投入して大ヒットし、翌年以降店以外での巡業を始めた、とあります、、。



なんか似てるな。(生意気ですが)

その巡業の時のポスターがこれです。紋章の中には「歓喜の丘モンマルトル」とあり、引越しの時には大行進をして、このデザインの旗まで作ったとか、、。賑やかな話だけど、ホンマかいな。

そんなエピソードを踏まえて、あやからせて頂きます。


生意気だけど、他人とは思えないw


そういや日曜の夜中にフランス人の若い男性6人組がいらしたんです。

今度マラケシュに新しく建て替えるイブサンローラン美術館の立ち上げチームらしく、最初は怖かったんだけど、何やら話を聞くとシャンソンが歌いたいとかで。

そうなりゃこっちのもの。何でか大抵のメロディとコードは頭に入ってるので、伴奏してあげたら大喜びで、随分褒めて貰いました。


きっと、旅先の醬油味に飽きたフランス人にとって、少しだけバターの香りがしたのかな。本国からお越しの方には大抵受けます。


こんなアジアの端っこの島国で何やってんだろ、といつも思うんだけど、好きなものはしょうがない。日本もフランスもアルゼンチンも、他の国も全部カバーしてあげます。かかってこいや!


ベルエポックの頃のシャノアール目指して今夜も頑張ろう!












そして、お手洗いの絵も一新。


清家さんが僕の誕生日に描いてくださった絵です。随分遅くなりましたが、やっと収まりました。






クマですね、私かな、、、。





また、内装を少しずついじります。


だって、春ですもの。









春が来た!



ベランダの芽吹きも嬉しいのですが、さらに嬉しい芽吹きがありました。

店内にて育てているフィカスベンガレンシス。つまりはインドのゴムの木です。


近所のアクタスで買ってきた時にはこんなに元気で





その後も店内のジャングル化のシンボルとして、ワサワサ茂っておりましたのに




ある寒い夜にベランダに出して帰ったところ、たった一晩だけなのに、葉が4枚を残してほぼ全て落ちてしまいました。



(ショックすぎて写真撮ってなかったです)


調べたら、5度以下だと風邪をひいて葉が落ちるらしいのです。

全部の葉が茶色くなり、乾燥してポトポト落ちました。50〜60枚以上あったのに、たった4枚しかないの。




枯れ枝みたいな無残なゴムの木。それでも毎日ガラス越しに日光を当てて、オーガニックの肥料をあげたり、幹に霧吹きで水をあげたりしていました。

特に目立った反応はなかったけど。



それが、最近どんどん芽が出てきています。ざっと3箇所くらい!!





もう、すごい勢いです。先から脇から、幹の間からも、バンバン出ています。こらゃ嬉しいね。


もうダメかと思ったのに、黙って芽吹きの準備をしてたんですね。恐れ入りました。

暖かくなったら更に太陽を浴びさせよう。そして今度の冬は、今まで以上に温度のケアをキチンとして、買った時よりも大きく育てよう。







話は変わりますが新年度に入りました。早いですね。


以前、お客様が減った旨の話をブログで触れていたので、その後日談もついでに書いておきます。


売り上げについて書くなんて、かなり頭がおかしいとは思いますが(笑)、心配させっぱなしは僕の流儀に反するのでキチッと報告しておきたいな、と思います。

何事もオチや結果の報告がないと気持ち悪い、というのが僕のポリシーです。




3月に入り、この冬の暇さが嘘のように、とても忙しくさせて頂いています。全然違うの。

ここに書くべきでは無いかもだけど、この3月は相当な覚悟をしていましたが、結果的に、過去11回の3月の中で断トツの最高記録となりました。(汗)




あの暇な日々は一体、何だったんだろうか、、。過去の1月と2月にくらべて、今年の異常なまでの落ち込み。本気でお店を辞めようかと思った時もありました。マジで。



自分なりに考察した結果、この1月と2月がたまたまヒマだったようです。他に目立った理由が見当たらないのです。

僕やお店に問題があったなら(沢山あるけど 笑)、気温やらで微増こそすれ、3月も同ペースだった訳で、、。




この「たまたま」ってのが曲者でして、いつ訪れるのか全く読めないばかりか、重なる時は見事に重なりまくります。

お店の評価や経験値とは無関係に、何をやってもダメな時ってあるんですよね。

ギャンブルのツキとも、少し似てると思います。スキルや経験が何の役にも立たない時があります。


冬は毎年やって来て、必ず売り上げが落ちる。過去のデータは既に取れていると思ってたけど、全然甘かった。読みの効かない、イレギュラーな事はまだまだ起こります。過去にも短い期間ではあったものの、こんなのは初めて。



本当に不思議だ。



とはいえ、その間のレイアウト変更や照明の見直し、ポトフやら、果ては会員制廃止まで色々試せたのはとてもいい機会だったなと。


取り越し苦労で済んだなら、本当にラッキー。何もしないよりはよっぽど不安が薄らぐし、納得もいく。


仕事って本当に面白いです。挑戦は自信につながり、間違いなく自分の宝物になる。




もしまた、思い通りにならない時期が来たとしても、今回と受け止め方がかなり変わってくると思います。また工夫すればいいし、ダメならダメで全然いいし!


だから商売は面白いヽ(´▽`)/


沈黙を経てバンバン芽を出した植物と、自分のお店とがピッタリ重なりました。


上手く言えないんだけど、全く同じだなって。






来年の冬は怖い思いをしなくて済むよう、更に準備をして面白い事を考えよう。それが今年の教訓です。


いっそ、次の2月辺りには長めに南の島でも行っちゃおうかな。ダメな所は切り捨てて、英気を養う。貧乏性で毎日働く事よりも、たまにはそういうのが大切かもしれない。





ともあれ、今年の春はもうすぐそこ。


皆さんにとっても素敵な季節になりますよう。




2年目のベランダ観察記





段々と新芽が吹いて参りました。この季節、堪りません。(*´-`)





僕の店のベランダは3層構造になっております。



フェンスには緑のカーテンを敷くべく、

モッコウバラ 黄
蔦バラ 赤
蔦バラ ピンク
大型の蔦バラ ピエールドロンサール


などのバラを中心に


ハゴロモジャスミン
時計草
クレマチス
あけび
アイビー
フユヅタ


の10種類を植えました。冬もそのほかの季節も、ずっとグリーンの壁が維持できるよう計算しました。

伸びすぎたらその都度カットするつもりです。



この子達はみんな蔦性で絡まって伸びてくれるのですが、アイビーやジャスミンなどの生命力の強いのはフェンス外側を這わせていまして、お向かいを隠してくれる予定です。



あけびには早くも蕾が。数十個付いております。






バラ類はフェンス手前にて、目を楽しませて貰います。

なんせ、3.6メートル幅なのでこのくらいの種類を植えないと金網が塞がらない。


植えてまだ一年半、スカスカです。







去年の5月末でこのくらい。少し赤いバラが咲いてますね。





8月だとこのくらい。




今年はもっといけると思います。目指せ、ジャグル。



蔦モノのカーテンを背景に、その手前に背の高い木立として、ミモザやヒイラギ、ローズマリーにいちぢく、梅にレモンにオレンジ。ビバーナムとシマトネリコ、ニンジンボクと、、えー、後はなんだっけ、、。







そして地面には沢山のハーブやイチゴなど。




去年は入院やら、謎のハイテンションな時期が重なり、ベランダの写真をほぼ撮ってなかったのですが、今年は年明けからずっと手入れと観察を続けております。


蔦の関係は勝手に伸びては絡まるので、それを見つけ次第解してフェンスに巻きつける。ひたすらそれの繰り返し。

これをしてあげないと、蔦同士が絡んで団子になり、日当たりや見た目、そして花付きが悪くなります。





ベランダのメインであるモッコウバラや大輪のピエールドロンサールは蔦を水平に曲げてやらないと花数が減るので(花が頂点に咲く修正があるため)常に水平に曲げまくってます。可哀想だけど仕方がない。



ピエールさん、今年はかなり勢いがあります。去年とは伸びるペースが違う気がする。




咲くとこんな感じ。こりゃ文句なしにバラっぽいバラです。

去年は小さいのが20輪ほど咲きました。今年は更に期待大。




いつか、このパーゴラと壁全面にピエールの蔦が絡めば嬉しいんだけど。あと2年はかかるかな、、。





蔦が伸びるその都度、コンクリートにアンカーを打ちまくってツルを固定し、強制的に仕上げます。

こんなイメージ。ワサワサのモリモリに持って行きます。





ネットにて、あるロザリアンの奥様(バラ愛好家をロザリアンと言うらしいw)は、ピエールをたった2年で4メートル伸ばして、見事な壁面仕上げにしたとか。

日当たりや地植えなど、条件は違うけどウチも2年目、奥様には負けてられん。もっと研究しよっと。




今年はそのバラの開花に合わせて、どこかのピークの日曜昼間の営業をしたいと思います。

ベランダを開け放ってバラを見ながら、自宅から「まことちゃん」全巻とガラスの仮面(いずれも漫画)、古い「別冊太陽」を沢山持ってきます。

森の図書館的な感じで参ります。(汗)




僕は男のワイルドガーデンを目指しますので基本的に強剪定は行いません。伸び放題にしてから、適度にフェンスに誘引してまとめます。完全に自己流です。




目標はこんな感じ。文明が植物に飲み込まれたような退廃的な感じが理想です。(伝わるかしら)









植物を始めてから、季節の移ろいをゆっくり感じるようになりました。

新芽が出て、春先から蕾が膨らんで一斉に開花。

梅雨明けには茎や葉が爆発的に成長して、真夏には素敵な日陰を作ってくれます。お待ちかねのベランダプール。

果物はこの頃に実ります。

秋を過ぎると落葉。

落葉したら、もうクリスマスはすぐそこ。冬場の誘引を経て追肥、手入れをしながら春を待ちます。

季節を味わいながら、手を掛けながら来年の予想を練ります。



壁面のバラの事や、パーゴラをグリーンの屋根でワサワサにしたい、果物の収穫を増やしたい、ミモザをぐっと曲げてもっと店内から見やすくしたい、、。などなど。



たった3つのコンテナと少しの鉢植えですが、夢は限りなく拡がります。





園芸関連は今後、週一回位のペースでしつこく更新いたします。どうぞお付き合い下さいませ。







コウモリランが来たよ



ご好評頂いておりますバーバーは、明日11/7金曜と11/21金曜をもって本年の営業を終了させて頂きます!(寒くなって手がかじかむと切れないそうです。そりゃそうだ。)

さて、その理容師のタカヤさん。中野坂上でこんな素敵な美容室を営んでおられます。

イエヘアー ボダニカルコーヒー







そこでですね、沢山の植物を育ててらして、何やらその場でも売ってるらしい。


僕も一鉢お願いしました。そしてパイプオルガンの横に設置。









かなりジャングル感が増しました。



もう、いっその事ベランダ自体をガラスで覆ってしまいたい。温室みたいにして、そこでカナリアなど飼って。その下にテーブルを置いて紅茶を頂いたり。

開閉式になっていて夏はバーベキューにプール、冬はポカポカ。




上野の旧岩崎邸のサンルームみたいなのが理想なんだけどな、、。お部屋から続きの白い梁の付いた、ガラス張りのお部屋。





いかんいかん、また夢が拡がる。抑えよう。





さてさて、ヤスの長期休暇が決まってから、今までの陰鬱な状況から、じわじわと気持ちが楽になってきました。

まさか彼が負担だったなんてのではなくてね、僕が恐れていた1人で店を開けることに対して、やっと腹を括れたのです。後はのんじりヤスの戻りを待てば良い。


入院していた時に助けて貰ったスタッフを含む、新たな方にも声を掛けてお願いしたところ、一晩で10月残りのシフトも埋めることが出来ました。平日も1人で何とか休まずやっております。(スタッフは引き続き募集しております!ふるってどーぞ!)


毎回のように皆さんが助けてくれるのに、何を怖がっていたのか。ヤスもゆっくり休養出来る。その間はお互い頑張る。


再び全て回りだしたかも、です。


小さな自分の空間あって、五体満足で、しかも好きな事でご飯まで食べさせてもらっているんだもの、こんな幸福なことはありません。

長い間にはスタッフの体調や、予測できない変化が沢山起こります。あまり悲観するのはやめようと。




そう思うと急に心が軽くなってきて、今日は、もう3年ぶりかな、映画館で映画を観に行こうとチケットを取りました。夏からずっと何もしたくなかったのが嘘みたい。家では、ほぼ横になるか寝てましたからw





流行りにのって、「君の名は」ですw




マックに寄ってフライドポテトのLサイズやらジャンクフードを山盛り買って、ムシャムシャ食べながら若者向けの青春映画を鑑賞してきます!



今日の気温は30度。まだ夏みたいな陽気の東京地方。まだ夏だと自分に言い聞かせながら、今の隙に修正してきっちり立て直して、年末に向けて頑張ります。



ベランダに春が来た



アイアンフェンスを入れて、早2ヶ月。

寒空の下、枯れ枝をフェンスに巻きつけるほど物悲しい作業はありません、、。

早く芽が出ろ、そればかり願っていました。しかしコレばかりはどうにもならない。時間を掛けるしかないのです。


この1週間でどんどん芽が出てきました!


モッコウバラ





アケビの蔦からも。





ワイルドストロベリー。二、三輪花が見えます。楽しみ。





ミントも旺盛に育っています。挿し芽をした5本も植え込んで、更に10株くらい準備しているので、かなり収穫出来そう。



バラ、ピエールドロンサール。こちらもどんどん芽が出てきました。





ミモザも満開、今週いっぱいが見ごろです!




ローズマリーも少し花が付きました。





そしてビバーナム。こちらも花が咲いてます。青い実がなるそうです。





いちぢく。こちらも少しだけ芽吹いてきました。




そしてブラッドオレンジ。こちらは常緑なんですが、やはり春は芽吹きの季節。

今年もオレンジ食わせてくれ。



タイム。緑が濃くなってきました!







どんだけあんねん、、、。と、数えてみたら24種類植わっていました。


とはいえ、まだスカスカです。悲しい、、。






更に、時計草とジャスミンが来ます。これらは常緑で、冬場にフェンスを覆う為のもの。バラと蔦が落ちたら交代でフェンスを隠して貰います。

とはいえ、夏場のゴミゴミした感じをどう処理するかが問題、日当たり悪くなるし、今考えてるのはフェンス外側から誘引してサンドイッチで挟んでしまう計画。

出来んのかいな、、、。




ジャスミン、冬場も葉が落ちずこんな風に目隠ししてくれます。



こちらは時計草。いわゆるパッションフルーツの仲間です。これも冬場もボサボサ。




隙間のない立体的なグリーンに作り込んで、この店の一番の見所は外のジャングルです!って所まで持って行きたい。


日々変化する緑を眺めながら、皆さんにお酒を楽しんで貰いたい。


やって出来ない事はない!!




(・Д・)ノ







ベランダその6



最近、ベランダに出られる方が少し増えました。先週あたりは少し暖かかったですもんね、、。

今まで通り、テキストの案内はあるのですが、見えにくいのです。もっと分かりやすいのが欲しい。





そこで、ガラスのサッシの上に付いてた目立たないライトをシンクの近くに移動しました。

斜めの柱の左側から配線して、ケーブルケースをネジ止めして床から這わせてます。4メートルも回り道してしまった。




普段はこの通り。照度を下げてオレンジ色にするため、クッキングペーパーを重ねて包み、LEDライトを仕込みました。




騒がしくなりますと、手で回して、、




はい、この通り!アナログ感を大事にしたいと思います。ワザと古い感じに、ムラムラに仕上げました。

ヨーロッパの古い病院の「出口」のイメージ。(映画バットマンより)






ライトの操作スイッチは台の上にありますが水が掛かるのです。何かカバーないかしら、、。っと。



コンビニにあるかも!!





キャハハ(笑)ピッタリでした!



苺大福は二人で分けて食べました。僕がピンク。


今回の工事費は大福含む、〆て2000円。安いのはいいんだけど何より、もう、やる所が無くなってしまった、、。

反対側に噴水でも作ろうかな、、。毎日が退屈です。

次は、と、主役の新芽と花の出番です。やるだけやった。あとは待つのみ。


こんなに春が待ち遠しい冬がかつてあっただろうか。


梅はもうすぐ咲きそうです。





ミモザも咲き始めました。



早くバラ咲かないかな、、。




シンクその5(しつこい)



シンクの棚のディスプレイが野暮ったい件。

男の隠れ家、、秘密基地、、。


まずはテーマが決まらないと何を置いてイイのかわからない。

アウトドアのアイテムも可愛いし、いっそのこと骨董を沢山置いたり、古いオモチャを並べたり、とも考えたんだけど、シンクとの整合性がないのは嫌だ。

シンクと関連のあるディスプレイで何かないものか、とない頭を捻る。


あ!


理科の実験の時にあるシンク!





うむむ、ある植物研究の老博士が住む山荘のベランダのシンク、って事にしたら辻褄合うんじゃないか。

バラの庭を眺めながら時間を過ごすんだけど、その間に研究の整理をしたりなんかして。



博士、ハカセ、、。


こんな人かな。








ちょっと近寄りがたいよね。


もっと人の良い、いたずら好きで優しそうな、、






あーいいすね。イメージ通り。







間違ってもこの人ではない。




彼が向かうシンクのイメージ。

僕が元々持ってた薬の瓶やピンセット、ビーカーにフラスコ。これは使える。顕微鏡とか、嘴菅瓶とかいう如何にも研究室っぽいのを調達する。

たまに電話も使うだろうから、家にあるイギリスの古いのを一台持ってく。

タイプライターも論文書く時に使うだろうけど、重いし却下。





そして、試験官立てにはミントとアイビーの挿し芽も。



よしよし、ストーリーが決まってきたぞ。このまま突き進も。



博士は紅茶なんて飲むかな。飲むよね。コーヒーより紅茶のイメージ。お湯を沸かすとなると電源が欲しい。配線し直す。




ヤカン置いてみて、っと。




博士は置いといて、園芸用ホースも付けちゃおう。シンクの下からフレキシブルパイプを伸ばして横に出して壁にガッチリ固定。

んー、面倒だけどマイブームが去る前に。




最後の仕上げに、水ゴケ。家の駐車場に生えてた苔の粉末を水に溶かして染み込ませ、レンガの隙間に詰める。

絞って、奥までカチカチに詰める。





これを10箇所くらい。調子良ければそのうち生えてくるでしょう。

苔と草も生やして、このイメージ。

博士はレンガに生える小さな命も奪うことなく、大切に愛でるのです。







っていうか誰だよ、博士って、、。




´д` ;



この情熱が英語のレッスンや、いやいや、カクテルの習得に向けられたらどんなにいいんだろうか。無理だけど。


というわけで、シンクは今回で完成しました。


まだまだこれから錆びた実験道具や紅茶の缶などを自然に配置していこうと思います。


そして、バラの棚をさらに上に上げました。前の高さだとテントを開いた時にちぎれてしまう可能性があったのですが、もう50センチ上げたので心配なし。というかはるか屋根の上なんだけど、、。

棚に蔓が茂ってもかなり開放的な感じに仕上がりそうです。




春にまたバーベキュー数回、夏には流し素麺もやります!


はー、書きたいこと溜まってるのでまた元のブログに戻ります。


いつも読んで下さってありがとうございます。





















シンクその4(完結編)


しつこいシンク周りもこれで終わります。(笑)


シンクの仕上げも終わり、後は棚を付けなければいけません。キッチンと言えば収納。そして、空き瓶に豆とか詰めて並べるという、僕の一番の楽しみがそこにはあります。


先ずはモルタルの壁に穴を開けてアンカーを打ちます。もう諦めモードでひたすら打つ。20箇所くらい黙々と打つ。




こちらは木工部門。棚板を切ってはひたすら面取り、そして塗装。この二班に分かれてどんどん仕上げます。



あ、金物班もあります。(僕です)

ベランダに空いた三角の穴。





これを金網で塞ぎます。最初は板でも貼って塞いでやろうかとも考えたんだけれど、風がここから吹き込むのも悪くないし、東新宿の何とかビルも見えるので、残すことに。

六角形の織り模様の網を取り付けました。




昔の蝿帳みたいですよね。きっと、キッチンとこういう網は相性が良いはず。



若い子は知らないだろうけど、作ったおかずに蝿がたからないようにしておくケースの事でね。

そして、アンティークの瓶に穀物を詰めて並べる。永遠に食べなくてもいい、ただ並べる。


それらを組み上げるとこうなります。





文章で書くと簡単なのですが、死ぬほど面倒くさい。棚板をつけるのと、金網を張るために細く切った棒を打ち込むのを交互にして隙間なく作る。もうしばらくいいや。




んー、何となくオレンジページ臭がする。オレンジページは素晴らしい雑誌だけれど、僕が作りたいのは男の隠れ家の厨房。秘密基地なのです。

もう少し研究してみますね、、。







室内からはこんな感じ。お店のカウンターが連なって広く見えます。中々の出来かな。




そして、パーゴラと呼ばれる棚を付けました。雨の日の為に、テントより上に付けないといけない。



かなりイラストに近いんではないでしょうか。



絶妙な距離でテントを避け、元々のフェンスと同じ面に合わせています。キウイが実ってる季節に雨が降ってもテントを閉じられる、ギリギリのライン。

ここ2週間の心配が吹き飛びました。何度シュミレートしたことか(平和な人生ですこと)

アーチの角度も完璧っ!









しつこいですが、これがこうなります。
本当に来年頃の夏が待ち遠しい。








ってか、工事終わってしまった、、。明日から何に縋って生きていけばいいの?!

あ、アコーディオンがあったわ。



そう、明日の2/8月曜日はロマン座出演のため、お休みさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。




春よ来い。




シンクその3



シンクネタ、次で終わります。我慢してくださいね、、。

さて、天板がグラついていたので早速手直し。コンクリートボンドというのがありまして、何でもガチガチに固めるらしい。

こんな感じで塗り込めます。



ピーナツバターと同じ、全く同じ固さ。山形食パンに塗るように、ペタペタ。厚さは1ミリにとありますが、ここは贅沢に5ミリ。横からブチュッとはみ出すくらいでいいかね。

進めるうちに食べたくなる衝動を抑えられないけど、ここは我慢。´д` ;



そして、天板がズレないように壁面にアンカーを打って固定する。



計、5箇所。これは以外とスムーズ。

全てを元の位置に戻して、正面の暖炉っぽい窪みにもレンガを敷きます。っと。

本日ここまで!




シンク上部、三角形の所に塗装した棚板を取り付けて雑貨をならべる。

理想は、焼きたてのパンとかを扉のついたガラスケースに並べたいんだけど。トマトとハムのサンドイッチなんか作ったりして。



ってもはや、何屋なのかわからない。イメージばっかり膨らんで嫌ですねぇ。

後、レンガの窪みにも何か入れないと、、。これじゃ外壁が丸見え君です。



日曜日にはキウイのパーゴラやりまして、タイに行くまでには全部仕上げたいな、、。

後は春を待つのみ。こんなに春を待ち遠しく感じた冬はないかも。植物いじると焦っちゃってダメですね、、。


バラをもう一本増やしました。旧店舗で7年前位に飾っていたミニバラ。ずっと自宅で放ったらかしでした。




スプリットでこんな花が咲きます。ピンクの、砂糖菓子みたいな小さな花。




これものんびり育てるとしましょう。7年も放置していたので成長が止まっています。背丈超える位に伸びるんですって。未だに信じられないんだけど。



この人だけでなく、すべての植物が春に本当に芽がでるのか心配になります。なんかね。


キヌギヌも少しだけバタバタしてきました。まだ正式決定ではありませんが、ある立派な、立派過ぎる都心の商業施設でキヌギヌ1日バー出店のお誘いを頂きました。ハープとか沢山楽器を持って行きたい。

また決まったらお伝えしますね。



そして、キヌギヌを撮影場所として貸すビジネスモデルが動き出しました。その業界の女性がウチのあらゆる窓口になってくださることになったのです。

正直言って昼間のあの場所、完全に死んでますから。もしもご希望に合えばですが、ファッション撮影でもブツ撮りでも対談でも、使っていただけたら嬉しいんですよ。その分収入も増えます。

ただ、先方さんとの打ち合わせや金額交渉、ロケハンの鍵の問題など煩雑過ぎて今までは大掛かりには考えたことありませんでした。(年一回位でした)

その方が代行してくださるなら幾らでも、、。とても素敵な方です。ありがとう。

店のクレジットは載せるつもりありませんのでご安心を。


で、ロマン座も新曲に取り組んでおります。春に向けてそろそろ動き出しましょうかね。



シンクその2

シンクの天板をコンパネにして再挑戦。

写真がありませんが、昨日のグニャグニャは改善され、素敵な組みあがりとなりました。

天板も、しょうじくんがカットし、面取りして、さらにイギリス製ワックスで塗装してくれた逸品。まるでオーダー暖炉のよう!!

雨風に耐えるよう祈るばかりです。



このように、早速稼働しております。




そして、水道の蛇口を変更しました。最初はスワンの水栓に。



しかし距離が短くてシンクに水が行き渡らないので、、



フレキシブルのパイプに変えました。この微妙な曲線がカワイイ!!これで水の方向も自由自在!





いつか、苔むして錆のあるシンクになれば、、、。実は廃屋の暖炉をイメージしています。更に蔦なんて絡んだりして。





明日は更に手直し致します。今後、目線より上に棚をつけてお玉やスパイスを並べる棚をつける予定。カワイイ(・Д・)ノ


使ったレンガ200キロ、コンクリートは25キロ。もう2度とやりたくない(笑)

早くここで摘み取ったキウイを洗いたい。そして春が待ち遠しい。


日曜日はパーゴラの取り付けです。パーゴラとは即ち、緑の屋根であります。

シンクの上を優しくバラとキウイが覆います。そのうちハンモック吊したりなんかして。(イメージ)



こんな感じになれば。




出来んのかな、、。まあ、出来るよね。


おやすみなさい!








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悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
公子という一人の貧しい女が中華屋の仲居からスタートして何百、何千という嘘を重ねて戦後の混乱期にのし上がる様を描いた作品。嘘を重ねると言っても、無論、それだけでは決して成功はしない。夜学に通って簿記の試験をパスし、自らの美貌を磨いて出会う男を翻弄し、汗まみれになり生き抜くさまは寧ろ潔い。とある事件後の週刊誌記者による聞き取り調査と云う一風変わった文体で綴られる全編は、時を忘れ、あっという間に読めてしまう。中でも、登場スr数々の大粒の宝石の描写は秀逸。「取材魔」の異名を取る有吉文学の中でも比較的軽めな現代もの。特に初心者にお勧めの一品。

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女系家族〈上〉 (新潮文庫)
女系家族〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
山崎 豊子
船場に続く大商家の物語。入り婿の父が突然亡くなり、残された三姉妹が遺産相続を期に豹変を始める。狡猾な大番頭、突然現れる妾の存在に、三姉妹は関係を結んだ男の入れ知恵や様々な駆け引きを繰り返し、遺産を減らさぬよう奔走する。団結した三姉妹と叔母が妊娠したと思しき妾を抑えつけ、懇意の医師が器具を用いて検査を始める妾宅での描写は、昭和女流文芸史に残る陰惨な情景と云えるだろう。

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昭和初期の船場に三代続く女系の老舗足袋屋に生まれた男の半生を描く。女親に反発するかのように愛人を4人も囲いながらも商売に精を出す主人公。迎え入れた新妻の妊娠を探るために肥溜めを棒で掻き回す姑と大姑の陰惨な嫌がらせ、襲名披露の配り物がたった足袋一足だと聞いてケチだと馬鹿にする参加者を尻目に、実は踵の留め金具が純金製で帰宅した一同を仰天させるエピソードなど、船場の粋と意地が詰まった珠玉の作品。

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針女 (新潮文庫)
針女 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
出征した帝大出の弘一が残した青春の遺書を胸に、パンパンや闇成金の持ち込む針仕事に打ち込む孤児の清子。彼女は過去に踏んだ針が体を周り運悪く跛(びっこ)になるというハンディキャップを持つ。復員した夫は戦争のせいで性格が豹変しており・・。パンパンや気違いといった現代では禁止用語の登場人物が行き交い、戦後の混乱期をそのまま原稿用紙の上に広げたような生々しい作品となっている。

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連舞 (集英社文庫)
連舞 (集英社文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
昭和初期の日本舞踏の一大流派、梶川流の栄枯盛衰を描く。先代家元の妾の子に生まれながらも伸び悩む自分の踊りの才能、踊りの天才と謳われる性格の悪い妹、妹しか愛さない母に悩まされる青春時代。しかし、GHQ接収後のアーニーパイル劇場での歌舞伎ショーにてストリップを強要され、大逆転の末成功となり、家元夫人にまで上り詰めてしまう。忌わしい過去と出自に翻弄されつつも、過去をねじ伏せるかのように踊りに邁進し、遂に芸の道に境地を見出す主人公、月の直向な横顔が涙を誘う。

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明治のお嬢さま (角川選書)
明治のお嬢さま (角川選書) (JUGEMレビュー »)
黒岩 比佐子
明治期の令嬢の実態を探る。たしなみ、学力、美醜の葛藤、結婚生活まで多岐にわたる。面白いのは多くの令嬢は今と変わらず贅沢品に執着したらしく、友人の持ち物を嫉む生々しい手紙なども解説入りで紹介されている。その他、当時の流行の髪型や美人術、痩せる薬などの広告資料も収録。

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宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして
宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして (JUGEMレビュー »)
高谷 朝子,明石 伸子,太田 さとし
千代田の森の奥深く、宮中賢所に57年お住まいの神職の女性の半生を描いた作品。下界と分断された森の中で祈りを捧げる日々。厳格な穢れの区別(下界のものに触れると潔斎しなければいけない)、四足のものは食べてはならない、毎朝数時間かけて髪おすべらかしに結うなど驚愕の生活と共に、日本古来の自然に寄り添った質素な習慣を紹介する。

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朝香宮家に生まれて
朝香宮家に生まれて (JUGEMレビュー »)
北風 倚子
渋谷・松濤の鍋島公園一帯は戦前、広大な鍋島侯爵邸であり、著者の住まいであった。大空襲で火の海になった屋敷を逃れ、昭和という時代を生き抜いた、旧華族のお姫様の生涯。

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社長 島耕作(8) (モーニングKC)
社長 島耕作(8) (モーニングKC) (JUGEMレビュー »)
弘兼 憲史
言わずと知れた島耕作シリーズ単行本。長い経緯はさておき、弊店が表紙になっております。店主もタキシードでモデルを致しました。
是非お買い求めくださいw

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梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫)
梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫) (JUGEMレビュー »)
小田部 雄次
佐賀藩主鍋島家令嬢伊都子。彼女はのちに梨本宮に嫁ぐが、明治から昭和に渡って77年間日記を残していて、その様相は「書き魔」と言わんばかり。初の洋行先のパリで買い物の様子や婚礼、即位式などの華やかな思い出を経て、戦中戦後の倹約の様子や時代に対する落胆ぶりなど。往時の匂いが漂ってくるかのような生々しさ。著者、小田部雄次の解説が当時の世情をわかりやすく補ってくれる。

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写真集 酒井美意子 華族の肖像
写真集 酒井美意子 華族の肖像 (JUGEMレビュー »)
酒井 美意子
加賀藩前田家令嬢の酒井美意子。マナー講師として厚化粧キャラでメディアに登場した姿をご存じの方もいらっしゃるであろうが、彼女は戦前まで駒場の前田侯爵邸に居住していたことを知る人は少ない。莫大な財産と華麗な人脈を、膨大な写真とコメントで紐解く、いわば現代版歴史絵巻的な写真集。必読。

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極楽商売―聞き書き戦後性相史
極楽商売―聞き書き戦後性相史 (JUGEMレビュー »)
下川 耿史
戦後の性関連産業を裏側の視点から取材した戦後風俗史。進駐軍専門のパンパン宿や性具の販売店、愚連隊、ゲイバー、カストリ情報誌、個室喫茶・・・。戦後の性に携わった人々の汗や息遣いが聞こえそうな一冊。

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京セラ、auの創始者ににして仏門に入った稲森氏が、街の小さな碍子工場を一代にしていかに大企業へと成長させたかを描く。単なるサクセスストーリーに収まらない哲学や思想を散りばめた珠玉の一冊。

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芝桜〈上〉 (新潮文庫)
芝桜〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
我らが有吉佐和子先生の長編。戦前の花柳界を舞台に、二人の女が艶やかに力強く生き抜く。温厚で情緒的な梅弥、狡猾で気ままな蔦代。共に授かった類い稀な美貌を武器に、ただひたすら戦前、戦後の花柳界を生きる。花柳界独特のお茶屋の仕組みや旦那制度、一本や水揚げなど、判りにくい独自の世界がこの一冊でよくわかる。ストーリを彩る、旦那からの贈り物の三越謹製三百円の帯や、大粒の翡翠の簪、英国土産の巨大ダイヤモンドなど、随所に登場する豪華絢爛な衣裳拵えと、それを取り巻く年増女将との丁々発止のやりとりの描写は必見。店主のバイブルと同時に、不動の一位たる女流文芸作品。

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書いた記事数:782 最後に更新した日:2017/04/24

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