何が言いたいのか、、




樹木希林さん。


言わずと知れた人気俳優。






僕的にはNHKの古いドラマ、「夢千代日記」の菊奴さんが忘れられません。




日本海にほど近い温泉町で、過去を抱いて生きていく女達。被爆2世の吉永小百合を演じる芸者の置屋に身を置く菊奴さんは、物悲しい空気が漂う中で、出てくるだけで観る人を笑わせる演技をなさっていました。

演技力もさる事ながら、そのお人柄なのか、、。 小学校の時の僕は、画面に釘付けになりました、、。


それから長い時間が経ち、ご病気などのニュースも含めて色んな出来事を乗り越えながらも活躍なさっているのは周知の所です。







週刊新潮のネットの記事を読んでおりまして、ある記事が気になりました。


希林さんのお孫さんがパリコレデビュー、という華やかなニュース。言わずと知れたモッくんの息子さんは190センチ超えの長身を活かし、活躍が期待される。


中学からスイスに留学し、高校からアメリカにて勉強をなさっていたそうです。 そこに触れて祖母、希林さんが孫への思いを語るのですが、読んでて、??となりました。


《以下引用》


長男がパリコレでモデルデビュー “おバカな心配”

「きちっとした相談ではないんですけどね」

 と語るのは、樹木本人。

「背が高くて、よく家の鴨居に頭をぶつけていたんです。“そんなに大きくなって、何か生かせないかね。外国のモデルさんはどのくらい身長があるのかしら”なんて話をしたの。昔、女優はきれいな人がやるものだったけど、私の考え方は不細工ならそれを生かすという効率重視。別に立派なアドバイスではないんです」

 その助言を元に、今回、かわいい孫は順調な滑り出しを見せたわけだが、祖母はこれまで、ある心配ごとに苛まれていたという。


「外国と言ったら、ゲイになるチャンスがいっぱいあるじゃない。おばあさんの私は、そういうおバカな心配をしていたわけ。そしたら、“彼女の家でカレーを作った”と聞いたから安心したんです。私が教えた、普通のカレーをそのまま作ったんだって。ただ、その彼女にはフラれちゃったみたい。私は体が弱くて気立てが悪いもんだから、“丈夫で気立てのいい子がいいんじゃないの”と言っていますけど」



ツッコミどころが多いこの記事は、一体何が言いたいのだろう。



希林さんは既にバアさんだし、口を滑らせたと思うのです。どの親だって孫やひ孫の顔見たいのは本音だろうな。

取り上げた新潮さん、



この記事、一体誰に何を伝えたいのか?という疑問。



当事者からしたら、「そりゃゲイで悪うございましたね」と言うしかない(笑)


こういう巧妙に隠された小さな悪意、のほうが後味が悪い。周りにモヤモヤっと得体の知れないものを撒き散らして、耳目を集める割に何のメッセージもない。


あー、気持ち悪い。やだやだ、っと。



もうすぐ逗子に着きます。変なニュース読んじゃったから浄化してこよう。




皆様は素敵な連休をお過ごし下さい!





ボランティア考



この度は、西日本豪雨の被害に遭われた多くの皆さまには心よりお見舞い申し上げます。


こんなになるなんて思ってもなかった、というインタビューを沢山拝見します。そりゃそう で しょう、地震でも、まして台風でもなく、大型前線でこんなに甚大な被害が出るなんて、、。

山が崩れたり、海抜の低い所に水が流れ込んだり、豪雨のもたらす力は甚大ですね、、。本当に怖かったと思います。



このところボランティア受け入れのSNSが拡散され始めました。瓦礫の撤去やお掃除のお手伝いなど。それを受けてかなりの方がボランティアの参加表明をされています。




実は僕、何かお手伝い出来ないかななんて思ったのですが、2日ほど考えて再び思いとどまりました。

実は2年前、熊本の震災ボランティアに参加させて頂いたのですが、本当に難しいのですよね、ボランティアって。


自分なりに、あるべき姿をまとめてみました。



食料持参が前提


当たり前ですけど最優先で被災者の方へお譲りしないといけない。買えば済むと思っていましたが、もし売っていたとしても必要な方が最優先、購入は控えるよう教わりました。そもそもコンビニや飲食店もやっていないか品薄で、自分の食料は基本持ち込みとなります。

ということはですね、生の米と携帯コンロを持ち込んで炊飯して、その他オカズを調達する、ということになります。パンなどを持ち込んでも賞味期限的に難しく、さらに野菜なんて全く手に入りません。

熊本の震災ボランティアでは、組織に加入すると作業終了後にバナナとリンゴの支給がありましたが、 熊本は地震直後、交通事情がとても良かったのです。

周りを町に囲まれていて交通網が遮断されなくて済んだらしく、2日後にはスーパーにトイレットペーパーや紙おむつ、サラダやお刺身までも並んでいました。


今回は交通網が分断されているので、そういったケースとは違うようですね、、。



トイレの問題


極端な書き方ですが、実際そうなんです。小さい方は見逃して貰ったとして、問題は大きな方。

断水しているとトイレが流れません。僕も行ってから気付きましたがこんなに大変だとは。なんせ流れないので溜まる一方なのです。
こちらも被災者のトイレでする訳に行きません。野原で、なんてのもこの気温ですから衛生的に問題ありますし、廃棄場所を確保しないといけません。

ボランティア受け入れの各組織によりルールがあると思います。


お風呂は諦める


断水の状況下、お風呂なんてありません。作業が終わっても全身汗まみれで、熱帯夜にもかかわらずそのまま就寝となります。ウエットティッシュで拭いても知れています。
運良く自衛隊のお風呂があっても、当然先に入るのは被災者の方。被災者の方も数時間待ちだそうで、、。



病気になれない


病院は当然、けが人が沢山いらっしゃるでしょうし、病院自体が被災している可能性も大いにあります。ボランティアが風邪をひいたり熱中症や食中毒など、、。ならないと思ってもなるのが病ですので、ここも見逃せない問題です。


そもそも寝床がないのだ!


避難所で眠るのは被災者の方のみ。ということはですね、熱帯夜のこの季節に自分でテントを張って寝床を確保しないといけないのです。そこをベースとして、上記の食事、トイレ、風呂、そして睡眠を確保する。そして昼間はガッツリ復興ボランティアをする。



僕の結論としては、、、



素人が遠方からお手伝いに行っても、装備や経験がないと足手まといになるだけです!



これは本当にそうなんです。冒険家並みの装備と気力で、被災者のご迷惑にならず、しかもタフな人のみ、ボランティアに行ける資格があると考えます。


東北の震災の時には、少なくないボランティアの方が風邪をひいて避難所で寝たきりになり、薬と食料を消費していたそうです。まあ、仕方ないけど被災者にしたら「何しに来た?」と思うでしょうねぇ。


本当に体力と気力だけではどうにもなりません。知恵とノウハウ、そして専門の装備が必要となります。


こうなると、ごく一部の人しか参加できない、となる。



いえいえ、抜け道があります!!



これもあくまで体験談なのですが、熊本の震災ボランティアには近所からチャリで来ていた高校生やお父さんが沢山いました。(笑)

被災していない近隣の町から、みんなお茶とオニギリ持って自転車で。そして、夕方になったらゴミを持って颯爽と帰って行くのです。


僕は、それを見た時に呆然としました、、。





僕が熊本に着いた時、テントも持ってなくてホテルを20軒くらい探して、全て断水で断られました。

たまたまラブホテル一軒だけがお水が出て、しかも3泊もさせて貰えたけど、こんな時だから高いわよって、一泊2万くらいしました。そこへ来て食料の事や、トイレの事。右で尋ね左で尋ね、どっちが被災者なのか分からなかった。


それに掛かった飛行機往復と、ホテル3日の費用にその他諸々。

正直言いまして、その全額を寄付した方が良かったです。



なので、勝手な結論ですけどかつての僕みたいに足手まといにならない為には、ご近所にお住いの方々がチャリ通勤にてボランティアをして、ご自宅に戻られて疲れを癒される、これがベストかと。


県外ボランティアの受け入れもじき始まりそうですが、もしもボランティアに行こうと思う方は、是非とも情報を収集なさってよくお考えください!


そして、もしも川崎や千葉辺りで災害が起こった場合には、僕はチャリでボランティアに出掛けたいと思います。


あんまり格好いい話ではないですけど、僕の体験を元にした考察でした。



2年前に熊本に行った時はなにも知らなくて、自己満足で終わりました。出来たことと言えば地元にお金を落とした事くらい、、、。


地元の方と語る事は出来ましたが、それも果たしてどうだったのか、、。コイツ目立ちたいだけ?って思われてたかも知れない。全く読みが甘かったです。





みんな元気かな。(笑)



今回も微力ではありますが日本赤十字社を通じて募金をさせて頂きました。西日本の皆さんには1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。







13周年パーティー終わりました



本日火曜は定例のリフレッシュ休暇日とさせて頂きます。


今実は羽田におりまして、ちょっと用事で北陸に行く事になりました。すぐ戻ります〜







ってか、間違えて2時間早く来てしまいましたので、このブログを書いております。(汗)最近簡単な数字が覚えられません。大丈夫かなぁ、、。




まずは、日曜日に終わりました13周年パーティー。お越し頂きました方には、格別のお礼を申し上げます。狭い店内にありがとうございました!




そして、愛すべきミュージシャンの方々、スタッフの皆さん。

楽しく暖かい協力をありがとうございました。スゲー楽しかったです。これからも一人にしないでね(笑)





いやー、丸13年ですって、奥さん。中々長い時間ですよこれは。こんなに長く楽しい思いをさせて頂きながら、ご飯を食べさせて頂きまして、本当にありがとうございます。

まだ5.6年目の感じしかしないんだけどなぁ、、。


今は大きい野望とか全く無くてですね、日常を如何に濃くするか、を目標にこの2年くらいやってきました。

かなりウロウロしましたが、割と結果も出せたんじゃないかと思います。シフト的な問題も席の配置、空間の悩みも落ち着いて、同時に僕のメンタルも長い間落ち着いています。

過去数年で一番悩みのない春です。


ここからは僕がお返しをする番ですね。太くて硬い止まり木の役割、日常のオアシスとしての役目。




僕の好きな世界観といえばゴチャゴチャ、懐かしい感じ。色褪せたセピア色。

ハッピーなのは当たり前として、凝った演出も欲しいし、見世物小屋的な怪しさや悲哀も好きです。(笑)

前から取り付けたかった真紅のカーテン。


気球を吊るしているカーテンレールを転用して、今回注文したカーテンを取り付けました。ってか、本来の使い方なんだけど。





開幕ベルとか太鼓、拍子木、新しく付けたスポットライトもあるので、今年は劇場みたいに何か演出を凝らしてお迎えしたいなと、、準備しました。


肝心の内容は、弦楽六重奏にピアノとヴォーカル2名を迎えまして、色々やらせて頂きました。


ヴォーカルだけ幕の前におりまして、幕が開いたら後ろに弦楽団がいますよ、的なアプローチ。曲の構成が真ん中からストリングスが入る曲だったので、そこでカーテンをオープンする事に。

花園神社の見世物小屋のアイディアなんですけど、これは世界中にある普遍の演出。キヌギヌバージョンも、中々上手くいきました。我ながら気に入っています。





細かな話は割愛しますが、いつもにも増してホワホワ気持ちのいいパーティーとなりました。万国旗がアホみたいに揺れています。






晴れた日曜に、万国旗。子供の頃の運動会だかの高揚感を思い出します。

三つ子の魂百まで。僕の心の中からは一生、この高揚感は消えないでしょう。








時を同じくしてベランダの外からは祭囃子。5月の終わりは花園神社の例大祭の季節なんですよね。

こちらの祭りの横で、外も世にも盛大にわっしょいわっしょいとやってる。なんだか可笑しくて窓を全開にしたりして。




あっ!!!





外がお祭りなら苦情は来ないかも、、、。これから毎年この祭りの日の日曜に合わせて開催する事にしますね。

これなら、祭りに合わせてバーベキューでもやってると近所の人も大目に見てくれるかもな。


苦情来ない日が年間で唯一この日曜日だったとは。なんて偶然なんだろうか。



本当は4/4だし、その頃の方が臨場感あって素敵なんだけど、ベランダもまだまだ肌寒いし、、、新緑も出揃った今頃の方が良いです。







ベランダといえば、恒例のミネストローネ、沢山仕込みました。ベランダのローズマリーもたっぷりと使って。






セロリも入れて、しっかり炒めます。





基本の野菜に加えて、オリーブやひよこ豆、さやえんどうの食べ応え重視。お酒飲むし、男性が多いからね。



新緑の下でビールにワイン。スープの煮える匂い。笑い声の向こうには弦楽器のチューニングの音。よくいらっしゃるお顔が、初めて飲むし方と楽しそうにお話してる。

お酒と音楽と友人と。


これ以上の幸せがあるのかな。


皆さんに食べさせて貰いながら、こんなに良い気分にさせてもらって。来世でもも同じメンツでキヌギヌをやりたい、なんて思う春の一日でございました。







昨日月曜は夕方から夜中までずっと店の掃除をしとりました。パーティー後の恒例の儀式。お店にも感謝です。


これからも僕を食べさせてね。^_^


明日東京に戻りましたら、また日常に戻ります。ソファ周りなど、より使いやすいようまた次のネタを仕込み中。お楽しみに!





電話料金圧縮計画




なんやかんやで、毎月のソフトバンクへの支払いが20,000円を超えています。


*携帯 13,000円(本体含む)
*ポケットWi-Fi(店舗用)5,000円
*データ追加料金3,000〜4,000円くらい(1Gバイト1,000円)



自宅はケーブルテレビに売り付けられたWi-Fiを、お店ではポケットWi-Fiを使っていましたが、 ちょっと高すぎます。自宅は無制限なのですが、携帯もポケットもデータを追加しないと足りません、、、何でかね。

諦め半分で、もったいないと思いつついつも課金してしまう(汗)


5年くらいこの状態が続いたので、ついに重い腰を上げてソフトバンクショップへ。




個人的に、ソフトバンクショップの若い店員さんの「ノリ」が気持ち悪いのです。なんというか、嘘くさいというか、軽薄というか、、。


「あのですね、自分もですね、ゲームとかかなりやるんスよね、それでですねぇ、個人的にギガマックスにしたんですがね、いきなりサクサクでしてね、これはですね、是非オススメしたいところなんスよ!」


みたいな感じ。(´・_・`)



そして、こーいうデザインのワイシャツを着てらっしゃるイメージ。






怖いよー。苦手だよー。



んー、頑張って契約変更しよう。高いの嫌だ。


先ずは携帯料金の見直し。なんか新しいプランが出ていて、50Gバイト6,500円という、アホみたいに安いプランがありました。


50Gバイトあると、動画が月に210時間見られるらしい。1日7時間も見られる(見ないけど)。

これは課金とおさらば出来るではないか。

それだけでは心もとないので、念には念にとお店のWi-FiをSOFT BANKAirとかいうのにしてみた。


目立たないハープの裏あたりに設置してみる。





こちらはパケット無制限、コンセントを繋ぐだけの猿でも出来るWi-Fiターミナル。僕向きです。

速度は、、上り下りともに並みと言ったところ。imusicやらyoutubeなら全く問題ない感じですね。


不要となったポケットWi-Fiは即、契約解除。こちらは違約金かかりましたが、まあええわ。







しかし、このポケットWi-Fiくん、追加1Gバイトが1000円もしたのに、契約した50Gプランだと1Gバイトが150円相当にダウン。

安くなって嬉しい気持ちより、今まで何だったんだ、という虚しさの方が強い。

ウチのスパークリングワイン、900円だけど、仮に150円に値下げしたら皆さん喜ぶだろうか、、、。

嬉しいのと同時に、オマエ今まで幾ら儲けてん、と思われるに違いない(笑)


なーんか、拍子抜けです。



そして、よくわからんオプションを三つくらい廃止して、基本プランも変更。あと2ヶ月で本体代が終わるので、合計で月々10,000円ほど料金が安くなります。そして、毎月使いきれない程のパケット。


イイね!(^_^)



そして、今回のソフトバンクの店員さんは若いのにしっかりした方でした。話し方も大人しくも理知的で、要点を理解なさってる。


問題のシャツはソリッドのオフホワイト。生地は重めのフレンチツイルで、これまた輪をかけて上品な無地のネクタイ。 柄でなく素材で魅せるコーディネートには好感が持てました。むしろ携帯会社には浮いている気さえするコーディネートは、元アパレルと見て間違いない(何の話やねん)




50Gバイトの携帯からテザリングという手も考えたんだけど(容量的には充分賄)携帯忘れたりをよくするので、やはり別でネット環境は確立している方がいいかなと。


課金とか、速度制限とか、そーいうの本当に苦手です。映画でも音楽でも、そのせいで一瞬に現実に引き戻されてしまう。



とはいえ、ネット依存気味の毎日には辟易しています。なるべく本読んだり音楽聴きながら出掛けたりしたいな、といつも思う。


どこに出掛けようかな、と思い立つとGoogle検索して、往復の道順とストリートビュー。
見どころを探してyoutubeで動画探したり、食べログも見ておこうかな。散歩の音楽はiTunesでプレイリスト作って、そうそう、電子書籍で本買わないと、、となってしまう。


結局ネットの下でしか生きられないのです(笑)



最初に携帯を契約した頃のドコモの料金、確か6000円位だったよなぁ。最初の契約は23歳、SONYのSO206。大好きだったのでよく覚えてます。




(拾い物画像)

横がジョグダイヤルになってて、ダイヤル回して押し込んで、片手での直感的な操作が、的な。


当時のSONY製品ってジョグダイヤルがやたら使われてて、MDでも何でもクルクルピッピッ、ってな動きになっていたんだけど、割と好きでした。

スマホは軽くていいんだけど、押し込んだ感覚がないので、どうも頼りない。楽だけどテキストの打ち間違いも増えた気がする。


押し込み、だとこのくらいのが操作性が良さそう。





こういうの店の壁に埋め込んで、盛大にガチャガチャ音を立てて操作してみたいなぁ。格好よくてつい触りたくなるやつ。


誰か作ってください(汗)










歳を重ねるということ



曇りの日曜日。昼前に起きて片付けなどしながら、再放送のドラマを見てました。

玉木宏と中谷美紀が夫婦役で、かなり冷めた関係という、あまりハッピーではない展開のドラマで。






ドラマの中で、中谷美紀は偶然再会した昔の職場の仲間から復職の誘いを受ける。中谷美紀は輝かしい10年前の若い日々、その職場でバリバリやっていたのだ。


働けばきっと昔の自分を取り戻せる、そう確信した彼女は職場復帰をする。

けれど、何故か昔のようにはいかず、調子が出ない。仕事のシステムも違えばスタッフも若い人だらけ。質問ばかりする中谷美紀を、若い社員は疎ましく思う。

そんな中、彼女はさらに致命的なミスを犯してしまう、、、、




落ち込む中谷美紀に、復職を誘った元同僚が告げる。


「あなた、復帰したらすぐにバリバリやれるとでも思った?あれから10年も経ってるし、もう若くもないのよ。あの頃は可愛がられて、ただ許されてただけ。」


(確かこんな内容だったと思う)




観ていて、全身の鳥肌が立った。ガーンという感じ(笑)


なんとなく避けていた一つの思いが、ドラマの中で(しかも脇役に)さらっと言ってのけられたのです。


キヌギヌちゃん、ガラスで温室を作るとか、狭くするとか、多少の効果はあるかもしれないけど、そんな事じゃない気がした。

僕が取り組まなきゃいけないのはもっと本質的な事なのだ。そもそもの自分のスタンスについて。





お店を始めた13年前、僕は29歳で、若くて興味に溢れて活発で(独立する誰もがそうであるように)きっと、毎晩許されて相当甘やかされてた。お店のスタイルも新しかったと思う。

たっぷり歳を重ねた今、まだその気分が抜けないのです。そりゃ居心地のいい甘い思い出だから当たり前か。



店を狭くして若き日の環境に近づけることは、若い頃の洋服を引っ張り出して街を歩く事と似ている気がする。


たまに、バブル期のスタイルのままのオバさんが街を歩いてたりするけど、きっと自分の一番輝いていた時代に自分を留めたいんだと思う。


そんな事をしてもみっともないと思う人の方が多いし、個性と年齢に合ったファッションこそが、洒落者でありセルフプロデュースだと思う。


昔は僕も酔っ払って服脱いだり、怒鳴り散らしたりしても、みんな笑って楽しんでくれていた(はず)。もし今やったらかなり痛いだろうな。


気づかない間に、僕はしっかりオヤジなのですから。

僕はずっと変わらないと思い込んでるのをよそに、皆さんから求められるものが変化した、きっとそういう事なんだろうと思うのです。

昔に縋るより、今ある知恵や経験を使って、今の自分にしか出来ない事を考える方が有効なんだろうな、、と。




まあ、それが一番難しいんだけど。


大昔の第二次成長の頃、周りより先にヒゲが生えてきて、周りの子とのギャップに苦しんだ思い出が蘇ってきた。

僕の周りには比較的若く見える人が多いので、オヤジになる準備を始めるのは割と早いほうかもしれない。





自分らしく、ってどんなだろうか。



皆さんお店で僕に「好きなように」「自然体で」とアドバイスくださる。うんうん。

でも、最近の僕の中での好きなように、は「若い頃ウケた感じ」というバイアスが強めにかかるので、そろそろスタイルを変えないといけないのかもです。


つまりは、昔みたいに思い付きでアホな事を言っても、今では全然ウケなくなってるのです(笑)


考えすぎかもと言われればそれまでだけれど、根本的な悩みはその一つで、「昔のようにやっても前ほどウケない」事に尽きます。

長年立っている僕よりも真新しいスタッフに目がいくお客さん。それも同じことで、僕がそういう時期に来ているのだと。原因は店の内装でも距離感でもない気がするのです。


とはいえ、それを解ってなお温室作りたいなら、それはいいと思うんだけど。


売り上げは若い頃の当時より上がっているのに、内容的にイマイチ乗れない自分がいます。



まあ、贅沢な悩みなんですけど、、。これがまあまあデカかったりする。


ここを越えれば、しばらく安定期が続くと思うのだけれど、、中々しんどい。

こういうのって、皆さんもプライベートやお仕事上でたーくさんある話なんだと思いますけど、みんなどうしてるんだろう。年数が解決してくれる問題なのかしら。


僕は過去こうしたよ、なんてお話があればまた聞かせて下さい。







すっかり葉桜になりましたね。自分はさておき、儚い桜より落ち着いた葉桜の方が好きです。って、僕は葉桜でも後半の方かな。紅葉にゃまだ早いけど(笑)






長ったらしい文章、失礼しました。






8年越しのイボ治療





汚いネタですみません。


今日のブログには人によって不快な(おおよそ飲食店のブログとは思えない)写真が出て来ます。この後は自己責任でご覧ください。


僕の首にはおよそ8年くらい前からイボがあります。その名も老人性イボ。


数と位置は、ちょうど牡牛座位になります。首の上の方から鎖骨にかけて。




治療法は知っていたものの、いまいち気が乗らなかったのです。とはいえ、ネックレスが引っかかったりもするし、たまにお話ししていて視線がイボに合ってる人がいらっしゃると、「ああ、イボねぇ、、」と少し落ち込む。


重い腰をやっと上げて、新宿の某クリニックへ。


ここは主に花粉症とか性病とか、命に関わらない類の病気を扱うクリニックで、とにかく処理が早い。60人くらい並んで、ゲートが開くと一気に受付開始、「1番の方、3号室にお入りください」的なアナウンスにて、どんどん捌かれる。

まるで養鶏場に来たような気分になるクリニック。


僕は並んだ甲斐あっての2番目だったんだけど、とにかくスピード感が凄い。

「イボねー、ハイ見せてー、液体窒素でやりますー、はい出して、少しチクっとす」と言うより早く、僕のイボに液体窒素が塗られていた。


なんて早いんだ!!


胃がおかしくて大学病院に5時間並んだ時と、全く違う。並んでいる間に余計に胃が痛くなったアレは、果たして治療なんだろうか。


僕的にはこっちの方が好みかも(笑)


OLがお茶を飲む時のようなスリムな水筒に入った液体窒素、これを綿棒に付けてイボに塗り、組織を殺す。中から新しい皮膚が出来て、古い組織が押し出されるそうです。


まだ2日目だけど、見た感じ黒くはなったものの、まだ死んでないよ。組織が死ぬまで週一回毎に来てくださいとの事。


閲覧注意!!
























汚い画像失礼しました。いつかのクレームで話題になった蘇民祭のポスターみたいですよね、しかもイボって。









ネットで調べた限りでは、ドライアイスを買って自分でやる方法があるんだそうな。マイナス64度とかなので、確かに出来そうだけど。

首だしあんまりねぇ。(´・_・`)


お口直しに綺麗な写真を。家の横の道から撮りました。





フジの番組「トリビアの泉」で昔やってたんですけど、桜の木一本に花びらが何枚あるかという質問。

網に落ちたやつを拾い上げて乾燥させ、台紙にセロハンテープでくっ付けるというもの。


59万枚くらいあるらしいです。(汗)いつも思うんだけどこの花びら、一体どこに消えるんだろう。









花が散る頃には僕のイボも美しく散ってほしい。お願いします。








知らない間に大物に、、、




僕のiPadには、誠に失礼なフォルダがあります。名付けて「お客さんから貰った自作CD集」。


要するに、お客さんに「僕が歌ってるCD、聴いてね!」とご自分の演奏のCDを頂くことが多いのですが、不精な僕の事なので中々ゆっくり聴けない。なのでとりあえずパソコンに入れて、それをiPadにブチ込んで、たまーに聴いたり、聴かなかったりも(汗)


だってね、かなりの方が普段から持ち歩いてたりするんですよ。それを名刺がわりにどーぞとやる。そうなるとこちらとしてもかなりの枚数になります。今まで貰ったの、200枚は超えるんじゃないかな。







JAZZのスタンダードで「Someone to watch over me」という曲があります。ふと練習したくなって、iPadで曲の検索をかけたら、件の貰った曲がヒットした。



聴いたかどうかの記憶もないトラックで、何だこれ?と詳しく見てみると、10年以上前によく来ていた白人の青年がくれたアルバムだった。

彼は浦安のネズミの国の出稼ぎシンガーで、よく仕事が終わってから歌いに来ていた。仕事では朝から晩までドブネズミさながら同じ曲を繰り返し歌わされ、こき使われ、辛いとよく話していた。



そしてよくお酒を飲んで、店が看板になっても粘って中々帰ろうとしなかった。(笑)

お金を貯めてワシントンだかの故郷に家を建てるなんて話もしてくれた。

ネズミの国の劇場にも見に行った記憶があります。タキシード来てビッグバンドで歌ってる彼は、格好良いんだけど、ちょっと疲労が溜まっている感じに見えた。



彼はどちらかと言うと少し垢抜けないタイプの米国人で、背は高くて顔立ちも良いんだけれど、アメリカの学園ドラマに出て来そうな不器用な2.5枚目、という感じで、僕の記憶からいうとそこまでモテる感じでも無かったような(ごめんね)


でも、本当に歌うのが好きで、夜中に2人になるとそこからまた練習し始めて朝までとか、それはそれは音楽の好きな素朴な男だった。



ふと思って名前を検索してみた。もしかしてFacebookにいるかな。故郷に家は建ったかな。まだ歌ってるのかな、、。なんて考えながら。







ギャッ!!!






めちゃくちゃ垢抜けとるやんけ!!絶対にこんなイケメンじゃなかったと自信を持って断言できる。





カミングアウトして子供まで。





そして、写真の感じから、すっかり有名人になっている様子。


シャイアンジャクソンというのが本名なのか。

盛大にカムアウトしてる様子なので、貼ってもいいよね。

彼は初対面の自己紹介の時に、「動物のサイです。サイくんと呼んでね」と職場の先輩に仕込まれたような自己紹介をしていた。いろいろ思い出してきた。


ネット上には、今後映画に専念するためハリウッドに移住とか、アワードがどうしたとか派手な記事ばかり。あの垢抜けない歌好きの、疲れたイモ兄ちゃんの姿は、もはやどこにもない。


毎日変な人ばっかり来ているウチの店、こういう事はあるかもしれないとは思っていたけれど、、。

少し自慢になってしまうけど、混んでて断った婆さんがアニエス・ベーのアニエスさんだったり、太ったお客さんでドアが開かないから誰も出られないよね、なんてイジってたらスッピンのマツコさんだったり、芸能人系の話はどちら様にもよくあるメガシティー東京だからそんなに驚かない。


でも、歌を練習したサイくんは本当に良く覚えていて、僕としては心から嬉しいのです。



本当に良かったね!すっかり垢抜けて立派になって。別人かと思いました。

携帯の連絡先を見たら彼のがあった。080って、、、まさか繋がったらウケるな。(笑)

ま、今となっては別の世界の住人だろうし、電話する事もないだろうけど、、。




サイくん、さらに空高く高く羽ばたけ。僕は東京から応援してますよ!!




彼の歌声を貼っておきます。 日曜の昼下がりにぴったりな曲ですよん。



Someone to watch over me









体調がすこぶる悪いんです。




今日もお休み頂戴します。申し訳ありません。

2月の真ん中に風邪ひいてからずっと、1ヶ月くらい連続して体調が良くないのです。


昨日は確かに二日酔いだったのですが、夕方から39.5度くらいの熱がでて、丸一日下がりませんでした。あとで考えれば二日酔いと発熱、地獄の苦しみでした。

このところ、少しなんかあると熱が出てしまいます。今のところ花粉症はないのだけれど、鼻や喉にも症状が出やすい。ズルズル、コンコン。

そして普段から船酔いみたいな気持ち悪さがあって、調子いい時と悪い時の割合は半々くらい。そのうち治ると思っていたのに、全然治る気配がありません。

前にもこういうことがあり、病院に行ったら疲れがたまってますね、と言われた。そんな事知ってますよー。

というか、皆さん働いて、シンドイのは皆同じだという頭があるので、中々まとめて休みを取れない自分がいます。休んでも休まなくても同じ、的な。

飲まなくてもいいお酒を手酌で飲み、その量もどんどん増えつつあります。アルコール依存の毛はないにしろ、癖で飲んでしまう。年間300日くらいは店にいるので良いはずないんですよね。




でも、お店に行くとなぜか元気になってしまうのです。お客さんと、お店が好きだからパッと元気になる。で、家に戻ると累積の疲労がまた溜まってしまい、ずーっと寝てます。休みの日なんて火曜の出勤の直前まで、断続的に30時間くらい寝てしまいます。旅先でも実はそうなんです(笑)

どこかでしっかり立て直さないと、と思ってもう何年も騙し騙しやって来たけど、この2ヶ月で確実にボロボロになってしまいました(汗)



今も熱がまだあって、調子が良くありません。



バシッと治して早く元気になります!ちょっと待っててね。



ユーミンご来店!



とは言っても、キヌギヌではありません。(釣ったみたいですみません)


2016年に内装をさせて頂いた都立大のさつま料理屋さん。



ある方から、ユーミンが誕生日の貸切してたよ、との情報。





ああ、有難い。美味しいさつま料理を召し上がったのかな。




こんな感じでやらせて貰いました





明治の遊郭風とのご依頼で、全国から色んなものを取り寄せました。

映画「吉原炎上」を20回くらい見た僕は、明治の舶来折衷文化が大好きです。ガラスにギヤマン、格子に紅殻の紅。

金沢のステンドグラスの丸窓とか、イギリスのガラスの衝立、照明も京都に買い付けに行きました。

僕のアンティークのストックもふんだんに使わせて頂きました。

ちょっとした仕掛けも作り(音がなる壁掛け電話とか)中々こじんまりと仕上がりました。

急遽、思い付いて壁を赤にして下さい!とお願いしたら翌日には真っ赤に。ちょっと感動しました。デザイナーって指揮者みたいだなと(笑)









そして、店舗のプロデュースがまた舞い込みそうです。ワクワク。


内装大好きです。色んなテーマで買い付けして配置して、色を決めて、、楽しいなぁ。


決まりましたらまたご報告いたしますが、もしも大掛かりな場合は、しばらく月火曜日をお休みするとか少し考えないといけません。

前回、フラフラになった記憶しかないので、、、。



どうぞよろしくお願いします。






Requiescat in Pace




昨日の土曜は朝の7時半まで営業して、ソファに倒れこむ。今日はまたピアニストとベースのリハーサルが有ったので、一度帰るより居た方がいいと、寝たり起きたりグズグズしていました。


そんな中、夕方の6時半頃に、ある友人からLineが届く。携帯のたった二行の表示に、目を疑った。


**くんが亡くなったそうです。どうしていいか分からなくて、、



慌てて電話をかける。頭が全然働かない。


その方は、本当に仲の良い人でした。

頭が良くてピアノがめちゃくちゃ上手い、何にしろ知性に溢れてて、謙虚で、バカな事ばっかり言っているような、絵に描いたように素晴らしいキャラの心から愛すべき人でした。


最初に会ったのはお店の開店前、13年前の今頃。冬でした。


工事中の息抜きにとあるバーに行ったところ、YMOの高橋幸宏似の渋いイケメンがお連れの方とフランス近代音楽の話をしていた。場末なバーに、なんと素敵な雰囲気なんだろうかと。


僕もクラシック好きなんです、と割って入り、そのままお店のオープンから、今まで良く来てくれた。毎回、ラヴェルやラフマニノフや、バッハのブランデンブルグを楽しそうに弾いてくれた。

ほんの2週間前の土曜日にも、シューマンのコンチェルトを素晴らしく美しく弾いてくれました。


飲むお酒は必ず決まっていて、リカールのソーダ割りやシャルトリューズを好んで飲んでくれた。彼もまた、フランス好みだった。

店以外でも2人で飲みに行った事も数知れず。新宿で知らない店に突撃しては飲んで、そこで六本木に変な店があると聞いたら2人でタクシー乗ってキャアキャア言いながらハシゴしたり、2人でご飯もよく食べました。

室内楽の練習をしたり、ASKAさんが愛人を作った某企業のバブルな迎賓館にピアノを弾くバイトに行ったり、海老彰子さんのピアノリサイタルにも行ったなぁ。


店以外で人と会うと異常に緊張する癖のある僕が、外で会っても緊張しない、珍しいタイプ。つまりは同じ波長を持つ、稀有な男でした。


彼は誰もが唸るような立派な大学で高等数学を学び、その後さらに羨ましい大学で建築を学び、その良さを僕に分かるようにいつも教えてくれました。

フィナボッチ数列、F分の1の揺らぎやブラウン運動、放物線のそれぞれの美しさを、無学な僕の分かる範囲の喩えを駆使して、ひたすら謙虚に優しくしかし熱っぽく、まるで山を知り尽くした老ガイドのように、楽しそうに話してくれました。


とにかく優しい人で、いつか、僕が大きなパーティーをして借金を作ってしまった頃、永福町のラーメン屋でご馳走してくれて、力一杯励ましてくれたのなんて、昨日の事のようです。



僕が無理をしてグランドハープを買った時も、僕より喜んでくれて、ラヴェルのダフニスとクロエの全員の踊りの難解なパートの楽譜を見ながら、彼はピアノで僕はハープを搔き鳴らして、まるで子供みたいに夜が明けても遊んでいました。


彼は朝日が差す中、グラスを傾けながら楽譜をめくり、この曲線って何て美しいんだろう、と何度も繰り返していました。

横顔の、形のいい鼻を今でも覚えています。








彼は美しいものに敏感で、彼の愛するものは建築や音楽、複雑な数式など、機械時計の機構や古い手編みのレースのようにどれも緻密で儚いものばかりでした。



とても繊細な、繊細すぎる人でもありました。




人が亡くなるのは本当にあっけない。つい全員が変わらず永遠に生きているような錯覚に囚われるけど、人はいつか亡くなる。つい忘れてしまうけど、純然たる事実なのです。



そして僕は不思議なことに涙が出ない。悲しすぎてよく分からなくなっているのだろうか。その事を考えると頭の中に霞がかかって、動きが鈍くなる。きっと僕の頭が、考える事をさせないのだろう。


グルグルっと回転しだすと勝手にブレーキが掛かる繰り返し。強制起動と強制終了を何百回と繰り返して、熱っぽくなる。

お店は今夜も満席、飛び入りのジャズピアノとボーカルで、僕の出来る限りの、最高の営業ができたと思う。きっも誰もそんなこと気づかないくらい元気に働けた。本当はワンワン泣きたかったんだけどさ。


今夜の営業は、居合わせたお客さんにはもちろんだけど、特に君の事を思いながら頑張りました。色んな思い出を反芻しながら、味わうように。






君のこと、絶対に忘れない。ずっとずっと変わらず友達だから。

そっちに行ったらまたみんなで合奏しようね。少しの間待っててな。










calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • 並木、ドアその後。
    yukie
  • 風立ちぬ、を観てきました
    店主
  • 風立ちぬ、を観てきました
    takepon
  • 秋からの制服を考える
    店主
  • 秋からの制服を考える
    yukie
  • 昭和レトロ探訪〜新宿三丁目「千鳥街」
    三橋 順子
  • うーん、調子がよくないのです。
    シンスケ
  • うーん、調子がよくないのです。
    ゆう
  • うーん、調子がよくないのです。
    YASUO
  • マンハッタン旅行記(その1 街並み編)
    Sige

recent trackback

recommend

南の島に雪が降る (知恵の森文庫)
南の島に雪が降る (知恵の森文庫) (JUGEMレビュー »)
加東 大介
太平洋戦争末期、赤道直下の戦地ニューギニアで慰問団を結成し、7000人の兵士を楽しませた元歌舞伎役者の実話。ジャングルの中に歌舞伎座を建て、馬の尻尾や棕櫚の繊維で結いあげた鬘、パラシュートの打ち掛けや緞帳、ガーゼの糸を間引いた紗幕、そして紙吹雪を用いての雪景色に、遠い故郷を思い出し、兵隊たちは声を上げて泣く。究極の状況下での知恵と優しさの詰まった人々の心の触れ合いを描いた温かい作品。

recommend

伽羅の香 (中公文庫)
伽羅の香 (中公文庫) (JUGEMレビュー »)
宮尾 登美子
何不自由なく育った主人公は、何気なく始めた香道の奥深さに知らぬ間に溺れてしまう。免許皆伝の暁には、と始めた会合。気がつけば彼女の自宅は時のサロンに変貌し、有力者が訪ねて来るまでになる。しかし少数の仲間はそれをよく思わず、時を同じくして太平洋戦争の足音が忍び寄る、・・・・。
蘭奢待を始めとする平安から連なる奥深くも豪華な数多くのエピソードが、読み人を香りの世界へと誘う。
安いもので構いません、お好みの香木を焚き締めながらの拝読をお勧め致します。グッと気分が出ます。

recommend

グロテスク〈上〉 (文春文庫)
グロテスク〈上〉 (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
桐野 夏生
悪気もなく、ただ人の不幸を喜びに生きる「私」と、類い稀な美貌を持ち、出会う人々を皆驚嘆させてしまう実の「妹」、人に勝利する事でしか自分の存在意義を見いだせない、容姿に恵まれない和恵。その三人を中心に描かれるQ女子高(私立慶應女子高校がモデルになっている)の超閉鎖的階級社会を舞台に、途中入学組に対しての、富裕層からなる内部進学者からの壮絶ないじめを軸とした数々のエピソードは圧巻。物語全体は東電OL事件を主軸にして描かれており、後半は生生しい売春婦の日常が詳細に描かれている。店主がここ最近の著書で、久々に気骨を感じた作品。

recommend

一の糸 (新潮文庫)
一の糸 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
何不自由ない造り酒屋の娘茜は幼き日に目を患い、その時連れられて聞いた文楽、露澤清太郎が奏でる三味線の音に恋をしてしまう。大正から太平洋戦争後にかけた女の一大抒情詩。乗馬を好む娘、宝石や宿屋を惜しげもなく買い与えるおおらかな母、その後の茜の命を賭けた壮絶な苛めとの戦い、本物の芸に賭ける壮絶なエンディングと、読みどころが随所に散りばめられた文句なしの女流文芸娯楽作品。

recommend

悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
公子という一人の貧しい女が中華屋の仲居からスタートして何百、何千という嘘を重ねて戦後の混乱期にのし上がる様を描いた作品。嘘を重ねると言っても、無論、それだけでは決して成功はしない。夜学に通って簿記の試験をパスし、自らの美貌を磨いて出会う男を翻弄し、汗まみれになり生き抜くさまは寧ろ潔い。とある事件後の週刊誌記者による聞き取り調査と云う一風変わった文体で綴られる全編は、時を忘れ、あっという間に読めてしまう。中でも、登場スr数々の大粒の宝石の描写は秀逸。「取材魔」の異名を取る有吉文学の中でも比較的軽めな現代もの。特に初心者にお勧めの一品。

recommend

女系家族〈上〉 (新潮文庫)
女系家族〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
山崎 豊子
船場に続く大商家の物語。入り婿の父が突然亡くなり、残された三姉妹が遺産相続を期に豹変を始める。狡猾な大番頭、突然現れる妾の存在に、三姉妹は関係を結んだ男の入れ知恵や様々な駆け引きを繰り返し、遺産を減らさぬよう奔走する。団結した三姉妹と叔母が妊娠したと思しき妾を抑えつけ、懇意の医師が器具を用いて検査を始める妾宅での描写は、昭和女流文芸史に残る陰惨な情景と云えるだろう。

recommend

 (JUGEMレビュー »)

昭和初期の船場に三代続く女系の老舗足袋屋に生まれた男の半生を描く。女親に反発するかのように愛人を4人も囲いながらも商売に精を出す主人公。迎え入れた新妻の妊娠を探るために肥溜めを棒で掻き回す姑と大姑の陰惨な嫌がらせ、襲名披露の配り物がたった足袋一足だと聞いてケチだと馬鹿にする参加者を尻目に、実は踵の留め金具が純金製で帰宅した一同を仰天させるエピソードなど、船場の粋と意地が詰まった珠玉の作品。

recommend

針女 (新潮文庫)
針女 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
出征した帝大出の弘一が残した青春の遺書を胸に、パンパンや闇成金の持ち込む針仕事に打ち込む孤児の清子。彼女は過去に踏んだ針が体を周り運悪く跛(びっこ)になるというハンディキャップを持つ。復員した夫は戦争のせいで性格が豹変しており・・。パンパンや気違いといった現代では禁止用語の登場人物が行き交い、戦後の混乱期をそのまま原稿用紙の上に広げたような生々しい作品となっている。

recommend

連舞 (集英社文庫)
連舞 (集英社文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
昭和初期の日本舞踏の一大流派、梶川流の栄枯盛衰を描く。先代家元の妾の子に生まれながらも伸び悩む自分の踊りの才能、踊りの天才と謳われる性格の悪い妹、妹しか愛さない母に悩まされる青春時代。しかし、GHQ接収後のアーニーパイル劇場での歌舞伎ショーにてストリップを強要され、大逆転の末成功となり、家元夫人にまで上り詰めてしまう。忌わしい過去と出自に翻弄されつつも、過去をねじ伏せるかのように踊りに邁進し、遂に芸の道に境地を見出す主人公、月の直向な横顔が涙を誘う。

recommend

明治のお嬢さま (角川選書)
明治のお嬢さま (角川選書) (JUGEMレビュー »)
黒岩 比佐子
明治期の令嬢の実態を探る。たしなみ、学力、美醜の葛藤、結婚生活まで多岐にわたる。面白いのは多くの令嬢は今と変わらず贅沢品に執着したらしく、友人の持ち物を嫉む生々しい手紙なども解説入りで紹介されている。その他、当時の流行の髪型や美人術、痩せる薬などの広告資料も収録。

recommend

宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして
宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして (JUGEMレビュー »)
高谷 朝子,明石 伸子,太田 さとし
千代田の森の奥深く、宮中賢所に57年お住まいの神職の女性の半生を描いた作品。下界と分断された森の中で祈りを捧げる日々。厳格な穢れの区別(下界のものに触れると潔斎しなければいけない)、四足のものは食べてはならない、毎朝数時間かけて髪おすべらかしに結うなど驚愕の生活と共に、日本古来の自然に寄り添った質素な習慣を紹介する。

recommend

朝香宮家に生まれて
朝香宮家に生まれて (JUGEMレビュー »)
北風 倚子
渋谷・松濤の鍋島公園一帯は戦前、広大な鍋島侯爵邸であり、著者の住まいであった。大空襲で火の海になった屋敷を逃れ、昭和という時代を生き抜いた、旧華族のお姫様の生涯。

recommend

社長 島耕作(8) (モーニングKC)
社長 島耕作(8) (モーニングKC) (JUGEMレビュー »)
弘兼 憲史
言わずと知れた島耕作シリーズ単行本。長い経緯はさておき、弊店が表紙になっております。店主もタキシードでモデルを致しました。
是非お買い求めくださいw

recommend

梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫)
梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫) (JUGEMレビュー »)
小田部 雄次
佐賀藩主鍋島家令嬢伊都子。彼女はのちに梨本宮に嫁ぐが、明治から昭和に渡って77年間日記を残していて、その様相は「書き魔」と言わんばかり。初の洋行先のパリで買い物の様子や婚礼、即位式などの華やかな思い出を経て、戦中戦後の倹約の様子や時代に対する落胆ぶりなど。往時の匂いが漂ってくるかのような生々しさ。著者、小田部雄次の解説が当時の世情をわかりやすく補ってくれる。

recommend

写真集 酒井美意子 華族の肖像
写真集 酒井美意子 華族の肖像 (JUGEMレビュー »)
酒井 美意子
加賀藩前田家令嬢の酒井美意子。マナー講師として厚化粧キャラでメディアに登場した姿をご存じの方もいらっしゃるであろうが、彼女は戦前まで駒場の前田侯爵邸に居住していたことを知る人は少ない。莫大な財産と華麗な人脈を、膨大な写真とコメントで紐解く、いわば現代版歴史絵巻的な写真集。必読。

recommend

極楽商売―聞き書き戦後性相史
極楽商売―聞き書き戦後性相史 (JUGEMレビュー »)
下川 耿史
戦後の性関連産業を裏側の視点から取材した戦後風俗史。進駐軍専門のパンパン宿や性具の販売店、愚連隊、ゲイバー、カストリ情報誌、個室喫茶・・・。戦後の性に携わった人々の汗や息遣いが聞こえそうな一冊。

recommend

 (JUGEMレビュー »)

京セラ、auの創始者ににして仏門に入った稲森氏が、街の小さな碍子工場を一代にしていかに大企業へと成長させたかを描く。単なるサクセスストーリーに収まらない哲学や思想を散りばめた珠玉の一冊。

recommend

芝桜〈上〉 (新潮文庫)
芝桜〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
我らが有吉佐和子先生の長編。戦前の花柳界を舞台に、二人の女が艶やかに力強く生き抜く。温厚で情緒的な梅弥、狡猾で気ままな蔦代。共に授かった類い稀な美貌を武器に、ただひたすら戦前、戦後の花柳界を生きる。花柳界独特のお茶屋の仕組みや旦那制度、一本や水揚げなど、判りにくい独自の世界がこの一冊でよくわかる。ストーリを彩る、旦那からの贈り物の三越謹製三百円の帯や、大粒の翡翠の簪、英国土産の巨大ダイヤモンドなど、随所に登場する豪華絢爛な衣裳拵えと、それを取り巻く年増女将との丁々発止のやりとりの描写は必見。店主のバイブルと同時に、不動の一位たる女流文芸作品。

links

profile

書いた記事数:933 最後に更新した日:2018/07/21

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM