帰省その後 京都から名古屋へ




今回は殆ど家の用事なので、それ以外はホテルでゴロゴロ。何もしません。


何もしないつもりが母と鉄板焼きを待ち合わせる前に、かなり時間が空いてしまいました。僕は、旅先で髪を切るのが凄く好きなので今回も検索してみる。


そうすると、京都タワーの地下にものすごいレトロな理髪店があるらしい。京都タワー自体がもう既にアンティークの部類に入るので、期待大。





それは地下にあった。あるというよりは埋もれるといったほうが正しいかもしれない。



エレベーターが、既にいい味出してます。何年ぶりだろうか、ここに来たのは。





かなり味のあるサインボールが、僕を優しく誘う。かなり恐いんだけど、えいっ!とばかりに入店する。





中にはリーゼント風な髪型の、大川栄策さんそっくりな兄貴が。眉毛は刺青で三角定規みたいにクッキリしてる。平気かしら(涙)





とにかく座る。まな板の鯉とよく言うけど、まさにここではその言葉がピッタリな気がする(笑)





髪型は?と聞かれて、角刈りとかにされたら困るので(過去に2度ほど経験あり)サイドとかの裾だけ切ってほしい、上は伸ばしてるから、といつもの説明。


大川栄策さんは、黙って取り掛かった。

その鮮やかな手つき!!

まるで代表曲「さざんかの宿」サビの伸ばしすコブシのような、抜く手差す手の鮮やかさ。ハサミが自由に踊っている!!


シャンプーをしてもらい、セットに入る。セットしていらないんだけど、、、。


大川栄策さん、僕の不安を的中させるかのように突然僕の前髪の真ん中あたりを摘み、ねじり出した。


ん??と驚いた顔をしていると


「前髪垂らすの、好みじゃない?」


ギャー!!!


やめてください、それだけは、、、。もう少しで片岡鶴太郎みたいに所だった。それは避けたい。







さて、母と待ち合わせてホテル内の鉄板焼きへ。


店内は、こじんまりしていていい感じです。





NHKの朝ドラの、集団就職で出て来たヒロインの友人役のようなおぼこい娘ッ子が一生懸命焼いてくれた。





ファイヤー!!の後にフフフッと微笑む娘ッ子。見た目は穏やかでも心は燃えているのかも知れない。僕も見習おう。





素朴な娘ッ子の存在感を消す技といったら、もう女忍者並みのレベル。ああ、僕の苦手とする技を、この娘はさらりとやってのけてしまう、、。

それをいい事に、僕ら親子の話しは益々ややこしい方向に。


飲む予定ではなかった、ビールを昼間から三杯も飲んでしまう。




何やかんや予定をこなし、一夜を過ごしてから伊勢に向かおうとしてある事に気が付いた。


去年のお札を店に置いて来てしまったのです!!

こりゃ、どうしたものか。そのままお参りしても良いんだけどさ、何となく今日の僕のテンションも、霊験あらたかなところに1日いる感じもしない。


と、思い切って伊勢を延期して、直接名古屋に向かいました。ホテルの前から長距離バスが出ているのでそれにて。新幹線を京都〜名古屋、名古屋〜東京まで乗るのは勿体無い。

第一、朝から名古屋に入ってもやる事ないし、、。



2時間半、爆睡して到着しました。ふと眼を覚ますと、20年振りの名古屋駅前。

名古屋、すぐに行けるといつも先延ばしなしてしまいます。金沢やなんかもそう。

去年の国内旅行は博多、長崎、そして小樽にお邪魔したので、今年は少しずつズラしてみよう。




行くところは決まってまして、名古屋城、徳川美術館、名古屋観光ホテル。途中にちょいとうなぎを摘んだり出来たらそれでいい。

名古屋城、つまり尾張藩は徳川家康の9男が分家をして、御三家筆頭という立場についたのですが、将軍家のような重圧のない中で、名古屋は独自の文化が花開いたようで、とても気になっていました。

日本の近代都市か形成される中でのメンタリティに大きな影響を与えていた江戸時代の幕藩体制。東京、京都はともかくとして仙台や金沢、名古屋、福岡など大都市には大名家の残した気風が今も生きていると思う僕なのですが、名古屋は特に興味深いと思います。



特に、七代藩主の徳川宗春に関心があります。

かなり省略して書くと、彼が藩主となった同時期に同じ分家の紀伊徳川家から将軍になった吉宗が質素倹約の御触れを出したのに、この宗春はそれに従わず、視察の際に歌舞伎の装束で出掛けたり、メチャクチャな事をしていた。

彼は自由主義経済を推し進めようとしていたそうで、祭りや芝居も奨励していたとか。

経済も安定し、繁栄を見せた名古屋市中の人からも人気があったのだけれど、御触れに反すると将軍家から蟄居を命ぜられ、引退した後も死後75年間に渡り墓石に鎖が巻かれていたとか(汗)

今も残るド派手結婚式とかブランド好きなイメージとか、はたまた名古屋巻きとか(関係ないか)今の名古屋の人のメンタルに少なからず影響を与えている、、かも知れない、と思うのであります。


先ずは名古屋城!初めて来たよ!






太平洋戦争で燃えた後に再建された本丸の中はエレベーターと階段。


階段が何気にカッコいいのであります。




そして、個人的に見てみたかったのはこちら。





爆風で近隣の林に吹っ飛んだシャチホコの黄金の鱗です。(即日、回収されたらしい)

中々見所の多い展示でした。


そして、バスにて徳川園に。こちらには徳川美術館があります。





もう、凄いのです!!国宝の源氏物語絵巻とか(寝そべって琵琶弾いてるあれ)




初音の調度(本家、三代家光の娘、千代姫の嫁入り道具)とか。




この婚礼調度は70ほどのアイテムが一括で国宝指定になってるのですが、そのうちの1つの長持が、9億6千万でオランダに落札されたとか。たった1つだけで。





徳川家の圧倒的な財力を見せつけられました。



すっかり名古屋人気分で街を歩く。ふらっとうなぎ屋に入ってみる。





熱燗を頼んでタコのぶつ切りで一杯やる。お向かいはもう今夜のホテルです。


さて、今夜はやっとフリーになりました。


何をして遊ぼうか。名古屋でこれをお読みのお客さん、行きつけのバーでお逢いするかもです。会ったらゴメンなさい。




と、僕のいない間にお店の改装も進んでおります。


ソファの下に足を乗せるステップと、棚が8箇所付きました!








前より席が高くなり、全席で足が載せられるようになりました。前の箱型の構造だと足が載せられなくてブラブラするしかなかったですが、かなり使いやすく考えました。

荷物も取り出しやすい横向きの収納。お楽しみに。


明日金曜日にはカウンターのささくれをパテ埋めして下さるそうです。




明日の夜から営業致します。



そして、実家へ



12:30発京都行きの新幹線にて。本日から木曜日まではお休みとなります。どうぞよろしくお願いします!


いつもの定番、旅のお供。





隣の奥様には申し訳ないんだけど、崎陽軒のシウマイを食べないと新幹線に乗ってる気がしないので、今回も。


崎陽軒のシウマイと551の豚まんは、テロに等しい臭いを発します。僕が隣なら嫌かも(笑)

案の定、咳払いをする隣の奥さん。いやー、ごめんなさい。



今回の帰省にはあるミッションがありまして、、。

僕の父と母は9年前に離婚しているのですが、今度父が39歳の女性と再婚する事になりまして、、。(汗)


やったぜ、父ちゃん!幸せになりなよ〜。お互い好きに生きようね。


ああ、富士山も応援してるのかね。こんなに綺麗に見えたのは久しぶりです。





そして、父の再婚相手に対してはただ幸せになって欲しいと願うのみです。



反面、僕の実家の部屋が無くなるのはそうとう寂しい。新たに父は新居を用意したそうなのです。


近所の銭湯とか、隠れ家を作った空き地とか、幼馴染の家とか、そういった場所が通りかかるだけの存在になってしまうのがとても寂しい。



明日は母(オカン)と食事です。たまの食事なので、かねてから食べてみたかったホテル内の鉄板焼き。





宿泊先ホテルにある、12席しかない小さな鉄板焼き。母と僕には丁度いいサイズです。

肉を見つめながら、遥か過ぎ去った昔の話に花を咲かせます。





そういえば、ネットで見たアレ、本当にあるのかね。




玉ねぎで作った火山の噴火。鉄板焼って一体何なんだろう。

白人接待のレストランくらいにしか思った事なかったけど、考えてみたら食べた事なかった。そして、胡椒ミルをクルクル回したり、火をつけたりと、一々バカバカしい。

期待は膨らむばかりです。









さて、お店でバカになれない、という問題の続き。

ブログを書いて翌朝朝目覚め、あることを思いつきました。






今まで絶対に避けていた、マイクを使っての営業。

何度もチャレンジしようと思ったけど、流石に恥ずかしいので実践には至らなかったマイク営業。


バカになりたいとしつこく書いた手前、マイクバカもありかな、一度チャレンジしてみようと思い立ち、翌日は僕の立つ位置にマイクを置いて、うっすら通音させつつやってみた。生声60%、アンプから40%というところか。


これが、やはり恥ずかしい(笑)。

DJ赤坂みたいな、張り切ってるダサい感じが前面に出てしまう。そこで、ベロベロに飲んでみる事にした。酔ってしまえばこちらのもの。


うーん、結果的には上手くいきました。百人一首クイズとか(毎年正月にやってる上の句を読んで下の句を当ててもらうやつ)、見え透いた客いじりも平気で言えたし、やたらウケて、狭い店のあの感じが蘇った。


まあ、今後はお席を詰めていただくアナウンスとか、演奏のリクエストとか、ポイントでさし込む程度で使ってみよう。

本当は地声で行きたいんだけどなぁ、、。



椅子も高くなるし、僕の方も諦めずにもう一工してみよっと。空間が広くなるなら僕が大きくなるしかない。

どうにかして新しいスタイルを見つけたいところ。

お店も実家も再構築の時を迎えた2018年であります。だから飽きないんだけど(笑)




遅くなりましたが、今年もどうぞ宜しくお願いします。






ワクワクホテル選び



少しご無沙汰してしまいました。年末は輪をかけて忙しくさせて頂いてます。

大宮の鉄道博物館に行った日からチャンネルが切り替わったようで、毎日起床10時の1日7時間睡眠という健康的な生活を送っています!(以前は1日平均13時間寝てたよ)


年末年始を乗り切った後には、1年ぶりの帰省。毎回ホテルを取って帰省するという勿体無いプランで臨むのですが、僕みたいな自宅と店の往復ばかりの人間にとっては、たまにホテルに泊まる事がどれだけ気分転換になるか!!


出張族の方の話を聞くと、「えー、代わってほしい」と、真剣に思ってしまいます。実際やったら疲れるんだろうけど、、。


京都に2泊して、そのままお伊勢詣りに行き、お札を納めてから名古屋。名古屋で一泊して金曜夕方にお店に戻る計画です。


ああ、ホテルに3泊も出来てしまう、、。憧れのホテル暮らしの四日間。


京都では、駅のそばの新阪急ホテルを取りました。駅から徒歩2分。実家まで歩いて15分位か。


京都タワーのすぐ横にあります、何の変哲もないホテル。





ビジネスホテルでもなければ、大型ホテルでもない。もちろん新しくもない。

どうしてここを選んだか、というと、遥か昔の僕が19か20歳の頃に、ここの一階の喫茶店にお邪魔したある日のこと。

デートの前だか何かだったかな。あんまり覚えてないんだけど。

まあ、若いから結構頑張って、勇気を出して入ったんですよ。ホテルのロビーの喫茶店なんて1人で入った事なかったけど、背伸びしたかったのかな。


このガラスの部分が喫茶店になります。





入店してしばらくして、ホテルの人に「シッシッ」ってされたの。本当に野良犬にやるみたいに。今でもなんでかわからないんだけど(笑)

なんかもう、悔しくて恥ずかしくて、今ならお茶飲みにきたって伝えたらいい話なんだけど、その時は「ああ、泊まってないからダメだよね」と慌てて謝って逃げ帰って来たの。


今回は22年ぶりにリベンジして来ます。


今でこそ、帝国だろうがパークハイアットだろうがお茶くらいなら出来るようになりました。

けど、この新阪急ホテルの喫茶店だけは今でも世界一敷居が高い喫茶店なのです。ここを乗り越えないと前に進めない。

トラウマを克服する為に、それも2連泊もして堂々と入り、コーヒーに腹の膨れないサンドウィッチなんかを頼んだりして、しかも大人だからサクランボを残したりしちゃう。

何て大人な振る舞いなんだろうか!




お会計はもちろん部屋付け。サインをサラサラっとして、ごちそうさま。美味しかったです。


ああ、考えただけでも大人な佇まい。これでやっと前に進めます。

でも、、、もし出て来たらサクランボ食べたいなぁ。食べるんだろうなぁ。






まあ、そんなこんなで実家とホテルを行き来しながら一頻り京都で過ごしたら、そのままお伊勢さんに行きます。大好きに誰も乗っていない近鉄特急で、お供は駅弁、そしてゆで卵と缶のウーロンハイ。これも決まってます。








去年と全て同じ行動パターン。いや、それで良いのです。変に冒険して万が一、外しでもしたら困る。


僕は一軒のご飯屋さんにつき、ほぼ同じメニューしか頼みません。同じがいい。



さて、お伊勢さんからのルートがいつも悩みます。京都に戻ると距離的に遠回りなのでイマイチ。大阪も時間なし。伊勢志摩に一泊も良いけど、何もない(汗)

とはいえ憧れの志摩観光ホテルはまだ20年早い。風格も、お値段的にも。






いつか、万俵家のあの人達みたいにラメールクラシックで伊勢海老のアメリケーヌ、伊勢海老のスープとアワビのバターソースとを、3食連続して食べるのが夢なんだけど。痛風なんて怖くない。





伊勢海老のクリームスープ 3,000円




伊勢海老のアメリケーヌ 10,000円




鮑のステーキ 12,000円




多分、本当に三食食べてお酒飲んだら宿泊込みで20万くらいすると思う。


いつかの日、に取っておこう。



そこで、今回はそのまま名古屋に入ることにしました。近鉄特急で一本です。


名古屋のホテル、また迷います。なんせ、安いのから高いのから、旅館にボロ宿まで沢山ある。

今回はホテルライフなので、旅館は除外。安くて風情のあるホテルがいい。

僕の好みは少し変わってまして、旅館ならボロ宿にしてツッコミながら楽しむのがすきなんですが、都市部のホテルに関してはちょっとした基準があります。



名付けて「独立系ちょいレトロ大型ホテル」


昔は土地では一流と言われたけど、今では外資のホテルが参入、すっかりブームが過ぎ去ったと思いきや、きちんとご贔屓さんに愛されつつ重厚な雰囲気を提供している、大規模ホテル、です。


*地方の大都市に位置する、独立系非チェーンホテル。

*どうやって取得したんだろうと思うくらいの一等地、角地に鎮座する

*大層なネーミングを冠する。「グランド」「キャッスル」「国際」「観光」など。

*親や祖父母の世代が繰り返し思い出を語る程の威厳を備えている(例 私の姉のお式は**国際ホテルで、その時の市長さんもいらしてねぇ 等)

*チャラチャラした若者が寄り付かない、威圧的な雰囲気

*高度成長期に乱立した、ぬりかべのような建物


ぬりかべ、水木しげる先生のあの妖怪です。




例としては、札幌グランドホテル




ホテルキャッスル山形



仙台国際ホテル




東京だと京王プラザホテルもここに入ると思います。オークラ、ニューオータニは敷居が高すぎるので僕にはまだまだ。もう少しくたびれた方が好みか。

プリンス系の古い施設のまま(村野藤吾など)未だにやってる所もそれに当たるのかな。







そして、それらを踏まえて、今回の名古屋でいうと、こちら。



ウェスティンナゴヤキャッスルさま!





元の名前を「国際観光ホテルニューナゴヤ」と言ったそうで、、。僕のルールで言うところのワードが2つも入ってる(笑)


こちらもぬりかべ度は高め。






そして、部屋からは信じられない城の景色が楽しめます。





ここに決めようかと思ったんだけど、一泊17,000円くらいする。予算オーバーなのです。どんなに城を眺めても元を取れる自信がない。ウェスティン、と冠しているので、ウェスティン料金なんでしょうか。僕にしては迷惑な話。(笑)


早く元の国際観光なんとかホテルに戻してほしい。


、、と思ったら、来年ウェスティンと契約が切れるそうです。ありゃりゃ、、次回に期待。


そして、もう一軒の名古屋の雄がこちら、名古屋観光ホテルさま。


こちらに一泊取らせて頂きました。驚きの一泊9,800円。




そしてこの外観。他の追随を許さない、圧倒的なまでの、ぬりかべ感。

ロビーも重厚です。





メインダイニングも重厚。ウッドパネルを多用したデザインが、時代遅れのグランメゾン堅気を伝えています。





(ちょっとうちの店と色合いが似てる)



ここ行ってみようっと。有塩バター、生クリームに飾り切りの野菜。コテコテのエスカルゴなんかが出てくるのを期待してます。


こちらのホテル、過去に何度も両陛下がお泊りになっているとのこと。



古くは名古屋ヒルトンや、近年ではマリオットが新たに進出し、乱立する中で、今も両陛下がお泊りになるのはこちら名古屋観光ホテル。

やはり何か理由があるんでしょうか。松坂屋創業家の伊藤財閥が建てたこのホテル。僕が好きなのはこういう重厚なのに比較的リーズナブルなホテルです。


最近はこういう高度成長期に建てられたちょいオールドホテル、名前だけが変わり、安っぽい内装に間接照明の同じようなデザインに変更され、値段が高くなってしまっています。

それこそ京都なんて古ぼけたホテルの宝庫でした。京都グランドホテル(現リーガロイヤル)、ホテルフジタ(現リッツカールトン)、都ホテル(現ウェスティン)、、。どんどん資本注入が行われています。


リニューアルでいえば星野リゾートなんてのもありますし、新築だとアパホテルが破竹の勢い。

でも、でもですよ。このまま全て上書きされていいものなのだろうか。無難で似たようなのばっかりなんて寂しいじゃないすですか。


個性あるホテルがよりどりみどりだと、個人的には嬉しく思うのです。だからなるべく泊まるようにしています。



渋いホテルありましたらお教えください。





湯河原二日目





二日目は、徹底的に食って寝ようと決めていたので、買い出し以外はなーんにもしない予定です。(初日も何もしてないけど)


朝ごはんを頂いたのが朝8時、食後に憧れの昼寝をする。


普段ならチェックアウトの時間なんだけど、布団を敷きっぱなしでグズグズ過ごす贅沢コース。たまに起きてはテレビに目をやったりして。



というか、湯河原でも奥湯河原はかなり芦ノ湖寄りの内陸。





近所にはコンビニはおろか、飲食店もなーんにもありません。川沿いにポツポツと木造の温泉宿が並んでるだけ。




強制的に寝たり起きたりを繰り返すのみです。あゝ素晴らしきクズ人間生活。



付き合う人に何を求めるかと聞かれたならば、こういうダラダラした時の過ごし方が似ているかどうか?がポイントではないでしょうか。

趣味やライフスタイルも大切ですが、リラックスした時にお互いが自分の懐にどれだけ他人を入れられるか、ココはすごく重要だと思います。

こんな時に行動派の相手だったら無理。「せっかく晴れてるから芦ノ湖行こうよ!!寝るなんて信じられない」なんて言われたら、、、。無理でしょ。




そんなこんなでずっとゴロゴロ。こんなにゆっくりテレビを観るのは久しぶりだけど、気付くと日馬富士の事件ばっかり。





この手のニュース、段々と登場人物が多くなるのは必須なんだけど、そうなるとあんまり把握出来なくなる。貴乃岩も貴乃花も怪しいし、朝青龍とか旭鷲山辺りがゾロゾロ出て来る辺り、見ていて嫌気が差してくる。




テレビを消して迷路のような館内へ。分かりにくい場所に、お庭に出られるドアを発見。


池があって錦鯉が泳いでいます。






迷路の訳が分かりました。斜面に面した土地の真ん中に庭があり、そこをぐるぐる取り囲むように旅館が建っていました。

デコボコの土地を造成せずにどんどん建物を継ぎ足し、今のような迷路になったんだろうか。



庭に隣接して木造の部屋がありました。この棟が最初に建ったんだろうか。後で調べたら部屋に庭付きだと2人で一泊75,000円。僕らのプランの三倍もする。





今の部屋でいいですわ。。。






車を出して湯河原市内に買い出しに出ます。

駅近くにて目を付けていた鮮魚店に寄ります。魚辰さんというところ。来るときに気になっていました。









普通の魚屋さんに見えるんだけど、中は小さな魚河岸みたいになってる。魚を目方で買うとお刺身にさばいてくれるそうです。


せっかく海沿いの温泉地に来ているのに、出て来るお刺身はマグロ、イカ、甘エビ。

こいつら絶対に北極海辺りで獲れたやつに違いない。どうしても地の物を食べたくなりますよね。

揚がったばかりだというイカを一杯と、





赤貝(280円)のを3つほど。




凄いスピードでお刺身にして下さって、1,000円ちょい。(写真撮り忘れ)


銀座で赤貝3つを刺身にしたら、一体幾らするんだろう。
旅館には申し訳ないんだけど、すごく安くて美味しいのです。


旅館の追加できるお刺身は恐ろしく高いのです、、。





どうして一人前が3,240円もするのか。


この鮮魚店のマグロでさえ、1,500円でこんなに入ってるのに!






舟盛りに至っては2万以上もする!松の木も刺さってないのに(笑)





宿に帰って日本酒をやりながら、刺身をつまむ。夕食の時間になり、一旦全てを隠します。


配膳されて驚いたのが、2泊目になって食事が恐ろしく派手になってます、、。





昨日はメインというメインはマロニー入りの鍋位だったのに、今日になって金目鯛の煮付けやら鯛しゃぶ、アワビの踊り焼きが付いてる、、(;´д`)





個人的には初日に派手な感じにして欲しかったです、、、。やはり着いた時にこそ、誰しも期待値マックスな訳じゃないですか。


何とか平らげて、また飲酒。

オジサン御用達、ワンカップに貝柱を沈めて飲む。これが堪らない。


最近は食事の最初にビールを少し飲むくらいで、後は日本酒党になってしまいました。焼肉屋でも熱燗を飲む始末。




昔は親父が飲む日本酒の匂いが嫌いだったのに、行動が全て父親似に変わってきています。


遺伝子の仕業か、単なる同化現象なのか。。理由はともかく日本酒大好きです。


冬場には自分の店でも日本酒やりますよ。お楽しみに!



さて、この後少し眠ったら朝ごはん。布団を敷いたままの上げ膳据え膳は部屋食プランの醍醐味。最近の旅館はお食事処での飲食、下手したらバイキングが主流になってますが、僕は部屋食にこそ、グズグズ過ごせる大前提だと考えています


やっぱり連休は良いなぁ。一日ゆっくりした後にもう1日もある。月に一度だけ、連休を貰えたらとても有り難いです。


火曜日、まあまあ混む日が多いので心苦しいのですが、また月曜〜火曜日で連休を頂いて、色んなところに出掛けたいと思っております。今は長期の海外はいいや。


今度は山形、雪の銀山温泉なんか行ってみたいな。





春は桜の城崎温泉に決まり。





夏は新緑の湯布院!





秋は那須で紅葉を見ながら、、





日本人に生まれて良かった!!




昼にはお店に戻ります。またいつも通り働くとしよう。




湯河原温泉を行く



今日から二泊三日で湯河原です。

高くて贅沢な宿はそりゃいいけど、何となくレトロで突っ込みどころが多い、個性的な宿が好きなので毎回そのような感じのところを狙って予約しております。

予算はいつも、1人一泊で12,000円前後。今回は2人で二泊三日で総計5万円。大体予算内でした。


湯河原の奥、奥湯河原温泉という所の、青巒荘さんにお邪魔しました。


中々渋いお宿は創業90年くらいだとか。今回はあまり写真を撮っていないので、拾いもんで参ります。




高度成長期に建て替えたような外観。川沿いにへばりつくように建てられて居まして、期待が高まります!


お庭を囲むように沢山の部屋が連なっており、ほぼ満室。月曜から凄いですねぇ。

先ずはお風呂に、と言うことで向かったのですが、まあ遠い(笑)

具合の悪い婆さまなら途中で行き倒れになってしまうくらい遠いのです。

長い廊下をひたすら歩きます。



階段を降りまして、また長い廊下。



途中、鋭角に分かれるような所もあり




さらに歩くと今度は地下道。上がったり下がったり、まさにダンジョン。




館内は、団体客利用で景気が良かったであろう高度成長期にバンバン建て増しした感じの内装なんだけど、とてもお掃除が行き届いていて、みすぼらしい感じは全くありません。

随所に杉がたっぷり使われていて、割とシンプルに統一されています。


階段を上がって行くと外に出ます。この日の気温は3度!



ジブリのあの映画のような橋を渡ると遂に、、



滝壺のある温泉に到着!




38メートルだかの滝を横に見ながら入る温泉。鳥が歌い、川のせせらぎが聞こえます。

空を覆う楓は紅葉してないんですよ。温泉の熱のせいか、良く分かんないけど秋なのに新緑の中にいるようで。




いやー、ここの露天風呂は大当たりの予感。本当に行き倒れたのか、お客さんが全然来ないんですよ。客室はあんなに満員なのに不思議で仕方がない。




そしてお楽しみは御飯。




まあ、普通。


予算が予算ですもの、文句言ったら怒られますよ。こうなる事とあらかじめ湯河原のスーパーにて鯵のたたきとかイカ刺しを買っておいたので、合わせて盛り付ける。

イカ刺しには北海道って書いてあるけど、特に気にしない。海は繋がってます。



こんな事なら家のカニも持って来たら良かった。寒い夜に温泉でカニなんて、最高の取り合わせなんだけどなぁ。

とか思ってたら、無性にカニが食べたくなる。今度は日本海側の旅館も行ってみたいな。山形とか秋田、それに山陰地方。



なーんて、お風呂に入ってゴロゴロして、素敵な時間を過ごさせて頂いております。これが水曜の朝まで続くなんて、、。ああ幸せだ。







そうそう、来る途中の湯河原の市街地にて、リサイクルショップの前を通りががりました。

信楽焼のタヌキとか扇風機とかを売ってるような何でもないお店なんだけど、何となく気になって寄ってみたのです。


そうしたら大収穫!!





ゴルフのミニチュアを入れた幅1メートルくらいあるガラスケースを発見。2000円(笑)


旅館に持ち込んだら、部屋の係のお母さんがお給仕の度にチラ見なさる。そりゃそうだよね。


普段からガラスケースに緑のフェルトを貼ってる僕にとって、これ以上の大当たりはない。そして、再び壁に穴を開けて工事が出来る喜び、、。

1号機を偶然代々木上原で見つけてからもう10年。これでショーケースは5つ目になります。アホか。





湯河原よ、ありがとう!


でももう取り付ける壁のスペースが無いんですよ。あるとしたらここか、、、






後ろの壁か、、、。








次は何を入れれば良いのかな。自分の好きなもの入れるのが一番。






まさかね、、、σ(^_^;)




小樽2日目 ウニ丼とマッサンの故郷




今日は朝7時に起きてお散歩。こちらは寒いですが快晴です。


駅のそばにある三角市場。ここは細長い通りの中に20件くらいの魚介屋さんがひしめき合っております。





中々シブい市場ですこと。





タラバ蟹が並んでますが、値札はなし。どこも一杯からの注文のみ。足一本とかだけで十分なんだけど。





小さな手のひら位ので8,500円だったので、大きなのは多分数万円になると思います、、。


カニは諦めて、似てるのでシャコで代用します(笑)



ついでにボタンエビも。シャコ三匹で千円と、まあまあ。


卵がギッシリ入っています。





旨い!!!

ボタンエビは普通に美味しかったですけど、シャコの方が美味しかったですね。


ビールと合います。またサッポロクラシックビール。





そして、、、、念願のウニ丼。


奮発して、4,500円一本勝負です。キタムラサキは入荷がなく、バフンウニのみ。


いつも思うんですけど、なんでバフンなんて名前にしたんだろか。もっと適当な食欲をそそる名前にしたらいいのに。


なんて文句を言いながら待ってると、出てきました、、




橋で掬ってみる。





素早く掻き込む。なんて贅沢なんだろう。






そりゃ、もう、美味しいんですけど。


でもね、ミョウバンを使ってないので、物凄くプレーン。本来ならばこれが高級な証拠なんだけど、ミョウバン慣れしている僕には味がしないのです、、。少しパンチに欠けると言うか、、。


安物を食べ慣れた僕にとっては、まるで卵かけご飯のようにプレーンなウニ丼なのです。そう、卵かけご飯そっくりな味!


もっと安くてミョウバン臭い、叩き上げのワイルドなウニ丼は東京で頂くとしよう。 貧乏性でケチなので、本場のウニまで文句を言う始末。不幸な話です。





さて、朝飯が終わったら今度は余市に行く。小樽から余市は三駅の近さ。海沿いに西側に行くとあります。


駅前は日本中にありそうな過疎の地方都市、って感じなんだけど、駅の向かいにスコットランドの古城のような門がそびえ立ちます。





向かいはパチンコ屋なんですけどね、、(汗)


中に入ると、更にスコットランド!これは来て良かったです。白樺とか生えてますし。









実際に火入れなどしています。





石炭の匂いが懐かしいです。子供の頃に尋ねたSL博物館と同じ匂い。


マッサンとエリーのお住まいなども移築されています。





こんな可愛いアーチのついた小さなお家。マッサンとエリーは国籍を超え、ここで愛し合い暮らしたのか。

素敵な場所だな。





あれ、っとよく見るとなんと、玄関にある傘立てがキヌギヌとお揃いでした!!




「エリー、傘立て買って来たぞ!」


「マッサン、キヌギヌトオソロヤナヰカ!ワタシウレシ!」





って、んなわけ無いよね。カリモクの戦後大量生産のやつだもん。




その後は貯蔵庫を見たり、製法を勉強したりしました。



そして、早足で向かったのはウイスキー博物館。


中でも、昔のボトルなんかを保存展示しているコーナーは垂涎モノ。可愛いラベルの昔のボトル、持って帰りたかった。


ニッカ第一号ウイヰスキー。ボトルが超可愛い!





ウイスキーを貯蔵している数年の間、経営を支えるために余市で収穫したりんごを使ってりんごジュースを作っていたんですって。





そして、大日本果汁株式会社、略して日果、ニッカ、となったそうです。



注目は、アップルワイン。何とアップル感のあるボトルですこと。僕は恥ずかしながらアップルワインというのを知りませんでした。


アップルワインはりんごジュースからアップルワイン、アップルブランデーを作り、シェリー樽で寝かせたお酒だそう。昭和13年から続くロングセラーだとか。





こちらはポケットボトル。ヤフオクで出てないかなぁ。





試飲会場では、アップルワインとスーパーニッカ、竹鶴の三種がタダで飲めます。ここは入場料もタダ、何とお財布に優しい観光地なのでしょうか。


その代わり、タダに興奮して走り回るオバハンと大陸の方でごった返しています。

特にオバハンは皆んなウイスキーを残してる。マッサン見たら泣くぞ。








ウイスキー二種も素晴らしかったのですが、特にこのアップルワイン、とても気に入りました。



無料試飲コーナーの隣の建物は、恐怖のお土産コーナーとなっております。

なるほどね、ここで一気に回収するのね、、。 今でも発売以来、ほぼ同じパッケージだそう。現地でも売ってたんだけど、、





重くて割りそうなので東京の酒屋の担当者さんにLINEを送り、見積もりの金額がお土産コーナーよりかなり安いことを確認して、その場で発注(笑)

明日からメニューに加わります!


お湯割にしてシナモンスティックを刺して出したら美味しそうだな。冬にいいかも。





マッサン、新メニューをありがとう!!







余市まで来てウイスキーじゃないけど(笑)


さて、これから再び札幌に出まして、最終夜の今夜は炉端焼きです。

もう、胃がパンクしそうな毎日なのですが、本場のホッケとトウモロコシを食べなくては東京に帰れません。


今まで食べた北海道食材リスト


サッポロビール
ジンギスカン
タラバ、ズワイ
生うに
子持ちしゃこ
ルタオのチーズケーキ



あー、まだ石狩鍋とかちゃんちゃん焼きとか、乳製品類に昆布、松前漬けに貝類、夕張メロン、イクラに北海道ラーメン、、。


全然ペースが間に合わないのに、夜中にホテルでどん兵衛とか食べてしまいました。バカバカバカバカ!!





こんなにも美味しいものが集まっている都道府県、北海道以外に他にあるでしょうか?!



ビバ、北海道。まだ明日の昼まで時間はあります。





小樽1日目 ジンギスカン攻略




2年前にいまの物件に引っ越した時に切りまくったカードのマイルが、今頃になって恐ろしいスピードで期限を迎えています。



降り立ったのは新千歳空港。ここから札幌に入りました。発の北海道上陸です。


すぐに尋ねたのが、中央通り公園。「テレビと同じだ!!」と感動もひとしお(笑)






既にこちらは紅葉のピークを迎えております。





そして、タクシーにて札幌ビール園というところに向かう。







こちらはサッポロビールの工場で、現役で稼働しとります。その中にバーベキュー屋さんがあり、とてもセンスが良いらしいとの事。


が、、着いてみると、ジンギスカン専門店だったのです、、。





僕は全く、ジンギスカンが食べられない。2回ほど試して見たんだけど、2日くらい口の周りにワキガの匂いが残り(失礼)吐いてしまった。


その位苦手なのです。


だがしかし、天板はあの形のが一枚のみ。「本当に美味しいので試してみて」と言われるまま、腹を決める。


まずは、大好物のカニ二種で気持ちを整える。タラバとズワイ、まさに天国のチョイスです。







地獄の前に、責めて良い思い出を。お魚も行きます。





好きなもので腹を膨らませておき、後半の羊ガスに耐えさえすればここから出られる。牛肉も匂いが付くので何も食べられないけど、1秒でも早くここから出たい。


そしてとうとう、その時が来てしまった。






わー、苦手だなぁ。焼きさえしなければまだ見てられるけど、、臭い脂が加熱されて室内に拡散して、、。オェェ。





あー、恐れていた絵が目の当たりに。


ここまで来たら食べてみよう、と口に放り込む。


名物、サッポロビールで流し込む!





あれ、何だか香ばしくて美味いぞ!!


これは美味い。濃い牛肉の味というか、ハーブのような香り。ハラミより上品で、香木を焚いてるような香りが鼻を抜ける。







二回も追加してしまった、、、。また食べたい、というか大好物の域。


後で調べたんだけど、ミルクで育った子羊を、そのまま穀物で育てるんだそう。牧草を少ししか与えないので匂いがないんだとか。


東京でも少し、空輸しているお店があるとかで、調べてみよう。ううん、サッポロの奇跡としてこのままそっと蓋をしていた方が良いのかも、、。






札幌ビールを後にし、小樽へと向かいます。電車で30分のレトロな街並み。

それも、今でも現役で経済の中心、というよりも、過去の繁栄を経て少し落ち着いたような雰囲気なのです。

小樽は前から目を付けていました、、。











小樽は明治期に北海道全土から採れる石炭の出荷拠点、外国貿易の拠点、そしてニシン漁の好景気にあったそうで、想像を絶する経済活動により、かつてない繁栄を迎えていたそうです。



ニシンひとつ取っても、ある網元さん一件の年商が250億たったとか、、。ブッ飛んでますな。

そんな訳で、為替取引とも連動し、街中には銀行や保険、証券の為の大きな建物がバンバン建てられ、今も残ります。


既に駅が立派なのですもの。





夕方4時に着いて、少し散策。運河沿いの激安ホテルを取ったので、そこを拠点に古い町並みを歩く。


夜に備えて海鮮丼をチェックし、胃を拡げて備える。


僕が食べたいのはこういう下品なくらい大盛りのウニ丼です。ウニの土石流というべき、大盛りのやつ。勿論新鮮で味もよく、香りも見た目もいいやつしか食べたくない。8,000位までなら出してもいいと思ってる。








間違ってもこんなの食べたくない。これなら店内で暴れる。(観光地なのでたまにあるらしい、、)




チェックを終えて午後5時。少し疲れたので横になったが最後、、。



窓がオレンジ色になってる。あれ、夕焼け?





ギャー!13時間も寝てしまった(笑)


伴侶はカップラーメン食いながら缶チューハイ飲んで待ってたみたいです、、。御免なさい。


13時間も寝てしまった、、。ジンギスカンを消化するのに体力が必要だったのか、、とにかく深い熟睡をありがとう、北海道よ!!



というわけで、朝ごはんにウニ丼食べて参ります。10時なので出かけるとしよう。



水曜8時よりお店は再開となります。どうぞよろしくお願いします。





夏休み頂きました!




お休み前夜の日曜日。今日もたくさんのお客様に来て頂けました。ありがたい。


営業終了後、また配置の実験です。


カウンター前のソファーと、ピアノの席に座られた方とは声が届かない。距離的に遠いのです。



今考えてるのは、店内に入って右側のソファーをどけてスツールにして、ガラスで壁を作って床屋さんにしようかと言うもの。





メジャーと紐を使って区切り、カウンターと座席の距離を作ってみて実験する。


なるほど、やはり狭い方が声が届いていじりやすい。パーティーの時に邪魔になるので衝立にして可動式にしてもいいかな。

どうせならカウンターを一本に出来ないか?と頭をよぎる。ピアノの前の席の方とも遠くて会話出来ないのです。



ピアノの移転先は、、と。

蓋を外してシュミレートしてみる。これなら楽チン。



ここかな?



こっちも面白そう!





とかやってると既に夜中の四時。


もう、いっそのこと動かしちゃいました。ソファーも分解して、配線も取り外して、かなり時間をかけて1人で引きずる。







200キロあるので、気がついたら全身汗だくで、着ていたシャツもボロボロ(笑)

ピアノの開いた場所、何も置くものがないので余ったソファーを直角に組んでみる。





リビングっぽくはなったけど、なんか気持ち悪い。お一人のお客さんがここに通されて、3人組と並ばされたらなんと思うだろうか。


これならまだ、現状の方がいいかも、、。



だんだん頭が回らなくなってくる。何がしたいのか、元々の動機がよく思い出せない。


これは、良くない結果の予感、、、

ってんで全てを元に戻す。



全部が終わったのが朝の7時、、、。僕は一体何をやってたんだろうか。迎えの車が9時に着くのに。


さっさと帰って全て忘れてキャンプに集中しよう!!



と寝ずに着いたのが、某栃木県の山奥のキャンプ場。



申し訳ないんだけど、ウェブに載っていた宣伝用の写真とかなり違うのです。。

墓場のように並んだ区画にテントを張って泊めさせられる。


番号で区切られ、なんだかただの田舎の駐車場に来たみたいなのです。






しかも、全てが有料。何かをするたびに細かく100円、200円と課金されるシステム。


これは耐えられない、と逃げ出し、その場でネットで調べた中禅寺湖畔の菖蒲が浦キャンプ場という所に移動する。



ここがダメなら、、。



と、山道を1時間くらい入ると敷地のサイン。清流が流れていて、とてもいい感じ!





そこを渡ると、、、





奥に湖が見えて、とてもいい環境。





こちらの気温は21度前後。かなり寒いのです。


厚着をして、毛布に包まって寝ました。


到着後は携帯の電源を切っていたので写真がほとんどないのですが、肉や野菜、魚をたらふく食べて、2日目には日光市内の室内プールにも行きました。









こんなにお店の事を思い出さなかった三日間は今までなかったかも。


お陰様でいい夏休みとなりました。ありがとうございます!



今夜からは元の場所にて、バリバリ働きます。


と、店に出勤してこのブログを書きつつ、床屋さん計画やピアノの位置を書いていて、、、、。


あれ、前より気にならなくなった。




なんで?(。-_-。)



一週間営業をやってみて、また同じ事を思ったらその時に考えよう。




あー、いつになったらこのお店とお友達になれるのか、、。




長崎その3 食い意地




今回最大のお目当である軍艦島に行くクルーズを東京から予約していたんだけど、なんと寝坊するという大失態にて願い叶わず。



軍艦島は、0.063平方キロ(縦320m、横120m)の島で、海中の炭鉱を掘るために街が作られ、昭和36年には5,000人が暮らしていたといいます。






軍艦島伝説は沢山ありまして、、




小さな島を三菱が10万円で買い上げ、どんどん埋め立てて今の大きさになった


映画館、神社、寺、銭湯に病院、八百屋に本屋、床屋、小中学校にパチンコ屋、スナック、何と遊郭が三件もあった(うち一軒は朝鮮半島向けのお女郎さんがいた)


昭和の初めに最新技術である海底ケーブルでインフラ整備が完了していた


ここで取れた硫黄分が少ない良質の石炭が八幡製鉄所に運ばれ、日本の工業化の一翼を担った


家賃が今の物価で千円程度、水道も電気も三菱が負担していたので水を出しっぱなしにする子供が多く、小学校教員がマナーを教えるのに苦労した




元々草木一本も生えていない島だったので、子供に植物を教えるために苗を集めて育て、ビルの屋上に水田まで作った


島が狭いので、台風の時にはビル全体に巨大な波がかかることもよくあった



などなど、興味深いエピソードが沢山あります。






主要エネルギーが石油に取って代わり始め石炭価格が下がり続ける中、どんどん深くなる縦穴によりコストが増大。ついに1974年に三菱端島炭鉱は数百万トンの埋蔵をそのままに、廃鉱となります。

暮らしていた方は、散り散りに強制移住となります。



その後、暮らしていた皆さんが口を揃えて言うのは、「みんな仲が良くて楽しかった、また戻りたい」というものです。



ガスや落盤、爆発事故など、炭鉱内で命を懸けて働く島の男たちの結束力は独特の雰囲気があったといいます。家族たちもきっと仲が良かったんでしょうね。


















ぼくは、こういう小さな場所にコミュニティがあり、インフラが完結しているような状況にとてもグッときます。


コンパクトで何でも詰まっている、特殊な狭い空間。


食料は本土からピストン輸送していたそうですが、海が荒れると一週間くらいは生鮮食品が食べられなかったそうです。


とはいえ、火葬場と墓場以外は全て備わっていたらしく、この妙に充実した街を、いつか一目見たいと願っておりました。


寝坊とは、、、。前日歩き過ぎたのがいけなかったのか。


軍艦島はまたに取っておくとしよう。






雨の長崎、2日目です。食い気に走るしかない。


悔しいのでとにかく何かを食べようと、手当たり次第に食い物を検索します。先ずは刺身を食べようってんで、ホテルの向かいの一杯飲み屋にて、熱燗といか、アジ、鯛などの盛り合わせとカラスミを注文。

(写真撮ってないのです)

そして、少し散歩してから別の店で五島うどんをいただく。ハシゴ食いです。(恥)


参考画像




地獄炊き、と言うそうです。これが、釜揚げうどんをあごだしと生卵で好きに食べるのだけれど、メチャメチャ美味しいのです!!


薬味を入れたり、生卵には少し醤油を落としたり。風邪の時なんか最高ですな(^_^)


これは東京帰ってから、またやってみよう。


あとはハトシ、という海老のすり身をパンで巻いて揚げたもの。卓袱料理らしいんだけど、これも美味いなぁ。





そしてラストは空港にてちゃんぽん!!





色んな具材から出汁が出てて、濃厚で美味しい。



柔らかめの麺がまたいい。





長崎、異国情緒があって、レトロで良かったなー。人との触れ合いは全くなかったけど、一人旅に相応しい南国の港町でした。


軍艦島リベンジもあるし、またいつか来よう。







長崎その2 天主堂 グラバー邸界隈




昨日の続きです。因みに昨日のブログ、酔ってて日本語がかなりおかしかったので、今朝少し直しました。

遂に脳にまでアルコールが回ってきたのか、、気をつけないと。





さて、丸山遊郭跡を後にし、腹ごしらえ。


思案橋歩いて5分のところにある吉宗(よっそう、と読むそう)






1866年創業の茶碗蒸しが名物の日本料理店。


僕はここの丼に入った茶碗蒸しが憧れでして、、、


茶碗蒸しだけ、とはいかないので日本酒とハモの落としも。


両方大好物なので、堪りません!






美味すぎっ!!



メチャクチャ滑らかで、お出汁がよく効いてます。中には筍、お麩に銀杏、穴子さんまで。

日本酒とハモもこれまた良し。2400円でした。
明日も行こっと。



長崎の交通は電気軌道が便利です。1日パスを買って、乗り放題です。





運転席には古いボタンやスイッチがたくさん。停止ボタンを押すと、盛大に「チーン」と鳴ります。たまらん、、。






待っているとドンドン来るので、好きに飛び乗る。






街並みはレトロで、老舗の味も僕好み、移動も路面電車で楽しくて飽きない。川も山も海もある、穏やかな南国の港町。


長崎はなんと素敵な街なんだろか、、。


お次は長崎名物大浦天主堂とグラバー邸のあるエリアへ。


大浦天主堂は、1865年に建てられたカトリック教会。当時はフランス寺と呼ばれたとか。堂々の国宝指定です。




中でお祈りしてきました。


お御堂内で「父と子と精霊の、、」とやっていると、大きな国の観光客の団体が酒を飲みながら大声で話してて、余りに頭にきたので「シーッ!」てやったら、ゲラゲラ笑いながら出て行きました。

昔は日本人もマナーなんて無かった、、と言われればそれまでなんだけど、流石に宗教施設ではダメでしょ。



メッカのモスクでもやってなきゃいいけど、、。くれぐれも気をつけてね(´・_・`)




そして大浦天主堂のお隣にあります、グラバー園。


トーマス ブレーク グラバー(1838-1911)は、スコットランドから来た商人。

三菱と共に石炭や蒸気機関の開発に携わり、キリンビールの生みの親ということ。


とにかく、大金持ちの外国人商人だったということですな。





小さな山全体がお屋敷の敷地になっています。入り口からして立派で、、





と、よく見たら造花だった(汗)あはは。





中はご親切にもエレベーターが3機あります。素晴らしい。





そして、お目当のグラバー邸、予想以上に素晴らしいです。高台から見下ろす海の景色と、対岸に見える家並みの美しさ。







温室もあります。






もしも願いが1つ叶うなら、ここに住みたいです。こんな海辺に面した立地の洋館、僕なんかには一生かかっても買えないでしょうね。



しかし、それをポンと買った人がいます。三菱の岩崎弥之助。


グラバーの息子が屋敷を相続した後の昭和14年頃、対岸にある三菱造船所で戦艦武蔵を作る計画が進み、それを隠す為に屋敷を買い上げたとか。


グラバーの息子は失意の中、その後の原爆投下のショックや、太平洋戦争中にかけられたスパイ疑惑を晴らすために自殺したともあります。

日本人のハーフなのに、巻き込まれて可哀想に。しかし恐ろしや、財閥のパワー(汗)お父さんは三菱と協力して近代化に尽くしたのに、複雑な話です。


そういや長崎市内には三菱関連の建物が沢山ありました。UFJ銀行も沢山。


さすがは天下の三菱。




さて、グラバー園に話を戻します。グラバー邸よりももっと自分好みだったのが、その隣のウォーカー邸。

さらに小さく、こじんまりしています。狭くて痒いところに手が届きそうな、かなり僕好みのお家。


ごめんグラバー、こっちにするわ。


この景色を眺めながら暮らすって、どんな気分なんだろ。こんなでも当たり前になるのかなぁ、、。











いやー、グラバー園、最高でした!




そんなこんなで長崎港に面したホテルにチェックイン。






まだチェックインもしないで、この充実した観光コース。長崎は素敵な街ですねぇ。



僕の部屋からはどんな景色が、、、?グラバー邸の眺めみたいだったらどーしよ。


扉を開けると







ヒャッ








よく見ると5センチくらい海が見えました!







街が素敵なので、良しとする。




(´・_・`)







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