湯河原温泉を行く



今日から二泊三日で湯河原です。

高くて贅沢な宿はそりゃいいけど、何となくレトロで突っ込みどころが多い、個性的な宿が好きなので毎回そのような感じのところを狙って予約しております。

予算はいつも、1人一泊で12,000円前後。今回は2人で二泊三日で総計5万円。大体予算内でした。


湯河原の奥、奥湯河原温泉という所の、青巒荘さんにお邪魔しました。


中々渋いお宿は創業90年だとか。今回はあまり写真を撮っていないので、広いもので参ります。




高度成長期に建て替えたような外観。川沿いにへばりつくように建てられて居まして、期待が高まります!


お庭を囲むように沢山の部屋が連なっており、ほぼ満室。月曜から凄いですねぇ。

先ずはお風呂に、と言うことで向かったのですが、まあ遠い(笑)

具合の悪い婆さまなら途中で行き倒れになってしまうくらい遠いのです。

長い廊下をひたすら歩きます。




階段を降りまして、また長い廊下。



途中、鋭角に分かれるような所もあり




さらに歩くと今度は地下道。上がったり下がったり、正にダンジョン。




館内は、団体客利用で景気が良かったであろう高度成長期にバンバン建て増しした感じの内装なんだけど、とてもお掃除が行き届いていて、みすぼらしい感じは全くありません。

随所に杉がたっぷり使われていて、でざいんはシンプルに統一されています。


階段を上がって行くと外に出ます。この日の気温は3度!



ジブリのあの映画のような橋を渡ると遂に、、



滝壺のある温泉に到着です!




38メートルだかの滝を横に見ながら入る温泉。鳥が歌い、川のせせらぎが聞こえます。

空を覆う楓は紅葉してないんですよ。温泉の熱のせいか、良く分かんないけど秋なのに新緑の中にいるようで。




いやー、ここの露天風呂は大当たりの予感。本当に行き倒れたのか、お客さんが全然来ないんですよ。客室はあんなに満員なのに不思議で仕方がない。




そしてお楽しみは御飯。




まあ、普通。


予算が予算ですもの、文句言ったら怒られますよ。こうなる事とあらかじめ湯河原のスーパーにて鯵のたたきとかイカ刺しを買っておいたので、合わせて盛り付ける。

イカ刺しには北海道って書いてあるけど、特に気にしない。海は繋がってます。



こんな事なら家のカニも持って来たら良かった。寒い夜に温泉でカニなんて、最高の取り合わせなんだけどなぁ。

とか思ってたら、無性にカニが食べたくなる。今度は日本海側の旅館も行ってみたいな。山形とか秋田、それに山陰地方。



なーんて、お風呂に入ってゴロゴロして、素敵な時間を過ごさせて頂いております。これが水曜の朝まで続くなんて、、。ああ幸せだ。







そうそう、来る途中の湯河原の市街地にて、リサイクルショップの前を通りががりました。

信楽焼のタヌキとか扇風機とかを売ってるような何でもないお店なんだけど、何となく気になって寄ってみたのです。


そうしたら大収穫!!





ゴルフのミニチュアを入れたガラスケースを発見。2000円(笑)


旅館に持ち込んだら、部屋の係のお母さんがお給仕の度にチラ見なさる。そりゃそうだよね。


普段からガラスケースに緑のフェルトを貼ってる僕にとって、これ以上の大当たりはない。そして、再び壁に穴を開けて工事が出来る喜び、、。

1号機を偶然代々木上原で見つけてからもう10年。これでショーケースは5つ目になります。アホか。





湯河原よ、ありがとう!


でももう取り付ける壁のスペースが無いんですよ。あるとしたらここか、、、






後ろの壁か、、、。








次は何を入れれば良いのかな。自分の好きなもの入れるのが一番。






まさかね、、、σ(^_^;)



小樽2日目 ウニ丼とマッサンの故郷




今日は朝7時に起きてお散歩。こちらは寒いですが快晴です。


駅のそばにある三角市場。ここは細長い通りの中に20件くらいの魚介屋さんがひしめき合っております。





中々シブい市場ですこと。





タラバ蟹が並んでますが、値札はなし。どこも一杯からの注文のみ。足一本とかだけで十分なんだけど。





小さな手のひら位ので8,500円だったので、大きなのは多分数万円になると思います、、。


カニは諦めて、似てるのでシャコで代用します(笑)



ついでにボタンエビも。シャコ三匹で千円と、まあまあ。


卵がギッシリ入っています。





旨い!!!

ボタンエビは普通に美味しかったですけど、シャコの方が美味しかったですね。


ビールと合います。またサッポロクラシックビール。





そして、、、、念願のウニ丼。


奮発して、4,500円一本勝負です。キタムラサキは入荷がなく、バフンウニのみ。


いつも思うんですけど、なんでバフンなんて名前にしたんだろか。もっと適当な食欲をそそる名前にしたらいいのに。


なんて文句を言いながら待ってると、出てきました、、




橋で掬ってみる。





素早く掻き込む。なんて贅沢なんだろう。






そりゃ、もう、美味しいんですけど。


でもね、ミョウバンを使ってないので、物凄くプレーン。本来ならばこれが高級な証拠なんだけど、ミョウバン慣れしている僕には味がしないのです、、。少しパンチに欠けると言うか、、。


安物を食べ慣れた僕にとっては、まるで卵かけご飯のようにプレーンなウニ丼なのです。そう、卵かけご飯そっくりな味!


もっと安くてミョウバン臭い、叩き上げのワイルドなウニ丼は東京で頂くとしよう。 貧乏性でケチなので、本場のウニまで文句を言う始末。不幸な話です。





さて、朝飯が終わったら今度は余市に行く。小樽から余市は三駅の近さ。海沿いに西側に行くとあります。


駅前は日本中にありそうな過疎の地方都市、って感じなんだけど、駅の向かいにスコットランドの古城のような門がそびえ立ちます。





向かいはパチンコ屋なんですけどね、、(汗)


中に入ると、更にスコットランド!これは来て良かったです。白樺とか生えてますし。









実際に火入れなどしています。





石炭の匂いが懐かしいです。子供の頃に尋ねたSL博物館と同じ匂い。


マッサンとエリーのお住まいなども移築されています。





こんな可愛いアーチのついた小さなお家。マッサンとエリーは国籍を超え、ここで愛し合い暮らしたのか。

素敵な場所だな。





あれ、っとよく見るとなんと、玄関にある傘立てがキヌギヌとお揃いでした!!




「エリー、傘立て買って来たぞ!」


「マッサン、キヌギヌトオソロヤナヰカ!ワタシウレシ!」





って、んなわけ無いよね。カリモクの戦後大量生産のやつだもん。




その後は貯蔵庫を見たり、製法を勉強したりしました。



そして、早足で向かったのはウイスキー博物館。


中でも、昔のボトルなんかを保存展示しているコーナーは垂涎モノ。可愛いラベルの昔のボトル、持って帰りたかった。


ニッカ第一号ウイヰスキー。ボトルが超可愛い!





ウイスキーを貯蔵している数年の間、経営を支えるために余市で収穫したりんごを使ってりんごジュースを作っていたんですって。





そして、大日本果汁株式会社、略して日果、ニッカ、となったそうです。



注目は、アップルワイン。何とアップル感のあるボトルですこと。僕は恥ずかしながらアップルワインというのを知りませんでした。


アップルワインはりんごジュースからアップルワイン、アップルブランデーを作り、シェリー樽で寝かせたお酒だそう。昭和13年から続くロングセラーだとか。





こちらはポケットボトル。ヤフオクで出てないかなぁ。





試飲会場では、アップルワインとスーパーニッカ、竹鶴の三種がタダで飲めます。ここは入場料もタダ、何とお財布に優しい観光地なのでしょうか。


その代わり、タダに興奮して走り回るオバハンと大陸の方でごった返しています。

特にオバハンは皆んなウイスキーを残してる。マッサン見たら泣くぞ。








ウイスキー二種も素晴らしかったのですが、特にこのアップルワイン、とても気に入りました。



無料試飲コーナーの隣の建物は、恐怖のお土産コーナーとなっております。

なるほどね、ここで一気に回収するのね、、。 今でも発売以来、ほぼ同じパッケージだそう。現地でも売ってたんだけど、、





重くて割りそうなので東京の酒屋の担当者さんにLINEを送り、見積もりの金額がお土産コーナーよりかなり安いことを確認して、その場で発注(笑)

明日からメニューに加わります!


お湯割にしてシナモンスティックを刺して出したら美味しそうだな。冬にいいかも。





マッサン、新メニューをありがとう!!







余市まで来てウイスキーじゃないけど(笑)


さて、これから再び札幌に出まして、最終夜の今夜は炉端焼きです。

もう、胃がパンクしそうな毎日なのですが、本場のホッケとトウモロコシを食べなくては東京に帰れません。


今まで食べた北海道食材リスト


サッポロビール
ジンギスカン
タラバ、ズワイ
生うに
子持ちしゃこ
ルタオのチーズケーキ



あー、まだ石狩鍋とかちゃんちゃん焼きとか、乳製品類に昆布、松前漬けに貝類、夕張メロン、イクラに北海道ラーメン、、。


全然ペースが間に合わないのに、夜中にホテルでどん兵衛とか食べてしまいました。バカバカバカバカ!!





こんなにも美味しいものが集まっている都道府県、北海道以外に他にあるでしょうか?!



ビバ、北海道。まだ明日の昼まで時間はあります。





小樽1日目 ジンギスカン攻略




2年前にいまの物件に引っ越した時に切りまくったカードのマイルが、今頃になって恐ろしいスピードで期限を迎えています。



降り立ったのは新千歳空港。ここから札幌に入りました。発の北海道上陸です。


すぐに尋ねたのが、中央通り公園。「テレビと同じだ!!」と感動もひとしお(笑)






既にこちらは紅葉のピークを迎えております。





そして、タクシーにて札幌ビール園というところに向かう。







こちらはサッポロビールの工場で、現役で稼働しとります。その中にバーベキュー屋さんがあり、とてもセンスが良いらしいとの事。


が、、着いてみると、ジンギスカン専門店だったのです、、。





僕は全く、ジンギスカンが食べられない。2回ほど試して見たんだけど、2日くらい口の周りにワキガの匂いが残り(失礼)吐いてしまった。


その位苦手なのです。


だがしかし、天板はあの形のが一枚のみ。「本当に美味しいので試してみて」と言われるまま、腹を決める。


まずは、大好物のカニ二種で気持ちを整える。タラバとズワイ、まさに天国のチョイスです。







地獄の前に、責めて良い思い出を。お魚も行きます。





好きなもので腹を膨らませておき、後半の羊ガスに耐えさえすればここから出られる。牛肉も匂いが付くので何も食べられないけど、1秒でも早くここから出たい。


そしてとうとう、その時が来てしまった。






わー、苦手だなぁ。焼きさえしなければまだ見てられるけど、、臭い脂が加熱されて室内に拡散して、、。オェェ。





あー、恐れていた絵が目の当たりに。


ここまで来たら食べてみよう、と口に放り込む。


名物、サッポロビールで流し込む!





あれ、何だか香ばしくて美味いぞ!!


これは美味い。濃い牛肉の味というか、ハーブのような香り。ハラミより上品で、香木を焚いてるような香りが鼻を抜ける。







二回も追加してしまった、、、。また食べたい、というか大好物の域。


後で調べたんだけど、ミルクで育った子羊を、そのまま穀物で育てるんだそう。牧草を少ししか与えないので匂いがないんだとか。


東京でも少し、空輸しているお店があるとかで、調べてみよう。ううん、サッポロの奇跡としてこのままそっと蓋をしていた方が良いのかも、、。






札幌ビールを後にし、小樽へと向かいます。電車で30分のレトロな街並み。

それも、今でも現役で経済の中心、というよりも、過去の繁栄を経て少し落ち着いたような雰囲気なのです。

小樽は前から目を付けていました、、。











小樽は明治期に北海道全土から採れる石炭の出荷拠点、外国貿易の拠点、そしてニシン漁の好景気にあったそうで、想像を絶する経済活動により、かつてない繁栄を迎えていたそうです。



ニシンひとつ取っても、ある網元さん一件の年商が250億たったとか、、。ブッ飛んでますな。

そんな訳で、為替取引とも連動し、街中には銀行や保険、証券の為の大きな建物がバンバン建てられ、今も残ります。


既に駅が立派なのですもの。





夕方4時に着いて、少し散策。運河沿いの激安ホテルを取ったので、そこを拠点に古い町並みを歩く。


夜に備えて海鮮丼をチェックし、胃を拡げて備える。


僕が食べたいのはこういう下品なくらい大盛りのウニ丼です。ウニの土石流というべき、大盛りのやつ。勿論新鮮で味もよく、香りも見た目もいいやつしか食べたくない。8,000位までなら出してもいいと思ってる。








間違ってもこんなの食べたくない。これなら店内で暴れる。(観光地なのでたまにあるらしい、、)




チェックを終えて午後5時。少し疲れたので横になったが最後、、。



窓がオレンジ色になってる。あれ、夕焼け?





ギャー!13時間も寝てしまった(笑)


伴侶はカップラーメン食いながら缶チューハイ飲んで待ってたみたいです、、。御免なさい。


13時間も寝てしまった、、。ジンギスカンを消化するのに体力が必要だったのか、、とにかく深い熟睡をありがとう、北海道よ!!



というわけで、朝ごはんにウニ丼食べて参ります。10時なので出かけるとしよう。



水曜8時よりお店は再開となります。どうぞよろしくお願いします。





夏休み頂きました!




お休み前夜の日曜日。今日もたくさんのお客様に来て頂けました。ありがたい。


営業終了後、また配置の実験です。


カウンター前のソファーと、ピアノの席に座られた方とは声が届かない。距離的に遠いのです。



今考えてるのは、店内に入って右側のソファーをどけてスツールにして、ガラスで壁を作って床屋さんにしようかと言うもの。





メジャーと紐を使って区切り、カウンターと座席の距離を作ってみて実験する。


なるほど、やはり狭い方が声が届いていじりやすい。パーティーの時に邪魔になるので衝立にして可動式にしてもいいかな。

どうせならカウンターを一本に出来ないか?と頭をよぎる。ピアノの前の席の方とも遠くて会話出来ないのです。



ピアノの移転先は、、と。

蓋を外してシュミレートしてみる。これなら楽チン。



ここかな?



こっちも面白そう!





とかやってると既に夜中の四時。


もう、いっそのこと動かしちゃいました。ソファーも分解して、配線も取り外して、かなり時間をかけて1人で引きずる。







200キロあるので、気がついたら全身汗だくで、着ていたシャツもボロボロ(笑)

ピアノの開いた場所、何も置くものがないので余ったソファーを直角に組んでみる。





リビングっぽくはなったけど、なんか気持ち悪い。お一人のお客さんがここに通されて、3人組と並ばされたらなんと思うだろうか。


これならまだ、現状の方がいいかも、、。



だんだん頭が回らなくなってくる。何がしたいのか、元々の動機がよく思い出せない。


これは、良くない結果の予感、、、

ってんで全てを元に戻す。



全部が終わったのが朝の7時、、、。僕は一体何をやってたんだろうか。迎えの車が9時に着くのに。


さっさと帰って全て忘れてキャンプに集中しよう!!



と寝ずに着いたのが、某栃木県の山奥のキャンプ場。



申し訳ないんだけど、ウェブに載っていた宣伝用の写真とかなり違うのです。。

墓場のように並んだ区画にテントを張って泊めさせられる。


番号で区切られ、なんだかただの田舎の駐車場に来たみたいなのです。






しかも、全てが有料。何かをするたびに細かく100円、200円と課金されるシステム。


これは耐えられない、と逃げ出し、その場でネットで調べた中禅寺湖畔の菖蒲が浦キャンプ場という所に移動する。



ここがダメなら、、。



と、山道を1時間くらい入ると敷地のサイン。清流が流れていて、とてもいい感じ!





そこを渡ると、、、





奥に湖が見えて、とてもいい環境。





こちらの気温は21度前後。かなり寒いのです。


厚着をして、毛布に包まって寝ました。


到着後は携帯の電源を切っていたので写真がほとんどないのですが、肉や野菜、魚をたらふく食べて、2日目には日光市内の室内プールにも行きました。









こんなにお店の事を思い出さなかった三日間は今までなかったかも。


お陰様でいい夏休みとなりました。ありがとうございます!



今夜からは元の場所にて、バリバリ働きます。


と、店に出勤してこのブログを書きつつ、床屋さん計画やピアノの位置を書いていて、、、、。


あれ、前より気にならなくなった。




なんで?(。-_-。)



一週間営業をやってみて、また同じ事を思ったらその時に考えよう。




あー、いつになったらこのお店とお友達になれるのか、、。




長崎その3 食い意地




今回最大のお目当である軍艦島に行くクルーズを東京から予約していたんだけど、なんと寝坊するという大失態にて願い叶わず。



軍艦島は、0.063平方キロ(縦320m、横120m)の島で、海中の炭鉱を掘るために街が作られ、昭和36年には5,000人が暮らしていたといいます。






軍艦島伝説は沢山ありまして、、




小さな島を三菱が10万円で買い上げ、どんどん埋め立てて今の大きさになった


映画館、神社、寺、銭湯に病院、八百屋に本屋、床屋、小中学校にパチンコ屋、スナック、何と遊郭が三件もあった(うち一軒は朝鮮半島向けのお女郎さんがいた)


昭和の初めに最新技術である海底ケーブルでインフラ整備が完了していた


ここで取れた硫黄分が少ない良質の石炭が八幡製鉄所に運ばれ、日本の工業化の一翼を担った


家賃が今の物価で千円程度、水道も電気も三菱が負担していたので水を出しっぱなしにする子供が多く、小学校教員がマナーを教えるのに苦労した




元々草木一本も生えていない島だったので、子供に植物を教えるために苗を集めて育て、ビルの屋上に水田まで作った


島が狭いので、台風の時にはビル全体に巨大な波がかかることもよくあった



などなど、興味深いエピソードが沢山あります。






主要エネルギーが石油に取って代わり始め石炭価格が下がり続ける中、どんどん深くなる縦穴によりコストが増大。ついに1974年に三菱端島炭鉱は数百万トンの埋蔵をそのままに、廃鉱となります。

暮らしていた方は、散り散りに強制移住となります。



その後、暮らしていた皆さんが口を揃えて言うのは、「みんな仲が良くて楽しかった、また戻りたい」というものです。



ガスや落盤、爆発事故など、炭鉱内で命を懸けて働く島の男たちの結束力は独特の雰囲気があったといいます。家族たちもきっと仲が良かったんでしょうね。


















ぼくは、こういう小さな場所にコミュニティがあり、インフラが完結しているような状況にとてもグッときます。


コンパクトで何でも詰まっている、特殊な狭い空間。


食料は本土からピストン輸送していたそうですが、海が荒れると一週間くらいは生鮮食品が食べられなかったそうです。


とはいえ、火葬場と墓場以外は全て備わっていたらしく、この妙に充実した街を、いつか一目見たいと願っておりました。


寝坊とは、、、。前日歩き過ぎたのがいけなかったのか。


軍艦島はまたに取っておくとしよう。






雨の長崎、2日目です。食い気に走るしかない。


悔しいのでとにかく何かを食べようと、手当たり次第に食い物を検索します。先ずは刺身を食べようってんで、ホテルの向かいの一杯飲み屋にて、熱燗といか、アジ、鯛などの盛り合わせとカラスミを注文。

(写真撮ってないのです)

そして、少し散歩してから別の店で五島うどんをいただく。ハシゴ食いです。(恥)


参考画像




地獄炊き、と言うそうです。これが、釜揚げうどんをあごだしと生卵で好きに食べるのだけれど、メチャメチャ美味しいのです!!


薬味を入れたり、生卵には少し醤油を落としたり。風邪の時なんか最高ですな(^_^)


これは東京帰ってから、またやってみよう。


あとはハトシ、という海老のすり身をパンで巻いて揚げたもの。卓袱料理らしいんだけど、これも美味いなぁ。





そしてラストは空港にてちゃんぽん!!





色んな具材から出汁が出てて、濃厚で美味しい。



柔らかめの麺がまたいい。





長崎、異国情緒があって、レトロで良かったなー。人との触れ合いは全くなかったけど、一人旅に相応しい南国の港町でした。


軍艦島リベンジもあるし、またいつか来よう。







長崎その2 天主堂 グラバー邸界隈




昨日の続きです。因みに昨日のブログ、酔ってて日本語がかなりおかしかったので、今朝少し直しました。

遂に脳にまでアルコールが回ってきたのか、、気をつけないと。





さて、丸山遊郭跡を後にし、腹ごしらえ。


思案橋歩いて5分のところにある吉宗(よっそう、と読むそう)






1866年創業の茶碗蒸しが名物の日本料理店。


僕はここの丼に入った茶碗蒸しが憧れでして、、、


茶碗蒸しだけ、とはいかないので日本酒とハモの落としも。


両方大好物なので、堪りません!






美味すぎっ!!



メチャクチャ滑らかで、お出汁がよく効いてます。中には筍、お麩に銀杏、穴子さんまで。

日本酒とハモもこれまた良し。2400円でした。
明日も行こっと。



長崎の交通は電気軌道が便利です。1日パスを買って、乗り放題です。





運転席には古いボタンやスイッチがたくさん。停止ボタンを押すと、盛大に「チーン」と鳴ります。たまらん、、。






待っているとドンドン来るので、好きに飛び乗る。






街並みはレトロで、老舗の味も僕好み、移動も路面電車で楽しくて飽きない。川も山も海もある、穏やかな南国の港町。


長崎はなんと素敵な街なんだろか、、。


お次は長崎名物大浦天主堂とグラバー邸のあるエリアへ。


大浦天主堂は、1865年に建てられたカトリック教会。当時はフランス寺と呼ばれたとか。堂々の国宝指定です。




中でお祈りしてきました。


お御堂内で「父と子と精霊の、、」とやっていると、大きな国の観光客の団体が酒を飲みながら大声で話してて、余りに頭にきたので「シーッ!」てやったら、ゲラゲラ笑いながら出て行きました。

昔は日本人もマナーなんて無かった、、と言われればそれまでなんだけど、流石に宗教施設ではダメでしょ。



メッカのモスクでもやってなきゃいいけど、、。くれぐれも気をつけてね(´・_・`)




そして大浦天主堂のお隣にあります、グラバー園。


トーマス ブレーク グラバー(1838-1911)は、スコットランドから来た商人。

三菱と共に石炭や蒸気機関の開発に携わり、キリンビールの生みの親ということ。


とにかく、大金持ちの外国人商人だったということですな。





小さな山全体がお屋敷の敷地になっています。入り口からして立派で、、





と、よく見たら造花だった(汗)あはは。





中はご親切にもエレベーターが3機あります。素晴らしい。





そして、お目当のグラバー邸、予想以上に素晴らしいです。高台から見下ろす海の景色と、対岸に見える家並みの美しさ。







温室もあります。






もしも願いが1つ叶うなら、ここに住みたいです。こんな海辺に面した立地の洋館、僕なんかには一生かかっても買えないでしょうね。



しかし、それをポンと買った人がいます。三菱の岩崎弥之助。


グラバーの息子が屋敷を相続した後の昭和14年頃、対岸にある三菱造船所で戦艦武蔵を作る計画が進み、それを隠す為に屋敷を買い上げたとか。


グラバーの息子は失意の中、その後の原爆投下のショックや、太平洋戦争中にかけられたスパイ疑惑を晴らすために自殺したともあります。

日本人のハーフなのに、巻き込まれて可哀想に。しかし恐ろしや、財閥のパワー(汗)お父さんは三菱と協力して近代化に尽くしたのに、複雑な話です。


そういや長崎市内には三菱関連の建物が沢山ありました。UFJ銀行も沢山。


さすがは天下の三菱。




さて、グラバー園に話を戻します。グラバー邸よりももっと自分好みだったのが、その隣のウォーカー邸。

さらに小さく、こじんまりしています。狭くて痒いところに手が届きそうな、かなり僕好みのお家。


ごめんグラバー、こっちにするわ。


この景色を眺めながら暮らすって、どんな気分なんだろ。こんなでも当たり前になるのかなぁ、、。











いやー、グラバー園、最高でした!




そんなこんなで長崎港に面したホテルにチェックイン。






まだチェックインもしないで、この充実した観光コース。長崎は素敵な街ですねぇ。



僕の部屋からはどんな景色が、、、?グラバー邸の眺めみたいだったらどーしよ。


扉を開けると







ヒャッ








よく見ると5センチくらい海が見えました!







街が素敵なので、良しとする。




(´・_・`)






博多2日目。



2日目は友人のRくんかお出迎え。彼は少しだけブッ飛んでいまして、英国王室の公用車である、ダイムラーのリムジンを乗り回しております。






後部座席に乗れと促される。友達なら普通は助手席ではないか。まあいいか。




信号で止まるたびに街行く人に覗かれながら、昼の博多を駆け抜けます。やんごとない皆様の気分が少しわかる気がした。まるで見世物かと(笑)


そして、一路、太宰府天満宮。ご存知菅原道真をお祭りしております。






子供の頃に京都の北野天満宮にご縁があったので、いつも「流されたり先の太宰府はどんなだろう」なんて考えてたので、ようやく夢が叶った形に。


菅原道真公は、ようは壮大な権力で左遷され、失意の太宰府で病に没する。その後嵌めた側の天皇を始め権力者が連続で亡くなり(時には禁中清涼殿に雷まで堕ちたり)道真公の御霊を鎮める為に破格の格式を持って建立された神社、との事。(大体あってますかね?)



道真公の思いをしのびつつ、ご参拝。




数百本の梅が正に盛りの、素晴らしい季節に来られました。


派手さはないものの、寒い中甘く香る梅が、また好きになりました。


思えば松竹梅って3つとも寒い中でも葉を落とさないとか、花をつけるような元気な植物ばかり。なるほど、そういう意味なのか。




かの有名な飛梅。道真公を慕って梅が京都より飛んできたそうな。フェデックスじゃあるまいしそんなアホな、、と疑いつつも、見とれてしまう。花はもう終わっておりました。






さて、博多の夜のお楽しみといえば、中洲の屋台。

12年前に派手にボラれてしまい、(ラーメンと煮込みなどとビールで3万近く)ショックの余り中洲が大嫌いになりましたが、今回リベンジ。











あるわあるわ、僕好みのコンパクトでボロくて機能的で少し雑で美味しい匂いのする屋台たち。


オバハンのやってるラーメンメインのお店に行くことに。


いつもの隠し撮り。




おでんか1つ100円、ビール中瓶が700円、ラーメン500円。まあ良心的なこと!!




おでんはあっさり薄味、と思ったらこちら関西より西ですもんね。首都圏のしょうゆ味にいつの間にか洗脳されている私。


メニューも充実。




そして、待望の豚骨ラーメン!!本場ですよ。これを食べにきたと行っても過言ではない。






うーん、、。あれれ、、、。味がしないのです。お湯みたいなスープと柔らか麺、、。



ラーメンはこれからリベンジします。というか飛行機が15:30なのですが、それまでヒマなので博多の映画館におりまして、そこからブログを打っております。


ララランドという映画を見て、ラーメン食べて東京に戻って店開けます。


あー、博多の街よ、さようなら。また来る日まで!










博多より。



思い立ったが吉日、急に博多行きを決めてしまいました。本日は火曜日ですがお休みを頂きますね。申し訳ありません。

三月に入りましたらお休みが取れなくなりますので今のうちにというわけです。

早速、羽田空港行きのバスを寝過ごしてしまい、1時間遅刻するという旅の幕開け。

タクシーだと勿体無いのでバスで羽田に向かい空港を走り抜け、飛行機のドアが閉まる1分前に機内に滑り込みます。間に合った!!


他にも何かミスしてそうな予感が、、。


今回博多にお邪魔した理由に、行って見たかったバーがあるのです。明治時代に建てられた木造家屋を改装して、会員制のバーをなさっているお客様がおられ、一度おいでよ、との事でしたが中々お邪魔する機会がなく、7年ほど過ぎてしまっていました。

飛行機のマイルが消えちゃうのもあり、重い腰を上げて一路博多へ。


僕の横の席がスカスカに空いております。これはラッキー。





1時間半程で到着。博多湾に沈む夕日が素敵です。




バーのご主人が空港に迎えの車を回して下さり、一路お店へ。



駅から離れた住宅地の一軒家は、中が水炊き屋さんとバーが隣同士になっており、先に水炊きを頂きました。

一軒家に個室が三部屋。最大3組しか入れないないらしい。そんな事でどうやって採算取るんだろうか。しかも水炊きは一人前6,000円だそうで、全く謎だらけ。どういう仕掛けだろうか。




そして、水炊きなのに目の前に鍋がありません。横のテーブルで煮たものを係りの人が取り分けてこちらに持って来られる。うむむ、貴族的な水炊き、、。


と、この方式は今ではよくあるとのこと。へー、そうなんだ。凄いな。


一通り頂いてからバーへ移動。


桃が活けられている反対側にはガラス越しに日本庭園が見えます。家具もグラスも、とんでもない逸品だらけ。


細かい部分を書くとキリがないのですが、こだわり過ぎてて凄いのです。背面には冷蔵庫くらいの巨大スピーカーが6台あり、物凄いボリュームでジャズやクラシックが流れる中、お酒は超一流のカクテル。
そこでオーナーさんの繰り広げるアホっぽい会話(失礼)



おこがましいけれど、僕と似たやり方でいらっしゃるように思う。

作って、自分で壊すという流儀。同じことを考えてらっしゃるのかもしれない。





自分も自分の得意なやり方で頑張ろう。それしかないですよね。


他にも素敵なバーに数軒お邪魔して、ベロンベロンになりました。

タクシーに乗って地名を間違えて伝えていたようで、博多中をぐるぐる回ってしまいました。博多には全く土地勘がありません。


そして!


予約していたホテルが僕の予約ミスで1日間違えて予約していたらしく、、。システム上動かせないとの事で泣く泣くキャンセル料を払い、違うホテルに異動。

あー、こんなんばっかり、、。




特にオチもありませんが2日目に続きます。




伊豆大島その2



さて、島内一周。お腹が減って仕方がないのですが、食事までまだ3時間もあります。


島は甲子園球場2362個分という、広いのか狭いのかわからない面積の比較。島に着いてみるとかなり広い印象(笑)



海を右手に見ながら反時計回りに島を進みました。



大島は三月末まで椿まつりというのをやっているのですが、もう殆ど散ってしまっていました。

僅かに残ったお花が少しだけ。






島の旅館では、椿油を使ったフォンデュ料理が流行っているとの事。椿油はサラッとしてて美味いに違いない。




食べてみたいけど、僕らの泊まる旅館にはそんな小洒落たものは無さそうなので、次回に期待。


途中、こんな断層を発見。




歪んでます。凄い力が加わったんでしょうか。



無性にミルフィーユが食べたくなりました。あー、何を見ても食い物の事ばかり。嫌になります、、。



三原山を横切る登山口の道路に入り、お山を見物します。火山室の黒い土に雪が積もり、とにかく寒い。



若い子は知らないと思いますが、僕が子供の頃に大噴火を起こして大騒ぎになりました。毎晩ニュースで中継され、大変な被害でした。





山の表情は刻々と変わります。山頂付近で日没を迎えました。これは美しかった。



水平線に陽が沈んで行きます。夕日なんて滅多に見ないので必死で目に焼き付ける。

どんどん赤くなって行きます。夕日なんてゆっくり見るの久しぶりだな。




雲も赤く染まります。雄大な景色ですこと。





キリが無いのと、寒くて死にそうなので宿に戻る。気のいいご夫婦が営まれる宿には暖かいご飯が!

金目鯛とタイ、アジ、カンパチなど5種盛りのお刺身と金目鯛の一夜干し、ヒジキにサザエの壺焼き。磯のメニュー盛りだくさんです。




そして、電話で無理やり頼んでおいた、ながらみの煮付け。これで1キロありまして、たったの1300円!!





熱燗をやりながら刺身を頬張り、ながらみをくるっと外して食べる。また一口やり、金目鯛の一夜干しに箸を伸ばして、、、。こんなことやってるうちにベロンベロンに。幸せ。


このお料理で一泊7800円。しかも今なら、災害復興支援とかで一泊3000円が戻って来ます!

と言うことはですね、

船代 往復が3000円、一泊が4800円で、電車代やお酒も入れて10,000円でお釣りが来てしまいます。


こんなお得な料金でいいのかな。来週も行こうかなぁ、、。(T ^ T)



夜はにわか雨にて、残念ながら星空は見られませんでした。また次回だな。



そろそろ帰りの時間。そうなのです、激安周遊券は朝10:40発の便しか使えないのです。まあええわ、店でポトフの仕込みあるし。


海はこんなに晴れて、まるでシチリア島のようです。




久々の太陽が眩しい。いつぶりの直射日光だろうか。







時間つぶしに隣の魚市場に。昨日の海の幸が余りに美味しかったので買って帰ることにしました。

僕は心から魚介類、特に貝類が好きです。肉がなくなってもいいから魚介類が好き。





生け簀に大きなアワビにさざえ、昨日のながらみ、トコブシなどが並んでます。



しったかとサザエを1キロずつと、トコブシを8個購入。




島に別れを告げて、また船に揺られて帰りましたとさ。




そして3時間後。自宅での昼ごはん。さっきあんなに魚介を食べたのに!!


サザエの刺身と壺焼きにトコブシの煮付け、しったかの塩茹でに島のりと塩辛でビール飲んでます。


どんだけ好きやねん。

















すぐそばにある、食材と自然の宝庫。また遠くに行きたくなったらこの島がある。

海外旅行に行けなくても、南国のリゾートでなくても、都内で充分旅気分が味わえる。(大島は都下なのです)



いつも心に大島を。


オススメです!






勢いで初の伊豆大島へ!





ふと、船に乗りたくなりました。無性に船に乗りたいのです。


理由はないんだけれど、船で遠くまで行けたら素敵じゃないですか。こんな冬の晴れ間に海の上なんてとても贅沢です。

電車でも飛行機でもバスでもなく、船に乗りたいのです。


調べますと、東海汽船という会社から出ている伊豆大島行きの高速船が、今なら往復3000円でとの事。これはお得!


片道1,500円なんですよ、奥さん!!1,500円でこんなアミューズメント、他にはございません。


早速予約をしてみる。電話をして予約番号を貰うだけの簡単さ。


加えて、伊豆大島の宿全般で一泊3000円のキャッシュバックをやってるんですよ。数年前の台風の土砂崩れの復興支援ということで。こちらも書類を書けばオッケー。

一泊7800円の民宿を予約したのですが、この宿もキャッシュバック適応との事。そうすると今回の予算は8000円を切り、その他交通費を入れても1万円で足りる位の激安プランです。都内で一万円で何ができるかを考えればそれはもう、、。

どこまでお値打ち価格なのか調べるために、行って参りました!!



昼前に竹芝桟橋へ到着です。平日の昼間、ビジネスマンとオバちゃんの観光団しかいません。そりゃそうだ。





本当にいい天気です。島とうがらしのホットドッグやらビールやらを買い、いざ船内へ。


こんな船です。水を吸い込んみ、ジェットで噴射して、その勢いで時速80キロで進むらしい。


水面近くのトビウオなんかが巻き込まれると、一体どうなるんだろう。そのままスポンと出てくるのか、はたまたミンチになるのか、、。

構造がすごく気になる所だけど、楽しい旅の始まり。細かく考えない事にする。






船内は、飛行機のようになっております。割とゆったり目。トイレも自販機もあります。



窓側の席に着き、お酒をセッティング。何も特別ではなく、普段の湘南新宿ラインでもやってますけど。




もうですね、素晴らしく気分がいいんですよ、このジェット船。とにかく景色がいいし、速度が速い!

全然揺れないし、東京湾は見所が多い。レインボーブリッジやら川崎を抜けて羽田の飛行場やら、そして横須賀に館山までを横切って。



下から見上げるレインボーブリッジもいいもんです。


目指すは大島。向こうにぼんやり見えております。1時間40分の船旅です。




最近、九世方位学のアプリを教えていただきまして、たまに開いては縁起のいい方向を探してみたりします。僕の星は七赤金星、暇なので開いてみると、、、。

真南が吉報位とあります。




おお、吉報位の網の目にギリギリ!島の右半分だけが吉報位と出ています。泊めて頂く宿のエリアは並みの方位。どういう事だ(笑)

何かいいことあればいいなぁ。


遊んでるうちに到着です。船着場から指定の駐車場に向かいます、、。





伴侶のお知り合いから車を借りられましたので、島を一周する事にしました。

上手くいけば夕日を三原山山頂から見られれば、と。



続く。


calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • 並木、ドアその後。
    yukie
  • 風立ちぬ、を観てきました
    店主
  • 風立ちぬ、を観てきました
    takepon
  • 秋からの制服を考える
    店主
  • 秋からの制服を考える
    yukie
  • 昭和レトロ探訪〜新宿三丁目「千鳥街」
    三橋 順子
  • うーん、調子がよくないのです。
    シンスケ
  • うーん、調子がよくないのです。
    ゆう
  • うーん、調子がよくないのです。
    YASUO
  • マンハッタン旅行記(その1 街並み編)
    Sige

recent trackback

recommend

南の島に雪が降る (知恵の森文庫)
南の島に雪が降る (知恵の森文庫) (JUGEMレビュー »)
加東 大介
太平洋戦争末期、赤道直下の戦地ニューギニアで慰問団を結成し、7000人の兵士を楽しませた元歌舞伎役者の実話。ジャングルの中に歌舞伎座を建て、馬の尻尾や棕櫚の繊維で結いあげた鬘、パラシュートの打ち掛けや緞帳、ガーゼの糸を間引いた紗幕、そして紙吹雪を用いての雪景色に、遠い故郷を思い出し、兵隊たちは声を上げて泣く。究極の状況下での知恵と優しさの詰まった人々の心の触れ合いを描いた温かい作品。

recommend

伽羅の香 (中公文庫)
伽羅の香 (中公文庫) (JUGEMレビュー »)
宮尾 登美子
何不自由なく育った主人公は、何気なく始めた香道の奥深さに知らぬ間に溺れてしまう。免許皆伝の暁には、と始めた会合。気がつけば彼女の自宅は時のサロンに変貌し、有力者が訪ねて来るまでになる。しかし少数の仲間はそれをよく思わず、時を同じくして太平洋戦争の足音が忍び寄る、・・・・。
蘭奢待を始めとする平安から連なる奥深くも豪華な数多くのエピソードが、読み人を香りの世界へと誘う。
安いもので構いません、お好みの香木を焚き締めながらの拝読をお勧め致します。グッと気分が出ます。

recommend

グロテスク〈上〉 (文春文庫)
グロテスク〈上〉 (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
桐野 夏生
悪気もなく、ただ人の不幸を喜びに生きる「私」と、類い稀な美貌を持ち、出会う人々を皆驚嘆させてしまう実の「妹」、人に勝利する事でしか自分の存在意義を見いだせない、容姿に恵まれない和恵。その三人を中心に描かれるQ女子高(私立慶應女子高校がモデルになっている)の超閉鎖的階級社会を舞台に、途中入学組に対しての、富裕層からなる内部進学者からの壮絶ないじめを軸とした数々のエピソードは圧巻。物語全体は東電OL事件を主軸にして描かれており、後半は生生しい売春婦の日常が詳細に描かれている。店主がここ最近の著書で、久々に気骨を感じた作品。

recommend

一の糸 (新潮文庫)
一の糸 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
何不自由ない造り酒屋の娘茜は幼き日に目を患い、その時連れられて聞いた文楽、露澤清太郎が奏でる三味線の音に恋をしてしまう。大正から太平洋戦争後にかけた女の一大抒情詩。乗馬を好む娘、宝石や宿屋を惜しげもなく買い与えるおおらかな母、その後の茜の命を賭けた壮絶な苛めとの戦い、本物の芸に賭ける壮絶なエンディングと、読みどころが随所に散りばめられた文句なしの女流文芸娯楽作品。

recommend

悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
公子という一人の貧しい女が中華屋の仲居からスタートして何百、何千という嘘を重ねて戦後の混乱期にのし上がる様を描いた作品。嘘を重ねると言っても、無論、それだけでは決して成功はしない。夜学に通って簿記の試験をパスし、自らの美貌を磨いて出会う男を翻弄し、汗まみれになり生き抜くさまは寧ろ潔い。とある事件後の週刊誌記者による聞き取り調査と云う一風変わった文体で綴られる全編は、時を忘れ、あっという間に読めてしまう。中でも、登場スr数々の大粒の宝石の描写は秀逸。「取材魔」の異名を取る有吉文学の中でも比較的軽めな現代もの。特に初心者にお勧めの一品。

recommend

女系家族〈上〉 (新潮文庫)
女系家族〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
山崎 豊子
船場に続く大商家の物語。入り婿の父が突然亡くなり、残された三姉妹が遺産相続を期に豹変を始める。狡猾な大番頭、突然現れる妾の存在に、三姉妹は関係を結んだ男の入れ知恵や様々な駆け引きを繰り返し、遺産を減らさぬよう奔走する。団結した三姉妹と叔母が妊娠したと思しき妾を抑えつけ、懇意の医師が器具を用いて検査を始める妾宅での描写は、昭和女流文芸史に残る陰惨な情景と云えるだろう。

recommend

 (JUGEMレビュー »)

昭和初期の船場に三代続く女系の老舗足袋屋に生まれた男の半生を描く。女親に反発するかのように愛人を4人も囲いながらも商売に精を出す主人公。迎え入れた新妻の妊娠を探るために肥溜めを棒で掻き回す姑と大姑の陰惨な嫌がらせ、襲名披露の配り物がたった足袋一足だと聞いてケチだと馬鹿にする参加者を尻目に、実は踵の留め金具が純金製で帰宅した一同を仰天させるエピソードなど、船場の粋と意地が詰まった珠玉の作品。

recommend

針女 (新潮文庫)
針女 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
出征した帝大出の弘一が残した青春の遺書を胸に、パンパンや闇成金の持ち込む針仕事に打ち込む孤児の清子。彼女は過去に踏んだ針が体を周り運悪く跛(びっこ)になるというハンディキャップを持つ。復員した夫は戦争のせいで性格が豹変しており・・。パンパンや気違いといった現代では禁止用語の登場人物が行き交い、戦後の混乱期をそのまま原稿用紙の上に広げたような生々しい作品となっている。

recommend

連舞 (集英社文庫)
連舞 (集英社文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
昭和初期の日本舞踏の一大流派、梶川流の栄枯盛衰を描く。先代家元の妾の子に生まれながらも伸び悩む自分の踊りの才能、踊りの天才と謳われる性格の悪い妹、妹しか愛さない母に悩まされる青春時代。しかし、GHQ接収後のアーニーパイル劇場での歌舞伎ショーにてストリップを強要され、大逆転の末成功となり、家元夫人にまで上り詰めてしまう。忌わしい過去と出自に翻弄されつつも、過去をねじ伏せるかのように踊りに邁進し、遂に芸の道に境地を見出す主人公、月の直向な横顔が涙を誘う。

recommend

明治のお嬢さま (角川選書)
明治のお嬢さま (角川選書) (JUGEMレビュー »)
黒岩 比佐子
明治期の令嬢の実態を探る。たしなみ、学力、美醜の葛藤、結婚生活まで多岐にわたる。面白いのは多くの令嬢は今と変わらず贅沢品に執着したらしく、友人の持ち物を嫉む生々しい手紙なども解説入りで紹介されている。その他、当時の流行の髪型や美人術、痩せる薬などの広告資料も収録。

recommend

宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして
宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして (JUGEMレビュー »)
高谷 朝子,明石 伸子,太田 さとし
千代田の森の奥深く、宮中賢所に57年お住まいの神職の女性の半生を描いた作品。下界と分断された森の中で祈りを捧げる日々。厳格な穢れの区別(下界のものに触れると潔斎しなければいけない)、四足のものは食べてはならない、毎朝数時間かけて髪おすべらかしに結うなど驚愕の生活と共に、日本古来の自然に寄り添った質素な習慣を紹介する。

recommend

朝香宮家に生まれて
朝香宮家に生まれて (JUGEMレビュー »)
北風 倚子
渋谷・松濤の鍋島公園一帯は戦前、広大な鍋島侯爵邸であり、著者の住まいであった。大空襲で火の海になった屋敷を逃れ、昭和という時代を生き抜いた、旧華族のお姫様の生涯。

recommend

社長 島耕作(8) (モーニングKC)
社長 島耕作(8) (モーニングKC) (JUGEMレビュー »)
弘兼 憲史
言わずと知れた島耕作シリーズ単行本。長い経緯はさておき、弊店が表紙になっております。店主もタキシードでモデルを致しました。
是非お買い求めくださいw

recommend

梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫)
梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫) (JUGEMレビュー »)
小田部 雄次
佐賀藩主鍋島家令嬢伊都子。彼女はのちに梨本宮に嫁ぐが、明治から昭和に渡って77年間日記を残していて、その様相は「書き魔」と言わんばかり。初の洋行先のパリで買い物の様子や婚礼、即位式などの華やかな思い出を経て、戦中戦後の倹約の様子や時代に対する落胆ぶりなど。往時の匂いが漂ってくるかのような生々しさ。著者、小田部雄次の解説が当時の世情をわかりやすく補ってくれる。

recommend

写真集 酒井美意子 華族の肖像
写真集 酒井美意子 華族の肖像 (JUGEMレビュー »)
酒井 美意子
加賀藩前田家令嬢の酒井美意子。マナー講師として厚化粧キャラでメディアに登場した姿をご存じの方もいらっしゃるであろうが、彼女は戦前まで駒場の前田侯爵邸に居住していたことを知る人は少ない。莫大な財産と華麗な人脈を、膨大な写真とコメントで紐解く、いわば現代版歴史絵巻的な写真集。必読。

recommend

極楽商売―聞き書き戦後性相史
極楽商売―聞き書き戦後性相史 (JUGEMレビュー »)
下川 耿史
戦後の性関連産業を裏側の視点から取材した戦後風俗史。進駐軍専門のパンパン宿や性具の販売店、愚連隊、ゲイバー、カストリ情報誌、個室喫茶・・・。戦後の性に携わった人々の汗や息遣いが聞こえそうな一冊。

recommend

 (JUGEMレビュー »)

京セラ、auの創始者ににして仏門に入った稲森氏が、街の小さな碍子工場を一代にしていかに大企業へと成長させたかを描く。単なるサクセスストーリーに収まらない哲学や思想を散りばめた珠玉の一冊。

recommend

芝桜〈上〉 (新潮文庫)
芝桜〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
我らが有吉佐和子先生の長編。戦前の花柳界を舞台に、二人の女が艶やかに力強く生き抜く。温厚で情緒的な梅弥、狡猾で気ままな蔦代。共に授かった類い稀な美貌を武器に、ただひたすら戦前、戦後の花柳界を生きる。花柳界独特のお茶屋の仕組みや旦那制度、一本や水揚げなど、判りにくい独自の世界がこの一冊でよくわかる。ストーリを彩る、旦那からの贈り物の三越謹製三百円の帯や、大粒の翡翠の簪、英国土産の巨大ダイヤモンドなど、随所に登場する豪華絢爛な衣裳拵えと、それを取り巻く年増女将との丁々発止のやりとりの描写は必見。店主のバイブルと同時に、不動の一位たる女流文芸作品。

links

profile

書いた記事数:857 最後に更新した日:2017/11/21

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM