白馬その3 新緑のあずさ号




ホテル自慢はこのくらいにしておきましょう。フレンチフルコースの写真をアップするのも割愛します。お金出して買えるものをそのままひけらかすのは主義に合いません。

そこに少しでもアイディアや工夫がないと、読んでてつまんないじゃん(´・_・`)


とにかく、普段の安宿貧乏感覚との落差に、滞在中軽いショック状態が抜けませんでした。


そんなホテルともお別れ。お世話になりました。また行きます。ありがとうございました。







少し足を伸ばして、側にある長野オリンピックで使われたジャンプ台を見て来ました。


見渡す限りに新緑が眩しいです。どこもかしこもまだ芽を吹いたばかりの新緑、なんでこんなに美しいんだろうか。




よく見るといろんな色があります。黄緑に深緑、グレーっぽいのやら黄色いの。新緑って言っても様々なんですね。

この白馬村、驚くべきはこの季節、八重桜も梅もフジも水芭蕉もいっぺんに咲いていました。ちょっと独特の気候なんでしょうか、極楽浄土みたいでした。

ジャンプ台は思ったより大きくて、なんか怖かった。ちょっと死刑台っぽいと言うのか(汗)





こんなところから飛ぼうなんて、最初に飛んだ人は根性試しか、そうでなければよっぽど差し迫った状況に追い詰められていたのだろうか。

しかもそれがスポーツ競技に発展し、オリンピック競技にまでなるなんて、どうなってるんだろう。(それを言えばカーリングとかも)とにかく信じられない。


リフトで上まで行けるとのことだったんだけど、辞めておいた。リフト、怖いのです。


途中、道の駅にて何やらかんやら買う。野沢菜にカブの漬物、アスパラに立派なベーコン、わさび漬け、リンゴジュースに野沢菜にナメコに独活、、。とにかく安いのです。



お土産だけで10キロ超え。その他にスピーカーとか充電器とか、めちゃくちゃ重いのです。





帰りはバスをキャンセルしてJR中央東線のスーパーあずさ。どうせなら往復で違う景色を見たくなったのです。


狩人の「8時ちょうどの〜あずさに乗って〜」ってのは知ってたけど。初めて乗りました。


まあ、早く着いたら嬉しいな、位の感じで駅弁を買って乗る。





もーね、この電車が凄いんです。乗るだけでも価値あり!


となりのトトロのネコバスみたいに山の間をビュンビュン駆け抜けるのです!!








湖に池に田んぼに渓谷に高原。南アルプス、富士山をバックに高速で駆け抜けます。

今までは湘南新宿ラインの戸塚辺りでもかなり感動してましたが、こちらは、その35倍くらい見所が多い。


特急系の乗り物が好きで、この季節の新緑が何より大好きな僕としては、至福の3時間でございました。

特にラストの立川から新宿は20分間停車なし!吉祥寺も阿佐ヶ谷も中野もすっ飛ばし、新宿の超高層に吸い込まれていくエンディングは、ちょっとした映画のようでした。


ヘッドホンでお好きな曲を爆音で聴きながらがオススメです。僕はブラームスの1番と3番をランダムに組み合わせて聴いておりました。



お陰で駅弁食べる暇なかった。フタをして、後ほど店で頂きました。






おそるべしあずさ号。乗るだけでも価値ありです。初夏辺りにまた一人で乗りに行くかも(笑)


白馬は二泊以上したいし、一泊なら松本辺りでも充分楽しめるなぁ。どっか安宿泊まって、火曜に帰って来たらお店の定休日だけでまかなえちゃう。下手すれば毎週通える。


レトロな安宿ないかな、、なんて探してたら!!


松本市 まるも旅館さん(一泊5250円)







ギャー!!なんてレトロなんだろう、、。全国レトロファンの憧れの木造三階建て旅館とのこと。往復のあずさ号と合わせても2万円切るんだから、これはお安い。

下手に高い飯食ってグズグズ酒飲んでタクシー乗ったら、それこそ2万じゃ効かないじゃんか。


人生にまだ楽しみが残っておりました、、。これはライフワークになる予感。






楽しみといえば、屋形船。受付初日に32名のご予約を頂きました(汗)


現在、ご入金の先着順にて席の指定を始めております。船内が縦長ですので、どうしても中央と両端に距離が出てしまいます。移動自由ですが、踊りが見やすい中央付近がいい、お友達とご一緒のテーブルが良い方などはお早めのお申し込みをお待ちしております。

無理にお誘いはしませんが、潮の香りの漂う船内で長唄の生演奏の中、お刺身に日本酒、、、前回参加した方に「江戸時代みたいだったよ!」と、興奮気味に言葉を頂きましたが、まさにそんな感じです。よそのカラオケ重視の居酒屋屋形船では絶対に体験出来ません。

そもそも、乗り物乗って食って飲んで、なんて楽しいに決まってますよね。いっそのことあずさで車両貸し切り出来ないかな、、。JAZZバンド乗せて。


検索っ、、、と。
あずさは流石になかったけど、京急電鉄はやってました!



4両編成120名で53万だから、そこまでは高くないですね、、。いつかやりたい。




昨日と今日はお店にて野沢菜をお出ししております。無くなり次第終了となります。どうぞよろしくお願いします。





白馬その2 ホテル編




連休明け、雨の中を働いてる皆さんには申し訳ないのですが、、まるで金持ちの田舎の外人みたいな午後を過ごしております。



ホテルに着いてチェックインを済ませたところ、「連休明けで空いてるので宜しければ、、」とスイートルームにして下さった。ありゃりゃ。


部屋にはベッドが4つに風呂が2つ。あわわ。


一人でどないすんねん。


サブベッドルーム。





こっちがメイン。



この、突き出したカウンターがとても素敵です。いつか僕が家を建てたら、同じの作ろう。

自分のグッズを並べます。いつもの儀式。






窓側には暖炉もあります。頼むと薪を持ってきてくれるらしい。





小さい部屋のベランダにはジャグジーが。こんなの初めて!





まあ、今このジャグジーの中でブログ書いているんですけど、、。色々ヤバイです。

ああ、この手の幸福にはいつも罪悪感が付いて回る。貧乏臭い方がリラックス出来て、なお落ち着くのは何故か。

倉敷の便所みたいなビジネスホテルが無性に懐かしかったりする。





到着ロビーは開放感があり、とてもさりげない。レトロ系に慣れすぎた僕はこの「モダンさ」に少し戸惑う。




ロビー脇にはお水とりんごジュースのコーナー。こういうのって有り難いですよね。

部屋で緑茶入れてもらうのも悪くないけど、オバハンの世間話とか素性チェックとか付いてきちゃうから、ササッと好きな時に飲める感じのこーいうのは素敵だな。






あら、奥にも何かある、と思いきやお酒のコーナー。ワインとかコーヒーなんかがあって









まあ、タダだし飲むよねぇ。





ポップコーンなんかもあります。ちょっとこの辺り変わってます(笑)





玄関にはグリーンカレーとか卵かけ御飯、ちまきに豚汁。やっぱり変わってるわ、ここ。





頂くよねぇ、やっぱり。全種類いったった。





サービス過剰のこのホテル、喫煙所には冷蔵庫入りの缶カフェオレ。飲む人いるのか?!







フリーサービス、極まれりといった感じです。(汗)


でも、東京からバスで5時間。このくらいのサービスでリピートするなら利益の方が大きいのかも。缶コーヒーは保存きくし、行き届いた思い出に対しては安いものかと。

なーるほど、勉強なります。




川が流れるホテルの敷地は、鳥の声と雨の音しか聞こえません。本当に静か。





お風呂は古民家を移築したらしい木造で、小ちゃな法隆寺みたいな迫力満点のドス黒い建物。そこにもアイスやらコーヒー牛乳やら、タオルに何やらかんやら、とにかく何でも飲み放題、取り放題。

各所に隈なく無料でどうぞ!の応酬。

あー、胃袋が持たないよ。全種類食べたくなる。これから晩御飯も、朝のビュッフェもあるのに、、。


貧乏性の僕としては、、逆に疲れます。




とはいえ、アプローチは極めて静かなこの宿。何が何処にあるとか特に込み入った説明もなく、恩着せがましくない。このスタンス、とても好きです。

色めきだって端から全種類食べてるのは僕くらいで、老夫婦は至極穏やかに本を読んだり、夢のように会話を楽しんだりなさってる。そして誰も何も食ってない!(笑)


ここのスノッブなお客さんにしたら、ご用意、ありがとうね。くらいのものなのか。


歴史やコンセプトはおろか、設備の説明も最小限の、ラフな感じのレセプションのお姉さん。こりゃ楽だ。




またお店のことを考えてしまう。



ポップコーン勝手にお取りくださいかぁ、機械もあるじゃん。良いなぁ。お冷やコーナーも復活したいなぁ。

なんか、ゴチャゴチャしてるくせにスッキリまとめつつも押し付けて来ないとか、堪りません。

好きです。





少しゆっくりさせて頂いて、水曜には戻ります〜。ウヒヒ








いざ、白馬へ




本日定休日と明日火曜はお休みとさせて頂きます。水曜はバスの都合で21:00よりオープンとなります。



さて、ゴールデンウイークも終わりました。僕にとっては毎年、歯を食いしばって乗り切るいわば難所なのですが、今回は楽々でした。毎年より忙しかったんだけど、疲れを感じないというか。


なんかですね、突然の変化でした。2週間前にカウンターの内側の棚にガラスケースを置いた辺りから風水が変わったのか、嘘みたいに落ち着いた気分でした。





お店の壁や什器と僕の神経とが沢山繋がったような感じ。

なんにも怖くないの。


今までは「(移転後の広さに)雰囲気が薄まってやり辛いなぁ、、」とか、「ソファの方とお話しできなくて申し訳ない」って後ろめたさが殆どだったんだけど、、。なので褒められても「いやいや、前の店の方が完成度がさ、、」なんて素直でない反応をしてしまう。


風水でも包囲取りでもなんでも良いんだけど、嘘のような安心感。軽い万能感に近いものもあります(躁ではありまへん)



子供の頃にヴァイオリンの先生が話してたのを思い出した。弾くのが難しいフレーズの練習方です。とにかく練習しまくって、5時間くらいやってるとだんだんと朦朧としてくる。それでもロボットのように反復する。

頭が回らなくなり、ついさっき出来てた事もできなくなる。そうしたらキリ良く終了して、ご飯を食べてお風呂に入ってぐっすり寝るのだと。

翌日は敢えて別の曲、それもお気に入りの得意なのを弾き込む。

その後に、問題の箇所を丁寧にやると、空を飛ぶように上手に出来るんだそう。


このプロセスにおいて、食事などで間を空けることと、別の曲を楽しんで弾く事がとても重要らしいのです。

僕も経験ありました。(難易度は遥かには下だが)達成するには練習だけでなく、それを寝かせる時間が必要なのだと。




時間の経過は大切ですね。何もしていないと思いがちだけど、裏で何かが進行している。


煮込み料理や漬物、恋愛やスキーの筋肉痛でさえ、時間経過は必要なプロセスなんだろう。


まあ、そんな訳で、これほど足掻いてきた距離の問題点、適切な熟成期が終わったのかもです。もちろん物理的な工事や修正が大きく下支えしてるんだろうけど。

そうしたら、続いて僕の照れも無くなってしまった。恥ずかしいと思いながらやっていたスポットライトの操作とか音を鳴らしたりも、サーカス小屋の親父の仕事だと思えば当たり前の事なのだ。よっこらしょ、と恥ずかしめの事をやる。任務として。

見ている側は照れながら何かされる事くらい気味悪い事はない。

そして、幸運なことに僕がどっしり構えているとお客さんは実に楽しそうに盛り上がってくださる。移動して好きな人と会話し、ノリもいい。よく飲むしマナーがあって人に優しい。


第一次世界大戦頃の青年将校がたまーにハメを外す古き良きロンドンのパブみたいだなー、なんて誰にもわかって貰えない喜びに浸りながら、僕は背中を丸めてピアノを弾く。




毎回思うのですが、僕の手の内で人が楽しんでるのを見るのが一番幸福ですね。目立つのは他の方でいいので、それは僕の空間の中であって欲しいの(笑)

ピントが合った時には、武者震いさえします。

あー、こういう幸福な日常が長く続きますように。






あ、白馬だった。最近前置きが長めですが、すみません。


旅行はゴールデンウイーク明けの恒例の行事。いつもはレトロ探訪なんですけど、今回はドが付くようなリゾートに行って見たくなり、二泊三日にて予約。


今回もひとりぼっちです、、、。


白馬にあるシェラリゾートというホテル。3万坪の敷地に20年かけてスタッフが作り上げたという、企業的ではない暖かいホテルだそうな。めちゃくちゃ評判が良かったので、レトロを捨てて今回はお邪魔してみることに。


まずは新宿バスタから。朝9時半のバスです。





バスにて、たったの5時間半!!(汗)


巣作りして、5時間半の長丁場に備える。





おっと!隣も巣作り!!

気持ち悪いのはお互い様(笑)

バラバラで一緒の車内なのだ。





後ろには金切り声を上げる男の子と、開き直ったお母様が、、、。

そんな事もあろうかと、色々持ってきて良かった。






今やっと諏訪湖を過ぎた辺りですが、雨の新緑も気持ちが良いですね。春が過ぎて初夏に入る前までくらいの時期は、一番の大好物です。雨もまた良し。







ゴロゴロして温泉入って、一人を満喫して来ます!




続く。





倉敷二日目




二日目は早起きして、散歩しながら策を練る。大原美術館はどこかいなーと、探しながら裏道を歩く。

すると、難なく小道の先にどーんとある。「ランドマーク的な」という言い回しはこの建物にこそ相応しい。




最初は変だなと思ったこの建物、段々可愛く見えてきます。国会議事堂とパルテノン神殿を足して割ったようなこの建物は昭和五年のもの。




中は撮影禁止なので写真はありませんが、この建物より高かったというエルグレコの受胎告知がコレクションの目玉だそうで。


中々迫力のある絵でした。30分くらい凝視してきました。





次はお隣の悪魔の館、、じゃなかった、カフェ、エルグレコさんへ。





僕の好きなレトロ臭が充満してる!!






雰囲気ではなく、匂いの話です。古いカビの匂いと床材の保護用のコールタールの匂い、塗料とか色んなものが劣化してこなれた匂い。


これが大好きなのですが、現在では中々ありません。戦前の公会堂系とか教会、よほど古い喫茶店や古い床屋に僅かにありますが、最近は減る一方です。


この匂いが好きな人、実は多いのではないかと。

僕のお店もこの匂いに早くならないかな。♪( ´▽`)




カウンターでは、おばさま(婆さんでもおばちゃんでもない)がコーヒーを淹れてらっしゃる。何とも優雅な、懐かしくて落ち着いた日常のシーン。


店内は静かな空気に満ちておりました。





ボウルであわ立てて作ってくださるミルクセーキが美味いこと。甘すぎず、何ともクリーミーなんだけどサッパリして。この店にまた来られたら、僕のチョイスは永遠にこれ一種類でいい。これが良い。




この店は窓が多いのですが、春以降はこうなって





外はこうなる訳ですよね





唸るほど素晴らしい場所。静謐で謙虚で懐が深くて何故か新しい。

必ず、もう一度来よう。この目で確かめないと納得できない。蔦に絡まれた屋敷フェチ、昭和のカビ臭フェチ、使い込まれた飲食店の什器フェチと、3つの欲求を叶えてくれる場所はそうそうないのです。



何度再訪してもいいじゃんね。旅先って、つい新しい所行かないと罪悪感を感じるのは何故だろう。


そうならゃ今日もリピートスケジュールと行こう!


昨日の割烹に再訪。メニューを変えてくださって、また9品。





そして、またも大橋家住宅。入り口のお姉さんが、「二日目ですよね!無料でいいですよ!」と仰ってくださったんだけど、そうも行かない。なんせ維持管理が大変なのだ。




僕の好きな坪庭の手前の六畳間。






思わずトローンとなる。(恍惚)





台所の天井の虫籠窓のレンブラント光線。時が止まったようでした。





リピート三連発の後は爆睡。今朝のチェックアウトまで寝てしまいました。良いのいいの。これが一人旅の醍醐味です。好きな事しかしない。




倉敷、好きな街でした。またいつか来よう。神戸から明石に抜けるのもいいし、倉敷から尾道、広島コースもいいなぁ。瀬戸内も必ずいつか。




そうして今日、お店に戻ったら蕾だった百合が咲き、ミモザも半分くらい咲いとりました。今日の気温は20度。








そして、ミモザの先にはミノムシ君が(笑)





もう春ですよー、そろそろ起きなさい!




これからはベランダの成長が楽しみな季節になりました。秋以降の苦労が報われる、恐ろしいくらいのペースで花と新芽が現れます。


今から胸が膨らみます。






春の休暇は倉敷へ



本日と明日火曜日はお休みとさせて頂きます。申し訳ないですが宜しくお願いします。


ここ一年で福岡、長崎、小樽など、レトロを探してウロウロして参りました。かつて繁栄した街の残像。あんまり活気があるよりも少しくたびれた位が僕の好みです。


ふと、岡山県の倉敷に行ってみたい、と思ったのが先週の木曜日。休みは取ったものの、行き先未定でしたの。



徹夜で飛行機に乗り、いつものように窓にへばり付く。眼下には富士山の噴火口なんて見えちゃいました。こんなの初めて!








羽田から岡山空港まではジャスト1時間なのに、倉敷市街まではシャトルバスで45分という地方空港によくあるパターン。



かつては幕府直轄の天領として米の集積地で、そして明治以降は木綿栽培と紡績にて巨万の富を築いた倉敷の街。





そして現在。政治機能は岡山市に移り、今は旧市街として観光の街に移り変わりました。





裏路地を入っても、かなり凝った作りの個人宅が見られます。

相当潤っていたんでしょうか、かつての小樽の開拓景気やニシン漁バブル、そして長崎の開運や炭鉱の隆盛と構図が似ています。

昔のバブルは桁が違うのだ!



特に富の集中した美観地区と大原美術館の辺りを攻めようと思っとります。



美観地区は倉敷紡績の創業者、大原孫三郎が企業メセナの為に建てた日本初の施設西洋美術館を中心に、運河沿いに江戸から明治にかけての街並みが独特の景観を作っている、らしい。




と、期待して来た割には、、、(`_´)ゞ


まだ並木が芽吹いてないのでこんなもんだろうけど、明らかにネットの写真と違うよね、、。どうしてこんなに薄暗いのか。しかも工事中なのか塀に囲まれてるし(涙)





気を取り直して大原美術館隣の老舗カフェ、エルグレコ。





こちらも蔦が散り果てて、まるで呪いの館のような恐ろしさ。しかも休館日っていう。



こちらはネットで見た写真。





モサモサの「こえだちゃん木のおうち」みたいなの見るつもりだったのに、、。あー、しくじった。まだ早かった。





中から見ても、緑に覆われていい感じなのです。異常なまでの緑に乗っ取られた館、大好物です。







近くのアイビースクエアも、この通り。悪魔の城みたいになってます、、。





倉敷は春から秋に来ないとダメですよ!!!







蔦はさっさと諦めて大本命の大原美術館。しかし月曜は休館日。





あー、ガッカリ三連発。明日にかけよう。んで、訪問予定の「えびす湯」さんに行ってひとっ風呂浴びてスッキリしようか。

こんなボロい銭湯なのです。一部マニアには有名らしい、ボロ銭湯。



おー、あったあった。



きゃっ!可愛い電球!!






ん、張り紙が、、、。



閉まってる!長期休暇!!




もー、これはもしや、廃業の予感、、。一人ぼっちの旅先での四連敗は流石に泣きそうになります。倉敷、、嫌いかも。


こうなったらヤケ食いと酒に頼るしかない。


予算度外視で、庭のある割と立派な懐石料理のお店に入る。

普段ならビビる所だけど、こうなったら瀬戸内の肴と地酒でも煽らないと鉾が収まらん。

、、、電話も予約もしてないけど、頑張ってお金使いますから入れてください。僕、ここにフラれたら倉敷の悪口を言いふらしますよ、、、と心の中で呟く。



キャー!大当たり!!






先付けから始まり、写真の八寸、造り、焼き物、煮物に蒸し物、揚げ物に碗、フルーツとシャーベットが付いて3,400円。一体どーなってんのかしら。





日本酒かなり飲んだのでお支払いは6,000円ちょっと。まあええわ。

気分を良くした所で少し先の大橋家住宅。


1796年に建てられた豪商の家で、上記の大原美術館の大原さんと共に倉敷紡績(クラボウ)を創業した方の家です。

1796年ってナポレオンが奥さんと結婚した年らしい。恐るべし日本の木造家屋。



門を入ると、素晴らしい台所があります。その奥に連なる座敷の数々。













いわゆる商家の町家なんですけど、ネットで見たときからここの坪庭が見たかったのです。





僕は坪庭フェチでして、家の真ん中に庭がある様に異常に興奮します。

縁側とか、日本庭園にはそこまで萌えない。坪庭っていう制約とかミニチュア感とな、無理やりな感じが好きなのね、きっと。


京都の坪庭は必ず二箇所、対になります。二個あることで室内に風が通るのですが、こちらも2箇所。同じスタイルですかね。





寛ぐ空間のすぐ側にある、明るい緑。トンネルの先にあるグリーンの明るさは堪りません。

キヌギヌちゃんも、作る際に入り口から見える坪庭的なものを意識しました。前にも書いたかな。






気がつくと2時間も居てしまいました。ずっと貸切(笑)



馴れ馴れしく受付のお姐さんに話しかけ、維持管理の大変さを聞くことが出来ました。

例えば坪庭ひとつ取っても、雨が降るとすぐに雨戸を閉めないと床がびしょ濡れになるらしい。ゲリラ豪雨の時は畳のところまで水浸しになるとか。


個人で維持なさっている広い屋敷は戦後、莫大な相続税で半分になり、御子息は神戸にお引越し。隣にはドーミーインというホテルが建っています。維持管理の為に門の上の部屋にオジさんに住んでもらい、毎日障子や雨戸の開け閉めを何十年もやってもらってたとか。


門の上の部屋とか、何十年も開け閉めだけとか、一々大袈裟でアガる。

なるほど、今日も庭師さんが入ってら黙々と作業していっしゃいました。こりゃ大変だ。何と贅沢な、金のかかる住まいなんだろか。


でも、いつかこんな雰囲気の、もっと小さな家に住みたいです。木造の町家、純和風がいいな。

東京にそんなのあるのかな。




なーんて、景色ゼロの最悪にボロいビジネスホテルでブログを打っています。近年稀に見るボロさ。オバケも近寄らなそう。(ヤバ過ぎて写真は自粛)

あー、大橋家に泊めてくれないかな。僕も雨戸の開け閉め手伝いますから、、。


そういや、大橋家住宅の隣に変な名前の居酒屋があったな。




鬼のくりや、、、あー、怖い怖い。カウンター叩くなとか静かにしろとかネチネチ怒られたりすんのかね。

何だったらここのしんすけと朝まで呑んで語りたいわ。このビジネスホテルよりゃマシかも。






それは置いておいて、考えれば考えるほど僕はレトロでボロくて、鮮やかな緑が溢れた小じんまりした建物が好きで仕方がないんです。寧ろ、それだけでかなり幸せかも。

人生も折り返しの42歳、これからは更に好きなものだけに触れて生きていきたい。特に旅行先なんかは。


明日は大原美術館と隣のカフェにリベンジ!





帰省その後 京都から名古屋へ




今回は殆ど家の用事なので、それ以外はホテルでゴロゴロ。何もしません。


何もしないつもりが母と鉄板焼きを待ち合わせる前に、かなり時間が空いてしまいました。僕は、旅先で髪を切るのが凄く好きなので今回も検索してみる。


そうすると、京都タワーの地下にものすごいレトロな理髪店があるらしい。京都タワー自体がもう既にアンティークの部類に入るので、期待大。





それは地下にあった。あるというよりは埋もれるといったほうが正しいかもしれない。



エレベーターが、既にいい味出してます。何年ぶりだろうか、ここに来たのは。





かなり味のあるサインボールが、僕を優しく誘う。かなり恐いんだけど、えいっ!とばかりに入店する。





中にはリーゼント風な髪型の、大川栄策さんそっくりな兄貴が。眉毛は刺青で三角定規みたいにクッキリしてる。平気かしら(涙)





とにかく座る。まな板の鯉とよく言うけど、まさにここではその言葉がピッタリな気がする(笑)





髪型は?と聞かれて、角刈りとかにされたら困るので(過去に2度ほど経験あり)サイドとかの裾だけ切ってほしい、上は伸ばしてるから、といつもの説明。


大川栄策さんは、黙って取り掛かった。

その鮮やかな手つき!!

まるで代表曲「さざんかの宿」サビの伸ばしすコブシのような、抜く手差す手の鮮やかさ。ハサミが自由に踊っている!!


シャンプーをしてもらい、セットに入る。セットしていらないんだけど、、、。


大川栄策さん、僕の不安を的中させるかのように突然僕の前髪の真ん中あたりを摘み、ねじり出した。


ん??と驚いた顔をしていると


「前髪垂らすの、好みじゃない?」


ギャー!!!


やめてください、それだけは、、、。もう少しで片岡鶴太郎みたいに所だった。それは避けたい。







さて、母と待ち合わせてホテル内の鉄板焼きへ。


店内は、こじんまりしていていい感じです。





NHKの朝ドラの、集団就職で出て来たヒロインの友人役のようなおぼこい娘ッ子が一生懸命焼いてくれた。





ファイヤー!!の後にフフフッと微笑む娘ッ子。見た目は穏やかでも心は燃えているのかも知れない。僕も見習おう。





素朴な娘ッ子の存在感を消す技といったら、もう女忍者並みのレベル。ああ、僕の苦手とする技を、この娘はさらりとやってのけてしまう、、。

それをいい事に、僕ら親子の話しは益々ややこしい方向に。


飲む予定ではなかった、ビールを昼間から三杯も飲んでしまう。




何やかんや予定をこなし、一夜を過ごしてから伊勢に向かおうとしてある事に気が付いた。


去年のお札を店に置いて来てしまったのです!!

こりゃ、どうしたものか。そのままお参りしても良いんだけどさ、何となく今日の僕のテンションも、霊験あらたかなところに1日いる感じもしない。


と、思い切って伊勢を延期して、直接名古屋に向かいました。ホテルの前から長距離バスが出ているのでそれにて。新幹線を京都〜名古屋、名古屋〜東京まで乗るのは勿体無い。

第一、朝から名古屋に入ってもやる事ないし、、。



2時間半、爆睡して到着しました。ふと眼を覚ますと、20年振りの名古屋駅前。

名古屋、すぐに行けるといつも先延ばしなしてしまいます。金沢やなんかもそう。

去年の国内旅行は博多、長崎、そして小樽にお邪魔したので、今年は少しずつズラしてみよう。




行くところは決まってまして、名古屋城、徳川美術館、名古屋観光ホテル。途中にちょいとうなぎを摘んだり出来たらそれでいい。

名古屋城、つまり尾張藩は徳川家康の9男が分家をして、御三家筆頭という立場についたのですが、将軍家のような重圧のない中で、名古屋は独自の文化が花開いたようで、とても気になっていました。

日本の近代都市か形成される中でのメンタリティに大きな影響を与えていた江戸時代の幕藩体制。東京、京都はともかくとして仙台や金沢、名古屋、福岡など大都市には大名家の残した気風が今も生きていると思う僕なのですが、名古屋は特に興味深いと思います。



特に、七代藩主の徳川宗春に関心があります。

かなり省略して書くと、彼が藩主となった同時期に同じ分家の紀伊徳川家から将軍になった吉宗が質素倹約の御触れを出したのに、この宗春はそれに従わず、視察の際に歌舞伎の装束で出掛けたり、メチャクチャな事をしていた。

彼は自由主義経済を推し進めようとしていたそうで、祭りや芝居も奨励していたとか。

経済も安定し、繁栄を見せた名古屋市中の人からも人気があったのだけれど、御触れに反すると将軍家から蟄居を命ぜられ、引退した後も死後75年間に渡り墓石に鎖が巻かれていたとか(汗)

今も残るド派手結婚式とかブランド好きなイメージとか、はたまた名古屋巻きとか(関係ないか)今の名古屋の人のメンタルに少なからず影響を与えている、、かも知れない、と思うのであります。


先ずは名古屋城!初めて来たよ!






太平洋戦争で燃えた後に再建された本丸の中はエレベーターと階段。


階段が何気にカッコいいのであります。




そして、個人的に見てみたかったのはこちら。





爆風で近隣の林に吹っ飛んだシャチホコの黄金の鱗です。(即日、回収されたらしい)

中々見所の多い展示でした。


そして、バスにて徳川園に。こちらには徳川美術館があります。





もう、凄いのです!!国宝の源氏物語絵巻とか(寝そべって琵琶弾いてるあれ)




初音の調度(本家、三代家光の娘、千代姫の嫁入り道具)とか。




この婚礼調度は70ほどのアイテムが一括で国宝指定になってるのですが、そのうちの1つの長持が、9億6千万でオランダに落札されたとか。たった1つだけで。





徳川家の圧倒的な財力を見せつけられました。



すっかり名古屋人気分で街を歩く。ふらっとうなぎ屋に入ってみる。





熱燗を頼んでタコのぶつ切りで一杯やる。お向かいはもう今夜のホテルです。


さて、今夜はやっとフリーになりました。


何をして遊ぼうか。名古屋でこれをお読みのお客さん、行きつけのバーでお逢いするかもです。会ったらゴメンなさい。




と、僕のいない間にお店の改装も進んでおります。


ソファの下に足を乗せるステップと、棚が8箇所付きました!








前より席が高くなり、全席で足が載せられるようになりました。前の箱型の構造だと足が載せられなくてブラブラするしかなかったですが、かなり使いやすく考えました。

荷物も取り出しやすい横向きの収納。お楽しみに。


明日金曜日にはカウンターのささくれをパテ埋めして下さるそうです。




明日の夜から営業致します。



そして、実家へ



12:30発京都行きの新幹線にて。本日から木曜日まではお休みとなります。どうぞよろしくお願いします!


いつもの定番、旅のお供。





隣の奥様には申し訳ないんだけど、崎陽軒のシウマイを食べないと新幹線に乗ってる気がしないので、今回も。


崎陽軒のシウマイと551の豚まんは、テロに等しい臭いを発します。僕が隣なら嫌かも(笑)

案の定、咳払いをする隣の奥さん。いやー、ごめんなさい。



今回の帰省にはあるミッションがありまして、、。

僕の父と母は9年前に離婚しているのですが、今度父が39歳の女性と再婚する事になりまして、、。(汗)


やったぜ、父ちゃん!幸せになりなよ〜。お互い好きに生きようね。


ああ、富士山も応援してるのかね。こんなに綺麗に見えたのは久しぶりです。





そして、父の再婚相手に対してはただ幸せになって欲しいと願うのみです。



反面、僕の実家の部屋が無くなるのはそうとう寂しい。新たに父は新居を用意したそうなのです。


近所の銭湯とか、隠れ家を作った空き地とか、幼馴染の家とか、そういった場所が通りかかるだけの存在になってしまうのがとても寂しい。



明日は母(オカン)と食事です。たまの食事なので、かねてから食べてみたかったホテル内の鉄板焼き。





宿泊先ホテルにある、12席しかない小さな鉄板焼き。母と僕には丁度いいサイズです。

肉を見つめながら、遥か過ぎ去った昔の話に花を咲かせます。





そういえば、ネットで見たアレ、本当にあるのかね。




玉ねぎで作った火山の噴火。鉄板焼って一体何なんだろう。

白人接待のレストランくらいにしか思った事なかったけど、考えてみたら食べた事なかった。そして、胡椒ミルをクルクル回したり、火をつけたりと、一々バカバカしい。

期待は膨らむばかりです。









さて、お店でバカになれない、という問題の続き。

ブログを書いて翌朝朝目覚め、あることを思いつきました。






今まで絶対に避けていた、マイクを使っての営業。

何度もチャレンジしようと思ったけど、流石に恥ずかしいので実践には至らなかったマイク営業。


バカになりたいとしつこく書いた手前、マイクバカもありかな、一度チャレンジしてみようと思い立ち、翌日は僕の立つ位置にマイクを置いて、うっすら通音させつつやってみた。生声60%、アンプから40%というところか。


これが、やはり恥ずかしい(笑)。

DJ赤坂みたいな、張り切ってるダサい感じが前面に出てしまう。そこで、ベロベロに飲んでみる事にした。酔ってしまえばこちらのもの。


うーん、結果的には上手くいきました。百人一首クイズとか(毎年正月にやってる上の句を読んで下の句を当ててもらうやつ)、見え透いた客いじりも平気で言えたし、やたらウケて、狭い店のあの感じが蘇った。


まあ、今後はお席を詰めていただくアナウンスとか、演奏のリクエストとか、ポイントでさし込む程度で使ってみよう。

本当は地声で行きたいんだけどなぁ、、。



椅子も高くなるし、僕の方も諦めずにもう一工してみよっと。空間が広くなるなら僕が大きくなるしかない。

どうにかして新しいスタイルを見つけたいところ。

お店も実家も再構築の時を迎えた2018年であります。だから飽きないんだけど(笑)




遅くなりましたが、今年もどうぞ宜しくお願いします。






ワクワクホテル選び



少しご無沙汰してしまいました。年末は輪をかけて忙しくさせて頂いてます。

大宮の鉄道博物館に行った日からチャンネルが切り替わったようで、毎日起床10時の1日7時間睡眠という健康的な生活を送っています!(以前は1日平均13時間寝てたよ)


年末年始を乗り切った後には、1年ぶりの帰省。毎回ホテルを取って帰省するという勿体無いプランで臨むのですが、僕みたいな自宅と店の往復ばかりの人間にとっては、たまにホテルに泊まる事がどれだけ気分転換になるか!!


出張族の方の話を聞くと、「えー、代わってほしい」と、真剣に思ってしまいます。実際やったら疲れるんだろうけど、、。


京都に2泊して、そのままお伊勢詣りに行き、お札を納めてから名古屋。名古屋で一泊して金曜夕方にお店に戻る計画です。


ああ、ホテルに3泊も出来てしまう、、。憧れのホテル暮らしの四日間。


京都では、駅のそばの新阪急ホテルを取りました。駅から徒歩2分。実家まで歩いて15分位か。


京都タワーのすぐ横にあります、何の変哲もないホテル。





ビジネスホテルでもなければ、大型ホテルでもない。もちろん新しくもない。

どうしてここを選んだか、というと、遥か昔の僕が19か20歳の頃に、ここの一階の喫茶店にお邪魔したある日のこと。

デートの前だか何かだったかな。あんまり覚えてないんだけど。

まあ、若いから結構頑張って、勇気を出して入ったんですよ。ホテルのロビーの喫茶店なんて1人で入った事なかったけど、背伸びしたかったのかな。


このガラスの部分が喫茶店になります。





入店してしばらくして、ホテルの人に「シッシッ」ってされたの。本当に野良犬にやるみたいに。今でもなんでかわからないんだけど(笑)

なんかもう、悔しくて恥ずかしくて、今ならお茶飲みにきたって伝えたらいい話なんだけど、その時は「ああ、泊まってないからダメだよね」と慌てて謝って逃げ帰って来たの。


今回は22年ぶりにリベンジして来ます。


今でこそ、帝国だろうがパークハイアットだろうがお茶くらいなら出来るようになりました。

けど、この新阪急ホテルの喫茶店だけは今でも世界一敷居が高い喫茶店なのです。ここを乗り越えないと前に進めない。

トラウマを克服する為に、それも2連泊もして堂々と入り、コーヒーに腹の膨れないサンドウィッチなんかを頼んだりして、しかも大人だからサクランボを残したりしちゃう。

何て大人な振る舞いなんだろうか!




お会計はもちろん部屋付け。サインをサラサラっとして、ごちそうさま。美味しかったです。


ああ、考えただけでも大人な佇まい。これでやっと前に進めます。

でも、、、もし出て来たらサクランボ食べたいなぁ。食べるんだろうなぁ。






まあ、そんなこんなで実家とホテルを行き来しながら一頻り京都で過ごしたら、そのままお伊勢さんに行きます。大好きに誰も乗っていない近鉄特急で、お供は駅弁、そしてゆで卵と缶のウーロンハイ。これも決まってます。








去年と全て同じ行動パターン。いや、それで良いのです。変に冒険して万が一、外しでもしたら困る。


僕は一軒のご飯屋さんにつき、ほぼ同じメニューしか頼みません。同じがいい。



さて、お伊勢さんからのルートがいつも悩みます。京都に戻ると距離的に遠回りなのでイマイチ。大阪も時間なし。伊勢志摩に一泊も良いけど、何もない(汗)

とはいえ憧れの志摩観光ホテルはまだ20年早い。風格も、お値段的にも。






いつか、万俵家のあの人達みたいにラメールクラシックで伊勢海老のアメリケーヌ、伊勢海老のスープとアワビのバターソースとを、3食連続して食べるのが夢なんだけど。痛風なんて怖くない。





伊勢海老のクリームスープ 3,000円




伊勢海老のアメリケーヌ 10,000円




鮑のステーキ 12,000円




多分、本当に三食食べてお酒飲んだら宿泊込みで20万くらいすると思う。


いつかの日、に取っておこう。



そこで、今回はそのまま名古屋に入ることにしました。近鉄特急で一本です。


名古屋のホテル、また迷います。なんせ、安いのから高いのから、旅館にボロ宿まで沢山ある。

今回はホテルライフなので、旅館は除外。安くて風情のあるホテルがいい。

僕の好みは少し変わってまして、旅館ならボロ宿にしてツッコミながら楽しむのがすきなんですが、都市部のホテルに関してはちょっとした基準があります。



名付けて「独立系ちょいレトロ大型ホテル」


昔は土地では一流と言われたけど、今では外資のホテルが参入、すっかりブームが過ぎ去ったと思いきや、きちんとご贔屓さんに愛されつつ重厚な雰囲気を提供している、大規模ホテル、です。


*地方の大都市に位置する、独立系非チェーンホテル。

*どうやって取得したんだろうと思うくらいの一等地、角地に鎮座する

*大層なネーミングを冠する。「グランド」「キャッスル」「国際」「観光」など。

*親や祖父母の世代が繰り返し思い出を語る程の威厳を備えている(例 私の姉のお式は**国際ホテルで、その時の市長さんもいらしてねぇ 等)

*チャラチャラした若者が寄り付かない、威圧的な雰囲気

*高度成長期に乱立した、ぬりかべのような建物


ぬりかべ、水木しげる先生のあの妖怪です。




例としては、札幌グランドホテル




ホテルキャッスル山形



仙台国際ホテル




東京だと京王プラザホテルもここに入ると思います。オークラ、ニューオータニは敷居が高すぎるので僕にはまだまだ。もう少しくたびれた方が好みか。

プリンス系の古い施設のまま(村野藤吾など)未だにやってる所もそれに当たるのかな。







そして、それらを踏まえて、今回の名古屋でいうと、こちら。



ウェスティンナゴヤキャッスルさま!





元の名前を「国際観光ホテルニューナゴヤ」と言ったそうで、、。僕のルールで言うところのワードが2つも入ってる(笑)


こちらもぬりかべ度は高め。






そして、部屋からは信じられない城の景色が楽しめます。





ここに決めようかと思ったんだけど、一泊17,000円くらいする。予算オーバーなのです。どんなに城を眺めても元を取れる自信がない。ウェスティン、と冠しているので、ウェスティン料金なんでしょうか。僕にしては迷惑な話。(笑)


早く元の国際観光なんとかホテルに戻してほしい。


、、と思ったら、来年ウェスティンと契約が切れるそうです。ありゃりゃ、、次回に期待。


そして、もう一軒の名古屋の雄がこちら、名古屋観光ホテルさま。


こちらに一泊取らせて頂きました。驚きの一泊9,800円。




そしてこの外観。他の追随を許さない、圧倒的なまでの、ぬりかべ感。

ロビーも重厚です。





メインダイニングも重厚。ウッドパネルを多用したデザインが、時代遅れのグランメゾン堅気を伝えています。





(ちょっとうちの店と色合いが似てる)



ここ行ってみようっと。有塩バター、生クリームに飾り切りの野菜。コテコテのエスカルゴなんかが出てくるのを期待してます。


こちらのホテル、過去に何度も両陛下がお泊りになっているとのこと。



古くは名古屋ヒルトンや、近年ではマリオットが新たに進出し、乱立する中で、今も両陛下がお泊りになるのはこちら名古屋観光ホテル。

やはり何か理由があるんでしょうか。松坂屋創業家の伊藤財閥が建てたこのホテル。僕が好きなのはこういう重厚なのに比較的リーズナブルなホテルです。


最近はこういう高度成長期に建てられたちょいオールドホテル、名前だけが変わり、安っぽい内装に間接照明の同じようなデザインに変更され、値段が高くなってしまっています。

それこそ京都なんて古ぼけたホテルの宝庫でした。京都グランドホテル(現リーガロイヤル)、ホテルフジタ(現リッツカールトン)、都ホテル(現ウェスティン)、、。どんどん資本注入が行われています。


リニューアルでいえば星野リゾートなんてのもありますし、新築だとアパホテルが破竹の勢い。

でも、でもですよ。このまま全て上書きされていいものなのだろうか。無難で似たようなのばっかりなんて寂しいじゃないすですか。


個性あるホテルがよりどりみどりだと、個人的には嬉しく思うのです。だからなるべく泊まるようにしています。



渋いホテルありましたらお教えください。





湯河原二日目





二日目は、徹底的に食って寝ようと決めていたので、買い出し以外はなーんにもしない予定です。(初日も何もしてないけど)


朝ごはんを頂いたのが朝8時、食後に憧れの昼寝をする。


普段ならチェックアウトの時間なんだけど、布団を敷きっぱなしでグズグズ過ごす贅沢コース。たまに起きてはテレビに目をやったりして。



というか、湯河原でも奥湯河原はかなり芦ノ湖寄りの内陸。





近所にはコンビニはおろか、飲食店もなーんにもありません。川沿いにポツポツと木造の温泉宿が並んでるだけ。




強制的に寝たり起きたりを繰り返すのみです。あゝ素晴らしきクズ人間生活。



付き合う人に何を求めるかと聞かれたならば、こういうダラダラした時の過ごし方が似ているかどうか?がポイントではないでしょうか。

趣味やライフスタイルも大切ですが、リラックスした時にお互いが自分の懐にどれだけ他人を入れられるか、ココはすごく重要だと思います。

こんな時に行動派の相手だったら無理。「せっかく晴れてるから芦ノ湖行こうよ!!寝るなんて信じられない」なんて言われたら、、、。無理でしょ。




そんなこんなでずっとゴロゴロ。こんなにゆっくりテレビを観るのは久しぶりだけど、気付くと日馬富士の事件ばっかり。





この手のニュース、段々と登場人物が多くなるのは必須なんだけど、そうなるとあんまり把握出来なくなる。貴乃岩も貴乃花も怪しいし、朝青龍とか旭鷲山辺りがゾロゾロ出て来る辺り、見ていて嫌気が差してくる。




テレビを消して迷路のような館内へ。分かりにくい場所に、お庭に出られるドアを発見。


池があって錦鯉が泳いでいます。






迷路の訳が分かりました。斜面に面した土地の真ん中に庭があり、そこをぐるぐる取り囲むように旅館が建っていました。

デコボコの土地を造成せずにどんどん建物を継ぎ足し、今のような迷路になったんだろうか。



庭に隣接して木造の部屋がありました。この棟が最初に建ったんだろうか。後で調べたら部屋に庭付きだと2人で一泊75,000円。僕らのプランの三倍もする。





今の部屋でいいですわ。。。






車を出して湯河原市内に買い出しに出ます。

駅近くにて目を付けていた鮮魚店に寄ります。魚辰さんというところ。来るときに気になっていました。









普通の魚屋さんに見えるんだけど、中は小さな魚河岸みたいになってる。魚を目方で買うとお刺身にさばいてくれるそうです。


せっかく海沿いの温泉地に来ているのに、出て来るお刺身はマグロ、イカ、甘エビ。

こいつら絶対に北極海辺りで獲れたやつに違いない。どうしても地の物を食べたくなりますよね。

揚がったばかりだというイカを一杯と、





赤貝(280円)のを3つほど。




凄いスピードでお刺身にして下さって、1,000円ちょい。(写真撮り忘れ)


銀座で赤貝3つを刺身にしたら、一体幾らするんだろう。
旅館には申し訳ないんだけど、すごく安くて美味しいのです。


旅館の追加できるお刺身は恐ろしく高いのです、、。





どうして一人前が3,240円もするのか。


この鮮魚店のマグロでさえ、1,500円でこんなに入ってるのに!






舟盛りに至っては2万以上もする!松の木も刺さってないのに(笑)





宿に帰って日本酒をやりながら、刺身をつまむ。夕食の時間になり、一旦全てを隠します。


配膳されて驚いたのが、2泊目になって食事が恐ろしく派手になってます、、。





昨日はメインというメインはマロニー入りの鍋位だったのに、今日になって金目鯛の煮付けやら鯛しゃぶ、アワビの踊り焼きが付いてる、、(;´д`)





個人的には初日に派手な感じにして欲しかったです、、、。やはり着いた時にこそ、誰しも期待値マックスな訳じゃないですか。


何とか平らげて、また飲酒。

オジサン御用達、ワンカップに貝柱を沈めて飲む。これが堪らない。


最近は食事の最初にビールを少し飲むくらいで、後は日本酒党になってしまいました。焼肉屋でも熱燗を飲む始末。




昔は親父が飲む日本酒の匂いが嫌いだったのに、行動が全て父親似に変わってきています。


遺伝子の仕業か、単なる同化現象なのか。。理由はともかく日本酒大好きです。


冬場には自分の店でも日本酒やりますよ。お楽しみに!



さて、この後少し眠ったら朝ごはん。布団を敷いたままの上げ膳据え膳は部屋食プランの醍醐味。最近の旅館はお食事処での飲食、下手したらバイキングが主流になってますが、僕は部屋食にこそ、グズグズ過ごせる大前提だと考えています


やっぱり連休は良いなぁ。一日ゆっくりした後にもう1日もある。月に一度だけ、連休を貰えたらとても有り難いです。


火曜日、まあまあ混む日が多いので心苦しいのですが、また月曜〜火曜日で連休を頂いて、色んなところに出掛けたいと思っております。今は長期の海外はいいや。


今度は山形、雪の銀山温泉なんか行ってみたいな。





春は桜の城崎温泉に決まり。





夏は新緑の湯布院!





秋は那須で紅葉を見ながら、、





日本人に生まれて良かった!!




昼にはお店に戻ります。またいつも通り働くとしよう。




湯河原温泉を行く



今日から二泊三日で湯河原です。

高くて贅沢な宿はそりゃいいけど、何となくレトロで突っ込みどころが多い、個性的な宿が好きなので毎回そのような感じのところを狙って予約しております。

予算はいつも、1人一泊で12,000円前後。今回は2人で二泊三日で総計5万円。大体予算内でした。


湯河原の奥、奥湯河原温泉という所の、青巒荘さんにお邪魔しました。


中々渋いお宿は創業90年くらいだとか。今回はあまり写真を撮っていないので、拾いもんで参ります。




高度成長期に建て替えたような外観。川沿いにへばりつくように建てられて居まして、期待が高まります!


お庭を囲むように沢山の部屋が連なっており、ほぼ満室。月曜から凄いですねぇ。

先ずはお風呂に、と言うことで向かったのですが、まあ遠い(笑)

具合の悪い婆さまなら途中で行き倒れになってしまうくらい遠いのです。

長い廊下をひたすら歩きます。



階段を降りまして、また長い廊下。



途中、鋭角に分かれるような所もあり




さらに歩くと今度は地下道。上がったり下がったり、まさにダンジョン。




館内は、団体客利用で景気が良かったであろう高度成長期にバンバン建て増しした感じの内装なんだけど、とてもお掃除が行き届いていて、みすぼらしい感じは全くありません。

随所に杉がたっぷり使われていて、割とシンプルに統一されています。


階段を上がって行くと外に出ます。この日の気温は3度!



ジブリのあの映画のような橋を渡ると遂に、、



滝壺のある温泉に到着!




38メートルだかの滝を横に見ながら入る温泉。鳥が歌い、川のせせらぎが聞こえます。

空を覆う楓は紅葉してないんですよ。温泉の熱のせいか、良く分かんないけど秋なのに新緑の中にいるようで。




いやー、ここの露天風呂は大当たりの予感。本当に行き倒れたのか、お客さんが全然来ないんですよ。客室はあんなに満員なのに不思議で仕方がない。




そしてお楽しみは御飯。




まあ、普通。


予算が予算ですもの、文句言ったら怒られますよ。こうなる事とあらかじめ湯河原のスーパーにて鯵のたたきとかイカ刺しを買っておいたので、合わせて盛り付ける。

イカ刺しには北海道って書いてあるけど、特に気にしない。海は繋がってます。



こんな事なら家のカニも持って来たら良かった。寒い夜に温泉でカニなんて、最高の取り合わせなんだけどなぁ。

とか思ってたら、無性にカニが食べたくなる。今度は日本海側の旅館も行ってみたいな。山形とか秋田、それに山陰地方。



なーんて、お風呂に入ってゴロゴロして、素敵な時間を過ごさせて頂いております。これが水曜の朝まで続くなんて、、。ああ幸せだ。







そうそう、来る途中の湯河原の市街地にて、リサイクルショップの前を通りががりました。

信楽焼のタヌキとか扇風機とかを売ってるような何でもないお店なんだけど、何となく気になって寄ってみたのです。


そうしたら大収穫!!





ゴルフのミニチュアを入れた幅1メートルくらいあるガラスケースを発見。2000円(笑)


旅館に持ち込んだら、部屋の係のお母さんがお給仕の度にチラ見なさる。そりゃそうだよね。


普段からガラスケースに緑のフェルトを貼ってる僕にとって、これ以上の大当たりはない。そして、再び壁に穴を開けて工事が出来る喜び、、。

1号機を偶然代々木上原で見つけてからもう10年。これでショーケースは5つ目になります。アホか。





湯河原よ、ありがとう!


でももう取り付ける壁のスペースが無いんですよ。あるとしたらここか、、、






後ろの壁か、、、。








次は何を入れれば良いのかな。自分の好きなもの入れるのが一番。






まさかね、、、σ(^_^;)





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