ナッツのストック容器を考える
ガラス瓶のナッツを導入して1ヶ月が経ちました。
気持ち悪い壺を介して、お客さん同士でよそい合ったり、受け渡しだったりと、自然でラフな感じがとても良いのです。
壺はベストチョイスでした。
問題はストック容器。壺には一キロも入らないので一晩に2度ほど補充しないといけない。今は耐え難きを耐え、保存容器に入れてますがこれが気に入らない。
なんか、普通じゃんね。夢がないです。
希望は 見た目がレトロで、一度に4キロくらい入って、湿気に強くて取り出しやすくて操作性が全時代的な、、。
更に可能なら、(主に僕が)触りたくて仕方がない雰囲気のモノに囲まれて働きたい。もっと欲を言えば、早く出勤したくなるくらいテンション上げて欲しいのです。
モノにはその位の力があると思う。
検索をかけるも、あんまり良いのがない。ホテルの朝食でシリアル入れるようなやつとか、有りなんだけどイマイチ重みやストーリーがない。
しかもまあまあ高い。3万くらいするよ。
検索ワードが絞り込めてないのか、こうなったら毎度のごとく思いつく限りの検索をかけて、世界の裏側まで探す。だって、ナッツ入れる入れ物なんてそうそう買い換えない、一生モンだから。
キャンディーディスペンサーとかシリアルディスペンサー、豆ディスペンサー、英語でもやってみた。
beansdispenser、の辺りで、かなり波長が合ってきた!!
ドイツのオークションより。巨大すぎてサイズが合わないのと、お値段が9万くらいと高くて断念。
こんなのも置くところないので無理。
そうそう、置けるとしたらこの隙間しかない。カウンターの右端の、、
この部分。
と、サイズも近そうなものがトルコより出ていました!!
パチンコのハンドルみたいなのを回転させるとサラサラっと出てきます。真鍮製、5キロ収納可能。
縦39、奥行き29、幅19とのこと。幅があと3センチ足りない。しかも、日本で買える輸入代行会社が一社だけで、フロリダ経由で(何故?)七万もする、、、。
こりゃ無理だ。
とはいえ、諦めたくなーい!!
この金庫みたいなのからナッツをサラサラっと出したい。そんで、涼しい顔して、あ、可愛いでしょ?とか言いたい。
まずは置くところ、作ってみよっと。
左の柱に犠牲になって頂きました。
500円貯金出来そう。幾ら入るのか考えただけでも恐ろしい。
ガラスの棚板を左に押し込んでみた。
わー、楽勝!諦めなくてよかった、、。結局、設置予定の場所の幅は20センチほど稼げました。
そして、満を辞してクリック。
高いけど、20年で割ったら何とか元が取れそう。
輸入代行会社からメールがすぐに来てですね、到着は8/15頃になる、、らしい。
うぬぬ、2ヶ月も掛かるのか、、。今時なんでそんなに時間かかるの?トルコ行って買って来た方が早そう。
暇なので調べてみたら、この会社はトルコのイズミールという街にショップがあるらしい。
イズミール、イスタンブールから飛行機で1時間。エーゲ海に面した美しい街なんだとか。
イズミールの中心地、公立病院の北側にショップがあるらしく、、、。
ってか、こんな遠くに行きたくないよ。
とにかく、輸入代行会社に高いお金を払いたくないので、このトルコのお店に下手くそな英語でメールをしてみた。「日本に住んでルヨ、アナタのディスペンサー可愛いネ、届くなら買い方教えろ」と。
店舗から買うと3万オーバーで済むらしい。ここがオッケーなら輸入代行のはキャンセルしよう。
ってか、なんでこんなに必死になってるのか、よーく考えてみた。お得意の退行催眠で思い出してみた。(呼吸数を落として、一人でたまーにやるのですが長くて気味悪いのでまた今度)
あっ、あれだ!!!実家のレトロな米びつ。コメを出したり入れたりして、いつも遊んでは母ちゃんが呆れていた。
あれがやりたかったのね、私、、、。
三つ子の魂百まで。恐ろしい。
僕も含めて、大人の欲求って多くは子供の頃の後追いしてるのかな、なんて思うのです。
子供の頃にイメージしたものがアレンジされ、美意識とかって大層な名前がついて、今も追い求めてるのではないか。
特にアートや音楽の方なんか、その傾向が強い気がします。
ならば、トルコの黄金の米びつ。是非とも手に入れたい。誰にも咎められず、盛大にザラザラやりたいところ。
手に入れて、欲求不満の子供時代の僕の供養をしてやらねば。チーン。
追記
トルコのお店から返信があり、送料込みの185ドルで通販可能、という事でした!やったね!