何が言いたいのか、、
樹木希林さん。
言わずと知れた人気俳優。
僕的にはNHKの古いドラマ、「夢千代日記」の菊奴さんが忘れられません。
日本海にほど近い温泉町で、過去を抱いて生きていく女達。被爆2世の吉永小百合を演じる芸者の置屋に身を置く菊奴さんは、物悲しい空気が漂う中で、出てくるだけで観る人を笑わせる演技をなさっていました。
演技力もさる事ながら、そのお人柄なのか、、。 小学校の時の僕は、画面に釘付けになりました、、。
それから長い時間が経ち、ご病気などのニュースも含めて色んな出来事を乗り越えながらも活躍なさっているのは周知の所です。
週刊新潮のネットの記事を読んでおりまして、ある記事が気になりました。
希林さんのお孫さんがパリコレデビュー、という華やかなニュース。言わずと知れたモッくんの息子さんは190センチ超えの長身を活かし、活躍が期待される。
中学からスイスに留学し、高校からアメリカにて勉強をなさっていたそうです。 そこに触れて祖母、希林さんが孫への思いを語るのですが、読んでて、??となりました。
《以下引用》
長男がパリコレでモデルデビュー “おバカな心配”
「きちっとした相談ではないんですけどね」
と語るのは、樹木本人。
「背が高くて、よく家の鴨居に頭をぶつけていたんです。“そんなに大きくなって、何か生かせないかね。外国のモデルさんはどのくらい身長があるのかしら”なんて話をしたの。昔、女優はきれいな人がやるものだったけど、私の考え方は不細工ならそれを生かすという効率重視。別に立派なアドバイスではないんです」
その助言を元に、今回、かわいい孫は順調な滑り出しを見せたわけだが、祖母はこれまで、ある心配ごとに苛まれていたという。
「外国と言ったら、ゲイになるチャンスがいっぱいあるじゃない。おばあさんの私は、そういうおバカな心配をしていたわけ。そしたら、“彼女の家でカレーを作った”と聞いたから安心したんです。私が教えた、普通のカレーをそのまま作ったんだって。ただ、その彼女にはフラれちゃったみたい。私は体が弱くて気立てが悪いもんだから、“丈夫で気立てのいい子がいいんじゃないの”と言っていますけど」
ツッコミどころが多いこの記事は、一体何が言いたいのだろう。
希林さんは既にバアさんだし、口を滑らせたと思うのです。どの親だって孫やひ孫の顔見たいのは本音だろうな。
取り上げた新潮さん、
この記事、一体誰に何を伝えたいのか?という疑問。
当事者からしたら、「そりゃゲイで悪うございましたね」と言うしかない(笑)
こういう巧妙に隠された小さな悪意、のほうが後味が悪い。周りにモヤモヤっと得体の知れないものを撒き散らして、耳目を集める割に何のメッセージもない。
あー、気持ち悪い。やだやだ、っと。
もうすぐ逗子に着きます。変なニュース読んじゃったから浄化してこよう。
皆様は素敵な連休をお過ごし下さい!
- 2018.07.15 Sunday
- 雑記
- 11:13
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- by シンスケ