三橋先生のブログに館山のリンクが!
敬愛して止まない、三橋順子先生。
先生は日本における性別越境(トランスジェンダー)の社会・文化史研究家なのですが、お書きになるブログは毎日欠かさず目を通しております。
本業である性別越境者や性風俗史に加えて、選挙の票読みや地震の分析、サッカー、ラグビーの勝敗予測に至るまで、凡ゆるジャンルを網羅なさっており、その見事な情報収集と考察は鋭く分かりやすい。この世に横たわる膨大な事柄を、同時進行で紐解きながら結論に導く、曼荼羅を360度からスキャンするような思考の持ち主。
そして、それらは研究屋さんに有りがちな論文口調の難解なものではなく(僕は専門用語や横文字を羅列する研究者が苦手)誰にでもわかりやすい言葉と図説や写真を交えてシンプルにまとめられている。
冷静に研究なさっている中にもウキウキした気分が伝わってきて、何より読み物としてとても楽しい。
放送大学とタモリ倶楽部とを足して割ったような切り口。ずっと読めちゃうのだ。
この世界三大曼荼羅脳の持ち主は、レオナルドダヴィンチ、かの南方熊楠、そして三橋順子先生だと勝手に決め付けております。
(皆さん性的マイノリティーとされる人物だったw)
僕は先生のブログを通して、少なくない影響を頂いております。日常のあれこれを数字と資料をもとに紐解き、考察を交えて残すという世にも美しい作業。僕は何の研究者でも無いけれど、自分なりに見たものを体系化して残す喜びを、この「たそがれ日記」から学びました。
そして、僕の根幹に響く甘く切ないテーマである、日陰に生きた名もない女性を日々研究していらっしゃる。折に触れて先生の著書を開くと、ページの上には過ぎた時代のセピア色の景色と白粉の匂いが出現し、僕の胸を甘く締め付ける。
先生こそがタイムカプセルの番人ではないだろうか。
そんな先生が、折に触れて僕のブログにリンクを貼ってくださっています。それもこのところ何度も!!
もうですね、こんなに光栄な事があるかと。どうしてくれるんだと(笑)
例えばですね、ユーミンのカルトなファンが彼女のオールナイトニッポンを聴いているとする。突然、番組内で自分のハガキが読まれたような気分、とでも言うのだろうか。飛び起きて正座して聞く、あの感じ。
その時間だけは、ユーミンは僕だけのモノなのだ。
ああ、なんて嬉しいんだろう!!
ああ、三橋先生。どうしてこんなに波長が合うのだろう?
前世、姉妹だったのでしょうか?
感謝を込めて、過去に書きました先生の著書のご紹介を改めて貼らせていただきます。

是非ともご一読下さいませ。
- 2019.11.22 Friday
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- by シンスケ