55日目 (雨が続きますねぇ)
やる事がないようで、ものすごくあるという発見。如何に今まで、見て見ぬ振りをしてきたのか思い知らされる。
冷蔵庫の卵を入れるところに貯まってる小さなお醤油を大きな瓶に移し替える、とか、色鉛筆を色の順に並べるとか、まだ出したままのファンヒーターを綺麗にして仕舞う、など。やらなくてもいいけどやった方がいい。
そんなのを1日に8つくらいずつ、片付ける生活をしております。丁寧な生活、とも言う。
今日は寝室の、ベランダに出るサッシ。実は長年ブッ壊れていました。
流石の築47年。歴史と同じくらい開けるのも締めるのと重いのです。季節の変わり目にはキーとかガリガリガリとか、けたたましい音がする。
もう慣れちゃってたのですが、慣れって怖い。
構造なんてまるで分からないけど、タダで済みゃラッキーってんでひっくり返してみる。
一枚、多分15キロはあるな。小学4年生の男子位ある。基本裸足で短パンなので足に落としたら終わる。
気合を入れて裏返すと、、、下の溝に車輪が二個ずつ、はまってる。ガリガリガリ側のサッシのは、車輪が固まって動かない。
更にバラしたところ、軸がすり減ってえらいことになっとるやんけ!!
これ、見えますかね。右側のネジが凹んでます。凹むという漢字はここから来たのじゃないか、というくらい凹んでる。
昔、どっかの刑務所で終身刑になった男が、鉄格子に味噌汁を吹きかけては何かで少しずつ削って鉄格子を切った、という話を思い出した。毎日僅か数回の開け閉めでここまで減るのなら、気合入れてガリガリやったら脱獄も出来るわな。
凄いなー、と感心しつつ直さないといけない。きっと部品を探すのが正攻法なんだろうけど、47年前のなんてない確率のが大きい。そして基本ズボラなので、開けない側のと取り替えるというシンプルな作戦。
静止画なんだけど、指一本でカラカラカラと開閉する。
カラカラカラ、、何度もやりつつ快感に浸る。昨今の世の中、2.3万使ったとしてもこんなに幸せな気分になれるだろうか。腹が膨れて、酔っ払って、それもいいけどさ。
カラカラ、、カラカラっと。
便利屋さんとか楽しそうだなぁ。
依頼を受けてね、公営団地とかに行くんです。水道の緩みと、サッシの重いのを治してあげる(左右取り替えるだけw)
スプーンおばさんみたいなおばあさんが「まあ嬉しい!サッシが軽く開くなんてもう何十年振りなのよ!シチュー召し上がらない?ご飯まだでしょ!」
なーんて、仕事にしたらきっと大変なんだろうな、そんなに毎回シチューってのも飽きそうだし、、(そこかよ)
今日は比較的モヤモヤせずに過ごせたので良しとしよう。某女性のツッコミに過剰に頭に来てしまった僕、やはりストレス溜まってたのかも。ごめんなさいね、いつかのあの女性。
とはいえ返信もしていないので、ブログレベルで何か言うのも微妙な距離感ですが、、。
そんな事考えながらまたお店に行く。お掃除と手直しです。
薔薇の垣根から見えるキヌギヌのお向かいのビルの解体現場。もうそろそろ終わりの様子。
何と、真向かいに10階建のビルが建ってしまうのです。ウチが最上顔の5階なので、丁度倍の高さ。
うーん、ベランダつかえなくなるなるじゃん、、。
明日はその辺の話を詳しーく。時間あるので幾らでも書けます。お暇な方はどうぞ。( ^ω^ )
- 2020.05.19 Tuesday
- 雑記
- 20:52
- -
- trackbacks(0)
- -
- -
- by シンスケ