ベランダ その2
背中の痛みも引いてきましたので早めにお店へ。家にいて挫けてしまったら大変です。
リハビリを兼ねて、簡単な作業をしました。電気工事は腰や背中に悪いので、比較的簡単な額の取り付けなどです。
その前にベランダでお茶を頂く。今日の気温は19度。
なんかいい雰囲気じゃん。
ベランダその後ですが、かなり茂って参りました。
前回3/24の写真がこんな感じです。20日間でまた伸びました。
やっと、スクリーンの効果を発揮して貰える時期になりました。お向かいさん、たまに目が合います。流石にそれは困るので、、。
ローズマリー、ちょっと元気良すぎます。今度のパーティーでミネストローネを作るときに大量消費きてやろ。
モッコウバラには、既に花の蕾が。四月中に咲けば嬉しいなぁ。
壁を這わせたピエールドゥロンサールもこの通りお元気!
こちらも蕾が付いていまして、この後秋までバリバリ伸びます。
一気に伸ばして、天井まで行ってもらいましょう。
入り口を開けるとこんな感じ。
奥のグリーンが眩しいです。京都の坪庭効果、真似をしております。
さて、額を少し増やしました。ソファ後ろの壁です。
ロートレック三連発です。
左のオッさんの後ろ姿の絵、ブリュアンという歌手のポスターでして、シャンゼリゼ界隈で大人気だった小屋の興行ポスターだそう。
右の写真はロートレック自身の写真、こちらはムーランルージュ前で撮影とのこと。キャンバスが見えます。
そしてこの黒猫。
こちらの方が見やすいかな。
画家志望であったロドルフ・サリが開店したシャノアールというピアノバー。
1881年モンマルトルにて創業のこのバーはピアノに合わせてシャンソンや詩の朗読、ダンスなどに興じた、芸術家の集まるお店だったそう。
先ほどのオッさん、ブリュアンもここの目玉歌手だったとか。
4年後の1886年、静かな環境を求めてラヴァル通り12番地に移転すると、店の一角に影絵専門の上演設備を併設した。
工夫を重ねて多色化した専門の照明を用いた影絵、上演に際しては朗読者、歌手、楽団員などの大人数を投入して大ヒットし、翌年以降店以外での巡業を始めた、とあります、、。
なんか似てるな。(生意気ですが)
その巡業の時のポスターがこれです。紋章の中には「歓喜の丘モンマルトル」とあり、引越しの時には大行進をして、このデザインの旗まで作ったとか、、。賑やかな話だけど、ホンマかいな。
そんなエピソードを踏まえて、あやからせて頂きます。
生意気だけど、他人とは思えないw
そういや日曜の夜中にフランス人の若い男性6人組がいらしたんです。
今度マラケシュに新しく建て替えるイブサンローラン美術館の立ち上げチームらしく、最初は怖かったんだけど、何やら話を聞くとシャンソンが歌いたいとかで。
そうなりゃこっちのもの。何でか大抵のメロディとコードは頭に入ってるので、伴奏してあげたら大喜びで、随分褒めて貰いました。
きっと、旅先の醬油味に飽きたフランス人にとって、少しだけバターの香りがしたのかな。本国からお越しの方には大抵受けます。
こんなアジアの端っこの島国で何やってんだろ、といつも思うんだけど、好きなものはしょうがない。日本もフランスもアルゼンチンも、他の国も全部カバーしてあげます。かかってこいや!
ベルエポックの頃のシャノアール目指して今夜も頑張ろう!
そして、お手洗いの絵も一新。
清家さんが僕の誕生日に描いてくださった絵です。随分遅くなりましたが、やっと収まりました。
クマですね、私かな、、、。
また、内装を少しずついじります。
だって、春ですもの。
- 2017.04.12 Wednesday
- 園芸関連
- 15:40
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- by シンスケ