ワクワクホテル選び



少しご無沙汰してしまいました。年末は輪をかけて忙しくさせて頂いてます。

大宮の鉄道博物館に行った日からチャンネルが切り替わったようで、毎日起床10時の1日7時間睡眠という健康的な生活を送っています!(以前は1日平均13時間寝てたよ)


年末年始を乗り切った後には、1年ぶりの帰省。毎回ホテルを取って帰省するという勿体無いプランで臨むのですが、僕みたいな自宅と店の往復ばかりの人間にとっては、たまにホテルに泊まる事がどれだけ気分転換になるか!!


出張族の方の話を聞くと、「えー、代わってほしい」と、真剣に思ってしまいます。実際やったら疲れるんだろうけど、、。


京都に2泊して、そのままお伊勢詣りに行き、お札を納めてから名古屋。名古屋で一泊して金曜夕方にお店に戻る計画です。


ああ、ホテルに3泊も出来てしまう、、。憧れのホテル暮らしの四日間。


京都では、駅のそばの新阪急ホテルを取りました。駅から徒歩2分。実家まで歩いて15分位か。


京都タワーのすぐ横にあります、何の変哲もないホテル。





ビジネスホテルでもなければ、大型ホテルでもない。もちろん新しくもない。

どうしてここを選んだか、というと、遥か昔の僕が19か20歳の頃に、ここの一階の喫茶店にお邪魔したある日のこと。

デートの前だか何かだったかな。あんまり覚えてないんだけど。

まあ、若いから結構頑張って、勇気を出して入ったんですよ。ホテルのロビーの喫茶店なんて1人で入った事なかったけど、背伸びしたかったのかな。


このガラスの部分が喫茶店になります。





入店してしばらくして、ホテルの人に「シッシッ」ってされたの。本当に野良犬にやるみたいに。今でもなんでかわからないんだけど(笑)

なんかもう、悔しくて恥ずかしくて、今ならお茶飲みにきたって伝えたらいい話なんだけど、その時は「ああ、泊まってないからダメだよね」と慌てて謝って逃げ帰って来たの。


今回は22年ぶりにリベンジして来ます。


今でこそ、帝国だろうがパークハイアットだろうがお茶くらいなら出来るようになりました。

けど、この新阪急ホテルの喫茶店だけは今でも世界一敷居が高い喫茶店なのです。ここを乗り越えないと前に進めない。

トラウマを克服する為に、それも2連泊もして堂々と入り、コーヒーに腹の膨れないサンドウィッチなんかを頼んだりして、しかも大人だからサクランボを残したりしちゃう。

何て大人な振る舞いなんだろうか!




お会計はもちろん部屋付け。サインをサラサラっとして、ごちそうさま。美味しかったです。


ああ、考えただけでも大人な佇まい。これでやっと前に進めます。

でも、、、もし出て来たらサクランボ食べたいなぁ。食べるんだろうなぁ。






まあ、そんなこんなで実家とホテルを行き来しながら一頻り京都で過ごしたら、そのままお伊勢さんに行きます。大好きに誰も乗っていない近鉄特急で、お供は駅弁、そしてゆで卵と缶のウーロンハイ。これも決まってます。








去年と全て同じ行動パターン。いや、それで良いのです。変に冒険して万が一、外しでもしたら困る。


僕は一軒のご飯屋さんにつき、ほぼ同じメニューしか頼みません。同じがいい。



さて、お伊勢さんからのルートがいつも悩みます。京都に戻ると距離的に遠回りなのでイマイチ。大阪も時間なし。伊勢志摩に一泊も良いけど、何もない(汗)

とはいえ憧れの志摩観光ホテルはまだ20年早い。風格も、お値段的にも。






いつか、万俵家のあの人達みたいにラメールクラシックで伊勢海老のアメリケーヌ、伊勢海老のスープとアワビのバターソースとを、3食連続して食べるのが夢なんだけど。痛風なんて怖くない。





伊勢海老のクリームスープ 3,000円




伊勢海老のアメリケーヌ 10,000円




鮑のステーキ 12,000円




多分、本当に三食食べてお酒飲んだら宿泊込みで20万くらいすると思う。


いつかの日、に取っておこう。



そこで、今回はそのまま名古屋に入ることにしました。近鉄特急で一本です。


名古屋のホテル、また迷います。なんせ、安いのから高いのから、旅館にボロ宿まで沢山ある。

今回はホテルライフなので、旅館は除外。安くて風情のあるホテルがいい。

僕の好みは少し変わってまして、旅館ならボロ宿にしてツッコミながら楽しむのがすきなんですが、都市部のホテルに関してはちょっとした基準があります。



名付けて「独立系ちょいレトロ大型ホテル」


昔は土地では一流と言われたけど、今では外資のホテルが参入、すっかりブームが過ぎ去ったと思いきや、きちんとご贔屓さんに愛されつつ重厚な雰囲気を提供している、大規模ホテル、です。


*地方の大都市に位置する、独立系非チェーンホテル。

*どうやって取得したんだろうと思うくらいの一等地、角地に鎮座する

*大層なネーミングを冠する。「グランド」「キャッスル」「国際」「観光」など。

*親や祖父母の世代が繰り返し思い出を語る程の威厳を備えている(例 私の姉のお式は**国際ホテルで、その時の市長さんもいらしてねぇ 等)

*チャラチャラした若者が寄り付かない、威圧的な雰囲気

*高度成長期に乱立した、ぬりかべのような建物


ぬりかべ、水木しげる先生のあの妖怪です。




例としては、札幌グランドホテル




ホテルキャッスル山形



仙台国際ホテル




東京だと京王プラザホテルもここに入ると思います。オークラ、ニューオータニは敷居が高すぎるので僕にはまだまだ。もう少しくたびれた方が好みか。

プリンス系の古い施設のまま(村野藤吾など)未だにやってる所もそれに当たるのかな。







そして、それらを踏まえて、今回の名古屋でいうと、こちら。



ウェスティンナゴヤキャッスルさま!





元の名前を「国際観光ホテルニューナゴヤ」と言ったそうで、、。僕のルールで言うところのワードが2つも入ってる(笑)


こちらもぬりかべ度は高め。






そして、部屋からは信じられない城の景色が楽しめます。





ここに決めようかと思ったんだけど、一泊17,000円くらいする。予算オーバーなのです。どんなに城を眺めても元を取れる自信がない。ウェスティン、と冠しているので、ウェスティン料金なんでしょうか。僕にしては迷惑な話。(笑)


早く元の国際観光なんとかホテルに戻してほしい。


、、と思ったら、来年ウェスティンと契約が切れるそうです。ありゃりゃ、、次回に期待。


そして、もう一軒の名古屋の雄がこちら、名古屋観光ホテルさま。


こちらに一泊取らせて頂きました。驚きの一泊9,800円。




そしてこの外観。他の追随を許さない、圧倒的なまでの、ぬりかべ感。

ロビーも重厚です。





メインダイニングも重厚。ウッドパネルを多用したデザインが、時代遅れのグランメゾン堅気を伝えています。





(ちょっとうちの店と色合いが似てる)



ここ行ってみようっと。有塩バター、生クリームに飾り切りの野菜。コテコテのエスカルゴなんかが出てくるのを期待してます。


こちらのホテル、過去に何度も両陛下がお泊りになっているとのこと。



古くは名古屋ヒルトンや、近年ではマリオットが新たに進出し、乱立する中で、今も両陛下がお泊りになるのはこちら名古屋観光ホテル。

やはり何か理由があるんでしょうか。松坂屋創業家の伊藤財閥が建てたこのホテル。僕が好きなのはこういう重厚なのに比較的リーズナブルなホテルです。


最近はこういう高度成長期に建てられたちょいオールドホテル、名前だけが変わり、安っぽい内装に間接照明の同じようなデザインに変更され、値段が高くなってしまっています。

それこそ京都なんて古ぼけたホテルの宝庫でした。京都グランドホテル(現リーガロイヤル)、ホテルフジタ(現リッツカールトン)、都ホテル(現ウェスティン)、、。どんどん資本注入が行われています。


リニューアルでいえば星野リゾートなんてのもありますし、新築だとアパホテルが破竹の勢い。

でも、でもですよ。このまま全て上書きされていいものなのだろうか。無難で似たようなのばっかりなんて寂しいじゃないすですか。


個性あるホテルがよりどりみどりだと、個人的には嬉しく思うのです。だからなるべく泊まるようにしています。



渋いホテルありましたらお教えください。





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