民宿のすすめ(伊豆白浜)
去年の今頃、全く同じ内容の日記になります。毎年、同じ民宿に行って変わらず同じ事しておりますので(汗)
昨年の日記おら、あまちゃんになる、の巻
夏の恒例、伊豆下田近くの民宿にお世話になっています。今年も二泊三日の旅です。一泊6000円なり。
伊豆白浜といえば、ちょっと伊豆好きの人なら知っている、伊豆随一の大きな砂浜と綺麗な海を湛えた名所であります。
僕はここが好きで、この10年、ほぼ欠かさずお邪魔しております。
民宿の前には砂浜と岩場があり、いつも砂浜で泳いで飽きたら岩場に行って貝取
りをするのが恒例になっております。
貝をひたすら獲りまくり、民宿で味噌汁にしてもらうのです。ゴクリ。
狙うのは松葉貝という種類の一枚貝。トコブシよりも小さく、商品価値がないのでいわゆる「雑貝」と呼ばれ、こういう観光地ならば食べる分なら取っても問題ないようです。(民宿の方に相談してちょ)
お金がかからず、日焼けするなら手持ち無沙汰にならず全身コンガリと焼けるうえ、煮たり味噌汁にするととても美味しい。こんなに楽しいアトラクションが他にあるでしょうか。あるなら教えてよ。
宿から見える海。天気が悪いので写真とちと違いますが、大体こんなんです。
目指すはこの岩場。昨日に続いて二日目。
まずはこの平穏な潮溜まりから。松葉貝はいますが、割と小さめ。岩の隙間を探します。
まるでアウストラロピテクスの行水みたいになってます。僕が通行人なら、なるべく関わりたくない、、、。(服着てますよ)
急な崖を分け入ると、このような岩場に突き当たる。映画ファンでなくとも「東映、、」と呟いてしまう、岩と飛沫。
こーいうところから少し入った潮溜まりに、ターゲットは生息しております。
ほら、いたいた。割とまとまって生活なさっています。
小粒には目もくれず、ひたすら大物狙いです。昨日の一番大きいのは、トコブシ並の大きいのも。
大きいのだけ、少しづつ獲るのがマナー、というか自主規制。根こそぎはいけません。
こんなに獲れたよ。ほらほら、逃げるんじゃない。
とはいえ、もっと大物が欲しい、もっと危ないあの岩場に行きたい、、、。ギャンブルにも似ているこの貝獲り、どんとん白目を剥いて危ないエリアに突っ込んで行きます。もう止まらない。
最後は大波が来る岩場に飛び込んで(さっきの東映のところ)海から泳いで貝を剥ぎ取る。もうそろそろ命の危険が、、。
宿に戻り、風呂場でしっかりぬめりを取ります。
味噌汁と煮貝にしてもらいました。
これは旨い!文句なしに旨い。一日の労働と収穫、そして自然に感謝ながらひたすら喰らう。何とシンプルな一日の終わり。
お刺身や伊勢海老も美味しいのですが、貝がメインになりがち。そりゃ仕方ないよ。自分で手に入れたんだから。(この刺身は激安、しかも伊勢海老はサービスですって!)
はい、ご馳走様でした!食べ過ぎだけれど全く懐は痛まない。偉大な海の恵みよ。
毎晩この調子で、飽きずに貝尽くしです。あー、タダって素敵。
皆様も、琴線に触れた方は是非どうぞお試しください。
- 2014.08.27 Wednesday
- 旅行記
- 16:37
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- by シンスケ