民宿のすすめ(伊豆白浜)



去年の今頃、全く同じ内容の日記になります。毎年、同じ民宿に行って変わらず同じ事しておりますので(汗)

昨年の日記おら、あまちゃんになる、の巻




夏の恒例、伊豆下田近くの民宿にお世話になっています。今年も二泊三日の旅です。一泊6000円なり。

伊豆白浜といえば、ちょっと伊豆好きの人なら知っている、伊豆随一の大きな砂浜と綺麗な海を湛えた名所であります。



僕はここが好きで、この10年、ほぼ欠かさずお邪魔しております。


民宿の前には砂浜と岩場があり、いつも砂浜で泳いで飽きたら岩場に行って貝取
りをするのが恒例になっております。

貝をひたすら獲りまくり、民宿で味噌汁にしてもらうのです。ゴクリ。


狙うのは松葉貝という種類の一枚貝。トコブシよりも小さく、商品価値がないのでいわゆる「雑貝」と呼ばれ、こういう観光地ならば食べる分なら取っても問題ないようです。(民宿の方に相談してちょ)

お金がかからず、日焼けするなら手持ち無沙汰にならず全身コンガリと焼けるうえ、煮たり味噌汁にするととても美味しい。こんなに楽しいアトラクションが他にあるでしょうか。あるなら教えてよ。



宿から見える海。天気が悪いので写真とちと違いますが、大体こんなんです。



目指すはこの岩場。昨日に続いて二日目。




まずはこの平穏な潮溜まりから。松葉貝はいますが、割と小さめ。岩の隙間を探します。

まるでアウストラロピテクスの行水みたいになってます。僕が通行人なら、なるべく関わりたくない、、、。(服着てますよ)




急な崖を分け入ると、このような岩場に突き当たる。映画ファンでなくとも「東映、、」と呟いてしまう、岩と飛沫。




こーいうところから少し入った潮溜まりに、ターゲットは生息しております。



ほら、いたいた。割とまとまって生活なさっています。






小粒には目もくれず、ひたすら大物狙いです。昨日の一番大きいのは、トコブシ並の大きいのも。




大きいのだけ、少しづつ獲るのがマナー、というか自主規制。根こそぎはいけません。


こんなに獲れたよ。ほらほら、逃げるんじゃない。





とはいえ、もっと大物が欲しい、もっと危ないあの岩場に行きたい、、、。ギャンブルにも似ているこの貝獲り、どんとん白目を剥いて危ないエリアに突っ込んで行きます。もう止まらない。


最後は大波が来る岩場に飛び込んで(さっきの東映のところ)海から泳いで貝を剥ぎ取る。もうそろそろ命の危険が、、。


宿に戻り、風呂場でしっかりぬめりを取ります。






味噌汁と煮貝にしてもらいました。








これは旨い!文句なしに旨い。一日の労働と収穫、そして自然に感謝ながらひたすら喰らう。何とシンプルな一日の終わり。


お刺身や伊勢海老も美味しいのですが、貝がメインになりがち。そりゃ仕方ないよ。自分で手に入れたんだから。(この刺身は激安、しかも伊勢海老はサービスですって!)




はい、ご馳走様でした!食べ過ぎだけれど全く懐は痛まない。偉大な海の恵みよ。



毎晩この調子で、飽きずに貝尽くしです。あー、タダって素敵。

皆様も、琴線に触れた方は是非どうぞお試しください。









近代日本のイケメンを紐解く(華族編)


評判がいいのでまた書きます。今回は華族限定。



華族男性に、今の感覚でいうイケメンはいらしたのか。

当然、庶民より遥かに豊かでいらっしゃる華族の皆様、現代でのイケメンとまではいかなくとも、サッパリとしたお顔の方が多いんだろうなという先入観を軽く打ち砕かれた、かなりの非美男子具合。(失礼)


公家華族では瓜実顔というか、公家顏というか、かなり緊張感のある御真影が並ぶ。かといって武家華族についてもゴリラ風やモヤシのような風貌の方が沢山。


想像の域を脱しない僕の勝手な推測ですが、仮説を立ててみました。


◆当然ながら、現代との美意識の変化
◆とにかく枚数が少ないから仕方ない
◆写真自体の撮影も貴重、かなり緊張した表情のまま撮影された
◆良家同士、近親結婚を重ねられた結果のお顔立ち



にしても、常日頃から沢山の枚数のお写真を拝見して、このネタ用にと僕が保存したのがほんの数枚という事実に驚きを隠せない。かなり効率が悪いじゃないか。


戦後は、結婚の絶対条件が良家であることよりも自由恋愛に移行して来ているので、お血が薄まることは自然の流れなのでしょう。

まあ、能書きは置いておいて早速いきます。


有栖川宮威仁親王 1862-1913

前回も登場の親王殿下。別アングルからでございます。安定のイケメン感。

大正天皇の教育係もお勤めになるも、元々お体が弱く、満51歳没。



陸奥広吉 1869-1942(伯爵 陸奥宗光の長男)

伊藤博文内閣の外務大臣である父、陸奥宗光の長男。後年は鎌倉女学院の校長を務められる。奥様はイギリス人。





かなりの端正なイケメンであります。お母様も前回登場の美女、陸奥亮子。




広吉さん、後年の写真だととてもハーフ風の顏立ちに見受けられます。どうしてかな。




牧野伸顕 1861-1949(伯爵)


元々、大久保利通の息子さんだったんですが、義理の従兄弟の牧野性に変わる。
麻生太郎氏の曾祖父さんに当たるお方。

現代風で涼しげなお顔立ちです。





徳川頼倫 1872-1925 (公爵家 紀州徳川家15代当主)


まあ特別イケメンと言うわけでないんでしょうが、こういう聡明そうなお顔立ちのかたがが意外と少ない。大変失礼だけれども、数百年に及ぶ近親結婚、政略結婚というのは誠に特徴的なお顔立ちの方が生まれるのだと、改めて思います。




徳川厚 1874-1930 (男爵 徳川慶喜4男)

慶喜公四男のお坊ちゃん。ナイーブそうと言いますか、頼りなさげな感じが致します。ジャニーズのグループの後ろのほうにいらしても、すぐ溶け込みそうです。世が世なら「男爵推し!」なんて言われてるかも。





勝精 1888-1932(伯爵 徳川慶喜10男)

こちらも上の坊ちゃんの弟さん。この方は生後勝家(勝海舟の)と養子縁組。
バイクやビリヤード、写真に興味を持ち、自宅敷地内に鉄工所を作って1000ccの国産バイクを制作するなど、中々の型破りな伯爵。バイク工場の職人さんは後に時代が下り、川崎重工業へと至ります。

元祖オイリーボーイ。カッコええやんけ!





奥平昌遇 1855-1884(伯爵 豊前中津藩9代藩主)

廃藩置県により東京へと居を移し、慶應義塾へと入学する。福沢諭吉の進めにてアメリカに留学するも、30歳の若さで亡くなる。






伊達宗基 1866-1917(伯爵 伊達藩14代藩主)

伊達藩最後の藩主。着物こそ着ていますが、渋谷辺りに居そうな風貌。




柳原前光 1850-1894 (伯爵 藤原北家の支流、柳原家)

最近朝ドラで流行りの柳原白蓮の父上。甘いマスクと元祖アヒル口に似合わず、18歳の頃には戊辰戦争にて東海道鎮撫副総督を命ぜられている。

彼の妹は明治天皇の側室である柳原愛子なので、大正天皇の叔父にあたる。






万里小路通房 1848-1932 (伯爵 万里小路27代当主)


イギリスに留学していたという国際派。お顔立ちは本当にイケメンであられます。少し頭が淋しく感じます。世が世ならば僕の病院をご紹介差し上げたのに。






松平慶荘 1867-1930 (侯爵 越前松平家18代藩主)

もう、眼がキラキラしています。プリクラで撮ったみたいだ。ドイツとイギリスに留学なさっていたそうです。これは正にお育ちの良いお顔でございます。






小笠原章二郎 1902-1974 (子爵 小笠原藩主 小笠原長生の次男)


この方の兄は映画会社を経営するために家督を継げず、次男のこの方はも俳優になる為に家を捨てました。小笠原家も大変です。彼が演じたコミカルな白塗りの殿様役が、後の志村けんのバカ殿役の源流なんだとか。なるほど、殿様がバカ殿様役とは因果な話ですが。





んー、少し見てまいりましたが、僕的にはやはり前回登場した山田英夫伯爵ですかね。(薩摩千恵子の父上、松平容保五男)やっぱこっちの方が正統派イケメンですかね。海老蔵にも若干似ていますかねぇ、、。


ご兄弟で。



アップ





よって、第二回、近代日本のイケメン大賞は山田伯爵に差し上げることに致しました!!

おめでとうございまーす。(虚しい)





おまけ


小松宮彰仁親王 1846-1903


こんな写真が残っています。



この側頭部から後頭部にかけてのお写真、何に使うのでしょうか。

ちなみにこの宮様、かなり変わっていたそうです。

当時の宮内大臣秘書官には、【聖上の御厳格に反し皇族方はとかく御品行よろしからず、恐れ入るなり。
なかんずく小松宮彰仁親王はわけてのことなり。】とまで書かれています。


ちなみに、夫人の彰仁親王妃頼子さまはヨーロッパに外遊された際、ブランドのドレスや宝石を買い漁りまくり、明治天皇からこっぴどく叱られています。


彰仁親王妃頼子さま。これがお似合いならまだしも、、、。






おしまい

誰かに取られるくらいなら、、


お向かいのドトール四階さん、去年末より移転したいと大騒ぎしていた物件。

説明し易い角地、伊勢丹まで見渡せる認識性の高さと今と変わらない目線に豊かな並木。僕の中ではこの数年でみた物件の中でも最も理想的でした。

破断になったのが4月の頭頃、あれから時は流れ、、。


一昨日から工事が入っていましたが、今日見上げたらマッサージ屋さんになっていました。





無残にも窓が塞がれています。(もったいないなぁ)飲食店としての応募もなさっていたので、誰かに取られるくらいなら元通り事務所でも入ってくれたら、、なんて何の役にも立たない祈りを捧げていました。これでやっと忘れられます(笑)


あーあ、幻の図面。まだ持っていますよ、捨てられないラブレター。






忘れられない別れた恋人を街で見かけたら、ベビーカーを押してすっかり幸せそうにしている。複雑ながらも祝福するような、なんかそんな気分。


これであなたの事が忘れられそうです。ウフ。


今の店を愛してあげようと、シンクの下水管にワイヤーを通してあげました。手作りのブラシ付きでパイプをゴシゴシ磨き上げる。

おっと、何やら言いたげな感じ?


「ゴボゴボ、、、ゲロッ!!」


(はいはい、僕も愛してますよ!汗)




わたくしの夜ご飯(寝る前の食事)



前にも書きました通り、最近食欲がありません。いや、いい意味でなんですけど。

正しくは食欲がないというよりも、脂っこいモノや炭水化物(胃で膨らむ)がダメのようです。

ここ数年でこんな事は始めて。体重も少しづつ落ちてきたのですが、段々怖くなって来た。というか、やはり体の為にも食べずに寝るのは良くないと思い始める。


では何を食べるか。深夜帰宅のこの家業では、夜の食事は意外と選べないのです。あるのはコンビニとか、チェーンのご飯屋さん。


そこで!!




ファミリーマートの春雨サラダと、別で買っておいたピータンとパクチー。
自分でトッピングして、レモンを絞って食らう。ひたすら喰らう。

口の中は一瞬で常夏の国タイランドへと誘われます。サッパリ。


最近はこれを週に3度ほど頂いています。暫くはこれだけでいいかも。



そして、睡眠薬を少しだけ飲んで、本を読みます。(お酒は飲んでませんので。)いつも知らない間に眠りに落ちています。


クーラーも要らない。お腹が減って目覚めます。ああ、快適。


朝はしっかり野菜と、少しの肉と炭水化物とを頂いておりす。

最近、体のリズムが益々整って来たようです。今まで食べ過ぎ、寝過ぎ、酒の飲み過ぎ。体にとってはもっと少しのエネルギーで充分だったのかも。

今までは取り込み過ぎて疲れてたのですかね。


なんせ元気が余って居ります。どうしようか。

ガオーー!


お休みなさい。




美男美女の家系図を辿る



以前、近代日本のイケメンを紐解く、というブログを書きましたが、今回は一人の美女を巡る父方の家系を勝手に辿ってみました。

昨夜ネットを見ていると、ある美女に目が止まりました。

薩摩千代子さん(1907-1949)




彼女は伯爵家令嬢で、カンヌの美人コンクールで優勝したり、フランス「ヴォーグ」誌に何度も掲載されるなど、元祖国際派の美人だそうです。


ご主人は薩摩治八郎、バロン薩摩というニックネームの大富豪で、日本橋の木綿問屋に生まれフランスに渡り、藤田嗣治などのパトロンをしていたという人物。
18歳当時の一ヶ月分の仕送り額が現在の貨幣価値で3000万円もあったというから驚きます、、。


いつの時代も美人を射止めるのは大金持ち、ですわな。


ふと思ったのが、この美人のご両親も見目麗しいのか?という疑問。

ご母堂のお写真が見つかりませんでしたが、父方のお写真が手に入りました。

女性は父方のお顔に似るというお話をよく聞きますので、父方の方向で探ってみます。

山田英夫伯爵(松平容保 五男)




これは超イケメンでないですか。現代にいらしても全く引けを取らない正統派イケメンであります。流石は元祖フレンチヴォーグモデルの父君。


さらに遡り、この伯爵のお父上は、といいますと、、

松平容保(陸奥国会津藩九代藩主)
言わずと知れた幕末の志士であります。会津藩最後の藩主にして京都守護職。




やはり丹精なお顔立ちでいらっしゃいます。夏目漱石にも似てらっしゃいますね。んー、流石。

良いお顔というのは一代にして成らず。馬や犬もそうであるように、血統が大切なのですねぇ(畜生と一緒にしては失礼か。)


素直に羨ましいわ。





おまけ(終戦記念日に因みまして)



うちの家系は、、、といいますと、、。

この中に若き日の祖父が居ります。ある海軍の教育機関で教鞭をとっておったと聞きます。

戦後は平穏に暮らしていたそうです。






えー、どの人かは内緒にしておきます、はい。(汗)



久しぶりの嫉妬、、。



今夜はお盆最終土曜とあって、お客さんが早めに引いたので、昨夜オープンしたタケくんとアミちゃんのお店に。


たけくんは、元々パスザバトンというアンティークのお店の店長さん。妻夫木聡をワイルドにした風貌。スープストックトウキョウも同じ会社であります。アミちゃんはとても良く知る近所のお店の元スタッフさん。後藤久美子に似ております。



クラリネットを分解してトートバッグに詰め込み、しょうじくんと乗り込む。何でもこちらにはピアノがあるらしいのだ。

着いたのは、二丁目程近くの柳通り沿いの二階。







美男美女が迎えてくれます。んー、さすがおしゃれ。オープン二日目にしてかなりの貫禄がある。


この安定感こそ、居心地の良さに通じるもの。久々に嫉妬します。

漆喰を塗り込めた壁に高い天井。例えて言うなら古い学校の理科室のような落ち着き、懐かしさがある。これはたまらん。


そして、ピアノ!!





クラリネットを組み立て、二人で弾きまくりました。よく響く。

古いシャンソンやらジャズ、何から何まで吹きまくって帰ってきました。


二人で帰り道、いつもの分析。やはり広い店のよさはあるよね、うんうん。でも、何処でも言い訳じゃない。場所によるし、招く人の華があるか。我々は美男子ではない、毛むくじゃらのオッさんだけど芸はあるから大丈夫さ、そんな会話が止まらない。

トラック販売の激辛ケバブを喰らいながら更にボヤく。


ライバル店なのと僕のお気に入りなのであまり教えたくはないのですが、行きたい方は僕から紹介します。(笑)


いやはや、全くすばらしいお店です。(僕はBARにかけてはナルシストで辛口なので、義理では他店の高評価はまずしません)



また刺激を受けました。良い店って何だろうか、言葉に出来ないけれどいつも考えさせられます。



明日も目の前の出来ることを頑張ろっと。

謎のシンプルライフ開始。



体調がある日を境に良くなる事ってありますか?




実は最近、ものすごく調子が良いのです。
今年に入ってからの長い不調が七月ごろに突然終わり、調子が良くなりました。


去年の末から今年の頭にかけて、移転の問題で振り回され続け、神経もお金もかなり使い、スカスカになっていました。

新しいお店に照準を合わせ過ぎたために、今の四階の店に対する愛情が失われてしまい、そのせいでバランスが崩れてしまったのか。お店に行くことが怖い時期もあった。

イタリア旅行の前後も、そして旅行中も実は調子が良くなかった。旅行で調子が良くないなんて本当に始めてで、辛かった。


あまりに気分が悪いもんで、しょうじくんと二人で花園神社にお祓いに行ったり、霊能者さんに鑑定してもらったりもしました。

病院で薬をもらったり、本も沢山読んだけど、変わらなかった。よく「心が風邪を引いたような」って喩えがありますけど、まさにそんな感じ。

何をしても心は晴れないままだったのですが、、。


七月頃、ある夜にたくさんお酒をご馳走になり、ここ数年で一番酔った挙句に粗相してしまった。その二日酔いが引いたと同時に、あのザワザワした不安が無くなっていました。

今でも不思議で仕方ないのですが、何か悪いものがコロッと出ちゃったのか、その日以来憑き物が落ちたみたいに調子が良いのです。

同時に、食欲が常識的な範囲に戻り(前はお腹いっぱいでももう一食食べたりしてました)体重も緩やかに減っています。お酒も欲しくなくなって、仕事中も殆ど飲まなくなりました。(しかも飲んでいない事がバレていないという、、)睡眠も深く、前ほどカリカリせず、ただ穏やかな日々。

ある夜に大量に吐いただけなのに、概ねの心配事が全て同時に改善しつつあります。何かコロンと出たに違いない!


こんな事ってあるんでしょうか!?


そして、色々な無駄がバカバカしくなってきました。今までのドカ食いや無駄使いまでもが削ぎ落とされたんでしょうか。突然色々な事が気持ち悪いな、、、と感じ始める。

結果として節約生活なぞ始めてみました。これは思いつきなんですけど。

一日三千円生活、です(笑)

公共料金や家賃など、あらゆる支払いを済ませ、財布の中を二つに区切ります。
三千円入ってるコーナーと、非常用コーナーの二つ。非常用コーナーには二万円が崩して入っています。

一日三千円で生活し、足りなければ非常用コーナーから補充し、余ったら非常用コーナーに戻す。スイカなんか使っても、現金と同じように三千円から引いておく。毎晩、残金を清算してスマホのカレンダーに書き込む。

これだけなんですけど、お金を使う時に本当に必要なのか、よく考えるようになりました。これは良いことだ!

普段、晴れているのにタクシーに乗ったり、夜中に寿司食ったり、Amazonで読みもしない本を買ったり、考えずに服を買ったりそういう無駄が無くなりました。むしろ三千円が余る、余る、、、。

同時に、凄い勢いでお金が貯まります。当たり前だけど。


とはいえ、これはサバイバルゲーム的な感覚でして、今の体調にあっているからやってるだけなのです。修行僧みたいでなんか気持ち良いのです。

本来、僕はドケチではないので必要があって使う時はパーッと使います。

貯まったお金は更なる移転資金に、それとも何かまたパーティーでも、、。

店のトイレを治すのも有りかな。


しばらくはシンプルライフで参ります。



、、いつまで続くか(´・_・`)


昭和レトロ探訪 葉山御用邸前の某食堂


今日は葉山に来ております。毎年恒例の海のそばのカフェでピアノを弾く、夏の行事。

葉山に行く日には店に泊まってから参ります。どうやって泊まるかってですか?

それは店の床にピクニックシートを敷いてですね、、。(以降、自己規制)


何だかんだで昼過ぎに葉山に到着。



カフェでピアノを弾きます。ひたすら、ダラリと弾きます。これがなかなか良い。

新宿とは違う緩い空気がそうさせるのか。あらゆる物質の分子が軽やかなような、そんな感じさえする。


こちらのピアノは僕の自宅から移動して持ち込みました。かなり軽い音です。






さてさて、某食堂。

カフェから歩いて1分の所にあります。かなりの年季の入った外装。

気になり出してから既に四年も経ってるもんね。いつもの「また通ったら」では間に合わない可能性の方か大きい。ので意を決して入店。

こんなに暖簾が重く感じる事もそうそう無いのだが。




入ると、老夫婦がこちらを一瞥、ゆっくりと立ち上がられた。

こんな事言うのも憚られるのですが、かなり面倒臭そうにお見受けするし、かすかに「あーあ」、と仰ったような気もする、、、


そう、レトロ探訪はこうでないと!


店内盗み撮り。おー、年季入っとるなぁ!




黒板には手書きメニューの数々。しかしここはやはりラーメンと行きたい所。

僕にとって、老舗のお店を訪れた時には必ずラーメンかカレーをお願いすることにしている。これはレトロ探訪に共通する一つの試金石であり、ある種の儀式でもあるのです。


待つ間に店内を見回す。うぉー、汚いぬいぐるみが、、、。これは食欲失せるなぁ

(´・_・`)





瓶ビールを注文。否が応でも期待が高まる。

厨房からネギを切る重い音が聞こえてくる。まるで老婆が何か怖いものを切っているような、「ゴリッ、ゴリッ」という鈍い音。わはは、まさかね。



そしてお待ちかねの、、、ラーメン!






出汁は東京風の醤油味。麺はコシのある縮れ麺。懐かしい味。

しかし、、ほうれん草が酸っぱい、、。あれ?と言うわけでもう一口。あわわ、やっぱ酸っぱい。腐ってた。


ビールでアルコール消毒、って何やってんだろか。



うーん、夏場はレトロ探訪控えようかなぁ。(笑)


さあ、戻ってお店開けなきゃ。

遅刻しないキャンペーン


当たり前過ぎて鼻で笑われるかも知れませんが、今年の1月から遅刻をしないキャンペーンをコソコソ始めました。

そうしてしょうじくんがレギュラー入りしたのが5月から。色々変化はありましたが早いものでキャンペーン開始から7ヶ月経ちました。

お陰様でまだ一度も遅刻してません!!
σ(^_^;)


遅刻しないなんて当たり前の事なんですけど、昔はよく遅刻したりサボったりしてました。営業がやっと終わってからの洗い物も発注も掃除も一人、正直一人は辛かった。目覚めても疲れが全く抜けておらず、夕方うたた寝して遅刻を繰り返したあの頃。

言い訳しても仕方ないんですけと。

けど、ユーザー側から見て、時間通りにやってない店ってのはあり得ない。ってか使いづらい。待ち合わせ出来ないし、雨の日や暑い時や寒い時は尚更、腹が立つ。

ただでさえ狭いからお断りする事もあるのに。思い出すと何てことだと今更思う。あの頃はごめんなさいね。


これからも定休日のない、きちんと八時に空いている当たり前のお店を目指して、ひっそり頑張ります。

定休日や遅く空く日には前もって必ずこちらに書きますので、併せてご覧下さいませ。


モヒートその後、、


毎晩モヒート祭りです。この3日で50杯以上作りました。

毎日の仕入れは大体20杯分。材料としてはこの位になります。あと氷、炭酸水など。




モヒートを作るにはライムを絞り、ミントをよく潰して、そこへ主体となるラムを始め、液体を数種混ぜないければなりません。オーダーの度に瓶を棚からガチャガチャ出しては仕舞うこと一晩に数十回、、。

モヒート自体よりも、この瓶をガチャガチャのが疲れます。

少しでも提供時間と労力をカットするために、炭酸水以外の三種の液体を一つにまとめてみました!

まとめるに当たり、さらに試作を重ねてより納得のいく甘みと酸味のバランスと、ラムの量も研究してみた。オーダー後にから飲み切られるまで、氷が溶ける時間を加味して何度も試飲しまくる。

やはり、ラムを増やした方が安定感が増した。
アルコールの薄い酒なんか酒じゃないよ。



考えてみたら割とシンプルなんですけど、この数年気付かなかったこのモヒートミックス。(´Д` )



ちとズルい気もしないでもないですけれど、味も安定してとにかくスピードアップ、しばらく続けようと思っております。

まあオーセンティックなBARなら許されない行為かもしれないけれど、ウチはピアノやクラリネットを演奏しないといけないので、そこはまあいいじゃん。

(勿論、アルコール少なめ対応も随時お受けしております)



しかしライムが高い、、。安売り店を回って買い占める毎日。今日のは一玉290円、、、。


横に売ってた特売のアンデスメロンと殆ど値段が変わらない。一体どーゆー事?!





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千代田の森の奥深く、宮中賢所に57年お住まいの神職の女性の半生を描いた作品。下界と分断された森の中で祈りを捧げる日々。厳格な穢れの区別(下界のものに触れると潔斎しなければいけない)、四足のものは食べてはならない、毎朝数時間かけて髪おすべらかしに結うなど驚愕の生活と共に、日本古来の自然に寄り添った質素な習慣を紹介する。

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朝香宮家に生まれて
朝香宮家に生まれて (JUGEMレビュー »)
北風 倚子
渋谷・松濤の鍋島公園一帯は戦前、広大な鍋島侯爵邸であり、著者の住まいであった。大空襲で火の海になった屋敷を逃れ、昭和という時代を生き抜いた、旧華族のお姫様の生涯。

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社長 島耕作(8) (モーニングKC)
社長 島耕作(8) (モーニングKC) (JUGEMレビュー »)
弘兼 憲史
言わずと知れた島耕作シリーズ単行本。長い経緯はさておき、弊店が表紙になっております。店主もタキシードでモデルを致しました。
是非お買い求めくださいw

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梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫)
梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫) (JUGEMレビュー »)
小田部 雄次
佐賀藩主鍋島家令嬢伊都子。彼女はのちに梨本宮に嫁ぐが、明治から昭和に渡って77年間日記を残していて、その様相は「書き魔」と言わんばかり。初の洋行先のパリで買い物の様子や婚礼、即位式などの華やかな思い出を経て、戦中戦後の倹約の様子や時代に対する落胆ぶりなど。往時の匂いが漂ってくるかのような生々しさ。著者、小田部雄次の解説が当時の世情をわかりやすく補ってくれる。

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写真集 酒井美意子 華族の肖像
写真集 酒井美意子 華族の肖像 (JUGEMレビュー »)
酒井 美意子
加賀藩前田家令嬢の酒井美意子。マナー講師として厚化粧キャラでメディアに登場した姿をご存じの方もいらっしゃるであろうが、彼女は戦前まで駒場の前田侯爵邸に居住していたことを知る人は少ない。莫大な財産と華麗な人脈を、膨大な写真とコメントで紐解く、いわば現代版歴史絵巻的な写真集。必読。

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極楽商売―聞き書き戦後性相史
極楽商売―聞き書き戦後性相史 (JUGEMレビュー »)
下川 耿史
戦後の性関連産業を裏側の視点から取材した戦後風俗史。進駐軍専門のパンパン宿や性具の販売店、愚連隊、ゲイバー、カストリ情報誌、個室喫茶・・・。戦後の性に携わった人々の汗や息遣いが聞こえそうな一冊。

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 (JUGEMレビュー »)

京セラ、auの創始者ににして仏門に入った稲森氏が、街の小さな碍子工場を一代にしていかに大企業へと成長させたかを描く。単なるサクセスストーリーに収まらない哲学や思想を散りばめた珠玉の一冊。

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芝桜〈上〉 (新潮文庫)
芝桜〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
我らが有吉佐和子先生の長編。戦前の花柳界を舞台に、二人の女が艶やかに力強く生き抜く。温厚で情緒的な梅弥、狡猾で気ままな蔦代。共に授かった類い稀な美貌を武器に、ただひたすら戦前、戦後の花柳界を生きる。花柳界独特のお茶屋の仕組みや旦那制度、一本や水揚げなど、判りにくい独自の世界がこの一冊でよくわかる。ストーリを彩る、旦那からの贈り物の三越謹製三百円の帯や、大粒の翡翠の簪、英国土産の巨大ダイヤモンドなど、随所に登場する豪華絢爛な衣裳拵えと、それを取り巻く年増女将との丁々発止のやりとりの描写は必見。店主のバイブルと同時に、不動の一位たる女流文芸作品。

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書いた記事数:1517 最後に更新した日:2024/03/25

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