シルバーウィーク後半戦のキヌギヌちゃん、今夜は床屋の営業日です。振るってお越し下さいませ!!
さて、僕は温泉が大好きであります。いつも心の底で「ひと段落したら温泉にでも行こう」を合言葉に、騙し騙しやって来ました。
水商売というのは大型連休などと言うものは皆無なので(寧ろ書き入れ時)お休みは決まった日だけとなる。ならば、目先を定休日の一泊旅行に向けるのが一番の気晴らしなのです。
過去に、関東一円の温泉地には散々行きました。多分40回は行っていると思います。
夏の伊豆はここ15年くらい欠かしていませんし(去年は3回)、その他にも箱根、熱海、鬼怒川、伊香保、草津、、、何度行ったか分かりません。
最近は鬼怒川の渓流沿いにある、ほてる湯の蔵という旅館。この数年で一番お邪魔しております。
古い高度成長期のホテルを全面改装したこちら。古さはありますがとても清潔であります。
渓流沿いには掘りごたつがあり、せせらぎの音が聞こえます。料理は生湯葉やらしゃぶしゃぶなどが食べ切れないほど出てきて何故か一泊13500円!東武特急に乗って、行きのお弁当にビールを付けても全行程20,000円くらいで賄えてしまいます。
お風呂もプールのような大きなのがあり、これ以外にも露天風呂や貸し切り風呂など。
いつか書きました熱海、来宮の数寄屋の旅館、
蓮月荘よりもまだ安い。
僕は経済感覚がかなり入り組んでいまして、宿泊にお金を使うのがどうしても惜しいくなるのです。眠るだけなのにどうして数万も払うのか、もったいないと思ってしまいます、、。
それが料理は別で、別注料理で刺身の舟盛りとか伊勢海老頼んで、結果的に金額は上がってしまうのだけれど。
いつも民宿だとか、こういうベースの金額が安くて穴場的な宿をリピートしてしまいます。
この鬼怒川の宿、もう軽く15回は行ってます。僕の心の奥座敷。
でも、、どうしても飽きるんですよねぇ。
今回、行ったことのない温泉地を探してみることに。
僕の理想は、大正時代の木造三階建てのようなドッシリとした建物で、ご飯は豪華でなくていいので手作りで(業務用の山菜の和え物とかピンク色の漬物が苦手なの)、とにかくボロくて雰囲気と歴史があったらいいな、と。
検索ワードは「木造 レトロ 旅館」です。
まー、出るわ出るわ。かなりありました。
こんなのとか。残念ながら山形県の銀山温泉。遠いので却下。
こんなのも
ん、、見たことあるな、、?とよく調べましたら昔行った熊本の日奈久温泉でした!
ここは僕の中で過去最高の温泉旅館でした。中は使い込まれてピカピカ、年老いた文豪が小説を書いてそうな客室の窓からは手摺越しに瓦屋根の街並みが見えて、、。
確かここは一泊30,000円以上した記憶が。(結婚式のピアノ伴奏で行ったので僕は払ってないけど)
何せ、レトロ旅館は遠いところが多いのです。そして、高い。僕の予算1万円では皆無なのでした。やはりここは曲げずに穴場オンボロ旅館を探したい。
と、粘っていると那須温泉郷に「北温泉」という旅館を発見!
一泊8,000円とのこと。
田舎の豪農の屋敷みたいな建物は160年かけて建増しされ、江戸、大正、昭和の三棟からなるそう。これはちょっと当たりの予感。もうちょい調べてみよう。
建物と同じくらい大切なのが食事。画像検索してみたところ、、少しイマイチかなぁ。唐揚げとか、トマトとかキャベツの刻んだのとか、、。それじゃ普段食ってるのと変わらないじゃんか。
もっとね、田舎の食事でいいんですよ、、。煮物とかはいいとして、生湯葉とか舞茸の天麩羅とか、年寄り臭いやつ。もちろん山菜の鍋でもいいし。どーしょーかなー。
って、8,000円でガタガタ文句言える身分では無いのだけれど(笑)。
旅は準備が楽しいのです。ガタガタ言わせてよ。
ならば海の近くに、という事で。伊豆は毎夏に飽きるほど行ってるので初めての千葉の宿も視野に探す。
まー、木造はおろかなんの風情もないコンクリートの建物が並びます。低予算で高風情ってのは中々難しい。
どなたか情報お願いします。
やはりいつもの鬼怒川の湯の蔵かなぁ、、。ふと渓流沿いの景色が恋しくなる。
鬼怒川温泉は高度成長期頃に都内の社用族、家族旅行の増加で絶頂期を迎え、その後バブル景気の後に急激に衰退したそうです。一因として、飛行機の低価格化や時代の流行について行けなかったらしい。
昔はきっと社員旅行は熱海か鬼怒川で、って相場が決まってたんでしょうね。そりゃ鬼怒川なんて、少し古びたレジャーですもの。街全体に活気がないのは見てすぐ分かります。まあ、静かで僕はそこが気に入ってるんだけど。
そういえば僕のお気に入りの向かいの某巨大ホテル、いつも全く人の気配がない。よく潰れないな、という疑問が。
僕が滞在するのが平日のみだから、週末稼いでらっしゃるのかもだけど、それにしては余りにも部屋に電気が付いていない。
大きいホテルは趣味ではないので泊まる予定はないものの、かなり心配になってしまう。震災直後にもお邪魔したけど、その頃なんて前にも増して壊滅的だったらしい。
元々景気の良くない上に震災で売り上げの落ちた鬼怒川の話をしてくれる、逞しい中居さんなんかと触れ合ううちに、頑張って欲しいと事ある毎に湯の蔵へ通いだしたのがキッカケでもありました。
で、少し検索してみると、、、。
スーパーコンパニオン、という単語をご存知ですか?
恥ずかしながら僕は知っていました。ピンクコンパニオンとも言います。検索するとこういうサイトがザクザク出てきます。
(写真はイメージです)
料金を払って、お姉さんがお酌だけでなくゲームをしてくれます。ポッキーゲームや王様ゲームなど。
(写真はイメージです)
例の向かいのホテルでは、僕が調べる限りホテルイチオシの男性限定でのコンパニオンプランがあり、かなりの数がヒットしました。
僕が勝手に心配していた気持ちとは裏腹に、エロいプラン全開で荒稼ぎしていたとは!!
シースルーコンパニオン2名の場合、2時間コースを含む、一泊70,000円が相場らしい。延長は2名同時でしか不可で、なんと30分8100円。2名行動ってのはやはり犯罪防止なのか、、。
(写真はイメージです)
では、うっかり1時間延長すると自動的に2人とも延長されて、32,400円でしょ。大抵前半は緊張してしまい、かなりの確率で延長なさるとの情報も。全体で10万超え、こりゃ高いぜ!
しかも、お金を払えばもっと凄いサービスもあるらしい。普通の風俗嬢と変わらない行為が、公然と行われている。
利用客は個人もいればサラリーマン男性同士から、数十人単位の消防団やら地方の団体の懇親会やら。かなりエロエロで盛り上がるらしい。
なーるほど。ホテルや旅館ってこういう稼ぎ方もあったのね。
僕なら、ご馳走頂いてお酒飲んでお風呂はいって、浴衣のまま渓流沿いを散歩して、地元のラーメン屋でまたビール飲んで、全部で20,000円位で大満足なんだけどな。
僕の素朴な温泉ライフの向かいで、竜宮城の如き宴が催されていたとは、、。
心配して少し損した。(´・_・`)