おはようございます。キヌギヌちゃんの会員制云々のお話はまた次回に。とても良い感じですよ!
さて、お得意の皇室ネタです。
僕のパソコンには皇后陛下(以下、美智子さまと表記)フォルダーがあります。ご丁寧に撮影年月日まで入っている始末。
美智子さま、美智子さま、、、。なんでこんなに好きなんだろか。
今まで、歌手や芸能人に至るまでそこまで心を揺さぶられた事がないんだけど、美智子さまだけは別腹でして。考えるだけで癒されます。それって根っからのファンなんだよね。多分。
AKBファンの子が関連の何かに触れていると楽しいように、僕は宮内庁のサイトや皇室関連の映像を見ていると癒されます。肩こりが治りますし、心が解れて嫌なことを忘れます。
うーん、不思議だ。
今夜、フォルダを整理して改めて思ったのですが、美智子さまとは何なんだろうかと。
ふと見ておりますと、僕は美智子さまのお顔立ちもとても好きなんだと気付きました。
慎ましく嫋やかな生き様も、もちろん好きなのですが、造形としてのお顔の美しさ。
相当な美人ではないですか。
お若い頃は正に深窓の令嬢に相応しい、まるで秘密の園の野菊のような可憐さ。
皇室に入られてからは、そこに強さと華やかさ、少しのクールさが加わり、まるで孤高の百合の花のよう。
若い女優で例えると、吉永小百合さんのように甘い少女っぽさもなければ、若尾文子さんのように少し蓮っ葉な夜の匂いもしない。(お二人も飛び切り美しいとは思いますが)
では、美智子さまとな何なのか。ご活動やお考えは僕の察するに余りありますので他に譲るとしまして、今回は美智子さまをビジュアルから見て参ろうと思います。
ついでに時代のトレンドの変化にもご注目。
通勤電車のお供に、しばしお付き合い下さいませ。
1959年4月
結婚に際しての装い。ミンクのストールをお召しになっております。今では毛皮のお召し物はまず見かけません。時代ですねぇ。
1960年11月
インドご訪問
ちょっと珍しいお写真。こんなお帽子の時代があったのですね、、。モダニズム。可愛い。
1961年10月
東宮御所内のキッチンにて手料理をなさる美智子さま。エプロンが可愛いです。
バナナとリンゴで何を作られるのかなぁ。ミックスジュースなんて事は無いよね、、。透かし彫りの衝立は何だろう、、。疑問が尽きません。
関係ないですけど、雅子さまの料理の図。
ソーセージ3本だし、ごついミトンしてるし、何やら笑ってるし、、。疑問が尽きません、、。
1963年10月
満29歳のお誕生日をお迎えになります。
凛々しいお姿に、コスモスがよくお似合いです。頭の盛り髪が時代ですね、、。この後さらに大きくなります。
1964年
水泳大会をご台覧。
ご成婚5年でかなりお痩せになりました、、。肩幅なんて少ししかありません。ご心配申し上げます。
同1964年12月
学習院幼稚園の運動会
お痩せになった、、とご心配申し上げておったのも束の間、巨大な球をバックに笑顔で走っておられます。記事には「綱引きには髪を振り乱してご活躍」とあります。一安心(^-^)
そりゃ29歳だもの!!
1965年 秋
珍しく眼帯をお付けになってのご公務。美智子さまは滅多な事ではご公務をお休みにならないそうです。女官がお止めしても「だって、きっと皆さんお待ちになっているのでしょう」と仰ったとか。
誰とは言わないけど、若嫁も負けずに頑張りなよ〜♪(´ε` )
1965年 秋
日本赤十字大会ご臨席
いやいや、お美しすぎでしょ。透けてしまうかのような涼やかさ。讃える微笑みは若い薔薇の花のようです。
右より美智子さま、秩父宮妃勢津子さま、高松宮妃喜久子さま、三笠宮妃百合子さま。
きっと美智子さまが中央寄りの上座で、続いて大正天皇の次男の嫁セッちゃん、三男の嫁キクさん、四男の嫁ユリちゃんが外側に向かって並んでいます。
このお姉さま方はそれぞれ松平家、徳川家、高木家から嫁いだバリバリの華族。美智子さまはご存知、日清製粉の民間出身。
服装の色ですが美智子さまは純白、オバはん達、いえ、、、お姉さま方は皆揃って紺色。何かルールがあるのでしょうね、あるにせよ、ですよ。
この一枚の写真から、奥深いドラマを感じずにはいられません。
1967年 7月
32歳の美智子さま、乗鞍岳を登山なさった折のお写真。
汗をかかれたのでしょうか。髪を抑えつける仕草がなんとも可憐です。
これは貴重です。
1967年 10月
秋の園遊会にて。
ミンクのストール、ご成婚の時の同じものかとよく観察してみたら、此方の方が白いのと、剥ぎ合わせが4枚でした。(ご成婚のは5枚)
僕は朝っぱらから何を数えてんだろか。アハハ。
百合の図案のお着物がピッタリ。
1970年3月
新潟県苗場スキー場にてスキーを楽しまれる。
僕の最も好きなショットでございます。アクティブで、優雅で品があり、サングラスがよくお似合いで、、。
しかしテニスはもちろん、乗馬にスキーに登山にピアノにハープに英語に。
文武両道、絵に描いたような闊達な才女であらせられます。
1970年2月
マレーシア王宮にてムアザム副王との晩餐会より
ティアラは皇太子妃第一ティアラですが、注目すべきはその髪型。
逆毛をお立てになり、パンパンに膨らんでおります!
目の前のパイナップルなんて霞んで見えます。
1971年11月
タイのプミポン国王の長男、ワチラロンコン皇太子と共に
この左の殿方、タイの現国王でありますワチラロンコン氏。
このブログでもご紹介しましたが、、、
ま、それは置いておいて
美智子さま、頭が益々巨大化して参りました。前年の縦よりも、奥行きの伸びが凄いことに。
流石、世は高度成長期真っ只中ですもの。膨らんで当然です!
1971年7月
資料には長野県、八ヶ岳農場にてとあります。
長靴穿かされて、こりゃ大変です。ティアラにロープデコルテから和服、十二単そして長靴まで。
このピンクの微妙な服は何なんだろうか、、。
1973年5月 オーストラリアにて
風呂上がり?!と思わんばかりのナチュラルメイクに、宝石の類は控えめな頭の上の髪飾りのみ。アクセサリーはお抑えになった割にはカナリヤイエローの鮮やかなドレス。バッグまでイエローとは、、。
70〜80年代はかなり独特なセンスですよね、皇室に限らず。
1983年3月
パナマ大統領公式晩餐前の家族スナップ
礼宮はお見送りですね。
しかしお父ちゃんとお母ちゃん、兄貴がビジネスディナー行ってくるよーっていうシチュエーション、この絵の破壊力は凄いよ。
もしも、うちのオカンがこの格好したら間違いなく拘束して病院連れて行くよな。
後ろにハープあるし、、。ぶっ飛び一家ですよ、全く。(非の打ち所がない)
1984年 3月
ベルギーご訪問の際のジャケット。
袖は少し大人しくなったのに、今度は肩幅が広くないですか?
どんどん見て参りましょう。
1985年
パフスリーブに肩パット、そしてウエストのベルトが完全なマッチョ逆三角形シルエットを構成しております。
強い女の時代。女が男を選ぶ時代。マッチョで肩の張ったシルエットは皇室にも例外なく。
1986年 晩餐会のご挨拶か?
見事なまでのパフスリーブに、襟元が謎のステンドグラス調になっております。僕にはよくわからない、好景気時代特有の不思議なファッションセンス。
1986年
同じ年、今度は長袖なのですが、袖が完全にバルクアップしてハルクホーガン並みのマッチョになっております。
時は高度成長期からバブル前夜。次はどこが膨らむのでしょうか、、。
1987年10月
美智子さまボストンにて。
もはや肩の幅が広過ぎて、ラベンダー色の冷蔵庫と化しています。美智子さまの本来の肩はこのくらいでした。念のため、、。
時代って凄いですねぇ。次はどこが膨らむのでしょうか。
1993年9月
ドイツ ベルリンにて
ついに植田いつ子先生のケープドレス登場です。肩パットはそのまま、ケープという新アイテムにより、さらにマッチョに。
同年、更に大きなマント型のお衣装も。
美智子さまがどうとかではなく、景気が良くなると女性のアイテムのどこかが膨らむ、というのが僕の仮説です。
盛り髪やパフスリーブにアームホール、肩パットに全体的なシルエットまで、。
僕は洋服の専門家ではないので、詳しい方、また意見をお教えください。
そして現在の両陛下。
あっ、実家のおじいちゃん、おばあちゃんだ。なんかホッとしますね。
皇室が好きとか嫌いとか、人それぞれ好みはあるでしょうが、1つ言えるのはこんなに働いていらっしゃる80代はそうそう居ないですよね。
ただひたすら、心から頭が下がります。僕の心の故郷でありアイドルの両陛下。
おまけ。
1953年、19歳の美智子さま。
ちょっと似てるかなと、、、。
(失礼しました、、、笑)
おしまい