何やかんや修繕



工事の内容ばかりですみません、、。最近それしかしてません。

まずは低い方のソファ。こちらも高さをあげて収納を増やします。


元々使っていたソファの土台を、、、




のこぎりで切り刻んで、L字の箱を2つ。もはや箱でもないですけど。




ここにソファを乗せたら完成です!固定とか塗装はまた後日。





またカゴが増えました。あんまり使う方少ないですけど、どんどん活用して下さいね。



大きい方のソファ、少しだけ通りにくいのですが、元からある肘掛のせいでこれ以上下がらない。ほんの少し、肘掛けが当たるのです。切ったら流石にヤバいけど、、、こちらも思い切って!!









これでスッポリソファが入りまして、通路が6センチ広くなりました。切ったり穴開けたりするの大好き!!









そしてトイレのお水を流すボタン。擦れて消えていたので、仮でプレートを付けました。





これも後日やり直します。アンティークの額に入れて、レトロに仕上げます。





そして本日の大本命、大理石のテーブル、到着しました。路上引き渡しだと送料が3,000円。5階までだと21,000円!!

迷わず路上引き渡しにて。


55キロもあります。ビクともしない代わりに運ぶのが大変。大相撲の寄り切りのポーズで15センチずつ進む。通行人なんて気にしてられない。


何とか設置。




大理石の天板がいい味出してます。エスプレッソ飲んだりして。

秘密基地、どんどん理想の形に仕上がっていきます。





エスプレッソ美味いんだけど、マイナス1度。こりゃ寒いわな。さっさと室内に戻りましょう。

雑巾干してたら凍りました。まだまだ冬は長そうです。冬は嫌い、春が待ち遠しい。




寒いですがどうぞ、頑張って飲みにいらして下さいね。カマクラの中みたいにホカホカ、緩い営業しております。



尚、平日はお客さんが引いたら早仕舞いする場合があります。ご遠慮なくお電話くださいませ。


03-3358-0899




ネクタイも新調しました。相方さんは紺色です。







カウンター乾燥のためお休みします




本日はお休みとさせて頂きます。ごめんなさい。

月曜日に塗装をかけたカウンター。ウレタン塗装という、塗装の中では一番硬い皮膜を形成するという塗装剤です。






クリア塗装で、本来のローズウッドの色が出ました。オリエント急行みたいな重厚な雰囲気になりました。





木の呼吸も止めてしまうので、もう反ったり割れたりしないらしいのですが、なんせまだ乾いてないのです。匂いか凄まじい。


昨日からかかりっきりで換気扇回したりしてましたが、今日も物凄い悪臭がします。シンナー系の溶剤?のせいで居るだけで咳が止まりません、、。あーあ、働く気満々だったのになー。


とてもお酒を出せる環境ではないのと、まだまだ雪で滑るので本日はお休みとさせて頂きます、、、。通勤の皆様、どうかお怪我だけは気をつけてくださいね!



直前告知でご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。




新メニューなど。




ベランダに昔出してましたテーブル。木製なので雨の時には毎回片付けていました。

それでも湿気にやられて傷んでしまい、元々安定が悪かったので、ついには下げてしまいまして、今はテーブルがありません。



在りし日のテーブル。




次のテーブルは、水に強くてどっしりしてる大理石とアイアンなんかのコンビで。

アンティークなんだけど安くて味があって。

って、んなモノないんですよ。半年ほど粘って探していましたが、今朝見つけてしまいました!!












激安の9720円でした。大理石天板で高さは1050。ベストサイズでございます!

毎日チェックしていた、テンポスバスターズの中古取り寄せ品になります。

脚も緑でトボけた感じで、大理石の色味とかちょっとイメージとは違うけど、植物を前にすると意外と合うかもしれない。安定感と防水性は満点。許すとしよう。

今月中には届くと思います。



ソファー下のカゴもいいのが見つかりました。コンランショップにてセレクトされているものの、高いので少しづつ中古を集めています。





引き出してご利用ください。


カウンターの方はクローゼット、ピアノ席の方は赤いバケツ2個、ソファーの方はそれぞれ収納という形で、かなりゆったりお荷物が置けるようになりました。

春以降なんか楽勝でしょう。ああ、嬉しい。




そして。


日本酒やフードメニュー、ホットワインもやりたいんだけど、先にこんなもの買ってしまいました。





エスプレッソです。流行りのカプセルですけど、平日1人なもんで、これで許して下さい。

ソフトドリンクの料金設定が難しい中での迷いながらの導入です。今後料金が変動するかもです。


正直言いまして値段付けるの苦手です(笑)


ご注文がエスプレッソ一杯のみでお帰りの場合は、800円とチャージ500円となります。

エスプレッソとその他ドリンクをオーダーの場合は「抱き合わせ割引」として一杯500円でご提供。いずれも小菓子が付きます。




少しややこしいのですが、宜しくお願い致します。

カップも買いました。フランスの昔風のカフェで使われていた古臭いカップ、デッドストックのを見つけました。





6個しかありません。同時に6個までのご用意と言うことで、、(笑)




春が来たらベランダにて大理石のテーブルの上にはエスプレッソ。薔薇が咲いてて、最高ですな。





4月、5月の昼間、バラの咲く辺りに2、3回くらい、カフェやります。漫画置いて、会話控えめのゆるい感じで考えております。



昼間は本当に沢山の鳥が飛んで来ます。スズメはもちろん、メジロやウグイス、後名前のわからない鳥たち。

声を聞きながらゆっくり過ごしましょ。


カフェも相変わらず会員向けですが、会員の方、どうぞご期待くださいませ。




水周りスッキリ!




お店で水割りなどを頼まれるとボルビックを使うのですが、お冷用には浄水器の水を使ってます。


パナソニックの家庭用のアルカリイオン整水器です。





ただこれ、ものすごーく水量が少ないのです。爺さんのアレみたいに、チョロチョロっとしか出ない。


開店準備の時には、いつもお冷ポット2つを一杯にして、火にかけるやかんも満タンにします。少ししか出ないので、これだけでも面倒です。




すぐなくなるのでその補充用として、蛇口付きの8リットルサーバーにも貯めてキッチンにて待機させておきます。これだと若い子みたいにドドドっと出るので、効率がいい。



こんなやつ。





これを、満タンにしてはよっこらしょっと定位置に置く。週末だと、一晩持ちません。



何でもないような小さなストレスなんですけど、積み重なると意外と大きいもんです。


毎回、サーバーを抱えながら「浄水器腹立つわ〜」とか「もっと早よ出さんかい」とか、機械に文句言いながらチョロチョロやっとりました。





もー嫌。痺れを切らしてやっと重い腰を上げました。



ガラスのサーバーに直接浄水器の出口を繋ぐ作戦です。




キッチンのドアのすぐ裏側、今まで使ってない蛇口がありました。そこに無理やり浄水器を繋ぐ。蛇口も操作が楽しくなるように、女子力が上がりそうなセラミックのに取り替えました。(ガラクタ入れの中にあった)





整水器ってどうしても不純な水が出るので、排水も取らないといけません。ホースを手術して、床にある下水口に導いてビニールテープでぐるぐる巻きにする。


ついでに生ビールサーバーの冷却水の排水タンクもやめて、この穴にバイパス手術。今までは週に一回くらい手で捨ててたんですけど、これからも解放されました。溢れる心配も無し。





まー、相変わらずのチョロチョロした水量ですが、貯めることができるのでかなり楽です。貯めてる間に他の事が出来ます。




ホコリが入らないように蓋に穴を開けて、っと、、。




なんとなく完成しました。(左は麦焼酎)





ダムのある生活。これで水不足の心配もなし。帰りがけに捨てて帰るのみ!



変わらず、節水を心がけて参ります。




グラスが大量に割れちゃってから廃止したけど、お冷コーナーのサーバーに直接繋いだら楽だっただろーなー。毎回タンク下ろさずに済んだし。






まあ、最初からビルトインの浄水器を買えば良いんだけどさ、、。今使ってるの捨てるの勿体無いし。





で、勢い付いたDIY熱が冷める前に、壁面に棚をつけました。移転前に楽譜を入れていた古いカラーボックスを再利用。


収納はあればあるほどいい。ゴチャゴチャしたものを種類別に分けて収納する喜び。取り出しやすくて、二回買ったりってバカな事しなくて済む。




小さな幸せだけど、こーいうのが翌日働く時に一番ワクワクさせてくれるんですよね。



今日の予算は部品購入無しの、何と0円でした!!



小市民的喜びを噛みしめる、大いに有意義な休日でありました。



バイトさんくらいにしかわからない内容ですみません、、、。






工事、ほぼ終了しました!




東京に戻りまして久しぶりの営業。三日間空けただけでものすごく懐かしいです。細かな動きなんか忘れちゃってます(笑)

そうそう、カウンターの補修が入りました。ツルツルのスベスベです。クラックにもパテを入れました。





今は白木の状態なので、シミが付かないようにご協力お願いします。後日、塗装に入ります。


そして大本命の、ソファが16センチほど上がりました。立ち飲みとほぼ同じ高さの目線になり、スツールよりも座高が高くなりました。


写真では分かりにくいのですが、僕に向かってすり鉢型に、段々になっています。





設置直後に見た感じはものすごくデカくて、正直失敗したなと泣きそうになりました。(笑)

かなり邪魔なんです。でもお客さんが入り、営業を終えてみると、想像以上の自然な一体感がありました。

カウンターを前に出した時と同じくらい、和気藹々とするのです。



と言うわけで、一昨年の秋から始めた位置調整。やっと終わりまして、一応理想の形に収まりました。


工事を始める直前の店内はこんなの。あまり覚えてないんだけど、真ん中でチークダンスを踊ったり、床で氷とお玉を使ってアイスホッケーも出来ました。





今では、人が1人通るのがやっとなんだけど、お陰様で暖かな雰囲気のお店に戻りました。

僕もソファの方と格段に会話しやすくなりました。目線がちゃんと合いますし、注文のお声もクリアに聞こえます。


そう、これこれ。この感じ!!


テレビを見ていてふと思ったんだけど、明石家さんまさんの番組と同じ配置な事に気付きました。

踊るさんま御殿、という番組なのですが、さんまさんがいろんな方にお話を振っては絡んでいく、というトークショーです。コロシアムのようなすり鉢型になってます。





僕はまさか、さんまさんのようなトークは出来ないけど、入店時の軽いイジリとか、(笑)話したくても話せない人が離れている(予感がする)時に取りなす場合には、この配置は抜群に有効なのであります。



1人で働く日のやり易さなどは、言うまでもないです。

長い間悩んでいましたが、取り敢えずは今出来ることを全部盛り込めました。

ここからは僕がもっとバカにならないといけない。狭くて助けられていたのと、バカになれる事はまた別の問題。広くなった中をスイスイ泳げるようになるには、さらに修行が必要です。


とはいえ、あの感じをもう少しで掴めそう。取り戻して、早く楽になりたい。


そうそう、新しいソファなんですが、座るときには、まずお尻を引っ掛けてもらい、ステップに足を乗せて踏ん張ってひょいっと乗ってもらいます。





慣れるまで違和感があるかもですが、そこは皆さんにコツを掴んでもらいます。すみません。

ステップの内側にお荷物も入るのですが、足を乗せる所と荷物置きが近いので(ホコリ止めの堰は作ってるんだけど)上着などが汚れないようにカゴを用意しようかと考えています。

赤いバケツはもう使えません。

雰囲気のある、出来たらアンティークで、しかも4つも同じの、、なんてあるわきゃない。


頭によぎったのが空港のあれ。




これでいいなら、半日で用意できるんだけど。嫌ですよね、、。


早い所それらしいのを探します。



帰省その後 京都から名古屋へ




今回は殆ど家の用事なので、それ以外はホテルでゴロゴロ。何もしません。



何もしないつもりが母と鉄板焼きを待ち合わせる前に、かなり時間が空いてしまいました。僕は、旅先で髪を切るのが凄く好きなので今回も検索してみる。



そうすると、京都タワーの地下にものすごいレトロな理髪店があるらしい。京都タワー自体がもう既にアンティークの部類に入るので、期待大。





それは地下にあった。あるというよりは埋もれるといったほうが正しいかもしれない。




エレベーターが、既にいい味出してます。何年ぶりだろうか、ここに来たのは。





かなり味のあるサインボールが、僕を優しく誘う。かなり恐いんだけど、えいっ!とばかりに入店する。





中にはリーゼント風な髪型の、大川栄策さんそっくりな兄貴が。眉毛は刺青で三角定規みたいにクッキリしてる。平気かしら(涙)





とにかく座る。まな板の鯉とよく言うけど、まさにここではその言葉がピッタリな気がする(笑)





髪型は?と聞かれて、角刈りとかにされたら困るので(過去に2度ほど経験あり)サイドとかの裾だけ切ってほしい、上は伸ばしてるから、といつもの説明。



大川栄策さんは、黙って取り掛かった。


その鮮やかな手つき!!


まるで代表曲「さざんかの宿」サビの伸ばしすコブシのような、抜く手差す手の鮮やかさ。ハサミが自由に踊っている!!



シャンプーをしてもらい、セットに入る。セットしていらないんだけど、、、。



大川栄策さん、僕の不安を的中させるかのように突然僕の前髪の真ん中あたりを摘み、ねじり出した。



ん??と驚いた顔をしていると



「前髪垂らすの、好みじゃない?」



ギャー!!!



やめてください、それだけは、、、。もう少しで片岡鶴太郎みたいに所だった。それは避けたい。







さて、母と待ち合わせてホテル内の鉄板焼きへ。



店内は、こじんまりしていていい感じです。





NHKの朝ドラの、集団就職で出て来たヒロインの友人役のようなおぼこい娘ッ子が一生懸命焼いてくれた。





ファイヤー!!の後にフフフッと微笑む娘ッ子。見た目は穏やかでも心は燃えているのかも知れない。僕も見習おう。





素朴な娘ッ子の存在感を消す技といったら、もう女忍者並みのレベル。ああ、僕の苦手とする技を、この娘はさらりとやってのけてしまう、、。


それをいい事に、僕ら親子の話しは益々ややこしい方向に。



飲む予定ではなかった、ビールを昼間から三杯も飲んでしまう。





何やかんや予定をこなし、一夜を過ごしてから伊勢に向かおうとしてある事に気が付いた。



去年のお札を店に置いて来てしまったのです!!


こりゃ、どうしたものか。そのままお参りしても良いんだけどさ、何となく今日の僕のテンションも、霊験あらたかなところに1日いる感じもしない。



と、思い切って伊勢を延期して、直接名古屋に向かいました。ホテルの前から長距離バスが出ているのでそれにて。新幹線を京都〜名古屋、名古屋〜東京まで乗るのは勿体無い。


第一、朝から名古屋に入ってもやる事ないし、、。




2時間半、爆睡して到着しました。ふと眼を覚ますと、20年振りの名古屋駅前。


名古屋、すぐに行けるといつも先延ばしなしてしまいます。金沢やなんかもそう。


去年の国内旅行は博多、長崎、そして小樽にお邪魔したので、今年は少しずつズラしてみよう。





行くところは決まってまして、名古屋城、徳川美術館、名古屋観光ホテル。途中にちょいとうなぎを摘んだり出来たらそれでいい。


名古屋城、つまり尾張藩は徳川家康の9男が分家をして、御三家筆頭という立場についたのですが、将軍家のような重圧のない中で、名古屋は独自の文化が花開いたようで、とても気になっていました。


日本の近代都市か形成される中でのメンタリティに大きな影響を与えていた江戸時代の幕藩体制。東京、京都はともかくとして仙台や金沢、名古屋、福岡など大都市には大名家の残した気風が今も生きていると思う僕なのですが、名古屋は特に興味深いと思います。




特に、七代藩主の徳川宗春に関心があります。


かなり省略して書くと、彼が藩主となった同時期に同じ分家の紀伊徳川家から将軍になった吉宗が質素倹約の御触れを出したのに、この宗春はそれに従わず、視察の際に歌舞伎の装束で出掛けたり、メチャクチャな事をしていた。


彼は自由主義経済を推し進めようとしていたそうで、祭りや芝居も奨励していたとか。


経済も安定し、繁栄を見せた名古屋市中の人からも人気があったのだけれど、御触れに反すると将軍家から蟄居を命ぜられ、引退した後も死後75年間に渡り墓石に鎖が巻かれていたとか(汗)


今も残るド派手結婚式とかブランド好きなイメージとか、はたまた名古屋巻きとか(関係ないか)今の名古屋の人のメンタルに少なからず影響を与えている、、かも知れない、と思うのであります。



先ずは名古屋城!初めて来たよ!






太平洋戦争で燃えた後に再建された本丸の中はエレベーターと階段。



階段が何気にカッコいいのであります。




そして、個人的に見てみたかったのはこちら。





爆風で近隣の林に吹っ飛んだシャチホコの黄金の鱗です。(即日、回収されたらしい)


中々見所の多い展示でした。



そして、バスにて徳川園に。こちらには徳川美術館があります。





もう、凄いのです!!国宝の源氏物語絵巻とか(寝そべって琵琶弾いてるあれ)




初音の調度(本家、三代家光の娘、千代姫の嫁入り道具)とか。




この婚礼調度は70ほどのアイテムが一括で国宝指定になってるのですが、そのうちの1つの長持が、9億6千万でオランダに落札されたとか。たった1つだけで。




徳川家の圧倒的な財力を見せつけられました。




すっかり名古屋人気分で街を歩く。ふらっとうなぎ屋に入ってみる。





熱燗を頼んでタコのぶつ切りで一杯やる。お向かいはもう今夜のホテルです。



さて、今夜はやっとフリーになりました。



何をして遊ぼうか。名古屋でこれをお読みのお客さん、行きつけのバーでお逢いするかもです。会ったらゴメンなさい。





と、僕のいない間にお店の改装も進んでおります。



ソファの下に足を乗せるステップと、棚が8箇所付きました!







前より席が高くなり、全席で足が載せられるようになりました。前の箱型の構造だと足が載せられなくてブラブラするしかなかったですが、かなり使いやすく考えました。


荷物も取り出しやすい横向きの収納。お楽しみに。



明日金曜日にはカウンターのささくれをパテ埋めして下さるそうです。





明日の夜から営業致します。




そして、実家へ



12:30発京都行きの新幹線にて。本日から木曜日まではお休みとなります。どうぞよろしくお願いします!



いつもの定番、旅のお供。





隣の奥様には申し訳ないんだけど、崎陽軒のシウマイを食べないと新幹線に乗ってる気がしないので、今回も。



崎陽軒のシウマイと551の豚まんは、テロに等しい臭いを発します。僕が隣なら嫌かも(笑)


案の定、咳払いをする隣の奥さん。いやー、ごめんなさい。




今回の帰省にはあるミッションがありまして、、。


僕の父と母は9年前に離婚しているのですが、今度父が39歳の女性と再婚する事になりまして、、。(汗)



やったぜ、父ちゃん!幸せになりなよ〜。お互い好きに生きようね。



ああ、富士山も応援してるのかね。こんなに綺麗に見えたのは久しぶりです。





そして、父の再婚相手に対してはただ幸せになって欲しいと願うのみです。




反面、僕の実家の部屋が無くなるのはそうとう寂しい。新たに父は新居を用意したそうなのです。



近所の銭湯とか、隠れ家を作った空き地とか、幼馴染の家とか、そういった場所が通りかかるだけの存在になってしまうのがとても寂しい。




明日は母(オカン)と食事です。たまの食事なので、かねてから食べてみたかったホテル内の鉄板焼き。





宿泊先ホテルにある、12席しかない小さな鉄板焼き。母と僕には丁度いいサイズです。


肉を見つめながら、遥か過ぎ去った昔の話に花を咲かせます。






そういえば、ネットで見たアレ、本当にあるのかね。




玉ねぎで作った火山の噴火。鉄板焼って一体何なんだろう。


白人接待のレストランくらいにしか思った事なかったけど、考えてみたら食べた事なかった。そして、胡椒ミルをクルクル回したり、火をつけたりと、一々バカバカしい。


期待は膨らむばかりです。










さて、お店でバカになれない、という問題の続き。


ブログを書いて翌朝朝目覚め、あることを思いつきました。


今まで絶対に避けていた、マイクを使っての営業。


何度もチャレンジしようと思ったけど、流石に恥ずかしいので実践には至らなかったマイク営業。



バカになりたいとしつこく書いた手前、マイクバカもありかな、一度チャレンジしてみようと思い立ち、翌日は僕の立つ位置にマイクを置いて、うっすら通音させつつやってみた。生声60%、アンプから40%というところか。



これが、やはり恥ずかしい(笑)。


DJ赤坂みたいな、張り切ってるダサい感じが前面に出てしまう。そこで、ベロベロに飲んでみる事にした。酔ってしまえばこちらのもの。



うーん、結果的には上手くいきました。百人一首クイズとか(毎年正月にやってる上の句を読んで下の句を当ててもらうやつ)、見え透いた客いじりも平気で言えたし、やたらウケて、狭い店のあの感じが蘇った。



まあ、今後はお席を詰めていただくアナウンスとか、演奏のリクエストとか、ポイントでさし込む程度で使ってみよう。


本当は地声で行きたいんだけどなぁ、、。




椅子も高くなるし、僕の方も諦めずにもう一工してみよっと。空間が広くなるなら僕が大きくなるしかない。


どうにかして新しいスタイルを見つけたいところ。


お店も実家も再構築の時を迎えた2018年であります。だから飽きないんだけど(笑)





遅くなりましたが、今年もどうぞ宜しくお願いします。







同じ悩みを繰り返す(笑)






長い付き合いの友人から、こんな内容のメールを頂きました。


「最近お店に行けてなかったのですが、最近また通いだして思った事があります。ここに来るといつも、何かを始めようとする若い頃のワクワクした自分に戻れます。いつもありがとう」


といったような内容。



うーん、なんて有難い内容なんだろう。でもね、正直言うとですね、若さを思い出させるようなワクワクしたようなモノを提供出来ているか、と自分に問うと、全く自信がありません。



今の僕は正直言ってくたびれ果ててしまっています。過去の経験という貯金だけで何とかやってるような気さえします(歳を重ねたらそんなもんだと言われそうだけど)


昔のような「今夜も全力で楽しませてやったぜ」感が得られなくなっています。

かつての自分は、何の根拠も大した技術もなく何故か魔法のように「楽しい遊び」を思いついてはやってました。

僕の得意とする、世話焼きオバサン的な人と人をくっ付ける技とか、その場にあるモノを使って、その日のメンバーに一番ベストなチョイスでの遊びを事を思いつくような事、です。

例えば、曇った窓ガラスに指で絵を描いて貰ってそこに即興で音楽を付けたり、朗読したりみんなで合唱したり踊ったり。やるにあたって、何の躊躇も照れもなかった。


その場でディスコになったり、オペラ座や歌舞伎座、古いパリのシャンソニエみたいにもなった。

自分で言うのも何なんだけれど、まるで魔法使いのように色んなことをその場で思いついては、照れもなく実行してました。


そこには何の説得力も技術もないんだけど、ただ漠然と自信があったのです。

まあ、若さがそうさせた、といえばそれまでなんですけど、、。



そもそも飲み屋ってのは、初対面の人同士を並べて、酔わせつつ飽きさせない空気を作らないといけないという、世にも恐ろしい作業の連続です。

時には強権的に、強気に絡んだりもしました。でも、割といい結果を生んでいたようにも思います。



こういう空間のリーダーシップをとる時に必要なのは、とにかく根拠もない自信こそが一番であり、物事を動かす1番の原動力だったりするのだと思います。

「ノッてる人の気迫」とでも言いますか、数多の理屈を超えた求心力とか説得力。



どうして今はそれが出来なくなってしまったのか。それは単純な理由です。


単に年齢のせいもあると思うのです。


つまりは体力的なものと、あとは年食って、バカになりにくくなってしまったのです。どうしても守りに入ってしまう。

無茶振りとか、しにくいですよそりゃ。若いから甘えて「歌って下さいよ〜」なんてお願いしてたのが、日に日に通じなくなる。バカなあの頃なら、なんの苦もなく言えたはずなのに。


バカで居続けるって、なんと難しい事か。

時を同じくして、広い空間に移転してしまいました。これはすごいハンデでした。体力の低下と加齢とに加えて、空気が薄まってしまった。

狭い中で皆んなに声が届くシチュエーションはバカになる上で最も大切で、狭い方が断然やりやすいのです。





人って、それぞれ持ってるサイズがあるんでしょうね。僕の場合は、前の店と今の店の中間くらいで良かったのかも知れない。それは実際にやってみないと検証できなかった。
内装工事、もうすぐ最終の工事が入ります。今のキャパに沿った工事を続けて一年半、もう手を入れる所がない所まで来てしまった。


工事を進めながら、根本的に解決しない付け焼き刃な作業だという事を分かっていながら進めるという矛盾。本当に苦しいのです。本当にこれでいいのか。

そもそも、グランドピアノがデカ過ぎる。あの空間が邪魔でしょうがない。だけどもローンも残ってるし、音質も気に入ってる。そもそも、今の奥行き140のグランドピアノは現行品では最小クラス。これ以下のかグランドは存在しない。ああ矛盾。


ソファもそう。大き過ぎるし、立派過ぎます。すべてのアイテムが大き過ぎます。とはいえ、収納力や居心地を取ると、どうしても大きくならざるを得ない。これも矛盾。


僕の店は色んな矛盾が同居しています。居心地の良さと不便な密着感、豪華さとチープさ。

何かを取ると何かを捨てなきゃいけない。

お客さんの年齢が上がるにつれ、ソファ完備でグランドピアノが聴ける落ち着いたお店にするって決めた時は迷いがなかったんだけどなぁ。


僕の願いは、只々バカでいたいのです。それが、お店を1日も長く続ける秘訣そのものでもあります。


売り上げは昔より上がっていて、本当に贅沢な悩みなんだけど、贅沢をいえばお店をもう少しだけ自分のサイズにダウンしたい。


移転して27ヶ月も経つのに、全然やりにくい。



工事の日程も近づく中、あと少しだけ様子を見てみよう。

なんせ、ソファが12センチも高くなり、劇場みたいになって、僕と目が合うようになります。

つまりは、移転前の店で一番多かったケースの、カウンターの人が着席で、二列目が立ち飲みの時のサイズ感そのままを再現するつもりなのですが、、。



それでダメなら、、、、。




モヤモヤモヤ、、、。


取り敢えず寝ます。







あけましておめでとうございます




もう1/3ですが、あけましておめでとうございます。





無事に新年を迎える事が出来まして、お世話になりました皆様には感謝が絶えません。ありがとうございます。



年末には風邪をひき、熱が40度くらいまで上がる中で年間で一番忙しい日が続き、年を越せないかと思ったり(笑)



年末のブログも書けませんでした。一応毎年、一年を振り返っているのですが、、。



開けない新年、、と怯えていても、必ず時間は流れるのですね、、不思議なようで当たり前なこの事実。



大晦日が開けて営業後、朝6時に店のソファーに倒れこみ、目が覚めたらすっかり風邪も治り ってました。


そのまま駅に行き、午前中の電車でいざ、鎌倉へ。



この2日は、ずっと料理をしていました。


京都風の白味噌の雑煮やらを作りながら、子供と遊ぶ。どこかよそ行きな晴れた新年の街を散歩し、裏路地にある小さな神社に初詣に行く。





まるで映画「男はつらいよ」のオープニングシーンみたいな、何でもない普通のお正月。


これが良いのです。何もいらない。




そして。伴侶のご実家で寝るときに、ご親切に加湿器を用意してくださっていました。



僕は、冬場も含めて年中を通して加湿器を使いません。結露とか、服にカビとか生えそうなので嫌なんですよねぇ、、。


とはいえ、ご親切なので断る訳にもいかず、(僕の部屋じゃないしカビ生えてもいいや的な 笑)そのまま眠らせて貰ったのですが、、、




メチャ調子がいい!!



起き抜けの喉と鼻の乾燥がない。当たり前なんだけどこんなに楽とは知らなかった!!


結露とかについて調べたら、起きた後にしっかり換気すればいいとの事。なーんだ、早く加湿器買えばよかった、、、。




しかも誰も教えてくれないし、、。そんなもんかね。



2日目は出力を最強にして、顔に当てて眠りました。やり過ぎは良くないんだろうけど、何だか快適。新たな生きる歓びを知ってしまいました。

自宅用にも早速注文。アイリスオーヤマの木目のやつにしました。明日届きます。





永沢君にしか見えない、、。この形流行ってるんですかね、こればっかりでしたよ、アマゾン。






しっかり充電して来たので、予定通り今夜からオープンです。


あと1ヶ月で厄年も開けますし、今年は肩の力を抜いて楽しみたいと思います。


今年の目標



漫画喫茶「ガラスの仮面」を2回くらい開催したい


流しそうめんも2回くらいやる。三味線もっと練習する。


屋形船を必ずやる!


ベランダのバラを屋根まで誘引する


ソファ周りの電気工事と改装を今年中で終わらせる


そろそろヨーロッパに旅に行きたい

体重なんかはそのままでいいや。とにかく、穏やかに、楽しく過ごせればそれでいいです。地味ですけど。



いつの間にこんなに落ち着いてしまったのか、、。それも良しとする。




何より、平穏で健康な日々が一番です。高望みは無くはないけども、そっと胸の内に秘めつつ、今年も穏やかに参りますのでどうぞよろしくお願いします!






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公子という一人の貧しい女が中華屋の仲居からスタートして何百、何千という嘘を重ねて戦後の混乱期にのし上がる様を描いた作品。嘘を重ねると言っても、無論、それだけでは決して成功はしない。夜学に通って簿記の試験をパスし、自らの美貌を磨いて出会う男を翻弄し、汗まみれになり生き抜くさまは寧ろ潔い。とある事件後の週刊誌記者による聞き取り調査と云う一風変わった文体で綴られる全編は、時を忘れ、あっという間に読めてしまう。中でも、登場スr数々の大粒の宝石の描写は秀逸。「取材魔」の異名を取る有吉文学の中でも比較的軽めな現代もの。特に初心者にお勧めの一品。

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女系家族〈上〉 (新潮文庫)
女系家族〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
山崎 豊子
船場に続く大商家の物語。入り婿の父が突然亡くなり、残された三姉妹が遺産相続を期に豹変を始める。狡猾な大番頭、突然現れる妾の存在に、三姉妹は関係を結んだ男の入れ知恵や様々な駆け引きを繰り返し、遺産を減らさぬよう奔走する。団結した三姉妹と叔母が妊娠したと思しき妾を抑えつけ、懇意の医師が器具を用いて検査を始める妾宅での描写は、昭和女流文芸史に残る陰惨な情景と云えるだろう。

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昭和初期の船場に三代続く女系の老舗足袋屋に生まれた男の半生を描く。女親に反発するかのように愛人を4人も囲いながらも商売に精を出す主人公。迎え入れた新妻の妊娠を探るために肥溜めを棒で掻き回す姑と大姑の陰惨な嫌がらせ、襲名披露の配り物がたった足袋一足だと聞いてケチだと馬鹿にする参加者を尻目に、実は踵の留め金具が純金製で帰宅した一同を仰天させるエピソードなど、船場の粋と意地が詰まった珠玉の作品。

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針女 (新潮文庫)
針女 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
出征した帝大出の弘一が残した青春の遺書を胸に、パンパンや闇成金の持ち込む針仕事に打ち込む孤児の清子。彼女は過去に踏んだ針が体を周り運悪く跛(びっこ)になるというハンディキャップを持つ。復員した夫は戦争のせいで性格が豹変しており・・。パンパンや気違いといった現代では禁止用語の登場人物が行き交い、戦後の混乱期をそのまま原稿用紙の上に広げたような生々しい作品となっている。

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連舞 (集英社文庫)
連舞 (集英社文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
昭和初期の日本舞踏の一大流派、梶川流の栄枯盛衰を描く。先代家元の妾の子に生まれながらも伸び悩む自分の踊りの才能、踊りの天才と謳われる性格の悪い妹、妹しか愛さない母に悩まされる青春時代。しかし、GHQ接収後のアーニーパイル劇場での歌舞伎ショーにてストリップを強要され、大逆転の末成功となり、家元夫人にまで上り詰めてしまう。忌わしい過去と出自に翻弄されつつも、過去をねじ伏せるかのように踊りに邁進し、遂に芸の道に境地を見出す主人公、月の直向な横顔が涙を誘う。

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明治のお嬢さま (角川選書)
明治のお嬢さま (角川選書) (JUGEMレビュー »)
黒岩 比佐子
明治期の令嬢の実態を探る。たしなみ、学力、美醜の葛藤、結婚生活まで多岐にわたる。面白いのは多くの令嬢は今と変わらず贅沢品に執着したらしく、友人の持ち物を嫉む生々しい手紙なども解説入りで紹介されている。その他、当時の流行の髪型や美人術、痩せる薬などの広告資料も収録。

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宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして
宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして (JUGEMレビュー »)
高谷 朝子,明石 伸子,太田 さとし
千代田の森の奥深く、宮中賢所に57年お住まいの神職の女性の半生を描いた作品。下界と分断された森の中で祈りを捧げる日々。厳格な穢れの区別(下界のものに触れると潔斎しなければいけない)、四足のものは食べてはならない、毎朝数時間かけて髪おすべらかしに結うなど驚愕の生活と共に、日本古来の自然に寄り添った質素な習慣を紹介する。

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朝香宮家に生まれて
朝香宮家に生まれて (JUGEMレビュー »)
北風 倚子
渋谷・松濤の鍋島公園一帯は戦前、広大な鍋島侯爵邸であり、著者の住まいであった。大空襲で火の海になった屋敷を逃れ、昭和という時代を生き抜いた、旧華族のお姫様の生涯。

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社長 島耕作(8) (モーニングKC)
社長 島耕作(8) (モーニングKC) (JUGEMレビュー »)
弘兼 憲史
言わずと知れた島耕作シリーズ単行本。長い経緯はさておき、弊店が表紙になっております。店主もタキシードでモデルを致しました。
是非お買い求めくださいw

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梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫)
梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫) (JUGEMレビュー »)
小田部 雄次
佐賀藩主鍋島家令嬢伊都子。彼女はのちに梨本宮に嫁ぐが、明治から昭和に渡って77年間日記を残していて、その様相は「書き魔」と言わんばかり。初の洋行先のパリで買い物の様子や婚礼、即位式などの華やかな思い出を経て、戦中戦後の倹約の様子や時代に対する落胆ぶりなど。往時の匂いが漂ってくるかのような生々しさ。著者、小田部雄次の解説が当時の世情をわかりやすく補ってくれる。

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写真集 酒井美意子 華族の肖像
写真集 酒井美意子 華族の肖像 (JUGEMレビュー »)
酒井 美意子
加賀藩前田家令嬢の酒井美意子。マナー講師として厚化粧キャラでメディアに登場した姿をご存じの方もいらっしゃるであろうが、彼女は戦前まで駒場の前田侯爵邸に居住していたことを知る人は少ない。莫大な財産と華麗な人脈を、膨大な写真とコメントで紐解く、いわば現代版歴史絵巻的な写真集。必読。

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極楽商売―聞き書き戦後性相史
極楽商売―聞き書き戦後性相史 (JUGEMレビュー »)
下川 耿史
戦後の性関連産業を裏側の視点から取材した戦後風俗史。進駐軍専門のパンパン宿や性具の販売店、愚連隊、ゲイバー、カストリ情報誌、個室喫茶・・・。戦後の性に携わった人々の汗や息遣いが聞こえそうな一冊。

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京セラ、auの創始者ににして仏門に入った稲森氏が、街の小さな碍子工場を一代にしていかに大企業へと成長させたかを描く。単なるサクセスストーリーに収まらない哲学や思想を散りばめた珠玉の一冊。

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芝桜〈上〉 (新潮文庫)
芝桜〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
我らが有吉佐和子先生の長編。戦前の花柳界を舞台に、二人の女が艶やかに力強く生き抜く。温厚で情緒的な梅弥、狡猾で気ままな蔦代。共に授かった類い稀な美貌を武器に、ただひたすら戦前、戦後の花柳界を生きる。花柳界独特のお茶屋の仕組みや旦那制度、一本や水揚げなど、判りにくい独自の世界がこの一冊でよくわかる。ストーリを彩る、旦那からの贈り物の三越謹製三百円の帯や、大粒の翡翠の簪、英国土産の巨大ダイヤモンドなど、随所に登場する豪華絢爛な衣裳拵えと、それを取り巻く年増女将との丁々発止のやりとりの描写は必見。店主のバイブルと同時に、不動の一位たる女流文芸作品。

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書いた記事数:1517 最後に更新した日:2024/03/25

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