その7 ネオンの街に降る雪は
クソ暑いのに雪だなんて、正気です。
例の大太鼓、やっと修理に出せました。
心から気持ちのいい太鼓屋さんで、商品の太鼓にはバチが添えられ「ご自由にどうぞ」とあります。(斜め向かいの太鼓店には「お手を触れないで下さい」とある)
プロの技、予約書を太鼓の上で書く(笑)全然オッケーです。こういうの好きかも。ラフに行きましょうよ。
2週間後に出来上がります。専用の長バチも買いました。
そして、ネットで能管も買いました。教育用の樹脂製品ですが、BARなのでこれで丁度いい。今のは余りにも鳴らないのです。
この3つで、まずは「四谷怪談」が出来ます。ヒュー、ドロドロドロ、、。
そして、雪。歌舞伎ではこの雪のシーン、大太鼓を柔らかいマレットで叩くと雪の効果音になります。
そして、昔お友達に誘われて新橋の金田中さんにお邪魔した時に、大広間の鴨居に僕の心を打ち砕く凄いモノがぶら下がっていた。
「雪だぁ、、雪だよ母ちゃん、、、。」
四年前の正月のブログです。僕もまだ若い(笑)
雪籠という大道具らしいのです。アハン。これは移転したら絶対にやりたかったネタの一つ。ヒモを引くと雪がこぼれ落ちます。強く引くと吹雪になるんだとか。
八百屋お七でも、三人吉三でも鷺娘でも越路吹雪の「雪は降る」でもアナと雪の女王でも使える。絶対使う。
1人が雪籠のヒモを引いて揺らしながら大太鼓を打つ。1人がピアノ伴奏と照明。
ヒモを足で引くことも出来るかも。それなら更に出し物の幅が広がる。
ラ・ボエームの4幕なんて良いかも。
つーか籠、中々売ってないんですよね、、。無かったら作るかな。
お金自体はそんなに掛からないウチらしい素敵な企画だと思われます。
「はいはい、ちょっとすんませんねぇ」ってカウンターの床に掃除機かける所までがショー。外人さんなんて楽しんでくれるんじゃないかな。(笑)
いつか、年末辺りに、こんな事もやれたりして、、。
(カウンターに47人も入れるかね 汗)
そして、春は桜です。本物の桜を活けて、その後ろで桜吹雪が舞う。
お囃子に鼓と笛が入って、人肌の燗酒にビール。美味しい肴は数々の重箱に納めて。テラスに七輪置いて、珍味を軽く炙ったり。
時間が来たらカウンターでショータイム。酔いがまわって、飛び入りで舞う人あり、歌う人あり。
良いですなぁ。
想像しただけで堪りません。早く移転したい。待ちきれない。
今後は、、、
設計編
解体工事編
天井照明編
ミラーボール仕掛け編
エレベーター前カメラ取り付け編
キッチンレイアウト編
床塗装編
カウンター造作編
ベランダ植栽編
楽器ディスプレー編
許認可編
メニュー絞り込み編
など、延々と続きます。
( ;´Д`)
- 2015.07.24 Friday
- 開店日記
- 16:52
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