2019ベランダ通信




ご無沙汰してしまいました。最近バタバタしておりましたが、やっと一段落しましたので、また前のペースで綴って参ります。懲りずに覗きに来てやって下さいませ。よろしくお願いします!


気付けば3月も終わりに差し掛かりました。唐突ではありますが、思いつきでベランダの植物関連、お伝えします。


今年の冬にですね、蔦の大掛かりな誘引をしておきました。つまりですね、植物は上へ上へと伸びようとするので、それを下に向ける作業なんです。


放っておくと、このように頭でっかちなブロッコリーのような形になります。




矢印のように、枝をバラして下に下げてやります。今年は2日かけて、頭頂部のモジャモジャをほぐして下ろし、満遍なくフェンスに編み直しました。バラの棘が刺さりまくったりひて、結構骨が折れました、、。





因みに去年のブロッコリー状態がこちら。分かりにくいですが、中程の辺りがスカスカです。



お向かいのマンションの方から見えないようにしたいのに、これじゃね、、。


そして今年。待望の芽吹きの季節が訪れました。





まだ生え揃ってないけど、多分全体的にモリモリになる筈です!^_^


ミモザも今週まで位が見頃です。






アゲハ蝶もご来店。このところの暖かさのせいかな。






確かに今年は暖かい。バラなんて、去年より10日くらい早く芽が出てきました。





ゴールデンウィークに花が咲き、枝はさらに梅雨にかけて四方八方に伸びるので、今年からは完全に柱をカバー出来そうです。


四年もかかった、、、。元々何もなかったのですから、当たり前と言えば当たり前なんだけど。








ジャングルついでに、コウモリラン。自宅の子を連れてきまして合計三株を縦に配置してみました。





モジャモジャになってくれたら、それだけで僕は毎日ご機嫌です。


僕が好きなのは都会のど真ん中にあるジャングル然とした空間。山奥に行けば茂みくらいいくらでもあるんだけど、都会の中で鬱蒼と茂っているのが、なぜか好きなのです。


廃屋の外壁ギリギリまで植物が育ちまくって、半ば乗っ取っているようなの、大好物です。





グリーンを弄りだして何より感じるのは、季節の移ろいをゆっくり明確に気付けるようになったこと。

最初に梅が咲いてその次はミモザ、そうなるとジャスミンの蕾が次に控えてて、その次は木瓜バラ。その次はピエールドゥロンサール、、、という具合に初夏くらいまで畳み掛けてくれます。



以前より、春が来る喜びをゆっくり味わえるようになりましたね。これは光の速さの如く月日が過ぎていく43歳の僕にとって、とても嬉しい事実。




ベランダはあと三年くらいで仕上げます。パーゴラまで蔦を伸ばして天井も壁面も覆う。メジロとかの野鳥を呼ぶ餌台とかも置いたりして、、、





そんな中で本でも読めたら最高だな、こりゃ。






そのために、今年はちょっとベランダ側頑張ります。(店内いじるところなくなっちゃったの)


更なる居心地のいい店を目指して頑張ります。どうぞ、乞うご期待下さいませ!





ダイエット2ヶ月経ちました。




今年の1/9にスタートしました2019年ダイエット祭り。今日で丸2ヶ月となりましたが、、、。






7.5キロ落ちました♪(´ε` )


1/9 85.45キロ

3/9 77.90キロ






今回はですね、とにかくら焦らずスローに落とすという事で月に大体3から4キロ目標のゆっくりコース。

昔、賭けをして6週間で18キロ落とし、賭けには圧勝したものの2ヶ月で20キロリバウンドするという悲劇に見舞われました。しかもその20キロはほぼ餃子でした。

体って頑張って元のカタチに戻ろうとするんですってね。ゆっくり痩せると痩せるほど体が騙されて、リバウンドしにくくなるそうなのです。


以前の完全糖質制限から、今では厳しすぎない程度に糖質を抜いて、その分しっかり歩く作戦に変更。マックのチキンナゲットなど、衣の糖質は許してあげる事にしました。

長く続かないと意味ありませんもの。



しかし、主食は未だに全てカット。糖質四天王、ラーメン、カレー、パスタ、ピザはどんなに泥酔しても食べたりしません。

その分野菜と大豆製品、海藻、きのこ、魚を食べてます。いわゆる昭和の婆さんの食事です。

これがまた、調子いいんです。目覚めもスッキリだし、胃がムカムカしない。

前はラーメン、カレー、ピザ、寿司のローテーション。三食食べた後に寝る前にコンビニで買ってきたスルメやらシュークリームを寝床で食べていましたが、そりゃ胃も辛いはずです。ずっと働かされて、まるでブラック企業ですよね。

目下のところ「消化器官の働き方改革」をスローガンに掲げております。



問題は野菜の採り方。生野菜にドレッシングに始まり、どうしても食が進まないので以前のポタージュスープ作戦。それも10日で飽きて、色々試した結果、お好み焼きに落ち着いております。

これは優れものです。


【糖質制限お好み焼き】


材料


おからパウダー大匙3
卵3個
コンビの千切りキャベツ2袋
豚バラ肉適量
マヨネーズ 低糖質ソース
青のり、鰹節




おからパウダー、小麦粉に慣れ親しんだ僕を助けてくれるこの白い粉。大匙3杯で糖質量は0.6グラム。ほぼ、無いに等しいのです。




そして、お好み焼きの仕上がり。ボーッと食ったら普通のと見分けがつかないレベル。







当初の「ただ痩せたい」という目標から、「ジジィになっても苦なく生きたい」へと変化してきました。


苦しいのに、罪悪感があるのに食い続けるの、辛いじゃないですか。食べるの好きなだけに。







人類が誕生して400万年前、それまではずーっと飢餓との戦いだったらしいです。

耕作が始まって食料をキープ出来るようになったのがほんの1万年前、それまでの399万年は食卓に炭水化物なんて殆ど無かったんですって。

野菜の野菜とか獣肉、貝、ドングリなんか食ってたでしょうかね。そんな中で氷河期なんか来ちゃったりして、あー、やだな。



過酷な環境下、人類の体は飢餓に適応出来るようにひたすら進化を続けて来たらしいのです。要は、胃が空っぽなのが通常モードであるということ。たまの食事の後は生理的に眠くなり、次回に備えて脂肪を溜め込む。


それがですね、僕みたいな怠惰な現代人は、大して動きもしない仕事帰りに博多天神のラーメンを食らい、あまりピンと来なかったからと歌舞伎町の天下一品でまた食べ直し、寝る前に喉が渇いてカルピスを1リットル飲むような食生活をしてました。

太るのはもちろん、すぐ糖尿病になってたと思います。


疲れたから食べて、また疲れる。そうしてまた食べるというスパイラル。ご先祖様、ごめんなさい。

食べないと楽になる、というチョイス。これは効果あると思います。


うーん、でもね、やっぱりラーメン美味しいんですよ。僕は石器時代の人じゃないし、一度知ったらもう忘れられない。

本によると体が安定した後、開始3ヶ月後くらいから10日に一回は好きなものの解禁日を作って良いらしい。




今の食生活をベースに、たまーに美味しいラーメンやカレーを有り難く食べる。

今までより美味しく感じるとしたら、それはそれで素敵な事なんじゃないかと思うわけです。



解禁したら食べたいもの。もうずっと前から決まっていますこの二品。


新宿伊勢丹横 ガンジーのビーフカレー




天下一品 こってりラーメン






あー、色といい、姿といい。なんて美しい佇まいなんだろう。素晴らしき飽食文化!



好きなものを考え、どれにするか迷う楽しみ。食べる行為の真髄は食事のその前にあると言えます。


子供の頃の遠足と同じですな。








5年なんてあっと言う間



割と考えもせず、勢いでグランドピアノを買ったのが、2014年の3月でした。






店舗の移転の場所も置き場所決まっていないのに、奥行き140センチのグランドピアノという事で即決。

グランドピアノをそのままカウンターにする、という粗っぽい店をイメージしていた僕は、とにかく奥行きの小さなピアノを先に手に入れなければいけなかった。

通常グランドピアノは160センチから位なんですけど、それだとお客さんと遠くなっちゃう。

140というサイズは、奇跡に近かったのです。



今考えたら、それでも大きかったんですけど(手が届かないのでグラス下げられないw)







あれから5年。やっとローンの支払いが終わりました、、。ドイツ生まれの金食い虫くん。思ったより大きいし、鍵盤重いし、たまに調子悪いし(僕のせい)扱いづらいんだけど、間違いなく僕の相棒です。



5年といえば、ピカピカの一年生が5年になる。当たり前か。


ハマグリだってこんなに大きくなれば





梅干しだってどす黒くなる。相当長い時間。








決して我が子の贔屓ではなく、毎日音が変わるんですよ。本当に不思議なんだけど、ボリュームが大きかったり小さかったり、キンキン金属的だったり、篭ってたり拡がってたり。

間違いなく生きてます。木と皮とフェルトで出来てるので、呼吸もしてます。

そんな中で、益々音に艶と深みが増しました。中々好きな音に育ってきました。


ローン完済で、名実ともに僕のものになったからには、もっともっと、大切にしますね。



店も含めて、体の一部と言っても過言ではありません。







3月のシフト



カレンダーが見にくいという事で、全日程書き出すことにしました。


3月のシフトです。


1(金)ハタくん(中野フリーカーオーナー)
2(土)あもちゃん
3(日)〜24:00
4(月)定休日
5(火)
6(水)
7(木)
8(金)いのくん
9(土)あもちゃん
10(日)〜24:00
11(月)定休日
12(火)
13(水)
14(木)
15(金)ケンジ
16(土)タケ
17(日)〜24:00
18(月)定休日
19(火)オープンします!
20(水)ケンジ
21(木 祝日)晋輔一人でやります
22(金)ケンジ
23(土)あもちゃん
24(日)〜24:00
25(月)定休日
26(火)
27(水)
28(木)
29(金)あもちゃん
30(土)タケ
31(日)〜24:00



どうぞよろしくお願いします。





シフトカレンダー。毎月1日が月曜で始まる月のから、日曜始まりの月まで7種類のテンプレートを用意しました。

メモ帳に貼り付けておいて、任意のバリエーションをコピペするだけ!





このブログ、実は未だにコマンド入力なのです。色分けなんて出来たらさらに読みやすいんだろうけど、ちょっと手間がかかりすぎます。

例えば、たった4行のテキスト。こんな色分けをすると、表示はこうなのですが、

3月

1(金)あもちゃん
2(土)未定
3(日)
4(月)定休日


僕側にはこう表示されてます。




面倒臭いっ!!(この文字ももちろんコマンド付き)


なので、モノクロ表示のみでお願いします。毎月キチンとアップしますので宜しくお願いします。









京都は素敵な街だった




新幹線に乗り、京都駅に滑り込む。そこから普段あまり乗らない地下鉄を乗り継いで、宿に向かいました。


例の古い旅館です!


想像通りの素敵な坪庭には2月でも植物が青々。いいなー、いいなー。



そして、さらに奥にも坪庭が。




ここには池もありました。この奥が僕の部屋となります。




新しい畳に、雪見障子。その奥にはまた小さなお庭がありました。まるで料亭の個室のようです。

一泊8000円でいいのか?!いいんだよ!

縁側に出て、冷たい風を浴びる。懐かしい実家のような匂いと優しい設え。

レトロ好き、植物好きの僕にとって究極の宿は京都の町家だと再認識。


僕のお店も実は京町家をイメージしております。細長い店内の奥には坪庭。ドアを開けると風が吹き抜ける。



実際には喫煙コーナーとして使っているので風が吹き抜けると煙たくて困るんだけど、たまーの春先、タバコを吸わない人ばかりの日だと奥のベランダと非常階段までを開け放って営業したりします。

本当に気持ちが良いのです。



そんな坪庭がこの宿には3つもある。単に見た目が美しいだけではなく、クーラーの役割もあります。湿度を纏った坪庭の空気は温度を下げ、それぞれの部屋へ伝わりまして、常に風が流れます。

夏場、また来ないと。






宿に気を良くした僕は、友達が務める日本料理の店に向かいます。糖質制限のコースをわざわざ作って下さって、日本酒が進むわけです。(日本酒の糖質量は一合辺り6グラム程度)






気が付いたら6時間も飲んでしまった !!






酔いすぎて腰が抜け、もうなんだかへべれけになってしまっている。

タクシー呼びますよ、とのご親切も断り、歩いて帰りました。つまり、夜風に当たりたかったのです。

しかし、それがいけなかった。京都の区割りは四角い似たような形で、建物もビルも大体が似ている。大きめの道にしか道路表示が付いていないので、自分がどこにいるのか解らない!


巨大なダンジョンに迷い込んだ私。同じ道を行ったり来たり。

携帯の電源なんてとっくに切れてる。それで、急遽コンビニで電池を買おうとしてコンビニに入ったのですが、それが悪かった。

先に借りたコンビニトイレに、携帯をポチャンと落としてしまう。


画面がみるみる暗くなって、ああ、終わった、という感じ。

最終的に携帯は死んでしまい、半泣きでまた徘徊を始めます。


3時間くらい迷い、たまたま旅館を見つけられたんですが、一体どこを歩いてたのか。翌朝コンビニのレシートを見たら500メートルほど離れたコンビニに行っていたらしい。

教訓として、旅先で飲みに行くときは宿のカードを数枚頂いて財布やポッケに入れておく。速やかにタクシーに乗る。携帯は電池が切れるので信用しない。



翌朝、二日酔いの中で朝ごはんをいただく。正しい、和食の見本のような朝食。なかでも若狭鰈の一夜干しの美味しいこと!






ぺろっと平らげたところで、雨の中ソフトバンクのショップへ。携帯の買い替えをする、、。水に落として買い換えるなんて初めて。


結局iPhoneXrとかいう、思い切り未来的なのを充てがわれる。旅先でデータの入っていない携帯を持つというのはこの上なく不安な事です。

はやく復旧したい気持ちを抑えて母の手料理を頂きに。


僕のレトロ好きはどこから遺伝したのか、というくらい賑やかなキッチンで、カキフライやレンコンのミートボール、白和え、サラダなど。こちらも糖質制限メニュー。本当にすみません、皆さま。




母とキーキー笑いあって、久しぶりに手料理を食べました。


母、前より少し若くなっていた気がする。まだまだお婆ちゃんにはならないでほしい。






もう一人、元東京住まいでお客さんでもある友人とお酒を飲む。洒落たイタリアンで、お洒落で頭の良い彼と語り合う。

とても素敵な会話をする人で、まるで胸の奥底の乾いた砂地に水が染み込むようだった。

昔はよく遊んだ旧友と沢山の話をして、町家の旅館に戻る。不思議なまでに落ち着いた、充実した夜。




いやー、やっぱり京都好きですわ。



カバンの中は心の中と同じですってよ





カバンの中は心の中と同じ、ネットにてそんな名言を読みました。


半年ほど前から、持ち歩くトートバッグの中を整理して、今では整然とした佇まいを見せておりますが、それまではハリケーンが通り過ぎた後の街のようなバッグの中でした。

支払いバーコードと充電ケーブルとティッシュと小銭とお弁当の紙おしぼりとがぐちゃぐちゃに混ざり合い、松前漬けみたいな見た目になっておりました。


今ではポーチを沢山多用して、分類して使っております。スッキリ幕の内弁当(^ ^)



最近、アイコスに変えてからと言うもの、更にポーチが増えました。

僕は1日に30本くらい吸うので、アイコス充電器二台が必要となります。そしてスティックと呼ばれる吸い口三本、それにカートリッジ5箱程度と掃除のグッズ。

増える一方です、、。


これらのごちゃごちゃしたものを仕舞うのに、エルメスのポーチを引っ張り出しました。




なんの変哲も無いポーチ。生理用品だかファンデーションだか入ってそうなデザインなんですが、シンプルで気に入っておりました。

酷使したお陰で縁が全部破れてて、しばらく放置してました。


そこで、自分で縫うことに!





100円ショップで買った糸と針で縫う。二周づつループさせて、次の穴に。

皮を縫うなんてやったことないけど、穴がそもそも空いているのでそこを縫えば良い。



と、思いきやそんなに甘くはなかった!!縫い糸が通っていた穴はボロくなっていて、緩くなっていた。なので、穴を避けながら穴のないところを攻める。


何となく出来た!!




時間さえかけたら丁寧に出来るもんねー。自分でやった方が愛着が湧くと言うもの。


縫い目を茶色のマジックで塗って、完成。




正規店に出したら数ヶ月かかるとかで、それは困る。自分でやった方が早いし、愛着も湧く。

何よりタダって素敵。タダ、ああタダ。タダという言葉が大好きです。


そして、中に仕切りを付けて、更に使いやすく。




二日ほど旅行に行っても何の問題もないボリューム。(しかも別ポーチに充電器もある)

しょうもない工夫だけど、どこにあるか探さずサッと取り出せて、パパッと組み立てられて、在庫(笑)が一目で把握できて。


毎日腕を突っ込むバッグだからこそ、究極に使いやすくしておきたいのです。


いつも使っているトートバッグ。小汚いのが気に入っています。





中は嫌味なブランドのポーチが詰まっています。昔買ったやつを有効活用なのと、何より丈夫なのです。(汗)





左上から時計回りに

充電器、ケーブル各種、イヤホンなど電気関係

通帳、保険証、会員証類、支払い関係の書類をブチ込む専用

例のiQOSセット

iQOSサブ

財布

ペンケース

名刺

頭痛薬、胃腸薬、ハゲ薬、メジャー、綿棒、ソーイングセット、ティッシュなど



詰めるとこんな感じ。





まあ、、、重いんですよ、かなりw

軽いバージョンもありまして、iQOSと財布だけという軽装備。

しかし、そんな日に限ってボタンが取れたり、充電器が刺さってなくて残り4%だったり、たまたま待ち時間が出来て音楽聴きたかったり、という具合になります。

だからこその備えのポーチ。殆ど毎日思いセッティングにて出掛けております。

重くても、備えあれば憂なし!!





重いといえば僕の体重。1/9時点で85キロだったのが、本日2/14の時点で78.9キロに。6キロほど落ちました。


とはいえ、2週間に一度は僕のお墓に持って行きたいグルメ、ココイチのカレーとか王将で餃子とかを食べる、チートデイも取り入れてます。





不思議なんだけど糖質を沢山摂った翌日、グーンと痩せるんですよね。身体が騙されて燃えるんだとか何とからしいんですけど。

この後は月3キロペースくらい、ゆっくりコースでダイエットしたいと思います。前みたいにリバウンドしたくないのです。

ゴールデンウィークには目標の18キロダウンの67キロ、そこから2年計画くらいで体を慣らして維持、もう一生身軽な体型を維持出来たら、、、。


そんなにうまく行かないのは分かってるんだけど。


もうオッサンですし、色々と身軽に整えて、シンプルで丁寧な暮らしがしたい、そう願う日々であります。







ワクワク旅館選び



以前、ワクワクホテル選びという下らないブログを書きましたが、今回は更にくだらない旅館バージョンであります。


2月の18.19の連休は京都市の実家に帰り、両親に逢いに行ってこようと思っております。実家にも泊まれるのですが、気楽な方が良いので毎度ホテルなんかを利用しているんですが、流石に普通のホテルは飽きた。

だいたいどこも同じで、何の代わり映えもない。要するに詰まらんのですわ。

こんなんとか



少し気が利いてててもこんな程度。興味がない上に僕には予算オーバー。




僕は、美しくないホテルで寝るだけの予算なら安けりゃ安いほどいい。繁忙期でも最高に出せて12,000〜13000円。

京都でこのレベルだと駅前の近鉄、東急辺りになる。アパはかろうじてオッケー。新阪急や全日空なんかは値上がりしてて、もう手が出ません。


止まる価値があるなら、頑張って倍でも出すんだけど。 折角だから、レトロでキュンとするような宿に泊まりたい!!


和風旅館も、この予算だと外国人旅行者を騙すようなちゃちい所しかないのです。自ずとネーミングも辛め。「miyako別邸」とか「なごみ庵」とか「京舞妓」だいたい想像がつく。痛い。

ブッキングドットコムで流し読みしつつ、たまに古い外観そのままでいいじゃん!と思っても内装がヤバかったりする。




何で余計な手を加えたがるのか。



こんなところ、、泊まりたくないですよねえ。



もうね、数寄屋造で古くて渋いとこでいいの。老舗の。

地面師の問題で取り上げられてた五反田のボロ旅館みたいなのに泊まりたい。






耳の遠いばあさんが一人でやってて、柱時計がコチコチ鳴ってて、黒電話がジリリリって鳴って、煎茶は薄め、朝ごはんは柔らかめ。塩シャケは辛めがいい。

Wi-Fiなんて以ての外。ホテルサイトに載せてないような静かで古い、小さな坪庭が見えるところ。



あっ、、、、ホテルサイト載せてないか、、、そういう宿は。



なんで今まで気づかなかったんだろう。そこで作戦を変えて検索ワードに「ネット予約不可」と追加してみる。




そうしたら一瞬でまとめてどっさり載ってる某サイトを見つけました。今まで手の届かなかった渋い旅館の数々が雪崩の如く。ヨダレが止まりません。(まだ人に教えたくないです、ゴメンね)















こういう宿は京都中に沢山あり、その前を通り掛かるたび、一見さんお断りで一定の顧客だけが泊まってんだろうな、などと諦めてました。(祇園などには沢山あるんだろうけど)




そんな想いに反してこのサイト。とにかく大抵の宿が安い。二人で朝食付いて12,000円前後というリーズナブルさ。

しかし、部屋数が少ないのと必死で埋めようとしていらっしゃらない所が多いのと、固定のファンがいらっしゃるなどで大抵埋まっているらしい。(その後のネット調べ)

予約方法は全て電話。電話予約のみなので一般の外国人は殆どいないらしい。今時の京都でこんなの珍しいんじゃないかな。


中でも気に入ったのは、四条烏丸から徒歩7分の、100年前の呉服屋を旅館にしたという僕の好きなサイズの「某」旅館。絶対ここにする!!


ホームページは見つけたものの、書いてあるのは電話予約のみ。白地にシンプルなページには住所など最小限のことしか書いてない。


「気安う予約してもらわはってもウチら困りまっさかい」とでも言わんばかりの素っ気ない意匠。考えすぎか。


屋号から検索をかけ、段々と実態が明らかになってくる。内装は想像通り圧巻の、正しい町家建築。こりゃ大好物だ!!




壺庭に面してタイル張りの流し台がある。なんだこれ。琴線にビシビシ来るじゃんかよ。マジ惚れた。






今回もし予約できたら、むしろこの流し台を見に行く旅でも良いくらい。僕の店もベランダに流し台を付けたけど、グリーンと水回りが共存するというする絶対美。

これは好きな人にしか分からない。一方的にご縁を感じてます。












30分くらい悩んで、思い切って電話をしてみる。とても優しい口調の、懐かしい京都弁の男性の方がご対応下さって、あっさり「二泊ですね、はい空いてますよ」との事。

こちらの宿も中々予約が取れないらしく、本当にツイている私。(その後のネット調べ)

何とラッキーなのか。もう浮気しません。


お値段、一人だと割高になるから13,000円ですと。二人だと14,000円でお安いんですけど、、との事。


京都駅前アパと同じ値段!!

全然構いませんよ。クレジット決済出来るそうで、お庭を眺めながらの朝食付き。この満足度、アパに出来るか、、。


僕の部屋はこの写真の部屋だそう。部屋から流しが見える。ううう、、。








難を言えば門限は午後11:00というところから。まあええわ、オカンと会うのは夕方からだし、帰って本でも読もう。


もー、どうしましょう。憧れの老舗旅館の予約方法を手にしてしまった。しかも安い。再来週が楽しみで仕方ない。これからは東急なんとかとか新阪急なんちゃらはやめて、全てこのシリーズで行く。


初夏にお庭眺めながらクラシックをヘッドホンで聴いて本を読んだり、夜には馴染みのお店をご紹介頂いて少し、お酒を頂いたり。


空いていればいつか連泊して長逗留してもいいな。二人で5泊しても一人35,000円。海外行ったらこれじゃ済まない。

今回泊まった時に次の予約しちゃおうかしら。



心から日本人で良かった、そんな旅になりますよう。




追記


その後調べておりましたら全館でたった二部屋しか稼働してないとか、五社英雄監督の定宿だったとか、大女優が出たり入ったりしてたとか、とんでもない情報がワンサカ。

勢いで選んだものの、我ながら鼻が効くと呆気にとられております。




2月のシフト




早いもので一月も終わりに近づきました。2月のシフトか出ましたのでお伝え致します。


毎週月曜がお休みとなりますまして、遅刻や急なお休みは当日19:00までにこのブログにアップします。


1(金)あも
2(土)けんじ
8(金)たけ
9(土)たけ
10(日)いの
11(月)月曜ですがオープンします。
12(火)お休みとなります
15(金)たけ
16(土)あも
19(火)前日の月曜と合わせて連休頂きます
22(金)タケ
23(土)けんじ



どうぞ宜しくお願いします!





昨日の言い訳〜鍋リメイク



昨日は急に休業してしまい、ゴメンなさい。


実は今、物凄くノッてるのです。昨日も働きたくて仕方がない。なので凄く残念でした、、。



土曜日の終業後、混んで盛り上がったので嬉しかったのか、そのまま工事をはじめました。いつもの「余ったエネルギー消化」工事です。


バックヤードの浄水器の蛇口を配管し直して30センチほど手前に移動。構造上奥まっていた蛇口、凄く使いにくくて毎日気になっていました。





これはいつも働くスタッフ向けサービスですかね。使いやすい環境で長く続けてほしいのです。


夜が明けて少し昼寝をしてから近所をお散歩したり、店に戻って植木の手入れなんてしながらゴロゴロしていた矢先、予約確認のお電話が。

1日繰り上がりました。(汗)どうにも調整ならない感じなので、はい!気持ちを切り替えて。



昨日の貸切の皆様は鍋をご所望でしたので慌ててコンロを2セットご用意いたしました。





1時間しか準備時間がなかったので余程動転していたのか、、。


白菜を買い過ぎてしまいました。

デカいの2個も!!!





不安は的中、ほとんどの白菜が余ってしまった。家に持って帰るも、こんなに食べられない。


白菜だけでなく、ネギも水菜もしめじもエノキも沢山ある。そもそも大前提として僕、鍋の白菜があまり好きではないんです。




あー、困った。










と、良いこと思いついた?!





少量で試作してみる。斜めに切った白ネギはバターで炒め、キノコ投入。大量の白菜をコンソメで煮込んでおく。

ここまでは寄せ鍋にしか見えない。




2つを合わせてミキサーにかけて粉砕。





ローリエを入れて再度煮込み、無調整豆乳と生クリームを少し。青ネギを散らす。



白菜のポタージュスープ!!







バターで炒めたネギの香り、ローリエがこんなにまで西欧感を高めるのか。寧ろ、トボけた印象の白菜さんはポタージュに相性が良いのかも知れん。

カロリーも糖質も低いのに、かなり濃厚。食べ応えも申し分なし。


許されるなら一人で鍋ごとイケちゃうくらい進む。ヤバイ。






ここ最近は毎日キノコオムレツと野菜サラダ、アボカド、そしてローソン低糖質ブランパンでしたが、野菜サラダがとにかく飽きやすい。なんの思想もなく噛み砕いて飲み込む。


つまりは生野菜が嫌いなんです。食っててそんなに変化がないので辛いのよ。


ポタージュだと栄養が壊れるかもだけど、量は圧倒的に摂れますもんね。しばらくはポタージュをサラダの補助に組み込みたいと思います。





そんなこんなで体重、20日で5キロ減。
嬉しいのだけど先は長い。ペース早すぎるので、少し緩めます。

糖質も少しづつ意識的に取るようにしています。かなり自分を洗脳にかけたので口に入れるのが怖いんだけど、これは薬だと思って。


そしてウォーキング。





いやー、すこぶる調子が良いです。今まで調子が良いなんて思った事がなかったので(常に怠い、モヤモヤ、ボーっとしてた)ちょっと変な感じさえします。

ま、やっと人並みの平均値に戻った、位に思っておきます。いつまで続くか分からないですし、、。


火曜にお会いしましょう。




追記


道路に面した看板の電球が切れています。お手数ですが営業中かどうかはお電話などで店舗までお確かめください。

そもそもあの看板は全フロア分、一括スイッチにて付けっ放しなので、営業時間とはリンクしておりません。

今週中にはメンテ入ると思います。すみません。



コイン式伝票、見直しへ




コイン式会計、四日間ほど試させて頂きました。ドリンクをお出しするたびに対応した色のコインをお渡しして、精算時に回収するというもの。



お隣のお客様とコインが混ざらないように小皿をご用意。

銀のプレートのですとか



中身が見えにくいガラスのですとか



可愛い目玉焼き風の(^^)





うーん、イマイチでした。(汗)


無理やりの聞き取りにより、ご感想を頂きました。

「杯数を把握できるので現実に戻ってしまい、酔えない」 39歳 会社員

「自分の飲んでる杯数を他の方に見れたくない」41歳 アパレル

「混雑した時に隣のお客さんのコインと混ざるのではないか」 年齢非公開 自由業

「スマートさに欠け、この店に合わない。夢がない」 36歳 会社員

「少し管理されているような気分になる」 45歳 アーティスト


うむむむ、確かに。総括すべく一度中止にして伝票に戻します。



しかし、未だに効率化の模索は続きます。僕の側でコインを管理するならばどうか。お客さんから見えない裏側であれば何も問題無いはず。

伝票に手書きしようが、カウンターにくさび形文字を刻もうが、天狗猿のドクロを積み上げようが、改善の余地はあるかも。



例えばだけど。見えない位置にこういう升目の箱を用意して





お名前または特徴を書き留めたカードをクリップで止める。お一人につき一部屋確保。後はオーダーに応じてカラーコインを投げ込んでいく。




何でこんなに紙以外で管理したいかと言うとですね、、いくつかの理由があります。



*伝票の文字列を見ると頭がボーっとして分からなくなってしまう時がある(記入漏れ、会計時の修正どちらも問題)

*なるべく工程を減らして間違いなくそして清潔に作業したい

*アルバイトのスタッフがお会計をスムーズに出来るように(僕の伝票が読めないことが多い)


まあ、特に1番目です、、、。文字列を見ると頭がボンヤリし、軽く精神統一をしないと手をつけられません。

例えばですけど、4人組A氏〜D氏がカクテル13杯のお会計。勝手にお年上のA氏がまとめて払うと思い込み、全てを混ぜ込んで伝票作っちゃった。

ところがうっかり個別会計。A氏「誕生日のB氏のマティーニとC氏のジンリッキーは僕に付けて」なんての。割とよくあります。

回転の早い方ならささっと計算できるんでしょうが、僕はそうはいかない。
そもそも、全員別に伝票付ければ良かったって話なんだけど、、。


僕なんかは特に焦ってる時に文字列を見ると、どこから手をつけていいかわかんなくなる。

色の付いたコインなら、比較的スッとに入って来ます。ゲームのように動かしたり戻したりを俯瞰で捉えられます。ご友人に一部ご馳走、ならコインを移動した後にそれぞれ合算すればいい。



うむむ、、テキストは入って来ないのに、マークは捉えやすいこの性格。

リンゴ3/5を4つに分けてなんてなると、(そんなの実生活でないけど)頭の中でしきれず、漏れなく絵に描いちゃう。だから学生時代、数学の点数は散々でした。

読書なんかは得意なんですけど、やはり上手く入れないと冒頭10分くらいを繰り返し読んだりする。ノレれば読むの自体は早いんですけど。



元来、バカなのでライフハックが人より必要になります。(笑)もうちょっと工夫してみます。何かいい方法あるはず。


とはいえ、こういうのは考えてる時が一番楽しいんですよね。老舗の蕎麦屋さんみたいに、黒光りしたカウンターで便利な独自システムを構築されてると心底ワクワクします。

早くウチもああなりたい!










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南の島に雪が降る (知恵の森文庫)
南の島に雪が降る (知恵の森文庫) (JUGEMレビュー »)
加東 大介
太平洋戦争末期、赤道直下の戦地ニューギニアで慰問団を結成し、7000人の兵士を楽しませた元歌舞伎役者の実話。ジャングルの中に歌舞伎座を建て、馬の尻尾や棕櫚の繊維で結いあげた鬘、パラシュートの打ち掛けや緞帳、ガーゼの糸を間引いた紗幕、そして紙吹雪を用いての雪景色に、遠い故郷を思い出し、兵隊たちは声を上げて泣く。究極の状況下での知恵と優しさの詰まった人々の心の触れ合いを描いた温かい作品。

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伽羅の香 (中公文庫)
伽羅の香 (中公文庫) (JUGEMレビュー »)
宮尾 登美子
何不自由なく育った主人公は、何気なく始めた香道の奥深さに知らぬ間に溺れてしまう。免許皆伝の暁には、と始めた会合。気がつけば彼女の自宅は時のサロンに変貌し、有力者が訪ねて来るまでになる。しかし少数の仲間はそれをよく思わず、時を同じくして太平洋戦争の足音が忍び寄る、・・・・。
蘭奢待を始めとする平安から連なる奥深くも豪華な数多くのエピソードが、読み人を香りの世界へと誘う。
安いもので構いません、お好みの香木を焚き締めながらの拝読をお勧め致します。グッと気分が出ます。

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グロテスク〈上〉 (文春文庫)
グロテスク〈上〉 (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
桐野 夏生
悪気もなく、ただ人の不幸を喜びに生きる「私」と、類い稀な美貌を持ち、出会う人々を皆驚嘆させてしまう実の「妹」、人に勝利する事でしか自分の存在意義を見いだせない、容姿に恵まれない和恵。その三人を中心に描かれるQ女子高(私立慶應女子高校がモデルになっている)の超閉鎖的階級社会を舞台に、途中入学組に対しての、富裕層からなる内部進学者からの壮絶ないじめを軸とした数々のエピソードは圧巻。物語全体は東電OL事件を主軸にして描かれており、後半は生生しい売春婦の日常が詳細に描かれている。店主がここ最近の著書で、久々に気骨を感じた作品。

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一の糸 (新潮文庫)
一の糸 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
何不自由ない造り酒屋の娘茜は幼き日に目を患い、その時連れられて聞いた文楽、露澤清太郎が奏でる三味線の音に恋をしてしまう。大正から太平洋戦争後にかけた女の一大抒情詩。乗馬を好む娘、宝石や宿屋を惜しげもなく買い与えるおおらかな母、その後の茜の命を賭けた壮絶な苛めとの戦い、本物の芸に賭ける壮絶なエンディングと、読みどころが随所に散りばめられた文句なしの女流文芸娯楽作品。

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悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
公子という一人の貧しい女が中華屋の仲居からスタートして何百、何千という嘘を重ねて戦後の混乱期にのし上がる様を描いた作品。嘘を重ねると言っても、無論、それだけでは決して成功はしない。夜学に通って簿記の試験をパスし、自らの美貌を磨いて出会う男を翻弄し、汗まみれになり生き抜くさまは寧ろ潔い。とある事件後の週刊誌記者による聞き取り調査と云う一風変わった文体で綴られる全編は、時を忘れ、あっという間に読めてしまう。中でも、登場スr数々の大粒の宝石の描写は秀逸。「取材魔」の異名を取る有吉文学の中でも比較的軽めな現代もの。特に初心者にお勧めの一品。

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女系家族〈上〉 (新潮文庫)
女系家族〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
山崎 豊子
船場に続く大商家の物語。入り婿の父が突然亡くなり、残された三姉妹が遺産相続を期に豹変を始める。狡猾な大番頭、突然現れる妾の存在に、三姉妹は関係を結んだ男の入れ知恵や様々な駆け引きを繰り返し、遺産を減らさぬよう奔走する。団結した三姉妹と叔母が妊娠したと思しき妾を抑えつけ、懇意の医師が器具を用いて検査を始める妾宅での描写は、昭和女流文芸史に残る陰惨な情景と云えるだろう。

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 (JUGEMレビュー »)

昭和初期の船場に三代続く女系の老舗足袋屋に生まれた男の半生を描く。女親に反発するかのように愛人を4人も囲いながらも商売に精を出す主人公。迎え入れた新妻の妊娠を探るために肥溜めを棒で掻き回す姑と大姑の陰惨な嫌がらせ、襲名披露の配り物がたった足袋一足だと聞いてケチだと馬鹿にする参加者を尻目に、実は踵の留め金具が純金製で帰宅した一同を仰天させるエピソードなど、船場の粋と意地が詰まった珠玉の作品。

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針女 (新潮文庫)
針女 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
出征した帝大出の弘一が残した青春の遺書を胸に、パンパンや闇成金の持ち込む針仕事に打ち込む孤児の清子。彼女は過去に踏んだ針が体を周り運悪く跛(びっこ)になるというハンディキャップを持つ。復員した夫は戦争のせいで性格が豹変しており・・。パンパンや気違いといった現代では禁止用語の登場人物が行き交い、戦後の混乱期をそのまま原稿用紙の上に広げたような生々しい作品となっている。

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連舞 (集英社文庫)
連舞 (集英社文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
昭和初期の日本舞踏の一大流派、梶川流の栄枯盛衰を描く。先代家元の妾の子に生まれながらも伸び悩む自分の踊りの才能、踊りの天才と謳われる性格の悪い妹、妹しか愛さない母に悩まされる青春時代。しかし、GHQ接収後のアーニーパイル劇場での歌舞伎ショーにてストリップを強要され、大逆転の末成功となり、家元夫人にまで上り詰めてしまう。忌わしい過去と出自に翻弄されつつも、過去をねじ伏せるかのように踊りに邁進し、遂に芸の道に境地を見出す主人公、月の直向な横顔が涙を誘う。

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明治のお嬢さま (角川選書)
明治のお嬢さま (角川選書) (JUGEMレビュー »)
黒岩 比佐子
明治期の令嬢の実態を探る。たしなみ、学力、美醜の葛藤、結婚生活まで多岐にわたる。面白いのは多くの令嬢は今と変わらず贅沢品に執着したらしく、友人の持ち物を嫉む生々しい手紙なども解説入りで紹介されている。その他、当時の流行の髪型や美人術、痩せる薬などの広告資料も収録。

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宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして
宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして (JUGEMレビュー »)
高谷 朝子,明石 伸子,太田 さとし
千代田の森の奥深く、宮中賢所に57年お住まいの神職の女性の半生を描いた作品。下界と分断された森の中で祈りを捧げる日々。厳格な穢れの区別(下界のものに触れると潔斎しなければいけない)、四足のものは食べてはならない、毎朝数時間かけて髪おすべらかしに結うなど驚愕の生活と共に、日本古来の自然に寄り添った質素な習慣を紹介する。

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朝香宮家に生まれて
朝香宮家に生まれて (JUGEMレビュー »)
北風 倚子
渋谷・松濤の鍋島公園一帯は戦前、広大な鍋島侯爵邸であり、著者の住まいであった。大空襲で火の海になった屋敷を逃れ、昭和という時代を生き抜いた、旧華族のお姫様の生涯。

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社長 島耕作(8) (モーニングKC)
社長 島耕作(8) (モーニングKC) (JUGEMレビュー »)
弘兼 憲史
言わずと知れた島耕作シリーズ単行本。長い経緯はさておき、弊店が表紙になっております。店主もタキシードでモデルを致しました。
是非お買い求めくださいw

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梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫)
梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫) (JUGEMレビュー »)
小田部 雄次
佐賀藩主鍋島家令嬢伊都子。彼女はのちに梨本宮に嫁ぐが、明治から昭和に渡って77年間日記を残していて、その様相は「書き魔」と言わんばかり。初の洋行先のパリで買い物の様子や婚礼、即位式などの華やかな思い出を経て、戦中戦後の倹約の様子や時代に対する落胆ぶりなど。往時の匂いが漂ってくるかのような生々しさ。著者、小田部雄次の解説が当時の世情をわかりやすく補ってくれる。

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写真集 酒井美意子 華族の肖像
写真集 酒井美意子 華族の肖像 (JUGEMレビュー »)
酒井 美意子
加賀藩前田家令嬢の酒井美意子。マナー講師として厚化粧キャラでメディアに登場した姿をご存じの方もいらっしゃるであろうが、彼女は戦前まで駒場の前田侯爵邸に居住していたことを知る人は少ない。莫大な財産と華麗な人脈を、膨大な写真とコメントで紐解く、いわば現代版歴史絵巻的な写真集。必読。

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極楽商売―聞き書き戦後性相史
極楽商売―聞き書き戦後性相史 (JUGEMレビュー »)
下川 耿史
戦後の性関連産業を裏側の視点から取材した戦後風俗史。進駐軍専門のパンパン宿や性具の販売店、愚連隊、ゲイバー、カストリ情報誌、個室喫茶・・・。戦後の性に携わった人々の汗や息遣いが聞こえそうな一冊。

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 (JUGEMレビュー »)

京セラ、auの創始者ににして仏門に入った稲森氏が、街の小さな碍子工場を一代にしていかに大企業へと成長させたかを描く。単なるサクセスストーリーに収まらない哲学や思想を散りばめた珠玉の一冊。

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芝桜〈上〉 (新潮文庫)
芝桜〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
我らが有吉佐和子先生の長編。戦前の花柳界を舞台に、二人の女が艶やかに力強く生き抜く。温厚で情緒的な梅弥、狡猾で気ままな蔦代。共に授かった類い稀な美貌を武器に、ただひたすら戦前、戦後の花柳界を生きる。花柳界独特のお茶屋の仕組みや旦那制度、一本や水揚げなど、判りにくい独自の世界がこの一冊でよくわかる。ストーリを彩る、旦那からの贈り物の三越謹製三百円の帯や、大粒の翡翠の簪、英国土産の巨大ダイヤモンドなど、随所に登場する豪華絢爛な衣裳拵えと、それを取り巻く年増女将との丁々発止のやりとりの描写は必見。店主のバイブルと同時に、不動の一位たる女流文芸作品。

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書いた記事数:1003 最後に更新した日:2019/06/18

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