そして今夜は流しそうめん




こんなお天気ですが、今夜は店内で流しそうめんをやらせて頂きます。お金は要りませんのよ。


こんな風に予め茹でておいて、巻き取っておきます。





お水に放つと、サラリと解けて流れる仕組み。


薬味も盛りだくさんでお届けいたします!





夏の名残の流しそうめんは8時から12時まで。どうぞお待ちしております(*´-`)




痒いなんてもんじゃない!




恒例の二泊三日の夏キャンプ、とても楽しく過ごしました。ありがとうございます。





渓流沿いにテントを4張り立てて、人間15人と犬2匹。途中雨が降ったり止んだりしつつも、マスを焼いたり魚を釣ったり、泳いだり。

雨のたびに荷物をギャアギャア言いながら片付ける、それも素敵な思い出です。


しかし、、、ブヨというんでしょうか、小さなハエのような虫。蚊も痒いけど、ブヨの痒さに比べたら比較にならない。










閲覧は自己責任で!!!



































右足だけで22箇所、全身で60箇所も刺されました。


僕以外の人はみんな数カ所刺されただけで、僕だけ桁違いの被害。僕はそんなに美味しいんだろうか、、。


もうね、痒いなんてもんじゃない。のたうちまわる痒さ。昨日なんて腫れちゃって皮がパンパンに張って、歩くと皮膚が破れそうになる(汗)


薬局で抗ヒスタミン薬を買って飲む。原因に先回りしてブロックする仕組みはハゲ薬と同じようです。





刺された同じ場所にまた刺された箇所もあります。ここなんて盛り上がって、阿蘇の外輪山みたいな変な形になってます。ヒー。



ただ、掻くとですね、これ以上ない快感が僕を襲うのです。使わなくなった柔らかい豚毛のブラシでガシガシ掻くと、もうメチャクチャ気持ち良いのです。絶対良くないんだけど、昨日と今日、やってしまいました、、、。



この辺りは皮も薄く、絶対掻いちゃいけないんだけど。






ブヨは山や渓流沿い、ゴルフ場に多いそうです。そして虫除けスプレー効かないという記事も読みました。

長袖長ズボンに蚊取り線香持ち歩きが良いそうです。


皆様もお気をつけください。






9月のシフト





9月の、なんて他人事みたいにタイプしている自分が信じられません。いつの間にもう9月が来るのかと。僕はまだ聞いてませんけど。



9/1(土)タケ
7(金)オカケン
8(土)あも
14(金)タケ
15(土)あも
16(日)あも
18(火)振替定休日
19(水)自信ないので休んどきます
21(金)タケ
22(土)いの
23(日)オカケン
25(火)振替定休日
28(金)あも
29(土)あも



振替定休日以外は普通の月曜定休日となります。


(何かカレンダーのフォーマットみたいなの、無いのかしら、、、読みにくいでしょ?)


稼働日数多いので赤文字のお休み取らせていただきますが、ヤバかったら他でお休みするかもです、、。週明け平日が危険日です。必ずここにアップしますのでよろしくお願いいたします。


このところものすごく忙しくさせて頂き、金土から日曜日が終わると絞りかすみたいになってます、、。

なーんて言ってられない、今も小田急電電の新松田行きの車両の中!





そして、9/2は流しそうめん、やります。通常営業の20:00よりとなります。

惜しむ夏を反芻するかのようにザバザバ流しますので、お腹を空かせて来てください。





これから伴侶ファミリーとキャンプに行って来ます。と言うわけで明日火曜日も、予告通りお休みとさせて頂きます。


どうぞよろしくお願いします。





またしても危機到来!!




キヌギヌちゃんのお向かいには恐ろしくレトロな雑居ビルがございます。築年数は軽く50年以上と思われる。




今も一階のみ、重厚なテナントさんが入ってらっしゃいます。左からバー、居酒屋さん、洋食屋さん、ラーメン屋さん。

このドリフのセットのような愛すべき四軒の商店。これを踏まえて隣に建つマンションをご覧ください。





一階部分に、シャッター付きの謎の空間があります。近所の人が話しているのを小耳に挟んだのですが、どうやらレトロ商店をそのままこちらの一階に移動させ、ボロビルを壊して6階建てのマンションを建てたいのだとか!!



そして、遂に今月末、4軒中3軒が移転と閉店をなさるとか。


秒読み開始だな、こりゃ。


そうなったら僕の店の目の前にマンションがドーンと建って、真ん前にリビングルームなんかが来るじゃないか。タバコを吸うお客さんの話し声はもちろん、中でトランペットとかオペラとか、今までみたいに出来なくなってしまう。


現状のボロビルは3階建てで、窓越しに顔を付き合わせるなんてことなかった。ただ屋上が見えるだけでした。







必要なのは防音喫煙ルーム。あー、どーしよ。どうにかせんと、、。


ベランダそのものをガラスで囲っちゃとおうか。間違いなく消防法で引っかかるよね、、。建築関連の問題も含めて全部モグリでやらないといけない。


物凄く高そうだし、植木もヤニだらけでかわいそうだよな、、、。





僕のポリシーとしてはもうオッさんなので、逃げも隠れもしない商売、ってのを標榜しているので、なるべく後ろめたくないやり方でやりたい。


「温室マニア」としてはこの際、植木とドアの間に温室をポコンと置いて、そこを喫煙ルームにしてはどうか、とか。

消防検査が入っても、「いえいえ、蘭を育ててるので越冬する為に置いてますよ」的な言い訳で。




1.5坪で38万、、。かなり安いけど、ちゃちい。中にブラインド下げて本でも置くか。




とにかく、店内と喫煙ルームの音が外に漏れないようにしないといけない。


サンルーム、温室なんて検索していたら、こういう形状の構造物をコンサバトリー、っと呼ぶらしいのです。

本格的なのはやっぱ素敵。




















何だか楽しくなって来たよ^_^




って、永遠にお金が貯まらないじゃんかよ!!!



お店やるって本当にお金がかかります。周りの環境も変化するし、毎回アイデア絞らないといけない。


まあ、趣味みたいなもんだから良いんだけど、、今回のは費用が半端ないんだよね、、。


もし工事始まったら外に向かって横断幕でも付けようかしら。 「ピアノライブバー!深夜まで絶賛営業中!!」みたいなの。内見に来た人がウンザリするようなデザインのやつ。


あー、どうしよ。何かアイデアあったら教えてください。






議事堂を考える



久しぶりの独自研究。というかブログ更新がままならず、すみません。

「遅刻します」とか「休みます」ばっかりで、単なる掲示板に成り下がってしまっています。(本来の目的としては正しいのですが)


やはり、好きなことを書き連ねるのも僕のストレス発散の要素の一つ。久しぶりにどーでもいい事にフォーカスして参ります。



僕は密かに、CATVで放送大学を見ているんです。その講座の中で「権力の建築」というプログラムがありました。

どこぞの王宮や資本家の邸宅、迎賓施設なんかを特集しているのですが、これがなかなか面白い。時の実力者が権力を誇示するのに一番最適な方法こそ、建築であるかもしれません。宝石やら絵画では見せるには限界ありますもんね。


そこで、国家レベルで権力をアピールする究極の建築って何だろう、と考えました。世が世ならば王宮となるんだろうけど、民主主義や共和制だとそうはいかない。

ならば、国会ではないのか、と。外観のビジュアルも様々ありますが、これもお国柄により様々。

今回は外観は他に譲るとして、比較しやすいよう、内装のみに着目してみました。そもそも議場とは演壇と傍聴席。シンプルですこと。



先ずは、我らが日本の国会議事堂。





1936年竣工。日本中の最高の材料を集めて作られた鉄筋コンクリート造の議事堂は、当時の金額で2500万円を投じたとの事。


国産にこだわり、とことんこだわった国産の材料で揃えたものの当時の日本のこと、ドアノブ、ステンドグラス、ポストはクオリティが及ばすアメリカからの輸入なんだとか。


なんて可愛いポスト。今でも現役だそう。欲しい!





いやいや、中々素晴らしい建築ではないですか。華美でもなく、重厚ながら落ち着く、飽きの来ない仕上がりですよね。











お次は海外より。個人的に好きなのはイタリアの下院議員。ローマにあるモンテチトーリオ宮殿がその場所で、1870年より使用、とある。





流石はイタリア国会。このままオペラ座になりそうな華やかさ。議場の上のバルコニーとか、堪らないじゃないですか。

やっぱり赤も良いなぁ。






お次はハンガリー国会。1904年完成。およそ1000人が従事し、4000万個のレンガ、50万の宝石と40kgの金が使われたとあるけど、、、。

金や宝石って必要なの?と思ったら、ハンガリー帝国時代の議事堂だそうで、なるほど納得。





キンキラですなぁ。落ち着かないかも。



お次はイギリスのビッグベン。火災にて消失した遺構を基に1840年頃に再建される。世界遺産に指定されているそうです。





うーん、格好いいなぁ。イタリアよりシックで他所よりかなりコンパクト。好みです。真ん中で卓球の試合出来そうな見事なすり鉢型。

なんで向かい合ってるんだろう。他の国は圧倒的に円形が多いのに、わざわざなんで。今度調べておきます。




海外の、と言いつつも日本の県議会議事堂も気になったので寄り道。


余りにもデザインが酷いのです!夢がないわ。政治は夢を語る場、合理的なのも良いけど少しはロマンティックじゃないと。







神奈川県議事堂。1966年竣工の新庁舎内部にある。グレーを基調としたモダンな印象。





なーんかね、無機質ですよね。僕は木目や布や暖色系の照明が好きなので、真逆のこーいうのはちっともテンション上がらない。アスクルで頼んだコクヨの机と椅子、って感じでどうも好きじゃないです。

グレーの色調なんか、東京フォーラムのAホールかと思ってしまう。





うん、似てるわ。


以下、スピードを上げて、南からお届けします。
沖縄県議会






福岡県議会





山口県議会





兵庫県議会





滋賀県議会






大阪府議会





愛知県議会





長野県議会




東京都議会





栃木県議会





埼玉県議会





飛ばして、、、北海道議会










疲れたので、暇な時に加筆します。(汗)

滋賀県議会、大阪府議会は好みなんだけど、後は同じかな、、。滋賀県議会のこじんまりした感じとか、中々落ち着くんだけど。ってそもそも滋賀の定数が44で、東京都議会の定数が127。3倍も開きがあるのも知らなかった。


まあ、どこもだいたい似たような無難なデザインで、全然面白くない。






ユニークな議場はないかな、、と調べたら、名古屋市議会の丸い議場、これは議場マニア(いるらしいです)の中でも人気なんだとか。






調べた中で、たいていの議場は扇型、対面長方形型、馬蹄U字型、円形の四種に分類されるようです。


まあ、どうでもいい事ですけど。


あとは新潟の長岡市議会議場もとてもユニーク。短冊みたいなのがぶら下がってます。





一時期、洒落たタワーマンションのモデルルームにやたら付いてた、ポールヘニングセンの特注バージョンかと思った。なんだこれは。





まあ、これはこれで面白いじゃないか。もっと好きなデザインにすればいいのに!!

沖縄だったら柱の一部にゴーヤと海ぶどうが交互にデザインされてるとか、、って、バカにしているわけではなく。

コリント式列柱には、アカンサスとかって葉っぱがピラピラデザインされたりして、歴史があるからそんなもんかと思うだけであって、素直に考えるといい加減なもんだと思う。





アカンサスが食えるのか、そもそも何なのかは知らないけど、ここにゴーヤだろうが海ぶどうだろうが、飾られてたって何もおかしくない。




デザインって、もっと楽しくて有機的でもいいと思うのです。

僕的な好みの議場といえば、レトロ好きなのでこじんまりした懐かしい、京都府議会の旧議場のようなのが良いなぁ。出身地贔屓とかではなく。








お顔がすぐ近くに見えます。何だかアットホームでいいぞ。色んな意見が出そう。
今度広いバーやるならこういう階段席も面白そうかも。



おまけ


コソボの国会議事堂内。抵抗勢力が痺れを切らして何やら飛ばした模様です。

バルサンじゃあるまいし、外でやれよな、と言いたくなる。








おしまい





杉田水脈議員に思うこと




凡ゆる意見が出尽くしたとも言える、杉田水脈議員の一連の発言。大枠ではこんな感じと捉えてます。


*LGBTは子供を増やせないので、生産性がない。

*パートナー法案、役所が忙しい中やるべき事は他にあるので勘弁して

*正常な若い世代が、一連の活動を見てLGBTを肯定的に捉えてしまう。(同性愛者の自殺率は一般の6倍あるので、尚更許せないとか何とか)



、、云々と続きます。


こちらが彼女の主張です

うむむ、、、。意見は出尽くしていると思うのですが、やはりツッコミ所が多すぎて、疑問が尽きない。


杉田議員の全体に横たわる「情報の少なさ」と「決めつけ」が気持ち悪いのです。

女子校時代に同性にラブレターを送ったとかいう浅い体験を通して語られる、ゲイは一過性のものだという見方がそもそも甘い。一過性で済まない人がいかに多いか、叶うなら俺が教えてやりたい(笑)


全体的に、彼女は世の中に対する興味が少ない人なんではないかと。自分の気持ちのいい論理を重ねて埋没し、挙句に自分がそうだから周りもそうだと思う。

その程度のバランス感覚で国会なんて行くな、と言いたくなる。


確かにね、生命体として見ればゲイは子供を増やせない、それは確か。でも、僕としては間接的に関わっている自負もある。税金を介してや、その他色々な社会との関わりを通して。いわゆる分業制って、ここに関してはダメなのかな。


子供を増やすのは若い男女カップルだけじゃないでしょ。税金で建てられた学校や施設があり、すくすく育つためには地域が必要であり、広くは文化芸術も。

それら下支えをひっくるめて子供が育つ環境なで、ただ子供さえ産んで増やすのなら、実験用ハムスター工場と変わりがない。

皆で支えるという意識がこのオバはんには欠落している。

多分このオバはん、戦前生まれの頑固なお父さん世代の思想そのままなんだよね。なればこその支持層も厚いだろうし、いわゆるサイレントマジョリティと言われる人々は、ここへきて「よくやった!」と思う人が沢山いるだろうな。


上の動画を見ていて辛くなった。僕は割と好きだった中山恭子さんとか(僕は未だに右と左が部分的に混在しているのです)ドラゴンクエストの作曲をしているすぎやまこういち大先生、同性愛者の生産性のなさを杉田のオバはんが説くたびに、共にクスクスお笑いになっている。

もう、何の敬意もありません、、。



中山さんのような経験豊富な才女、お上品に「あら、いいんじゃないかしら!国益は脇に置いておいて、素敵な同性愛のお友達沢山いるわよ」くらい言ってくれるような人だと思ってた僕が甘かったのか、、、。





金曜日、珍しく自民党前の反対集会に行こうかな、なんて考えていたんだけど、ギリギリまで考えてやめました。


集会側が主張しているのが「杉田議員の即時職」だったんです。

引き摺り下ろして終わり、じゃないと思うのです。税金の無駄遣いを論じる前にむしろ、公開討論を要求すべきではないかと。

朝まで生テレビなんかで、徹底的にやるべき。我らが三橋順子先生、起爆剤として三浦瑠璃。
中山恭子さん、櫻井よしこさんは何て発言するのだろうか。左派代表として福島瑞穂と辻元清美。途中で美輪先生が登場、、みたいなのも良いかも。(女装と女ばっかだな)



いつも辞めさせて終わり、になるこの国。そうでなく、しっかり論議しないといけないんしゃないかな。何が問題で、そもそも国益とは何か、この発言と基本的人権との兼ね合い、法的根拠など、じっくり詳しく聞いてみたい。


これはオウムの死刑囚にも思う事です。麻原はもちろん死に値するけど、洗脳された若い幹部。こちらは無期懲役にでもして、洗脳やテロの構造について徹底研究しても良かったのかな、なんて思います。

辞任させて終わり、死刑にして終わり、では本当の意味で活かされないんじゃないの?と思う訳です。



なんか、最近目にする嫌なニュース。



前のブログに書いた樹木希林さんのニュースもそうだけど、今回の新潮45の記事にも、巧妙な意地悪と、小さなサインが隠されていると思うのです。


それは、世の保守的な層に向けて「最近LGBT鼻に付くよな?面白くないよな」とさりげなく煽るような、それ。

杉田のオバはんはバカだから直接叩かれて、まだ分かりやすいけど、問題はこーいうサブリミナル的な隠されたニュース。

よく例えに出るナチスの優生主義、ユダヤ人迫害も、大戦後にユダヤ人の経済力が増大するのを警戒したドイツ市民の小さな不満を引き出した宣伝省の天才的な策略というのは有名な話。

僕はですね、世論とか憲法なんて一夜にしてひっくり返るモノだと思っとります。大げさかも知れないけど、歴史なんてそんなものだと思う。100年やそこらで人間がそんなに急に融和で知的になんてなるはず無いと思ってる。

ポップコーンみたいに、見た目は静かなのに、ある温度まできたら一斉に弾け出して、もう誰にも止められないみたいなことになると思うのです。



もしかしたら、今後、保守的なオジさんおばさんから、LGBT無理!って意見が一切に吹き出すこともあるかも知れない。

そこで。一人のゲイとして何ができるか?


前からここに書いていますが、パレードやゲイ発信の情報サイトのアプローチがあまり好きではないわたくし。

何でいつもポルノやら性的志向に絡んだトピックを表に出すんだろう、と首を傾げたくなります。

パレードでもゲイ発信のニュースサイトでも、どうしてすぐ服を脱ぐの?


と言いたくなる(笑)

ゲイはなぜ、メディアに向けて何かをアピールする時、やたらと脱ぎたがるのか。エロは、たまに垣間見えるからこそ良いのでは?(笑)


ゲイ向け情報サイトも、セックス特集の合間に趣味性の強い企画とか地方のゲイのレポートとか(匿名でいいので)やって欲しい。


ゲイ(GBT全体はよく分かりませんのでこう書きます)のアイデンティティが曖昧だから、共感を求める結果、大きな根っこであるセックスの趣向性にたどり着くんだろうけど、それこそバカにされるぞ、と。セックスはアイデンティティのほんの一面でしかないのではないか。


ゲイといえば、ポルノかオネエかただ騒がしくて面白い、みたいなステレオタイプなの、ダメじゃないけどそろそろ卒業しようよ。他にもあるじゃんと言いたい。
売れるため、耳目を集める為には仕方ないんだろうけど、それじゃ、いつまでたっても抜け出せなくなる。そして、人はさらに刺激を求める。



他の人は知らんけど、僕は淡々と自分の好きな世界になるよう巣作りして、自分なりの美しい世界に美しいお客さんをお招きする。

それこそ「超生産的な」夜の余暇のワンシーンが、豊かで知的な営みの繰り返しが、いつか何かのメッセージとなれば嬉しいな、なーんて思うのです。北風と太陽でいうところの太陽なのか、とにかく黙って好きなことを磨く。それを闇雲に見せつけない。

まあ、そんな大層な店ではないんだけど、大義名分でもないと、とてもやってられない。




そして、お店がもう10年くらい過ぎて売り上げが落ちてきたら(笑)失礼ながら一つのアイデアがあります。


シングルマザーとその子供を集めて、平日の昼間に託児所バーの日を設けます。

店内では子供に紙芝居と生の演奏。子供好きなゲイが子供と遊んだり、絵を描いたりできる。美味しいお菓子もあげちゃう。

ベランダではお母さんがタバコふかして濃いめのウーロンハイ。こちらでも物好きなゲイが愚痴なんかを聞いて、話に花が咲く。お母さんはしばしの解放感を楽しむ。





そして、お母さん方が万が一卑屈にならないよう、店内ではブラームスの三重奏とかをさらっとやっちゃう。薔薇が咲く庭で、動画をインスタに上げたら、母子共に充実したカルチャー溢れる午後のひとときの完成。

料金は、、ウーロンハイだけだいいや。かなり生産的な託児所だと思うのですが、、、。






生産性、ねぇ。情けは人の為ならず、風が吹いたら桶屋は儲かる。


何が生産的で非生産的なのかは、意外と後にならないと分からないんじゃないかな。






8月のシフト




東京地方、少し暑さが緩みました。29度が余りにも過ごしやすくてビビってしまいます。慣れって怖いですねぇ、、。

さて、8月の予定です。


8月

3(金)いのくん
4(土)ケンジ
7(火)23:00頃オープンです
10(金)タケ
11(土)あも
17(金)タケ
18(土)タケ
24(金)ケンジ
25(土)あも
28(火)休業
29(水)休業

31(金)タケ




となります。


今週日曜日、休業させて!とお伝えしておりましたが、台風直撃ですと海の家の演奏がお休みになる可能性があります。
その場合は開けるかも知れませんので、また当日に告知いたします。


酷暑や台風など、過ごしやすいとは言えない今日この頃ですが、頑張って乗り切りましょう!






サブカウンター設置の巻




長年の課題、ソファに座りながらドリンクを置けるスペースを、昨日やっと追加しました。


お店に来たことのない方にとって、全く意味のわからないブログですが、、。


ウチの店には、カウンターの後ろの席はすぐにソファとなります。よくあるボックス席のようなテーブルがないのです。





なので、ドリンクの類は手に持つか、よっこらしょっ、という具合に背もたれの裏にある低いテーブルに置くしかなかった。


普通の飲食店ではほとんど無いセッティングなのだけれど、なんせコミュニケーションを重視した結果、しわ寄せがここに来てしまった。


とは言え、オンザロックなんかを手に持って、氷が溶けちゃってる方を見ると毎回心の中で手を合わせて、「申し訳ない、すぐになんとかします」と祈って来ました。


ずっといろんなアイディアを絞って来た割には決め手がなかったのです。


今回、思い切ってお金を使う作戦に。こーいうものは市販のモノだとどうしてもセコく仕上がってしまう。清水の舞台から全裸で飛び降りる覚悟で、いつもの大工さんと相談する。



結果、こういう構造物をデザインしてみました。





栗の無垢材をソファに合わせたカーブにカットしてもらい、(これが直線ならどんなに安いか)真鍮の金物も台座も、鍛冶屋さんに全てオーダー。


いや、中々の仕上がりじゃん!昔の豪華客船にありそうな、無骨で優雅な仕上がり。

、、メカっぽくてオネエとでも言うのか、この相反する両方を兼ね備えた雰囲気が自分の好みなのです。


これを取り付ける、んだけどまた大変。ソファの裏側はハリボテ一枚であとは空洞になっていたので、急遽、ありモノでカバー。

上下で固定してから良きところにて金具を固定。




こんな風に、一段高いところにドリンクが置けます。振り替えらないと置けないのでまだ楽勝、とはいかないけど、手にグラスを持つより、かなりマシ。




分割して個別利用も可能です。









ちょっと最近、また自分のお店に自信がなくなって例の「移転前の旧店舗の密着感は、、」と考えてばかりいました。
これは僕の自信が無くなる時のサインです。倦怠期の主婦が、結婚前の元彼の思い出を振り返るのと似ているかも知れませんが、、。


いや、違います。(笑)これはノスタルジーでも現実逃避でもなく、お店の構造的な問題なんです。

旧店舗には確実に「何か」があり、本当は移転時にきちんと分析して新店舗に持ってこないといけなかったのです。

もう三年くらいウダウダ言ってるけど、まだ諦めきれないのは僕のやる気でも年齢のせいでもなく、やはり店の構造にあると今でも思います。でないと僕はこんなにしつこく考えない(笑)


例えるの変だけどマラソンのシューズ。大きくても小さくてもいけない。走る気満々なのに、合わないんじゃやる気があってもどうにもならない。


今は詰め物したり、紐を替えたり、大忙しです。(笑)

僕が目指す形は使いやすくて、落ち着いて、密着感がある空間。

敷居は高いけれど、一度中に入ればお客さんの質が保証されていて、気兼ねなくコミュニケーションも取れるし、ポーっと一人で過ごすのもそれぞれ自然に過ごせる。


割と欲張りな店づくりなので、余計に 構造やサイズ感が大きく関係するんではないかと思うのです。

毎回少しづつ良くなっている(と信じてる)ので、まだもっと良くなる気がするのです。


来て頂いてる方には、あと少しの高みの見物をお楽しみください。お店のチューニングはまだ続きます。


山崎豊子の小説に、大阪の船場のドケチ商人の話があります。丁稚時代からの体質で、常軌を逸した凡ゆる手段で節約し、あまりのケチ臭さに周りからは煙たがられ。

莫大な額を溜め込んだ彼は、ある日全額を寄付してしまいます。

一文無しになる彼に驚いた周りの皆が問いただすと「そんなもん、また貯められると思うただけて楽しおますねん」などと言ってのけてしまう。


何となく、小説の彼の生き方が羨ましかったりします。お店って「はい、完成です!」って思った瞬間、一気に錆び付くような気がするのです。気付かれない位に物を入れ替えたり、使い勝手を工夫したり。

照れ臭いけどやはり、お客さんに心から満足して欲しい。そのお顔を拝見して、僕は二次的に嬉しい。

僕個人が嬉しいと激しく感じるのは、もはや旅行か飯を食うとき位で、最近は自分用の買いものをしても全く何も感じなくなってしまいました。

知らない間にお店に魂を吸い取られたのかも知れません。まあ、それでも良いんだけど。

僕の憧れてるバー経営の先輩は皆そうでしたから(笑)




楽しくて仕方がないのです。お店やってなかったら、僕は何をして生きていたんだろう、なんて考えたりもします。

まあ、それなりに他所で何か働いているんだろうけど、、。まあ学もないし、大した仕事してないのは想像つきます(笑)


毎回自信が無くなったり、あーやこーや文句を言いながらも、何となく満足している日々。中々贅沢です。


と言う訳で、皆様も素敵な週末をお過ごし下さいませ。逗子行きの電車の中より。







何が言いたいのか、、




樹木希林さん。


言わずと知れた人気俳優。






僕的にはNHKの古いドラマ、「夢千代日記」の菊奴さんが忘れられません。




日本海にほど近い温泉町で、過去を抱いて生きていく女達。被爆2世の吉永小百合を演じる芸者の置屋に身を置く菊奴さんは、物悲しい空気が漂う中で、出てくるだけで観る人を笑わせる演技をなさっていました。

演技力もさる事ながら、そのお人柄なのか、、。 小学校の時の僕は、画面に釘付けになりました、、。


それから長い時間が経ち、ご病気などのニュースも含めて色んな出来事を乗り越えながらも活躍なさっているのは周知の所です。







週刊新潮のネットの記事を読んでおりまして、ある記事が気になりました。


希林さんのお孫さんがパリコレデビュー、という華やかなニュース。言わずと知れたモッくんの息子さんは190センチ超えの長身を活かし、活躍が期待される。


中学からスイスに留学し、高校からアメリカにて勉強をなさっていたそうです。 そこに触れて祖母、希林さんが孫への思いを語るのですが、読んでて、??となりました。


《以下引用》


長男がパリコレでモデルデビュー “おバカな心配”

「きちっとした相談ではないんですけどね」

 と語るのは、樹木本人。

「背が高くて、よく家の鴨居に頭をぶつけていたんです。“そんなに大きくなって、何か生かせないかね。外国のモデルさんはどのくらい身長があるのかしら”なんて話をしたの。昔、女優はきれいな人がやるものだったけど、私の考え方は不細工ならそれを生かすという効率重視。別に立派なアドバイスではないんです」

 その助言を元に、今回、かわいい孫は順調な滑り出しを見せたわけだが、祖母はこれまで、ある心配ごとに苛まれていたという。


「外国と言ったら、ゲイになるチャンスがいっぱいあるじゃない。おばあさんの私は、そういうおバカな心配をしていたわけ。そしたら、“彼女の家でカレーを作った”と聞いたから安心したんです。私が教えた、普通のカレーをそのまま作ったんだって。ただ、その彼女にはフラれちゃったみたい。私は体が弱くて気立てが悪いもんだから、“丈夫で気立てのいい子がいいんじゃないの”と言っていますけど」



ツッコミどころが多いこの記事は、一体何が言いたいのだろう。



希林さんは既にバアさんだし、口を滑らせたと思うのです。どの親だって孫やひ孫の顔見たいのは本音だろうな。

取り上げた新潮さん、



この記事、一体誰に何を伝えたいのか?という疑問。



当事者からしたら、「そりゃゲイで悪うございましたね」と言うしかない(笑)


こういう巧妙に隠された小さな悪意、のほうが後味が悪い。周りにモヤモヤっと得体の知れないものを撒き散らして、耳目を集める割に何のメッセージもない。


あー、気持ち悪い。やだやだ、っと。



もうすぐ逗子に着きます。変なニュース読んじゃったから浄化してこよう。




皆様は素敵な連休をお過ごし下さい!





肉で暑さを乗り切ろう




暑いですね〜。暑くて暑くて、嫌になります。

お店はというと、30畳用のエアコンを2台設置してますので、どんなに暑くても結露するくらいに冷えます。取り付け見積もりの時に、こんなに出力高いの二台も付けたら勿体無いですよ、と言われた。


それでもいいのです。前の店は夏は外気と変わらない暑さだったんです。あんなに辛い日々はなかった。

多分、近隣の飲食店のどこよりも坪辺りの冷却効率が高いと思います。安心してお越しくださいませ。



さて、暑いとなるとなぜか肉とカレーが食べたくなる。


ざるそばや素麺の方が喉越しは良いのだけれど、何となくパワーにかける気がするのです。


となると肉が欲しくなる。ああ、肉欲の日々。普段は魚と炭水化物が多いのですが、ここんとこ肉ばかり食べています。


ジンギスカンも、生ラムに限っては克服した模様です。





あんなに毛嫌いしていたのに、、。牛肉では物足りない気分の時に、その上のラムが欲しい!となる。

肉の臭みもハーブの香り、とセルフ洗脳をかけたその日から美味しく頂けるようになりました。不思議なんですけど。


平日昼間に一人ジンギスカン、という幸せ(不幸)






そして、新宿ねぎしの牛タン。これは最近ハマりまくっています。

がんこちゃんセット、という赤身のタンのグリルにとろろ、テールスープ、麦飯にお漬物が付いて1100円。

お肉を増量して税込1500円のが僕のお気に入り。






これね、とにかくバランスが良いのですよ。最初はタンを麦飯とを交互にいく。タンは二枚重ねにして豪快に掻き込む。

薄味のテールスープを一口、二口啜って、また麦飯を口に放り込み、秋田の青菜のお漬物を齧る。





またタン。少し胡椒を振って頂く。後半は麦飯をハーフお替りして、とろろを掛けて、啜り込む。

そうなんです、麦飯は食べ放題なのです!!



1,500円レベルの昼食は数あれど、その辺りの中では一番コスパが宜しいんではないか。それぞれのバランスがとても良く、タンは低カロリーで麦飯もとろろも栄養価は文句なし。

カロリーも700キロ少しなので、半チャーハンラーメン餃子なんかよりもずっと低い。


今週4回も行ってしまった!!



焼肉屋さんに行くのは面倒、お金勿体無い。でもお肉を食べたいなんて時にはとても良いですね。

今までそういうモードの時には松屋さんに行っていました。


牛焼肉定食ダブル、というやつです。900円。





安くてお財布には優しいのですがね、圧倒的に脂がシツコイんですよ。半日くらい胃がムズムズします。肉体労働してたらまだしも、僕みたいな喋ってるだけの仕事には明らかにカロリー過剰。


あんなに行っていたのに、今では全く行かなくなりました。牛タンのサッパリした肉の味が、僕には合うようです。

認めようが認めまいが、やっぱり歳なのですねぇ。秋には43歳になります。


とはいえこの数年、歳を重ねることに何の感慨も無いんです。悲しいとか辛いとか、もちろん嬉しいも無いですけど(笑)


こればっかりは順番ですしね。




まだまだ暑くなりそうですね、お体には充分ご注意下さいませ。




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南の島に雪が降る (知恵の森文庫)
南の島に雪が降る (知恵の森文庫) (JUGEMレビュー »)
加東 大介
太平洋戦争末期、赤道直下の戦地ニューギニアで慰問団を結成し、7000人の兵士を楽しませた元歌舞伎役者の実話。ジャングルの中に歌舞伎座を建て、馬の尻尾や棕櫚の繊維で結いあげた鬘、パラシュートの打ち掛けや緞帳、ガーゼの糸を間引いた紗幕、そして紙吹雪を用いての雪景色に、遠い故郷を思い出し、兵隊たちは声を上げて泣く。究極の状況下での知恵と優しさの詰まった人々の心の触れ合いを描いた温かい作品。

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伽羅の香 (中公文庫)
伽羅の香 (中公文庫) (JUGEMレビュー »)
宮尾 登美子
何不自由なく育った主人公は、何気なく始めた香道の奥深さに知らぬ間に溺れてしまう。免許皆伝の暁には、と始めた会合。気がつけば彼女の自宅は時のサロンに変貌し、有力者が訪ねて来るまでになる。しかし少数の仲間はそれをよく思わず、時を同じくして太平洋戦争の足音が忍び寄る、・・・・。
蘭奢待を始めとする平安から連なる奥深くも豪華な数多くのエピソードが、読み人を香りの世界へと誘う。
安いもので構いません、お好みの香木を焚き締めながらの拝読をお勧め致します。グッと気分が出ます。

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グロテスク〈上〉 (文春文庫)
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桐野 夏生
悪気もなく、ただ人の不幸を喜びに生きる「私」と、類い稀な美貌を持ち、出会う人々を皆驚嘆させてしまう実の「妹」、人に勝利する事でしか自分の存在意義を見いだせない、容姿に恵まれない和恵。その三人を中心に描かれるQ女子高(私立慶應女子高校がモデルになっている)の超閉鎖的階級社会を舞台に、途中入学組に対しての、富裕層からなる内部進学者からの壮絶ないじめを軸とした数々のエピソードは圧巻。物語全体は東電OL事件を主軸にして描かれており、後半は生生しい売春婦の日常が詳細に描かれている。店主がここ最近の著書で、久々に気骨を感じた作品。

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一の糸 (新潮文庫)
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有吉 佐和子
何不自由ない造り酒屋の娘茜は幼き日に目を患い、その時連れられて聞いた文楽、露澤清太郎が奏でる三味線の音に恋をしてしまう。大正から太平洋戦争後にかけた女の一大抒情詩。乗馬を好む娘、宝石や宿屋を惜しげもなく買い与えるおおらかな母、その後の茜の命を賭けた壮絶な苛めとの戦い、本物の芸に賭ける壮絶なエンディングと、読みどころが随所に散りばめられた文句なしの女流文芸娯楽作品。

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悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
公子という一人の貧しい女が中華屋の仲居からスタートして何百、何千という嘘を重ねて戦後の混乱期にのし上がる様を描いた作品。嘘を重ねると言っても、無論、それだけでは決して成功はしない。夜学に通って簿記の試験をパスし、自らの美貌を磨いて出会う男を翻弄し、汗まみれになり生き抜くさまは寧ろ潔い。とある事件後の週刊誌記者による聞き取り調査と云う一風変わった文体で綴られる全編は、時を忘れ、あっという間に読めてしまう。中でも、登場スr数々の大粒の宝石の描写は秀逸。「取材魔」の異名を取る有吉文学の中でも比較的軽めな現代もの。特に初心者にお勧めの一品。

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女系家族〈上〉 (新潮文庫)
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山崎 豊子
船場に続く大商家の物語。入り婿の父が突然亡くなり、残された三姉妹が遺産相続を期に豹変を始める。狡猾な大番頭、突然現れる妾の存在に、三姉妹は関係を結んだ男の入れ知恵や様々な駆け引きを繰り返し、遺産を減らさぬよう奔走する。団結した三姉妹と叔母が妊娠したと思しき妾を抑えつけ、懇意の医師が器具を用いて検査を始める妾宅での描写は、昭和女流文芸史に残る陰惨な情景と云えるだろう。

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 (JUGEMレビュー »)

昭和初期の船場に三代続く女系の老舗足袋屋に生まれた男の半生を描く。女親に反発するかのように愛人を4人も囲いながらも商売に精を出す主人公。迎え入れた新妻の妊娠を探るために肥溜めを棒で掻き回す姑と大姑の陰惨な嫌がらせ、襲名披露の配り物がたった足袋一足だと聞いてケチだと馬鹿にする参加者を尻目に、実は踵の留め金具が純金製で帰宅した一同を仰天させるエピソードなど、船場の粋と意地が詰まった珠玉の作品。

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針女 (新潮文庫)
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有吉 佐和子
出征した帝大出の弘一が残した青春の遺書を胸に、パンパンや闇成金の持ち込む針仕事に打ち込む孤児の清子。彼女は過去に踏んだ針が体を周り運悪く跛(びっこ)になるというハンディキャップを持つ。復員した夫は戦争のせいで性格が豹変しており・・。パンパンや気違いといった現代では禁止用語の登場人物が行き交い、戦後の混乱期をそのまま原稿用紙の上に広げたような生々しい作品となっている。

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連舞 (集英社文庫)
連舞 (集英社文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
昭和初期の日本舞踏の一大流派、梶川流の栄枯盛衰を描く。先代家元の妾の子に生まれながらも伸び悩む自分の踊りの才能、踊りの天才と謳われる性格の悪い妹、妹しか愛さない母に悩まされる青春時代。しかし、GHQ接収後のアーニーパイル劇場での歌舞伎ショーにてストリップを強要され、大逆転の末成功となり、家元夫人にまで上り詰めてしまう。忌わしい過去と出自に翻弄されつつも、過去をねじ伏せるかのように踊りに邁進し、遂に芸の道に境地を見出す主人公、月の直向な横顔が涙を誘う。

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明治のお嬢さま (角川選書)
明治のお嬢さま (角川選書) (JUGEMレビュー »)
黒岩 比佐子
明治期の令嬢の実態を探る。たしなみ、学力、美醜の葛藤、結婚生活まで多岐にわたる。面白いのは多くの令嬢は今と変わらず贅沢品に執着したらしく、友人の持ち物を嫉む生々しい手紙なども解説入りで紹介されている。その他、当時の流行の髪型や美人術、痩せる薬などの広告資料も収録。

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宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして
宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして (JUGEMレビュー »)
高谷 朝子,明石 伸子,太田 さとし
千代田の森の奥深く、宮中賢所に57年お住まいの神職の女性の半生を描いた作品。下界と分断された森の中で祈りを捧げる日々。厳格な穢れの区別(下界のものに触れると潔斎しなければいけない)、四足のものは食べてはならない、毎朝数時間かけて髪おすべらかしに結うなど驚愕の生活と共に、日本古来の自然に寄り添った質素な習慣を紹介する。

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朝香宮家に生まれて
朝香宮家に生まれて (JUGEMレビュー »)
北風 倚子
渋谷・松濤の鍋島公園一帯は戦前、広大な鍋島侯爵邸であり、著者の住まいであった。大空襲で火の海になった屋敷を逃れ、昭和という時代を生き抜いた、旧華族のお姫様の生涯。

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社長 島耕作(8) (モーニングKC)
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弘兼 憲史
言わずと知れた島耕作シリーズ単行本。長い経緯はさておき、弊店が表紙になっております。店主もタキシードでモデルを致しました。
是非お買い求めくださいw

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梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫)
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小田部 雄次
佐賀藩主鍋島家令嬢伊都子。彼女はのちに梨本宮に嫁ぐが、明治から昭和に渡って77年間日記を残していて、その様相は「書き魔」と言わんばかり。初の洋行先のパリで買い物の様子や婚礼、即位式などの華やかな思い出を経て、戦中戦後の倹約の様子や時代に対する落胆ぶりなど。往時の匂いが漂ってくるかのような生々しさ。著者、小田部雄次の解説が当時の世情をわかりやすく補ってくれる。

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写真集 酒井美意子 華族の肖像
写真集 酒井美意子 華族の肖像 (JUGEMレビュー »)
酒井 美意子
加賀藩前田家令嬢の酒井美意子。マナー講師として厚化粧キャラでメディアに登場した姿をご存じの方もいらっしゃるであろうが、彼女は戦前まで駒場の前田侯爵邸に居住していたことを知る人は少ない。莫大な財産と華麗な人脈を、膨大な写真とコメントで紐解く、いわば現代版歴史絵巻的な写真集。必読。

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極楽商売―聞き書き戦後性相史
極楽商売―聞き書き戦後性相史 (JUGEMレビュー »)
下川 耿史
戦後の性関連産業を裏側の視点から取材した戦後風俗史。進駐軍専門のパンパン宿や性具の販売店、愚連隊、ゲイバー、カストリ情報誌、個室喫茶・・・。戦後の性に携わった人々の汗や息遣いが聞こえそうな一冊。

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 (JUGEMレビュー »)

京セラ、auの創始者ににして仏門に入った稲森氏が、街の小さな碍子工場を一代にしていかに大企業へと成長させたかを描く。単なるサクセスストーリーに収まらない哲学や思想を散りばめた珠玉の一冊。

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芝桜〈上〉 (新潮文庫)
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有吉 佐和子
我らが有吉佐和子先生の長編。戦前の花柳界を舞台に、二人の女が艶やかに力強く生き抜く。温厚で情緒的な梅弥、狡猾で気ままな蔦代。共に授かった類い稀な美貌を武器に、ただひたすら戦前、戦後の花柳界を生きる。花柳界独特のお茶屋の仕組みや旦那制度、一本や水揚げなど、判りにくい独自の世界がこの一冊でよくわかる。ストーリを彩る、旦那からの贈り物の三越謹製三百円の帯や、大粒の翡翠の簪、英国土産の巨大ダイヤモンドなど、随所に登場する豪華絢爛な衣裳拵えと、それを取り巻く年増女将との丁々発止のやりとりの描写は必見。店主のバイブルと同時に、不動の一位たる女流文芸作品。

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