御無沙汰でございます。

 
ちょっと間があいてしまいました。皆様お元気でお過ごしでしょうか。梅雨のモワモワとした感じ、僕はかなり苦手です。


今回の日記もモヤモヤしています。すいません。

僕は体は元気なんですけど、少し心の乱れがありまして、なんとなくチューニングしていました。もう全然良くなりましたけどね。

たまに、全てに自信がなくなったりします。いろんなケースで、自分のチョイスって間違っているんじゃないかな?って。

もっと言うと自信のなさにも「自信」がないのです。こうなったら悩む根拠が見当たらないから、余計に厄介です。

そこへ来て、親父やお袋のプライベートなトラブルなんか。一つ一つのパーツは大きくはないのに、集まると果てしない感じがします。逆・毛利元就の矢みたい。


そもそもが、自分の仕事に対するおおらかさと神経質さが同居できていない所。陽気に小走りで来たかと思いきや、下を見たとたん、まるで薄氷を進んでいたような錯覚に陥ります。全然ダメじゃないの?なんて。


そんな事を思っている土曜日の一番忙しいであろう時間帯にお客さんが誰もいなくなってしまいました(爆)

そんな事はこの何年で何回もあるし、理由といっても毎回たまたまなので気にしないんですけど、心が弱っていると恰好のマイナス材料となって僕を襲います。

情けないんですけど、そこを誰かに見られることが最も怖かったりします。久しぶりに御来店の方に「あれ、誰もいないじゃん、店大丈夫なの?」とか言われると立ち直れない気がします。


情けないんだけれど、お店を開けていなければいけないという大前提が、これに負けてしまうことがあります。そう、見栄っ張りでプライド高いのです(つまんないプライドだってのは解っているんだが)

で、御近所の飲み屋さんでお酒を頂くことにしました。街は人で溢れている。みんな楽しそう。悲しい。飲めるだけ飲んで、ボロボロに潰れました。最低です。

お店をサボった罪悪感と、楽観視できない自分に腹が立って、もうなんだかって感じで。

三日酔いになって日曜日は閉店。ここまで来ると一人罪悪感祭りです。


で、なんとか吹っ切れまして(おいおい)もう元気になりましたけど。と思ったら火曜日、お客さんに対してどうしても伝えたいことがあって、どうしても見過ごすことができなかったのでそうしたところ、やはり上手く伝わらず。

むむむむ。どうしてこうなっちゃうんだろうか。

ダメなときは何してもダメなのかなぁ。いや、そんな事はないと思う。たまたまだよ、きっと。


で、昨日のお休み。伴侶とドンキホーテに行き、お掃除道具を買い込んで掃除祭り。僕はお風呂を担当。カビキラー漬けにして、あらゆる褐色の生命体を溶かし、死滅させて水に流しました。目が染みるぜ。

その後は青柳の「ぬた」と御野菜、タラのポアレを作ってビデオ観ました。デトロイトメタルシティとアイアンマン。松雪さんの「そんなんじゃ濡れねぇーんだよっ」ってセリフ、何度も復唱してしまうほどツボ。

その前の夜まで「日本辺境論」を読みこんでいたので、こーいう映画が余計に染みます。バカバカし過ぎて大好き。やっぱ僕バカなのかも。




何にもないけど、すごく良い休日でした。


***

オーラというのでしょうか、この曖昧で荒唐無稽な言葉。

有ると、感じざるを得ません。


六年も壁に閉ざされたお店に一人立っていると、交通調査員のような感覚になりまして、おのずとデータが取れてきます。

というのも、「元気な時はお店に人が溢れる」というもの。逆も然り。


周りに「元気かどうか」なんて話した覚えもないのに、なんで皆さんはそんなこと解るのかしら?と首を傾げたくなるほど比例します。とにかく元気だと、凄い勢いでみなさんいらっしゃるのです。

やっぱ、元気の「のろし」みたいなのがモクモク洩れているに違いない、と思います。認めざるを得ません。

(そういうことって感じませんか?僕だけかしら)


***



そうそう、もう二週間ばかし、グラス売りでスパークリングワイン始めました。800円でご提供中。

モエ・エ・シャンドン社がオーストラリア南東部で作っているその名も「シャンドン」。
爽やかな泡ギレと爽快感とともに、フルーツのような薫りとコクもあります。全然甘くありません。

これを敢えて、冷凍庫で3℃から5℃前後にキンキンに冷やしてシャンパングラスに満タンでお出ししています。本当はこんなに冷やすと味がわからないのかもしれませんが、僕は敢えて冷たく。

一晩に30杯近く出たり、早くも大ヒットの予感。モヒート飽きた方はこちらもどうぞ。夏中は切らせません。

モルトウイスキーも充実中。ラフロイグ、マッカランに加えましてアードヴェック、グレンモーレンジも追加。飲み方もストレートやロック以外に、トゥワイスアップとミストでもお出ししています(詳しくは店主まで)

ポートワインも銘柄を変えて復活。お楽しみに。





ではでは、また近日中。



ヒロくん、安らかに眠れ。

 友人のヒロ君が亡くなったのを今さっき聞いた。ものすごく複雑な気分。

彼はとんでもなく不思議な人だった。ミャンマーの人で日本育ち、どうやら王族の家系らしい。お金がないと言いながら世界中を駆け回って、旅人か吟遊詩人のような人だった。



スキンヘッドで、ものすごく背が高くてハンサムだった。写真のセンスが抜群で、いつも有名な仕事をしていた。


彼が店に来ると不思議な事が起こった。彼が初対面の隣りの女性と話していると、どういう繋がりか、ベルリンで逢った人だったとのことで大盛り上がりになったり、とにかくそんなことばかりが続いた。

いつか、エスクワイヤという雑誌があり、「あんなのに掲載されたら僕、嬉しいな」なんて語っていたら、彼は当たり前のように「願ってたら大抵の事は叶うんだよ」とさらっと言ってのけ、ニコニコ笑っていた。

その二ヶ月後にはまんまと掲載号が発売されていた。まるで手品みたいだった。


その後も彼は色んな人を紹介してくれた。どうやら僕の憧れる接着剤体質のひとらしい。いつも笑っていて、人の悪口を言わない人だった。


詳しいことはまったくわからないけれど、旅先のタイで心臓の血管が切れたらしい。突然の事だったみたいです。


本当に心からご冥福をお祈りします。あんなに元気な人が亡くなるなんて、全く信じられない。いつもそうだけど、近しい誰かが亡くなるたびに、人の死は隣にある現象なんだな、って思い知らされる。

しかも、ミクシィを全く開いていなかったからメッセージを読んだのがさっきで、ちょうど一月遅れで知ってしまったことが悔しい。






こんなふうに笑っているのかな。ひろくん、ありがとう。


「願ってたら、大抵の事は叶うんだよ」かぁ。そだね、あなたの分まで願って、あなたの分まで頑張ります。それしか出来ることないもの。で、あなたが残した者同士、お決まりのように絆が深まります。

でさ、いつの日にか、いつものSUZUを割ったやつ飲みながらね、そっち側で語らいましょう。その後どうだった?って。


お先にいってらっしゃい!

開演ブザーその後〜僕が出会ったいい女たち

 今日は健ちゃんにお店を任せてちょっと寄合に参加してきました。


場所は赤坂プリンスホテル、恥ずかしながら初めて入りました。うーん、バブルの頃の三種の神器といわれたホテル。バブルの記念館みたいでした。ある意味すごいクール。

うちのお客さんのお笑い女性タレントの方の誕生日+結婚記念+芸能生活30年のパーティーを三つ同時に、というボリュームのある内容。

全てがパワフルで、ほろりとさせられて、全く素敵な会でした。勉強になりましたし、また彼女が好きになりました。

テレビで見たことのある人がいっぱい、というかむしろテレビの中にこちらが入り込んだような空間。
オールスター感謝祭の雛段のような人の群れは、僕にとって正直かなり異様な光景でした。

そこで、一人の女性に釘付けになってしまいました。


・・・その話はまた後で。


***


その後、キヌギヌへ。いつも緊張します、この店。笑

中からはいつも感じない、客席側独特のの圧迫感。しかし15分ほどしたら慣れてきます。って自分で書いてて変なんですけど。窓のせいなのかな。

今までお客として飲みに来たのは3.4回しかないんですけど、いつもすごい緊張とともに、普段は見えないものがたくさん見えたりします。まるで映画館でスクリーンの裏側から客席を覗き見るような感じ。

今日感じたことは、僕はちょっと「空白恐怖症」ではないかな、と。

今日のマスター、健ちゃんはピアノ弾かない人だけれど、十分に雰囲気出して素敵な店を作っている。お話も無理に話しかけることもなく、余韻がすぅっと空気に溶けては消え、っていう感じ。BGMも抑えめ。

僕は、というと何だか楽しませなきゃいけないという強迫観念からか、ずっと話しているか音楽かけているか。

そこへきて、ブザーやらスポットライトやら、鈴やらレジやら電話。ちんどん屋みたいじゃん・・・。

うむむ。。。。


ふっと無音になると外の木の葉と雨の音が心地よい。何だったらBGMなんてないくらいでもいいと思った。

ちょっとこれからは引き算してみよっと。やることがたくさんありそうです。



にしても、今日もお客さんのセッションというか音楽の演奏がありまして、もしかしたらここは相当贅沢なバーなのかも知れない、と再確認しつつ、(自分で書くなよ)お客さんに手を合わせるような気持ちでいっぱいになりました。

演奏する人も勿論、リクエストして下さったり盛り上げて下さるお客さんにこそ、感謝です。忘れかけていました。本当にありがとう。


皆さんの為にも、もっと研究します。




・・・研究といえば、最近ブザーのスイッチで感電するんですよ。ビリビリ!って。こりゃ危ないっス。

金属製だからなのか、とにかく怖いので解る人がいたら教えて下さい。とりあえずヨーロッパ製の木製のいいのがあったので早々に取り替えます。(割と諦め早いよ)


電気は怖いよぉ。


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***


後ろ髪をひかれる思いでバルト9へ。


flowers という映画を観てまいりました。普段絶対に映画館で観ないジャンルの、しかも邦画なんですけど、CMでピン!ときてしまったので思うままに観に行ってみました。


http://www.youtube.com/watch?v=7_uk3n073pQ&feature=related

(後日、リンク切れていたらごめんなさいね)

予告編ご覧になればわかると思いますが、色んな時代の女性の年代記、クロニクルになっていまして、僕はとんでもないレトロマニアなので、女がぞろぞろ出ていようが、資生堂のPVだろうが、観に行くしかありません。

まあ、とはいいつつも相当ナメきって観に行ったわけなんですが。

が!

時代考証が細部にわたって素晴らしい。それにそれぞれの時代に忠実なフィルムを観たような色合いや歪み、音の響きやノイズまで再現してあるの。匂うようにリアルでした。

ストーリーは、極めて普遍的なメッセージ。まあ、どんでん返しとかそういうのはこの場合必要ないのかもね。そういうのは別の映画に求めるとしましょう。


映画好きだったりモノに詳しい方にはバカにされるかもしれないけれど、僕はとっても好きな映画です。

僕の原動力は、心の奥にある「ノスタルジィ」なんです。それをなんとか紐解くために毎日生きているんだと思います。今まで予感のようなものはあったモノの、最近やっと確証が得られました。



例えば。


青々とした松林の広がる昭和十年代の砂浜で、和服のお母さんが白い日傘をさしてこちらを観て微笑んでいる、サザエの焼ける匂いと海には入道雲、みたいな景色を想像すると、無条件にブッ飛びます。脳内ではある種のアドレナリンが噴き出します。

そんな空想が何百パターンもあって。(ややこしいことに西欧バージョンもあるのです)

なんでかは解らないけれど、小さいときからずっとそうなんです。あの甘い感覚をなんとか思い出して再現し、いつか現実と結び付けたいな、と日々思っています。

でも、中々上手く行きません。いい夢を観ていて寝醒めた時のように、すぐに弾けてなくなってしまうのです。キヌギヌでも年に一回か二回くらい成功して、一分くらいトリップ状態が続く時があるのですが、すぐに終わって思い出せなくなる。まるで蜃気楼みたいです。

一体どうしたらよいものなのか。全く切ないです。

もっと僕に表現力があったら、、。かなりおこがましいけれど、出来るものなら僕の頭の中のノスタルジィ爆弾を一度皆さんに浴びせてみたい。甘くて切なくて、大量のバタークリームを古い薪のオーブンで焼き上げたような幸せな薫りなんですけど。その幸福感たるや、キヌギヌなんて目じゃないんです。


きっと、それが具現化できたら僕の持つあらゆる欲とかエゴなんて、一瞬で吹っ飛んでしまうに違いない。だから怖くもあるんだけれど、いつか映画やアニメや絵画ではなく、どうしても飲食店で出来ないだろうかと願う。出来ない筈はないと思うんだけど。




話が逸れました・・・。


懐かしい風景がびっしり詰まってる中でのいい女の飛び出すグラビア。ついでに仲間ユキエが夏目雅子に見えました。これは本当に。


そういうのがお好きな方は是非どうぞ。


***


で、いい女の話の続き。


aefgetje.jpg

会場に、お客さんで林家パー子さんがいらっしゃいました。


しばらくして、この人ってば骨の髄まで「林家パー子」なんだなって思いました。正直驚きました。


トイレ前の喫煙所でたばこ吸ってたんですけど、パー子さんがトイレに入られたんです。僕は死角にあたる位置から観ていて、向こうは気付かない。人の気配のない化粧室の中から爆音で「イヤー!ハッハー!!」って聞こえてくる。。

最初は面白くて噴き出したんだけども、僕はその後もそこにしばらくいて、化粧室には全く人の気配はなかった様子。ではなぜ誰もいない所で笑っていたのか・・・?




その後は、面白いことを言ったり、御主人のシャツの裾を直したり、色んな人と写真とったり、とかく献身的だった。まあ仕事だから当たり前といえばそうなんだけれど。

なぜか彼女が凄く気になってしまった。

失礼ながら、彼女は今のキャラクターを選んでその仮面をつけてしまった訳で、それは決していい女の設定でも主役でもない。もしかしたらピンク以外の服も着たいかもしれない。

でも、一度決めた姿勢を一生を賭けて貫ぬこうとする姿勢が言いようのない強さとなって彼女の周りを柔らかく包みこんでいた。

そう、彼女は間違いなく魅力的だ!と。


語弊があるかも知れないけれど、皇室に嫁がれた去る高貴な女性と印象が被ってしまった。お立場や場所は違えど、滅私の精神は全く同じではないか。よく見たら、パー子ってば中原淳一の絵のような可憐な面立ち。

そう思った瞬間、凄くいとおしく思えてしょうがなかった。時間の許す限り、一挙一動をガン見してしまった。

さっきの映画にも描かれてたけど、明治から昭和の女性もそういう献身的な滅私の姿がありふれていたわけで。そういう女性が日本を支えていたのかもしれない。やはり歴史は女の涙で出来ているのか。

女性の権利が向上するのは勿論悪いことではないのだけれど、何かこう、大切な情緒が失われてゆくような・・。


・・・熱く語ってしまいました。


ともかく。黙して語らず、尚それが意図せず垣間見えた時、僕は無条件でノックアウトされてしまいます。そういう人が好きなんですね。



「滅私」 ・・・まだまだ僕には遠い言葉ですな。がんばろっと。


コメットさん(金魚)にお友達ができました。

コメットさんのお話。

本当は昔、仲間がいたのです。七年ほど前、買ったときは確か三匹でした。

ある日、仲間が見当たらないのです。どんなに探してもいないのです。そうしたら、水草の間から骨がヒラヒラっと出てきました。アジの開きを食べた後の骨みたいな、そのまんまの形。

共食いするなんて・・・。


それきり一匹で飼っているんですが(独居房にて終身刑を宣告)このほど恩赦により、仲間が増えました!!


クリトンレトゥロピクタちゃんです。





石巻貝という名のこの貝、水槽の苔をこそぎ取って食べてくれるんです。凄い良い存在です。吸盤の上のところにある穴が口で、モグモグいきます。かなりグロいです。可愛くないし。

一日中、水槽を這いずり回って食べてくれます。可愛くないけど。


もう共食いしないでね!


ニックネームも募集中です。決まった人には何かあげます。









昭和レトロ探訪シリーズ⊃静鎮枯町〜須田町

もうね、やっと行けました。神田は「まつや」の蕎麦屋さん。

いつものようにチャリで、都内を走り回ってきました。

北新宿スタートで牛込柳町、神楽坂の蜂蜜屋さんから神楽坂コウジエンさんでイシコ兄の個展に差し入れ、飯田橋から神保町、淡路町へ来ておそばを食べて、そのまま九段から八重洲に抜けて日本橋高島屋、銀座山野楽器、泰明小学校横の喫茶店でお茶してから新橋、築地に抜け、海伝いに南下して、芝浦から三田、麻布十番、西麻布を抜けて表参道、友人の店によって原宿、渋谷、代々木上原までいって、くどいんですけどまだ終わりません。

寅さんの口上みたいですね。にしては語呂が悪いです。

そのまま幡ケ谷に抜けると世田谷区方面へ。道を間違ってなぜか和田掘のほうへ出てしまって、新中野、中野坂上から自宅に戻りました。そのあと金魚の飼育部品を買いにまた出かけましたけど。


でも、痩せないんですよ!!!   ・・・なんでかね。


やっぱ食べてるからでしょうか。そんなに食べないんだけど。昨日もお蕎麦だけなんですよね。この走っている間に食べたの。



というわけで神田須田町の「まつや」。明治17年創業のシブイ蕎麦屋さん。
http://kanda-matsuya.jp/



dfhjklp.jpg

実はメールを頂きまして、僕の好きそうな雑多で溶けそうな内装の神田界隈のレトロ飲食店を三軒教えて頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。

ここは食べログなんかでは知っていたのですが、馴染みの場所ではないのでと倦厭していたら、実は毎回まん前を通っていました。なんせ、神保町の本屋さん行ったり秋葉原に部品を買うときには必ず靖国通りを使います。淡路町は常時スルーだったのですが・・・。


お店を入ると化粧の濃いオバちゃん従業員達。うーん、正しい姿です。「こんにちはー」と大きい声で必ず言うことに決めているんだけれど、今回は緊張気味。
にも拘らず、「あら、こんにちは〜」と軽快なお出迎え。きっと皆さんにそうしているんだろう。ちょっと嬉しかった。

店内はレトロ。きっと何回も改装なさっているのか、すごく使い込まれた清潔感があります。しかし、お店は喫煙、満員のお客の八割がおじさまで、飲酒中。そのうち八割がたばこ吸っておられました。さすがのわたくしも煙草の中でご飯食べるのは大嫌いなので(味わかんないし)そこは困りましたけど。まあ老舗ですもんね。そのあたりはどうなんでしょうか。

天せいろと中ビンのビールを注文。よく冷えた瓶ビールに喉がキュッキュッと鳴ります。

ビールと同時に蕎麦味噌という味噌に何かを混ぜた、甘い八丁味噌みたいなのが小皿に出てきます。「これ何ですか」と聞くと、「おつまみだから舐めながら御酒を召し上がってね」とのこと。

江戸っぽい甘じょっぱい味です。ウエストサイドな僕は大好き、って味ではない。(ごめんね)

程なくしてお蕎麦が到着。もうね、海老天が二本だけなんですよ。バナナみたいのが。しかも、身が詰まっていて衣が薄いの。こりゃ格が違います。ものすごく美味しい。
(写真無くってごめんなさい、折角アツアツで出てきたのをカシャカシャ撮るのいやなんですよ。)

こちらも御褒美コースに仲間入りでございます。蕎麦湯まで美味しく頂きました。



この近所にまた強烈なところがありまして、ミルクホールといいます。近日中に攻めようと思います。入口脇に貼られたポスターには志位委員長の笑顔が。渋い。

もれなく有名店らしいです。同じ方に教えていただきました。謝謝。

ここは近々、というか今からでも  笑

本当に天気がいいので、ついニコニコしてしまいます 笑


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揚巻花魁と前田侯爵邸と白洲次郎

ご無沙汰しています。 


ついに鳩山さん、辞任ですね。ブログで政治の話は如何なものかとは思いますので(政治と宗教、イデオロギーの話なら店で毎晩やってますので)細かくは書きませんが、テレビもどこもそれ一色で。

マスコミもここぞとばかりに騒々しい。夜にまとめて観た方が内容がこなれて詰まっていますから、一旦テレビを消します。パチリ。


さてさて、最近の出来事です。ヘタれな内容は省略してますので。

歌舞伎に行ってきました。新橋演舞場。「助六」なのですが、普段はやらない「水入り」の幕があるということでさっそく。海老蔵扮する助六が伝来の刀を取り返す為に男を殺すのですが、それは自分の愛する人(揚巻花魁)の客でもある。追手に追われて水の入った桶に飛び込むは、桶をひっくり返すわもうバタバタ。

んで、更に追われて揚巻が着物の裾に匿うんですけど、その時に「アタシに指一本でも触れたらこの街でお日様も拝めないからね!」という意味の啖呵を切るんですけど、もう最高。シビれた。



「五丁町は、闇じゃぞえぇ!!」


程なくして、舞台は幕となりました。



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で、今日もお弁当。ひとつ2500円もしました。ツラい。唐揚げの右側のパセリ下の笹に包まってるやつ。

食べた瞬間、????という変な感じ。すぐに吐き出しました・・・。

「腐ってる・・・」

ちょっとー、困りますぅ。後は美味しかったんですけど。笑(販売の方に伝えるのを忘れて帰りました。他の方のためにも、次回言いますすけど)

といいつつ、また食べまーす。今度は腐っていませんように・・。

「わっちの幕の内が痛んだんじゃあ、演舞場は闇じゃぞえぇ!!」


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パソコンのお気に入りを大整理しました。ものすごくお気に入りの数が多くって、「未整理」フォルダーにどんどんブチこんでいたんですけど、ここで遂に整理。5時間くらいかかりました。
よく使うネットバンキングだとかyoutubeだとかはそのままメインに、その他の細かいのを、任意の5つのフォルダーに分けて、それをさらに36に分類しています。文化人類学者の気分。


レトロ・アンティーク・キラキラ・イケメン・教養・歴史・学術・皇室・ハイソサエティー・耽美と退廃・エロなど、偏っている自分の趣向を再認識しました。宮家の家系図リンクとか、資生堂パーラーのカレーレシピとか、すっごいいやらしいのとか、我ながらいい趣味していると思いました。

「耽美と退廃」は特に恥ずかしくてヤバいです。BAR東郷健からナチスドイツ制服通販サイト、火葬場探訪ブログまでギッシリ。


でも、たまの掃除はいいもんですね。スッキリ。


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ハイソサエティーといえば、この間初めて前田侯爵低に行ってきました。上京したての頃、すぐそばに住んでいたので、いつでも行けると思って早11年。やっと行ってきました。

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超広い屋敷内には誰もいません。本当に誰もいないか二回、確認してからiphoneでシュトラウスの「ばらの騎士」の29曲目を爆音で聞きながら一人でワルツを踊ってきました。もちろん、かるーくですけど。曲の終わりは侯爵夫人さながら屈んで礼をしました。巨大な暖炉の前で実に爽快でした。  これはお勧めです。(きっぱり)


舞踏会の後は勝手に窓を開けて一人で涼みます。あれ、お庭で野球している子供たちがいる。うちで使っている下僕の子供かしら。いいわね、自由で、呑気で。


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で、舞踏会の後は新宿の屋敷の塔の上に戻ってひたすらお掃除。


***

なんだかよく見るとこっちの屋敷は内装も安っちいし、ズサンな造りだわ。
シンデレラ、さっきのお城の舞踏会に戻りたいの・・・。だめだめ、お義母様から冷蔵庫の修繕を言いつけられているんですもの。お姉さまのシャンペンが全く冷えないって怒鳴られたのよね。

ああ、早く直さないと!忘れるとまたグズだなんだって罵られるわ。ああ、どうしたらもう一度冷えるのかしら・・・どうしましょう!助けて!!


誰か!



***


祈りつつ電話をしたら、白髪の魔法使いが現れて直してくれました!!さっすが三洋電機。あと数年は大丈夫ですとか。

よく見たら、白洲次郎似のシブいジェントルマン。本当に似ているの。

・・・そうか、冷蔵庫修理は「ノーブレスオブリージュ」の精神だったのか、と納得。そういえばイギリスでのあだ名は「オイリー・ボーイ」だったと二度納得。

修理のお礼に三洋電機の魔法使いに、ワルツを踊って差し上げたかったんだけれど、殴られそうだからやめて、そのかわりお金払いました。値段もシブかった、なんて。


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と、平凡極まりない一週間でした。ちゃんちゃん。

本日、店内メンテナンスのため

 九時ごろにオープンします。

奥の金魚蜂の乗っている冷蔵庫が、冷えなくなりました。もう10年選手なので当たり前ですが、今日修理が入ります。

なるべく早く終わらせるつもりですが、中身を出してたり場所を作らなきゃいけないので、ちょっと時間が読めません。

今一度お電話でご確認くださいませ。



店主敬白

虫の知らせ。

 

まだ喉が痛いの。勘弁してよ・・。


どーした、サルディーニャ島!!!効かないじゃないか!

ちょっと調子に乗って薄着で寝たら、喉がパンパンに腫れて、どうにもこうにも体がだるい。ちょっと危険を感じたので月曜はお休みしました。

来て下さった方、誠に申し訳なかったです。体調管理も仕事のうちですから、しっかりしないと。なのに今も絶好調に腫れています。明日、また病院行こうっと。必ず治します!



***


で、日曜。


の営業終了後、喉も痛いし、なんだか最近毎日やたらと忙しくて疲れもピークの中、朦朧としてお店を出て自転車漕いでいたのですが、なんだか電気の消し忘れが気になる。

いつもだったら、はっきり言って電気くらい何てことないので消しになんて絶対に戻らないのです。携帯電話忘れても絶対に戻りません。また明日やればいい、って次に回してしまうのです。(もともと携帯キライだし余計にね)

でも、この日は違った。なにか虫が知らせたのかな、ってくらいに気になって、とうとう戻ったんですよ。

そうしたら、階段の三階くらいに財布が二個、落ちているの。  しかも、両方僕の・・・。   


一つは個人用で、お小遣いとかクレジットカードが入っているのと、もう一つは店用ので、お釣りが詰まったのです。月末だったのでそれぞれに結構な額が入っていたんですけど、全く無事でした。

なんとラッキーな!!ありがとう、知らせてくれた虫さん。


お店出してすぐの頃、置き引きで30万くらいやられてしまい、それ以降ものすごく用心していたんだけど、やっぱ最近は気が抜けてたのか、リュックのファスナーが全部開いていて、リュックの用をなさないくらいの姿に我ながら茫然。


リュック開いたままチャリ乗っている人をチラホラ見かけます。(僕だけ?)あれは意外と盲点かも。
みなさんも気をつけて下さいねー。


それで、今日は下着を買わなきゃ、なんて思っていたんだけど、なんとなくまたでいいやって思っていたら、辻くん(お客)が持ってきてくれました。

店のお花も買わなきゃと思いつつも明日休みだし、どーしょうかなぁ、なんてモヤモヤと思っていたらこれまた某氏が届けて下さいました。

土曜も、凄く観たい歌舞伎のチケットをなんとなく買わずにいたら、1枚だけ余ったと、売ってくれる人が現れました。



なんなんだろう・・・。


お知らせ虫がまだ留まっているようです。ともかくありがとう、虫さん。


ひょっとして、まだ傍にいてくれるのかな?


だったら明日は宝くじ買ってみます。ゲゲゲ。





治りましたっ!!!(スッキリ)

 病院に行って治らない事を告げ、さらに違う抗生物質を頂きました。

セファロスポリンという名の初めてのお薬。一応、知らないお薬はネットで調べるので、検索したところ、何と!!イタリアのサルディーニャ島の排水溝で発見された菌から出来たんですって!!

汚ねー。でもアゲです。

お薬を服用して、今か今かと効果が表れるのを待つ。待つ間にネットサーフ。
itunesでイタリアオペラにしよっと。っで、ネットサーフ開始。
そのままサルディーニャ島を検索していたら、まあ、何と美しい島。


こんな美しい島のドブの中の菌で作られた薬で、あたしゃ治るのか。なんて不思議な気分・・・。

↓サルディーニャ島  発見された菌はこの中のどっかのドブに違いない。



そうしてる間に、喉の晴れが見る見る引いてきた!!!ロンドンで淋病にかかって痛くて死にかけた時も、足の親指の爪が化膿してウミだらけになったあの時も、抗生物質は30分で僕をサルディーニャ島に連れて行ってくれたんだ・・・。

ありがとう・・・。グラッツィエ・サルディーニャ!!



そのままうとうと眠ってしまいました。
その後、ベッドに戻って今起きましたが、うん、全快です。喉も完全に元通り。


今日は元気に頑張ります!



にしてもいい天気ですね。もう夏ですね。



本日お休みいただきます。。

 まだ良くならないので、申し訳ないのですが本日休業いたします。八時回っての日記アップ、ごめんなさい。

ツバを飲み込むだけで飛び上がるような痛さでございます。健康って宝だなってつくづく感じます。

抗生物質飲んで一日寝てました。明日は絶対開けます。どうぞよろしくお願いします。




まみちゃんともっちーへの返事も明日、必ず。


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何不自由ない造り酒屋の娘茜は幼き日に目を患い、その時連れられて聞いた文楽、露澤清太郎が奏でる三味線の音に恋をしてしまう。大正から太平洋戦争後にかけた女の一大抒情詩。乗馬を好む娘、宝石や宿屋を惜しげもなく買い与えるおおらかな母、その後の茜の命を賭けた壮絶な苛めとの戦い、本物の芸に賭ける壮絶なエンディングと、読みどころが随所に散りばめられた文句なしの女流文芸娯楽作品。

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悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
公子という一人の貧しい女が中華屋の仲居からスタートして何百、何千という嘘を重ねて戦後の混乱期にのし上がる様を描いた作品。嘘を重ねると言っても、無論、それだけでは決して成功はしない。夜学に通って簿記の試験をパスし、自らの美貌を磨いて出会う男を翻弄し、汗まみれになり生き抜くさまは寧ろ潔い。とある事件後の週刊誌記者による聞き取り調査と云う一風変わった文体で綴られる全編は、時を忘れ、あっという間に読めてしまう。中でも、登場スr数々の大粒の宝石の描写は秀逸。「取材魔」の異名を取る有吉文学の中でも比較的軽めな現代もの。特に初心者にお勧めの一品。

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女系家族〈上〉 (新潮文庫)
女系家族〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
山崎 豊子
船場に続く大商家の物語。入り婿の父が突然亡くなり、残された三姉妹が遺産相続を期に豹変を始める。狡猾な大番頭、突然現れる妾の存在に、三姉妹は関係を結んだ男の入れ知恵や様々な駆け引きを繰り返し、遺産を減らさぬよう奔走する。団結した三姉妹と叔母が妊娠したと思しき妾を抑えつけ、懇意の医師が器具を用いて検査を始める妾宅での描写は、昭和女流文芸史に残る陰惨な情景と云えるだろう。

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昭和初期の船場に三代続く女系の老舗足袋屋に生まれた男の半生を描く。女親に反発するかのように愛人を4人も囲いながらも商売に精を出す主人公。迎え入れた新妻の妊娠を探るために肥溜めを棒で掻き回す姑と大姑の陰惨な嫌がらせ、襲名披露の配り物がたった足袋一足だと聞いてケチだと馬鹿にする参加者を尻目に、実は踵の留め金具が純金製で帰宅した一同を仰天させるエピソードなど、船場の粋と意地が詰まった珠玉の作品。

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針女 (新潮文庫)
針女 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
出征した帝大出の弘一が残した青春の遺書を胸に、パンパンや闇成金の持ち込む針仕事に打ち込む孤児の清子。彼女は過去に踏んだ針が体を周り運悪く跛(びっこ)になるというハンディキャップを持つ。復員した夫は戦争のせいで性格が豹変しており・・。パンパンや気違いといった現代では禁止用語の登場人物が行き交い、戦後の混乱期をそのまま原稿用紙の上に広げたような生々しい作品となっている。

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連舞 (集英社文庫)
連舞 (集英社文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
昭和初期の日本舞踏の一大流派、梶川流の栄枯盛衰を描く。先代家元の妾の子に生まれながらも伸び悩む自分の踊りの才能、踊りの天才と謳われる性格の悪い妹、妹しか愛さない母に悩まされる青春時代。しかし、GHQ接収後のアーニーパイル劇場での歌舞伎ショーにてストリップを強要され、大逆転の末成功となり、家元夫人にまで上り詰めてしまう。忌わしい過去と出自に翻弄されつつも、過去をねじ伏せるかのように踊りに邁進し、遂に芸の道に境地を見出す主人公、月の直向な横顔が涙を誘う。

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明治のお嬢さま (角川選書)
明治のお嬢さま (角川選書) (JUGEMレビュー »)
黒岩 比佐子
明治期の令嬢の実態を探る。たしなみ、学力、美醜の葛藤、結婚生活まで多岐にわたる。面白いのは多くの令嬢は今と変わらず贅沢品に執着したらしく、友人の持ち物を嫉む生々しい手紙なども解説入りで紹介されている。その他、当時の流行の髪型や美人術、痩せる薬などの広告資料も収録。

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宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして
宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして (JUGEMレビュー »)
高谷 朝子,明石 伸子,太田 さとし
千代田の森の奥深く、宮中賢所に57年お住まいの神職の女性の半生を描いた作品。下界と分断された森の中で祈りを捧げる日々。厳格な穢れの区別(下界のものに触れると潔斎しなければいけない)、四足のものは食べてはならない、毎朝数時間かけて髪おすべらかしに結うなど驚愕の生活と共に、日本古来の自然に寄り添った質素な習慣を紹介する。

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朝香宮家に生まれて
朝香宮家に生まれて (JUGEMレビュー »)
北風 倚子
渋谷・松濤の鍋島公園一帯は戦前、広大な鍋島侯爵邸であり、著者の住まいであった。大空襲で火の海になった屋敷を逃れ、昭和という時代を生き抜いた、旧華族のお姫様の生涯。

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社長 島耕作(8) (モーニングKC)
社長 島耕作(8) (モーニングKC) (JUGEMレビュー »)
弘兼 憲史
言わずと知れた島耕作シリーズ単行本。長い経緯はさておき、弊店が表紙になっております。店主もタキシードでモデルを致しました。
是非お買い求めくださいw

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梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫)
梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫) (JUGEMレビュー »)
小田部 雄次
佐賀藩主鍋島家令嬢伊都子。彼女はのちに梨本宮に嫁ぐが、明治から昭和に渡って77年間日記を残していて、その様相は「書き魔」と言わんばかり。初の洋行先のパリで買い物の様子や婚礼、即位式などの華やかな思い出を経て、戦中戦後の倹約の様子や時代に対する落胆ぶりなど。往時の匂いが漂ってくるかのような生々しさ。著者、小田部雄次の解説が当時の世情をわかりやすく補ってくれる。

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写真集 酒井美意子 華族の肖像
写真集 酒井美意子 華族の肖像 (JUGEMレビュー »)
酒井 美意子
加賀藩前田家令嬢の酒井美意子。マナー講師として厚化粧キャラでメディアに登場した姿をご存じの方もいらっしゃるであろうが、彼女は戦前まで駒場の前田侯爵邸に居住していたことを知る人は少ない。莫大な財産と華麗な人脈を、膨大な写真とコメントで紐解く、いわば現代版歴史絵巻的な写真集。必読。

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極楽商売―聞き書き戦後性相史
極楽商売―聞き書き戦後性相史 (JUGEMレビュー »)
下川 耿史
戦後の性関連産業を裏側の視点から取材した戦後風俗史。進駐軍専門のパンパン宿や性具の販売店、愚連隊、ゲイバー、カストリ情報誌、個室喫茶・・・。戦後の性に携わった人々の汗や息遣いが聞こえそうな一冊。

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 (JUGEMレビュー »)

京セラ、auの創始者ににして仏門に入った稲森氏が、街の小さな碍子工場を一代にしていかに大企業へと成長させたかを描く。単なるサクセスストーリーに収まらない哲学や思想を散りばめた珠玉の一冊。

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芝桜〈上〉 (新潮文庫)
芝桜〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有吉 佐和子
我らが有吉佐和子先生の長編。戦前の花柳界を舞台に、二人の女が艶やかに力強く生き抜く。温厚で情緒的な梅弥、狡猾で気ままな蔦代。共に授かった類い稀な美貌を武器に、ただひたすら戦前、戦後の花柳界を生きる。花柳界独特のお茶屋の仕組みや旦那制度、一本や水揚げなど、判りにくい独自の世界がこの一冊でよくわかる。ストーリを彩る、旦那からの贈り物の三越謹製三百円の帯や、大粒の翡翠の簪、英国土産の巨大ダイヤモンドなど、随所に登場する豪華絢爛な衣裳拵えと、それを取り巻く年増女将との丁々発止のやりとりの描写は必見。店主のバイブルと同時に、不動の一位たる女流文芸作品。

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書いた記事数:792 最後に更新した日:2017/05/23

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