すっかり良くなりました。



お陰さまで、すっかり良くなりました。

何事も嘘のように元気です。色々ご心配をかけましたが、今日から営業致します。

お医者さんの言いつけを久しぶりに守ってみました。5日も経てば感染力は低いとのことなので、
大丈夫だと思います。

様子見の営業なので遅くまでは開けませんが、それでも良かったら覗いてやって下さい。

火曜日まで通常営業、水曜日はいつも通り定休日を頂きます。


どうぞ宜しくお願い申し上げます。



シンスケ

インフルエンザ二日目。

 
昨日は調子こいて料理などしたため、その後、かなり具合が悪くなってしまいました。w

お薬の効果に波があるようで、一時的に凄く回復して(普段より元気じゃないかってくらい)その後、寒気と悪夢に襲われたり、とにかく劇的に変化します。

いままで20時間くらい、伏せっていました。

その間、いろんなバージョンの悪夢が10本立て、お正月ロードショーです。最低。


いつも見る悪い夢とは違って、インフルバージョンはかなりイカれています。

ガラスで手を切る夢とか、そういう他愛もないシーンなんだけれど、切れる所が拡大されて、しかも凄いスローでマクロ映像が再生される。そういうのが延々続く。

音も「ドクドクドク」みたいなの。

起きたら汗びっしょりで、水分補給。


インフルより夢遊病になりそうだよ・・。





そうそう、昨日作ったのは関西風のお雑煮。

白みそに大根、人参、里芋。餅も入りますが今日は入れていません。

それを温めながら、それだけを食べます。これで十分。珍しく食欲がないのです。


ソファーで毛布に包まり、映画なんか見ながら寝たり起きたり。たまに体を起して毛布を巻きつけたまま台所で白い雑煮を啜る。

妖怪「雑煮すすり」です・・・。






んで、今日はかなり具合が良くなりました。でもまだ油断は出来ない。それに、感染させる力が強いので、まだ人前に出てはいけないとの事。

週末にお店を閉めるなんてありえない。信用的にも、売上的にも・・。けど、万が一にもお客様に感染させたら一大事です。取り返しつきませんから。

今週一杯は隔離政策というわけで、すんません。





家ではやっと動き出しました。とはいえ、お布団を干して軽く掃除してから、またNHKオンデマンドでドラマ見たり、youtubeで音楽聴いたり。

割と元気なのにお出かけ出来ないって淋しいですね。

気のせいか伴侶もあんまり家に帰ってこないような・・。当たり前か。


まだ微熱もあるので、頭使わない音楽が一番体に良いですよね。

こういう時にややこしいのとか、メッセージが強いもの聞くと頭がおかしくなります。


youtubeにて。

バッハのフランス組曲が素晴らしく良い。悪夢を消し去る春の息吹か、はたまた神の福音かってくらいに良い。

シフの演奏会より。しかも暗譜だなんて・・。



中でも5番のアルマンドが良い。(50分30秒辺りから。)これは是非チェンバロで聴きたいところ。

と、youtubeでチェンバロバージョンを探していたら、何とも自然な映像を発見!



これは楽器屋さんのお兄さんに弾いてもらっているのか。なんだか音が愛にあふれていて、涙が出そう。熱のせいかもだけど。。。

そういや、小さいころからチェンバロが好きで仕方なかった。最初の出会いはアニメ、キャンディキャンディ。OP曲の前奏がチェンバロなのです。若いのは知らんだろうけど。


店でチェンバロ弾けたらいいなぁ・・。とは前から考えていた事。

例えば、シャンパンが開く前とかに、さっきのアルマンドをさらっと短く弾いたりしたら喜んでもらえそう。(お金目当てとかじゃなく)

オペラのレチタティーヴォも出来るし、チェロのMくんとフルートのDくんと不気味なメヌエットとか出来る。



でも、チェンバロって大きいよね。グランドピアノくらいある。さらに時代をさかのぼれば卓上のヴァージナル、スピネット、クラヴィコード・・・。

あ、その手があった!


っと検索かけてみると・・



ギャー!!!!見つけた!!


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国産のオクターヴスピネット。

お値段、43万ですって、奥さん。高いな、オイ!

全長80センチ、重量7キロ。これならカウンターの上に置けるし、仕舞える。

どーしようかなぁ・・・。

43万って。ジントニックを614杯売ってやっとの金額(しかも仕入れ別)

モヤモヤモヤ・・・。



天井から吊るして、レトロなスイッチ押すと定位置に降りてくるとか楽しそう・・・。





まずは体調直しますね・・・。


週明けにお会いしましょうね。僕は元気です!

インフルエンザでした(涙)

 
あんまりにも具合が悪いので、珍しく病院に行きました(病院嫌い)。そうしたらインフルエンザ認定を受けました!

開業以来も含めて、もう10年はかかんなかったんだけれど。




インフルエンザと判ると、なぜか元気が出てきました。スツールに座って簡単な料理作ったり。

あと2日は感染能力が高いらしく、お客さんに移したら大変。

暫くは家で大人しくしております。


今週いっぱいはお休みとさせて下さい。







最近の薬。これを一度に二個、吸引すると劇的に治るという話。

毎回知らない事ばかり、医療もどんどん発達しているんですね・・。


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皆さんもお気を付け下さいね!



昔はみな、美しかった。

 
そりゃ、若い頃は誰だって美しいもの。

若さは美しいけど、美しさ=若さ、ではないと思っている。


けど、けど・・  若さが美しいのには間違いはない。世の中絶対普遍の真実。



前にこんなブログも書きましたけど、美しい若さは何よりも素晴らしいもののひとつです。


というわけで見ていきましょう。

今回は酔っているのでテキスト少なめ、写真が多めの手抜きです。




***


我らが美輪センセイ。

現在はご存じのとおりイエローヘア。

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昔。ルモンド紙で一面を飾ったという逸話付きの写真。


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素晴らしい美貌。気品と同時に強さがあります。さすが、新聞に「国賊」と書かれても「お好きに仰って」と切り返したという、当時。

今だってお美しいです。


映画界から。



世界の三船敏郎

なかなか強面のシブい親方風ですね。

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若い頃はどうでしょうか・・・。




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はい。降参です。


僕も来世はこんな顔に生まれたいっす。
いいなぁ・・・。


では、もう一人の銀幕のスター、三國連太郎さんはどうでしょうか。いわゆるスーさんですね。


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うーん。恰好いいです。

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こんなのもありました。役者だから当たり前ですけど、全く表情が違いますね。

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所変わってソ連代表選手、スターリン。

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若い頃。


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んー、恰好いいですね。ちょっと屈強そうな中にもナイーヴな感じです。
チェックのストールもイケてますな。





では、続きまして・・日本代表、広田三枝子さま。通称パンチのミコちゃん・・・。


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あれ・・。れ?

昔はどうでしょうか・・。

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わお!!超キレイ。まるで人形のようです、、、。



その昔はどうかなぁ・・。


あれれ!太いっ!パンチのミコちゃん!!
でも、健康そうで素敵ですね。

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えいっ!ついでですから、ちょっと前はどうかな!

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ぎえ!もうちょい前は??

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ぎゃー!何だこの蚊帳みたいな帽子は・・。デヴィ〇人にそっくりだし・・
先生が一緒の人なのかしら・・・。

(画像がどんどん小さくなっているのは偶然です)


若さとは関係ない磁場で変貌を遂げられておられる様子です。




んと・・もう少し、身近な所では・・。


ピース又吉さん。(お笑い芸人)

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昔はこんなだったらしいです。


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売れる前のコンビニアルバイト時代、らしい。


なんか爽やかですねぇ・・。こっちの方がモテそうなのに。

でも彼の事だから狙って気持ち悪い作りにしているんだと思われます。




さて。


何が言いたいかと申しますと。

前回の開店日記にも書いたのですが、開店から半年でかなり太ってしまいまして。ストレスというのもありますし、夜中の愉しみというのもあってか、食い過ぎたんです。


で、年の初めに、僕は誓いを立てました。

今年こそはダイエットします。クドクド実況とかはしません。食ったものもアップしません(ネタ以外)

写真がモノをいう、それで十分じゃないですか。






そしてワタクシ。




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ニヤリ。



はい、僕だって昔は若かったんですよ・・・

それに細かった。



28歳、お店を出す前の年。

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・・・・。




***


昨日からジムでフリーウェイトとランニング開始です。



はい、黙って頑張ってみまーす!


戻れるかしら・・。



おやすみなさい。



不定期連載〜開店日記その6


8か月振りの更新となります、開店日記。

前回はカウンターが仕上がった所まででしたかね・・。(もう忘れたよ・・)



入口右側にヒューズボックスがあって、そこが恰好悪いというので手持ちの棚をくりぬいて付ける事にしました。収納力も上がるし一石二鳥、のはず。


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ここに棚を破壊したものを付けます。僕が22歳の頃に京都のブルーパロットで値切って買ったケヤキの安物の本棚!!


カポッ!

本棚取り付け.JPG

おお、それらしくなりました。その後、オーディオと缶詰ストックが収納される事になります。


酒棚の左側、窓の部分も塞ぎます。コンパネをカットしたものをはめ込んで、そこにホームセンターで買ってきた換気扇をはめ込みます。

そう、ここは窓だったんですね。今でも外せば窓が開きます。当初は「スイッチを押すと電動で酒の棚がスライドして、窓が開いて魚の水槽か鳥小屋が現れる」というプランを目論んでいたんですけど、予算の都合で即、却下。

仮の配線で換気扇が勢いよく回っています。この頃は配線が整っていなかったので、天井のスポットライトに分配機を付けて電動ドリルを充電したり、換気扇を回したりしてかなり賑やかな光景でした。


まさにタコ足配線。


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あれれ、どこかで見た光景だな・・?

戦後の二股ソケット、下町のお茶の間を彷彿とさせる光景でした・・。

(映画・キューポラのある街 より)
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カウンターはオイルステインを塗って古色を出して、サンドペーパーで磨きました。


カウンターオイルステイン塗装.JPG


そこに光沢のある油性ニスを塗ります。


ニス.JPG

塗るとこんな感じ。

カウンターニス塗装.JPG


内側から。

ピアノ7.JPG


塗っては乾かし、また塗っては乾かす。


そしてピアノを弾く。

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この頃は嬉しくてピアノ弾いたり、一人シュミレーションしたり、なんせ自分の写真ばっかり撮っていましたね・・。

無邪気ですこと。しかも細くて若い。




もしタイムマシンがあって、この頃の彼に一言掛けられるとしたら

「オマエ、この後ねぇ、ストレスで激太りするからな。ま、せいぜい楽しんでおけよー」

とでも言ってやりたい。





カウンターの中に配線を取ります。

カウンター配線.JPG

今は更に増えて、コンセントが18箇所くらいに分かれていますが、ブレーカーが落ちないのはこの頃に電圧計算して、容量をたっぷり取っておいてくれた友人のお陰です。本当に感謝。

冷蔵庫
ビールサーバー保冷機
クレジット端末
オーディオアンプ
蓄音器手元灯り

果汁絞り器
IPHONE充電器
IPAD充電器
カメラ充電器
WI-HI
ブルートゥース
ブザー 
ベル
バンカーズライト×3
クリスマス用イルミネーション×2

カウンターの中でもこれだけあります。
昔は電子レンジやわけのわからない小道具もありました・・。



さてさて。そんなこんなでかなりお店っぽく仕上がりました。




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いや、本当は僕もこのくらいシンプルなのが好きなんですけどね・・。でも有りがちな店とも言える。

脱サラして高円寺あたりで始めました、本棚のBRUTUSを読みながら、エスプレッソもどうぞー、みたいな。

まあ、それもアリだけど。

僕にはもっと毒と猥雑さがないとダメです。あと、子供の頃に憧れた大人の秘め事のような情緒、古き良き含蓄。



因みに昨日の店内。

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・・・。壁が見えない。モノが増えただけじゃん。

含蓄も情緒もそんなにはないような・・・。




まあ、今後に期待、という事でいいでしょう。


次回の連載は未定ですが、食器を買いに行ったり、アンティークを競り落とすような話が続く予定です。
この頃は迷走気味だったので、今振り返るとダサすぎて捨ててしまったものばかりです。あんまり書きたくないんですけど、また忘れた頃に書きます。



そして、今年からツイッターを極力連絡事項くらいに留めて、書きたい事はこちらのブログに書き殴って参ろうと思います。

ツイッターで書くと、ブログを書いた気になるので筆不精に拍車がかかります。遡っても見られないので日記的にもこちらの方が有効ですし。

あと、去年頂いた言葉なんですが、日本中はもとより、世界中にいらっしゃるお客さんがたまに覗いて下さっているそうです。本当に嬉しい限り。

更新する事によって少しでも新宿の香りをお伝えできれば、なんて思っています。

回数が増える事によって、馱ネタや雑記的な事柄が増えます、多少はお許しくださいね。



***


馱ネタはこんな感じです。





昨日はご褒美にたらば蟹を買って来て、例のアルミ鍋で一人しゃぶしゃぶをしました。御供には自作の紅葉おろしも添えて。

たらばは高くて沢山買えなかったんで案の定食べ足りず、また冷蔵庫を探ってたら「かにかま」が出て来ました。

食べ終えた殻に詰めて、義足タラバにして食べてみました。

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まずかった。


多分、一事が万事、こんな調子です。

失礼しました。




あけましておめでとうございます

 
明けましたね、2013年。

どうぞ今年も宜しくお願い致します。





僕はお正月が大好きです。どんなに色んな事があっても、一度パチッと切り替わるような、あの感じが好きです。

この四年くらいは自分を見つめ直す一日、ということでお店も閉めて、自分と見つめ合う事にしています。

とはいえ、食って飲んでテレビ観て、人間のクズみたいな夜を過ごすわけですが。

まずは魚介類を買い込みます。後はスーパーのお刺身パック、かずのこ、棒だら、いくら。

今年はネットでおせちを頼んでみました。三段で8880円、冷凍で宅配、盛り付け済みです。

贅沢なものですが、やっぱりお母さんが作ったのには全然叶わない。一人で食べるものでもないですね、、。来年は却下です。

日本酒に缶ビール、それとメインの鍋の支度。

いつも、卓上コンロで一人鍋をします。一人鍋はいいもんです。好きなタイミングで好きなものを投入して、3時間くらいかけてダラダラ頂きます。

今年はずわい蟹を買って来て、ゆっくり頂きました。カニ大好き。

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見切れています (汗)

このチープな感じの鍋が大切なんです!アルミのレトロなので500円でしたが、これじゃないとダメなんです、僕。


一人用土鍋なんかお洒落な雰囲気が出るに決まってるけど、そうじゃないんで。

何がかっていうと、それはズバリ、「働く大人の夜中のご褒美」。

小学校ぐらいの頃どういう経緯か忘れたけれど、お父さんに「養老の滝」ってチェーンの居酒屋に連れていかれた事があった。

割と猥雑な繁華街の怖くて暗い小路にあった。

タバコは煙たくて、一刻も早く家に帰りたかった。僕はふてくされてジュースかなんか飲んでたんですけど、親父は構う様子無し。

色々つまみながら鍋セットで一杯やっていました。

その鍋セット。すごく美味しそうで、小さなセコいアルミの鍋なんだけど、生意気に肉と魚介にキノコまで付いていた。蛤なんかまで入っていたかもしれない。

たしか、カウンターからガス栓が出ていて、小さな琺瑯のコンロがついてたような記憶がある。

なんだか美味しそうで、しかもそのコンパクトさに一目惚れした。

大人の労働者だけの密かな愉しみ、これこそがアルミ鍋に詰まっていたんじゃないか。大人になって早く食べたいと、心に誓ったものでした。わざわざこの鍋を探して、未だに愛用しています。


年の初めにどーでもい話・・・。


どーでもいい話ついでに・・。

そんなこんなで、鍋を開始したものの、あいにく紅葉おろしを切らした様子。大好物なんですけど、買いに行く気はしない。家にいるのに飲んだら、絶対に動きたくない。


紅葉おろしか、せめて柚子胡椒がないと、なんだか締まりがないように思うのは、年末だからだろうか。


どうしても買いに行きたくない・・・・・と葛藤していると、たまたま刺身のつま(大根)と視線が合った。



「いやいや、それはさすがに、、。いい歳して、まさか、、」


と冷笑しつつ、冷蔵庫に人参の切れ端、納戸に鷹の爪が転がっていた。引き出物でもらったカタログで注文したミルもある。

自分を騙しダマシ、それらを合わせて粉砕する事に・・・。

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恥ずかしいんだけど、素晴らしく美味しい紅葉おろしが出来ました・・・。ちゃんと十分、紅葉おろしの役目を果たしてる。敢えて辛くしてみた。

ツマって、、恥ずかしいけど、、。

スーパーが遠い地方の方、面倒臭い方など、お正月に是非お試しください・・。




***


それはさておき・・。

お風呂に浸かりながら想いをめぐらしておったんですが、結局、僕がやってて楽しいのって、物を作るプロセスそのものなんじゃないか、と。

美味しい出来あいよりも、作る事そのものが楽しい。結果やおもてなし感かどうかも忘れるくらい、作っている時って楽しい。

家にある捨てるようなものを組み合せて再生させられたのなら、更により楽しい。多少粗い出来でも、二回目の挑戦の時には上達してる筈だし。



「制約のなかで、限られた材料から産み出される、割と本格的な雰囲気を持つもの」

まさにコレが大好物。




***


昔、20歳くらいの頃に京都のあるカフェでバイトをしていました。京都では割と有名なお店で、町屋を改装した店内に、レコード屋や自転車屋、英会話教室にデザイン事務所、などなど、青年の夢をそのまま形にしたような温かいお店だった。

恐ろしく芸人揃いのお店だった。今思えばそもそも、そういう人が集まって作ったお店だったんだろうけど。

そこのかくし芸大会が秀逸で(当然僕もいろんな出し物に駆り出されたんだけど)二か月前くらいからみんなでコソコソ練習して出し物をやる。

そこに、ある常連さんが落語をやりたいっていうんで、じゃテーブルを積み上げて高座を作って、そこに座布団を敷く事になった。

それじゃお囃子も付けちまおう!ことになって、そこの社長が若いころに齧ったらしい三味線、僕が吹奏楽でフルートをやっていたので近所の寺町の土産物屋で買ってきた横笛をあてがわれた。自転車屋のジャンべ兄ちゃんはおもちゃの陣太鼓みたいなのと金属の灰皿だか自転車のベルだかを叩いて、チンドン係。

それを落語の方には内緒で練習しておいて、当日ぶっつけで驚かしてやる事になった。いわゆるサプライズ。

曲は童謡の「結んで開いて」でした。何でかといいますと、高座名が「卑猥亭ピンク」さんだったので、お話の内容に合わせてちょっと色っぽい曲にしようという事になって。ちょっと活字では説明が難しいんですけど。汗


さて、営業後に深夜練習。最初は微妙な出来だったんだけれど、慣れるとどんどん提案し合ってアレンジする。入ったばっかりの僕とLOVE&PEACE兄ちゃんと社長の三人が朝までピーヒョロやる。

知らない人が通りかかったら芸者さんのお座敷かかってるのかな?思うような音の厚みと情緒。

毎晩の特訓に加え、どんどんアレンジして、最終的にはかなりスッキリと洒脱な仕上がりになってしまった。

結局、当日、お囃子はバカ受けでした。落語のお話本体より受けてしまって、大変申し訳ない事になってしまったんですけど。

本当に良い思い出です。楽しかったなぁ。

(この手の話は他の職場も含めて200個くらいありますのでまたいずれ)


このブログの中の僕の書籍紹介の中の「南の島に雪が降る」はまさに大先輩のお話です。どうぞ読んでみてくださいね。

・・・思い返せば学生の頃から音楽室で、今のお店でやっているのと全く同じ遊びをしていました。
他のバイトの頃も前職でも同じ。

きっと、このままいけばいいんでしょうかね。

今年はもう少し羞恥心が取り去ればいいんですけど。もうすぐ8年なのに、まだお酒に頼っている自分が居ります。

日常の中にちょっと楽しい事を。お酒なら音楽がピッタリだし、ひと手間かけたら更に楽しい。それでちょっとだけニコッとしてもらいたいのです。それだけでいい、ささやかな望みなんですけど。

さて、それを踏まえて。今年はどんな年にしようか。

まずは2013年も面白おかしく、楽しく、かな。


後は、あんまりプリプリ怒らないようにもします。w   すいません。


今年も宜しくお願いしますね。




ブログの効率的アップを目論んで・・。

 
さて、もう明日も大晦日ですね。あいにくの雨ですが皆さま、ゆっくりお過ごしでしょうか。

僕はこれから最後の出勤となります。今年の感謝を噛み締めながら、しっとりと営業したいと思います。


さて。

毎度ブログの更新が滞ってしまっておりましたが、これには理由があります。あるんですよ。

そもそもデスクワークではないので、常習的にPCを打つ事があまりなく、そこに加えて「写真の取り込みが面倒くさい」というのがその理由でした。

画像を取り込むだけのためにケーブルでiphoneとPCをつなぐと、画像取り込み以前に、勝手に同期、と呼ばれるデータ交換が始まってしまいます。

その間はなんとなく手出しが出来ないのです。(本当はいい方法があるんでしょうけれど)


サムネイルで見間違って画像の取りこぼしたりもあったり、いいかげん、イライラ。



で前回アップした、ロンドンの兵隊姿の写真。

撮ってくれた彼が一眼レフを使っていたんですけど、説明を聞くうちに羨ましくて欲しくて、即効で同じ機種を衝動買いしました。

SONYのデジタル一眼レフ、NEXというシリーズです。

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もー、素晴らしい文明の利器!!

EYE-FIっていう無線搭載のSDカードを入れて設定を済ませると、シャッターを切った傍からリアルタイムでPC上にどんどんアップロードされます。その間10秒くらい。携帯からも見られる。

こんなに楽でいいのかしら。



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周りの友人に聞いたら、半分くらいは知ってたって・・。誰か教えてよ。




肝心の画質もキレイ。


ベランダのカンガルーアイビーと汚いバケツ。北新宿の香ばしいマンションがまるでまるでイタリアのガーデンテラスの様です。


あこがれの背景ボカシ。




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いつも使ってる腕時計も、どっかのカタログの表紙みたいです・・。(こちらも背景ボカシ)


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AUTOモードも勿論、マニュアルで光の具合も露出補正やシャッター速度の調整で、色々撮れるらしい。(当たり前すぎますけど)

僕は、そんなことはプロの人が高いカメラを使って修行の末にやっと出来る事だと思っていたので、本当にビックリ。


当然、プロには叶わないけど、雰囲気でも出れば凄く楽しい。


今までは諦めて夜景とか撮ったことなかったから。これからもっと勉強してみようと思う。




僕の寝室の電気の笠とか


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新宿西口とか。これはイマイチ。


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店内も。

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難点は画像が重い、バッテリーに限りがある、カメラがそこそこ重い、昭和レトロ探訪など、ほぼ無許可の盗み撮り対応だった店では使えない、、、などなど。


ともあれ、条件の合う状況では、より綺麗な写真と迅速さでブログアップをして参ります!

明日もアップするかもです。一眼レフ、なかなか良いです。



マンハッタン旅行記その3 音楽編

 
やっと更新できました、旅行記。(もうかなり忘れてるんですけど、、汗)

NY音楽、文化編ということで書いて参ります。





お先に音楽編。



***

まずは、今回の旅の最大の目的。同業他社の視察なのです。これを理由に渡航費の5/7が経費で落ちるというこれでも法人経営者。

経費の名に恥じぬよう、しっかり見てこなきゃ。

まず最初に知ったのは、NYCでピアノバーというと、いわゆる「キャバクラ」の意味を指すらしいということ。

向こうで、少し知った人に「まずNYCではどこに行きたいの?シンスケ」と尋ねられた時に、
胸を張って「ピアノバーに行けるだけ行きたいんです。だって、そのために来たんだから!」

と答えて、物凄く困惑された覚えがありますw

日本と違って女性を侍らすお店が少ないこちらのお国、相当な好き物日本人に思われたんでしょうか・・・。


で、お邪魔したのがメリーズクライシス。ここのお噂は僕の店でもよく聞きました。
ブロードウェイで出演終了後のキャストもいらっしゃるとか。

店内にはピアノがあり、みんなでミュージカルやジャズを歌いまくるんだとか。これは見ないといけない。

判りやすい交差点の角の、判りにくいビルの地下にそこはあった。

はい、店内。

だだっ広い店内の壁沿いにコの字型のカウンターがあり、中に僕の店と同じくらいの背の低いピアノが備えられている。

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周りには「歌自慢」と一目でわかる常連さんが陣取る比較的個性的な人が多いようですw


そして始まった。ピアノのお兄さん(お姐さん?)は物凄い声量でお客さんを巻きこんでグイグイ乗せていく。どっちかって言うと、リーダー兼司会者的な存在で、彼が曲も決めて、ツッコミもする。(当然お酒は作らない)

ミュージカルナンバーが多かったように思います。文化財的に古いフレッドアステアのからジーンケリー、、、最近のまでもう歴史も順番もごちゃ混ぜ。


しかし素晴らしいサウンド。みなさんハモリが上手い上手い!


特にレントのseasons of loveに関してはソロの取り合いが起こる。

このちょっとふっくらしたミミ、隣の女の歌いだしを手で制してのソロ。
張り切り過ぎて高温の伸ばしの所でちょっとムセていた。残念。

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確かに上手だし面白いんだけれど。。。。何だか。

もう何年も前から型が決まっているような練り上げられた感じ。僕に言わせればそこが面白くない。


なんかこう、もっと偶然が作用しあって生まれる予想できない展開、みたいなものが一切なく、ストーリーが予測できる映画みたいだ。

まあ、逆にいえば安定感が「俺あの曲来週練習してこよう」というのもアリなのか。

飛び入りのグループが自分たちだけで何か一曲、というのもなさそうだ。あくまで専属ピアニストを中心とした世界。だからこそなのか、ここのピアニストはかなりの敬意をもって接せられているようだ。


当たり前だけれどここもチップチップ。ピアノを弾くたびに瓶がチップで埋まる。

***

かたや日本。昨日も、小僧みたいな若いのに「あれもこれも」弾いてと当たり前のように言われたんだけど、弾かなかった。別に弾くのが嫌なんじゃないんですよ。

特に昨日のガキは、僕を試すような事を言いやがったので相手にしませんでしたが。(誰も知らないような若者の曲をリクエストするなど)

一旦店に入ったらあらゆるサービスをタダだと思っている若い人には、僕はリクエストに答えない事にしています。僕はカラオケじゃない、生身の人間なんだから。

喫茶店のお冷一杯、角砂糖ひとつだってタダじゃない。敬意をもってお願いするべきで、けっして軽んじたりおろそかにしてはいけない。

音楽に関しては少なくとも無料の付属サービスなわけで、気が向いたら弾きます、って体にしています。だから、御客さんも僕が弾きたくなるようにちょっと乗せてくれないと、ぼくだって人間だから気分悪いわけです。

・・・「お互い持ち寄りましょ」というわけです。

チップも料金もかからない日本的な難解なシステム。突然怒り出す店主(笑)。アメリカさんにはない文化ですなぁ。



色々考えさせられてしまいました。



***



さて、宿泊先ハーレムの宿主がジャズシンガーなのですが、素敵なご提案を。日曜の教会のミサにゴスペルクワイヤーで参加しませんか?というもの!!

もー。本当に嬉しい。ウルルン滞在記みたいだ。

日曜日朝八時。教会に集合して着替え。

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これは楽しい。本当に旅の思い出、って感じです。後ろの女性は同じ宿主の友人。

モーガンフリーマンそっくりのお爺さんが歌の先生。この先生、ギャグの応酬が半端ない。もうね、ずっとボケまくりなんです。また、ピアノが上手い上手い!

僕は伴侶と緊張しながら、言われたとおりに讃美歌のページを開く。

かなり判りやすい英語と、耳馴染みの旋律。いつも通り思い切りハモろう!と伴侶と全開で歌うとモーガン爺さんが椅子から落ちる仕草。

「これはドッキリカメラか?!」と激しく反応。エンターテイナーだなぁ・・・。勉強なります。

その後も、ちょっとハモリが上手いと、「モータウンに電話する。コミッションは50%でいいか?」が定番ギャグ。

本番は和気あいあいとしたものでした。黒人のお婆さんがピンクのスーツを着てきていて、鞄からタンバリンを出して叩いたり、とにかく映画「ブルースブラザーズ」や天使にラヴソングを」で見たのと同じ。

人々は日曜の朝に、厳粛に祈りを捧げ、歌い、信者同士が触れ合う。このささやかな営みに触れられたのは凄く意味深い時間となりました。だって、ほとんど観光地を周っているもんですから。

映画のセットに迷い込んだような違和感と、そこで歌うという高揚感。

調子に乗ってパイプオルガン弾かせて貰いました。バッハの「主よ人の望みの喜びよ」

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ハーレムのみなさん、また是非参加させて下さいね。

***


お次はタイムズスクエア。ここは一度も通らないように調整して、最終日に乗りつけました。
一番マンハッタンっぽい広場なんでしょうか。僕でもテレビでよく見るあの広場。

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観光客しかいない・・・。まあ、僕らもですけど。



しっかし変な人ばっか。みんな写真撮ってる。僕らもですけど。



打ち合わせ中かしら。深刻そうでした。

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ちょっと古いけど、「シカゴ」を観てきました。

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しょうがないじゃん、好きなんだから。

劇場が素晴らしくアンティーク。なんだか有名な演目の初演もここだったとか。(何かは忘れた)
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舞台上に階段状の演奏席が組まれていて、楽器ごとにそれぞれ部屋があり、通路でつながっています。(立体迷路みたいな感じ)

役者は演奏者の間をすり抜けて演奏します。かなり狭い舞台割りに、色も抑えた演出(全員黒)で、往年のキャバレーの華やかさはなく、がっかり、、、

と思いきや斬新な演出!

制約のある環境が想像力を掻き立て、むしろ広さを感じさせられました。狭い環境で、狭さを感じさせない演出。勉強なります。素晴らしかったです。


***



続いてはリンカーンセンター、メトロポリタン歌劇場。

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今回はカルメン。これも素晴らしかった!巨大セットが三連の輪っかになっていて、それぞれが独立して上がったり下がったりグルグル周ります。

そこには人がギッシリいたりして半周回ったら満場の闘牛場になったり、軍のキャンプになったり、とにかくテキストでは説明できないんですけど、エライ事になっています。


バカでかい箱なのに、ソリストの音がしっかり聞こえる。近くで鳴っているような感覚。

人海戦術とアイディアでここまでできるのか、という世界一資金豊富なオペラ劇場、圧巻でした。

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残念なのはお客さんの服装。一張羅にネクタイして行ったのに、周りはダウンジャケット着たままの人や作業着?!みたいな人もいて。

折角だからドレスアップしていい気分でロビーを闊歩したかったなぁ・・。ボソッ



カーネギーホール。残念ながら予定が合わず、中には入りませんでした。外装も工事中。トホホ。


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***



お次はMOMA。フ〇テレビの現地記者の友人に強引にタダ券を貰って、いざ。
ここって写真とって良いんですよね・・。凄い感覚。

ピカソもマティスもウォーホールもキースヘリングも総ざらえ。

中でもマティスとモディリアーニ、好きなんです。


貴婦人が美しく微笑んでいました。

ここももっとゆっくり来たかったななぁ。
IMG_2292.JPG




***



ETC跡地にも行ってきました。アメリカ同時多発テロ事件は、若いころのボクにとって本当にショックだった。そのお話は長くなるのでまたいずれかの機会に。

かなりのセキュリティー強化、でも、絶対行っておいた方がいいという事で、なんとかチケットを取る。
チケットというよりは予約なんですけど、ネットから。

で、グラウンドゼロ近くのビルで発券っするんだけれど、とにかく凄い人、人、人。

IMG_2072.JPG


一時間くらい並んで入る。深いプールに滝が注がれていまして、その縁に犠牲者の名前が彫られています。

厳粛な気分でありました。心より犠牲者の御冥福をお祈り申し上げます。


IMG_2074.JPG




***



アンティークマーケット。

正直、あんまり良いものはなかった。高くても良くない。たまたまこの場所が良くなかったんだと思うけど・・。イギリスやフランスは安くていいものが沢山あったんだけどな。

今回4か所行ったんだけれど、今度来た時はもっと調べて来よう。

何かの銘木をくりぬいた小箱と、巨大なホッチキス、銀の小皿を5枚買ってきました。

IMG_2207.JPG




***


駆け足で振り返ってみましたが、かなり忘れた部分もあったのでイマイチ筆が進みませんでした。今後加筆という形で書き込みたいと思いますので、また覗いてみてくださいね。



帰りの飛行機の中で見えたマンハッタン全景。

あんなに沢山の事が、この小さな半島の中で起こっていたって、凄いなと。

また来たい、と心から思えた街でした。(次回はイタリア行きたいからもうちょっと待っててね)

ありがとう、マンハッタン!

IMG_2329.JPG



年内、もう一回くらい更新出来るかな。出来なかったらすいません、よいお年を!

クリスマスその後・・・

 
今年はクリスマスにおもちゃ箱をひっくり返したような営業で、、という事で、初めてクリスマス企画営業をしました。

今まで店内で企画するのはなるべく避けていたんですね。手狭だし、何より水回りのオペレーションがよくない。
ちゃんとしたグラスを使って提供しながらのショウ、食べ物も出して洗い物とお会計、、、

洗い場とドリンクを同時に回せないのでちょっと無理があります。


今回は無理を承知でやりました。案の定、ドリンクが回らず崩壊しました(汗)
でも、楽しかったな。

次回はスパークリングワインとボトルもの限定、とかでやろうかなと思います。



さてさて、内装。


カウンター上部にはカーテンレールを付け、開閉式にしました。

IMG_2808.JPG


すこぶる評判が良いのでしばらく残す事にしました。嫌な事が起こったり鬱っぽくなったらすぐさま閉める、そんな使い方もしております。





で、僕。








IMG_2831.JPG

(顔むくんでます)
この衣裳、すっごいよく出来ているんです。次回の日記で写真をアップしますが、袖や背中にも独特の白いビラビラがついていて、白いベルトでウエストを締め上げる。

前回登場の帽子も、そんなに悪くない感じです。やはり、ちょっと毛足長かったかな。

我ながら上機嫌です。

23日はジャズヴォーカル二名をお迎えしてのライヴ。ちょっと古き良き劇場を模したオープニングです。

***

カーテンクローズ、三名定位置に

開演ブザー
会場暗転

THE BELL OF NEWYORKのテーマ(フレッドアステアのド派手な古い米映画のオープニング曲)
ペンライト二本でカーテン内側から光をグルグルグル(サーチライト)

わたくし、拡声機で「レデースエンジェントルメン!!! プリーズウエルカム・・」

照明アップ
カーテンオープン、お客様三方向に最敬礼


ってな感じでライヴを行いました。

画像がないのでここに掲載できないのが残念です。






あ、当日のポスター。予算遣いすぎたので手書きっす。


IMG_2813.JPG


高校の学園祭みたいですよね。まあ、良いとしましょう。
お客さんが88名もいらして下さいました。本当にありがとうございました!

4月4日の本当のオープン日にも同じセッティングでイベントしたいと思います。
クリスマスツリーの代わりに桜の生木を天井に這わせて。


今度はないがいいかな。夜桜の下での弦楽四重奏や(何と!カウンター内に四人収まるのです!)バロックのアンサンブル、オペラアリアもいいし、長唄、小唄や都々逸、雅楽もいいですなぁ。


音楽があったら世界旅行が出来ますね。よしよし。


来年こそは店内花見、流しそうめんをやりたい。



***

年内は30日まで、年始は1月4日から再開致します。どうぞ今後とも弊店を御贔屓頂きますよう、心よりお願い申し上げます。





帽子を作ってみた!

 

なぜだか急に元気になりました!笑

天気の良い温かい日に自転車で東京をぐるっと周ってきたんですけど、その夜から憑き物が落ちたみたいに。

新宿の自宅から池袋、巣鴨、浅草から上野、日本橋、赤坂、四谷・・。

気持ちよかった。風になった。

不思議なんですけど、何気ない事で気分転換出来ましたね。タイミングもあったのだろうけど。



さてさて、帽子。

普段はあんまり針仕事はしない、ってかボタン付け以外は何年も触っていなかったけれど、いつもの「ないものは自分で作る」により、今回も自家製造。

毎回毎回、売っていないものばっかり欲しくなります。

キヌギヌ初の趣向をこらしたクリスマス営業(12/23 祝)というのはしつこく繰り返していますが、赤いカーテンに合うような夢のある恰好をしたい、サンタさんは嫌だけど赤い服で何か!ということで考えていました。

赤いので、古き良き時代ので、また使えて、、、。


あ。

ロンドンの儀仗兵の軍服。これがいい!!


IMG_2556.JPG

これしかないわ。と、前回の坂の上の雲のくだりでお世話になったチチヤス君に発注。

さすがに帽子は、、という事で自分で作る事にしました。針仕事は得意な方ではないんだけれど。


まずは素材について。

本物はクマの毛皮で作るそうで、カナダから英王室に献上されるとか。
一時ニュースで動物虐待だとかニュースになっていましたけど。
ああいう人は先人の知恵や伝統の継承とか、どう考えているんでしょうか。あと、食肉を含む
家畜の動物に対する尊厳とか、と、ツッコミどころが多すぎます。

運動を受けてフェイクファーで造ったところ、どうもシャンとしなかったそうですね、、やっぱクマでないと、とのこと。

さて、僕は勿論フェィクで作るんですが、アマゾンでそこそこ良い感じのファーを買ったものの、作り方や構造が全然判んない。

ネットで3時間くらい検索したものの、海外を含めて作り方を記したサイトはなかった。ので一カ月ほど放置。

もー!!間に合わん!と再び検索して怒っていると、一枚の写真が!!


IMG_2554.JPG

なんだこれは!!うむむ・・。しかし素晴らしいショット。




時間もないのでこの路線で行く事に。早速挑戦。夜中にやる気が起きたもんだからハンズにも行けないので部屋を物色・・。(夜中に冷蔵庫の残り物で何か一品、に似ている)

ベランダで植木の支柱を発見。あとは料理用のタコ糸。二年前にローストポークを作ったっきりだっけ。

IMG_2768.JPG


まずは基本の枠を作る。頭に針金を巻いて直径を測る。


IMG_2769.JPG

頭に巻きつけて、伸びた長い所を上に持ってきて籠の縦軸にすることにしよう。とはいっても目分量でやってるのでよくわかんない。

この上なく情けない恰好。なんだか蝶々の触角みたいだなぁ、と思った束の間、もっと似ているものが頭をよぎる・・・。

696962402.jpg



泡沫候補・・・・。

「スマイル!」という事で作業続行。

(※この記事が書かれた2012年12月19日は東京都知事選挙の直後でした。)


ひたすら骨組みをタコ糸で縛ってゆく。

軽量化には程遠いけど、夜中で買い出しに行けないから仕方ない。朝になったら制作意欲が失われていたら、そちらの方が問題だし。

この写真のは縦が長過ぎたので後に短縮。

IMG_2770.JPG

いらないキャップのツバを切り取って芯にする。多分、直接裏地を取り付けただけだったら安定しないんじゃないか、という不安から。あと、きっちり固定されていないと激しく踊った時にズレると困る。
(いつ踊るの?)


縫い込んで留めてから、これまた被らなくなったGAPのニットキャップを裏地にする。


IMG_2779.JPG

しっかりまつり縫いで骨組み、芯をニットと固定。

IMG_2780.JPG


次はファー。目分量で切ったものを巻きつけて、先程のニットキャップの所にまつり縫い。もう、まつり縫いばっかり。まつり縫い祭りだねこりゃ。


IMG_2782.JPG

さらに上まで。

IMG_2781.JPG

頂上部を茶巾絞りでギューッとやったら完成。意外とあっさり終わってしまってつまんない。

IMG_2783.JPG

愛地球博の薄気味悪いキャラみたい・・。って、金のボタン留めで顎ストラップ付けたら帽子に見えます。見えるはず。


IMG_2784.JPG



いやいや、被ったらちゃんと上手く見えるだろう。多分ね。

IMG_2550.JPG






で、被ってみた!(37歳 飲食店経営)








IMG_2789.JPG





寝グセみたい・・・・。


いや、しかし素晴らしいフィット感。頭を振りまくっても絶対にズレない。
芯をたっぷり入れたのは正解でした。
あとちょっと毛足を短くしたら雰囲気出るかも。



検索で偶然ここに辿り着いた、儀仗兵の帽子の作り方を探していた方。
籠式の芯多めで決まりだと思います。頑張って下さい!

(そんな人いるのかしら)

来年のハロウィンはこれで出かけよう。

***

お店で最近、糠漬け出しています。写真を撮ってきました。エヘン。

漬物専用に重箱も買ってしまいました。

タッパー、どうも好きじゃないのです。同じものでも素敵な容れ物から取り分けてもらうと美味しく感じるのが人情というもの。

といっても安物のプラ製のウレタン塗装ですけど。冷蔵庫入れるんだから丁度いいよね。

経木を重箱にも銘々皿にも敷いてますので良い香りがしますよ。


IMG_2776.JPG



しばらく続けます。よかったらどーぞ。



おしまい。


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